(※印は訳あり品,、この色は新作です。)
映画(あ〜さ行) 映画(た〜は行) 映画(ま〜わ行) アニメ(あ〜さ行) アニメ(た〜わ行) 新 着
ダークシティ/洋画/評価:★★
(監)アレックス・プロヤス (出)ルーファス・シーウェル、キーファー・サザーランド
「クロウ」のA・プロヤス監督。不条理な闇の世界で、連続殺人の嫌疑をかけられ、警察や謎の集団に追われる記憶喪失の男を描く。「クロウ」同様、独特の世界観を作り出している。ただ、好き嫌いはあるかも。

ダークナイト/洋画/評価:★★★
(監)クリストファー・ノーラン (出)クリスチャン・ベイル、ゲーリー・オールドマン、ヒース・レジャー
「バットマン・ビギンズ」の続編。ジョーカーと名乗る謎の犯罪者の台頭により、街は混乱と狂気に包まれていく。最強の敵を前に、バットマンはあらゆるハイテク技術を駆使しながら、信じるものすべてと戦わざるを得なくなっていく。
 前作に引き続き、非常にダークな雰囲気の中で主人公の葛藤や人間関係に悩む姿を描き、単純明快なハリウッド映画らしくない映画。ジョーカーの語るセリフも哲学的だし、私好みだ。ヒース・レジャーの狂気に満ちたジョーカーの演技は、ちょっと怖くなるほどで見事だ。ラストがちょっとあっさりかな、とも思うが面白い映画だ。 

ダーティハリー/洋画/評価:★★★★★
(監)ドン・シーゲル (出)クリント・イーストウッド
クリント・イーストウッド主演のポリスアクション。ハリーが44マグナムで犯人をなぎ倒すのは、気持ちがいい。この頃は犯人を殺しまくっているとダーティと言われていたのに、今の映画は殺しまくりだもんなぁ。

ターミナル/洋画/評価:★★★★
(監)スティーブン・スピルバーグ (出)トム・ハンクス、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ
アメリカにやってきた外国人が自国のクーデターで、ビザが下りず、アメリカにも自国にも行けず、空港に住みつくはめに。スピルバーグ作品では、久々に暖かみのある作品で、面白かった。ラストはちょっと私好みではないが、笑いあり、涙ありで、誰でも楽しめる作品だと思う。

ターミネーター※/洋画/評価:★★★★
(監)ジェームス・キャメロン (出)アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン
公開当時はさほど興味がわかなかったにもかかわらず、立て続けに3回も見てしまった。高校の講義室で鑑賞会を開いたのが思い起こされる。スケルトンのターミネーターは、今見るとちゃちだが、低予算だから仕方ないか。

ターミネーター2(特別編)/洋画/評価:★★★★★
(監)ジェームス・キャメロン (出)アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン
特に説明はいらないでしょう。とにかく、かっこいい。敵のターミネーター「T1000」などのアイデアやCGはすごい。

ターミネーター3/洋画/評価:★★★
(監)ジョンサン・モストウ (出)アーノルド・シュワルツェネッガー、ニック・スタール、クリスタナ・ローケン
「2」が大好きなだけに、これはあまり作ってほしくなかった。アクション映画としては面白いけど、ストーリーにあまり起伏がないのと、あのラストはちょっと・・・。

タイタニック/洋画/評価:★★
(監)ジェームス・キャメロン (出)レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット
説明するまでもない、悲恋ものの超大作。J・キャメロンがこういう映画を作るとは思わなかった。ちょっと長いよね。3回にに分けて見ちゃったもんなぁ。

ダイ・ハード/洋画/評価:★★★★★
ダイ・ハード2/洋画/評価:★★★★★
ダイ・ハード3/洋画/評価:★★★★
(監)トム・マクティアナン(1、3)、レニー・ハーリン(2) (出)ブルース・ウィリス、サミュエル・L・ジャクソン
たった一人で大勢の悪人と対決するという、今となってはおなじみのパターンのアクション映画の先駆け的な作品。なにも考えずに楽しめる、まさにエンターテインメント作品。監督が違っていても、前作を踏襲しているのは好感が持てる。

ダイハード4.0/洋画/評価:★★★★
(監)レン・ワイズマン (出)ブルース・ウィリス 、 ジャスティン・ロング 、 マギーQ 、 ティモシー・オリファント
人気アクションシリーズ第4弾。デジタルによって制御されている全米の都市機能の壊滅を狙う謎のサイバー・テロ組織が動き出し、システムがテロによって攻撃されようとしていた。アメリカ政府ですら機能不全に陥ってしまう緊急事態のなか、これまで幾度となく危機を救ってきたジョン・マクレーンが、再び事件解決に乗り出す。まぁ、なんと言われようと、大好きなんだよね。こういう映画。この手の映画はいかに楽しめるかが生命線だが、そういった意味ではこの作品も優等生だ。ただ、もうちょっと犯人との直接対決が盛り上がっても良かったかなって感じがする。でも、間違いなく楽しめる作品だね。

タイムライン/洋画/評価:★★
(監)リチャード・ドナー (出)ポール・ウォーカー、フランシス・オコナー、ジェラルド・バトラー
フランスの修道院遺跡で現代の眼鏡レンズと助けを求める手紙が発掘された。それは遺跡発掘チームの教授が600年前から送ったメッセージだった。息子のクリスは、父を助けるため仲間と共に600年前のフランスに向かう。マイケル・クライトン原作のタイムトラベル物。だが、いかんせん使い古されたネタで、この手のテーマの作品を数多く観ている私にとっては何のサプライズも無く、暇つぶし程度にしかならなかった。オッと思ったのはタイムトラベルのきっかけだけ。こういう話を観たことない人なら楽しめるかも。

太陽を盗んだ男/邦画/評価:★★
(監)長谷川和彦 (出)沢田研二、菅原文太、池上季実子
平凡な一教師が自宅で原爆を作り、国家に挑む、沢田研二主演の伝説的な犯罪映画。カーチェイスシーンなどは、ゲリラ的に撮影したそうだ。

タクシードライバー/洋画/評価:★★★
(監)マーティン・スコセッシ (出)ロバート・デ・ニーロ
NYの孤独なタクシー運転手の狂気を描く、スコセッシ&デ・ニーロのコンビのカンヌ映画祭グランプリ受賞作。若き日のジョディ・フォスターが少女売春婦役で出てる。

ダヴィンチ・コード/洋画/評価:★★
(監)ロン・ハワード (出)トム・ハンクス、オドレイ・トトゥ、ジャン・レノ
ルーブル美術館の館長がダヴィンチの有名な絵画と同様の姿で惨殺される。周りには不可解な暗号が残され、その中に名前のあった、ハーバード大学教授ラングドンは殺人の嫌疑をかけられる。しかし、館長の孫娘ソフィに助け出され、事件の真相を探るうちに、キリストの隠された秘密にたどりつく。
 こういったミステリー調で宗教的な謎に迫る作品はとても好きだし、ストーリーもなかなか面白いが、キリストの秘密にまつわる特集はTVでさんざん特集をやっていたので、全く新鮮味がなかった。「マグダラのマリア」とか「シオン修道会」とか、物語の中では謎とされていたことは全部知ってたし、最後の暗号も付録のヒントですぐわかっちゃったし・・・。話題になってるからって、あちこちで特集やるのはいかがなものかと思った。

ダンテズ・ピーク※/洋画/評価:★★★
(監)ロジャー・ドナルドスン (出)ピアース・ブロスナン、リンダ・ハミルトン
火山の噴火から町を守ろうとする科学者と女性町長の、噴火からの脱出劇。不謹慎かもしれないけど火山や地震といった天変地異が大好きなんだよね。

チーム・バチスタの栄光※/邦画/評価:★★★
(監)中村義洋 (原)海堂尊 (出)竹内結子、阿部寛、吉川晃司、井川遥
東城大学医学部付属病院では、心臓移植の代替手術であるバチスタ手術の専門チーム「チーム・バチスタ」を作り、次々に成功を収めていた。ところが三例続けて術中死が発生。しかも次は、海外からのゲリラ少年兵士が患者ということもあり、マスコミの注目を集めている。そこで内部調査の役目を押し付けられたのが、神経内科教室の田口と、厚生労働省の変人役人・白鳥だった。
 医療ミステリーが原作の話題作。私の好きなミステリーの分野でもあるし、「このミステリーがすごい」大賞受賞作なので、ちょっと期待して観た。ミステリー映画としては、謎解きの展開に多少の不満が残る。この手の作品は次々と色んな事実が明らかになりつつ、また新たな謎が現れ、全員が容疑者に思える中で、隙のない理論で犯人を追いつめる展開(いわゆる「クリスティ調」)が一番爽快感がある。(私の個人的嗜好だが。)また、ミステリーでは、探偵役と同じだけの事実を観ている側に提示しつつ犯人がばれないようにし、その証拠を理論的に積み上げて犯人を言いあて、観ている者を納得させなければならない。(エラリー・クイーンがそんなこと言ってた様な気がする。)そういった意味で、この作品は、明らかになる事実があまりなく、鑑賞者への証拠の提示が少なく感じるし、犯人が人を殺す明確な動機がないのはちょっと反則かな。そこそこ面白いけど、ミステリーとしてはちょっと不満足だな。

チャーリーズ・エンジェル/洋画/評価:★★★
(監)McG(マックジー) (出)ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー、キャメロン・ディアス
昔の名作海外TVドラマのリメイク。昔のものよりもアクションやパロディに重点が置かれている。ノリは軽いが誰でも楽しめる娯楽作品。しかし、私は未だにチャーリーが何なのかわかんない。

チャーリーズ・エンジェル フルスロットル/洋画/評価:★★★
(監)McG(マックジー) (出)ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー、キャメロン・ディアス、デミ・ムーア
映画化第2弾。全作よりもアクション、パロディともにパワーアップしている。なかなかテンポがいい。冒頭にB・ウィリスがカメオ出演しているが全然気づかなかった。だって、髪があるんだもん。

茶の味/邦画/評価:★★★
(監)石井克人 (出)佐藤貴広、坂野真弥、浅野忠信、手塚理美、我修院達也、土屋アンナ
心にモヤモヤを持つ片田舎の一家の日常をシュールに描いた、ほんわかとした、「ちびまる子ちゃん」的映画。テーマらしきものが見当たらないので、はじめは退屈したが、結末はなんかいい感じ。もうちょっと時間が短い方が良かったな。

沈黙の戦艦/洋画/評価:★★★★
(監)アンドリュー・デイヴィス (出)スティーブン・セガール、トミー・リー・ジョーンズ
スティーブン・セガールの出世作となったアクション。テロリストに乗っ取られた戦艦のなかでたった一人で敵に立ち向かう炊事係。敵をやっつけるいろんな技が見られるので面白い。

ツイスター※/洋画/評価:★★★★
(監)ヤン・デ・ボン (出)ヘレン・ハント
災害パニックものブームに火をつけた、「スピード」のヤン・デ・ボン監督作。ハリケーンを追いかける科学者が、巨大竜巻に立ち向かう。竜巻って地震なんかと違っていくらでも逃げられるから、わざわざそれに立ち向かう必要なってないんだが・・・。理由付けに苦心の跡が見える。

デイ・アフター・トゥモロー/洋画/評価:★★★
(監)ローランド・エメリッヒ (出)デニス・クエイド、ジェイク・ギレンホール
地球温暖化による氷河期の到来を描くパニック映画。災害パニックものが好きな私にはなかなか面白かった。温暖化が原因で氷河期がくるっていうアイディアはなかなか。ただ、主人公が誰なのかイマイチはっきりしなくて、視点がぼやける感じがする。

デスペラード※/洋画/評価:★★★★
(監)ロバート・ロドリゲス (出)アントニオ・バンデラス
知る人ぞ知る「エル・マリアッチ」というマイナー映画の続編。恋人を殺されたギタリストがギャングへ報復する西部劇テイストあふれる作品。とにかく無茶苦茶なガンアクションがいいし、長髪を振り乱すA・バンデラスがかっこいい。タランティーノがお薦めの一作。

デビルマン/邦画/評価:★
(監)那須博之 (原)永井豪 (出)伊崎央登、伊崎右典
ご存じ永井豪原作コミックの実写版。相当期待していたのだが、アクションもストーリーもCGも中途半端。デビルマンのデザインはかっこいいんだが・・・。

天使と悪魔(BD)/洋画/評価:★★★
(監)ロン・ハワード (出) トム・ハンクス 、 アィエレット・ゾラー 、 ユアン・マクレガー 、 ステラン・スカルスガルド
「ダヴィンチ・コード」の続編。教皇が病死し、次の教皇を選出するコンクラーベが行われようとしているヴァチカンに、400年前に弾圧された秘密結社「イルミナティ」が復讐を開始する。彼らは4人の教皇候補を誘拐。一時間ごとに惨殺すると予告する。さらに街を吹き飛ばすほどの破壊力を持つ反物質を、ローマのどこかに隠したのだった。この恐ろしい計画を阻止するため、ヴァチカンは宗教象徴学者のラングドン教授に助けを求める。
 前作はネタバレが多く、イマイチ楽しめない部分があったが、今作は内容を知らない分、結構楽しめた。

トゥーム・レイダー/洋画/評価:★★★★
(監)サイモン・ウエスト (出)アンジェリーナ・ジョリー
人気ゲームが原作の、強い女性トレジャー・ハンターのアクションもの。アクションシーンがかっこよくて、期待以上だった。アンジェリーナ・ジョリーは胸にパットをいれているそうな・・・。

トゥーム・レイダー2/洋画/評価:★★
(監)ヤン・デ・ボン (出)アンジェリーナ・ジョリー
ゲーム原作の女トレジャーハンター物の第2弾。前作よりも奇抜なアクションシーンが少なく、ストーリーも「現代版インディ・ジョーンズ」といった感じ(1作目もそうだが)で、新鮮味がなかった。

トゥルー・ライズ/洋画/評価:★★★★★
(監)ジェームス・キャメロン (出)アーノルド・シュワルツェネッガー、ジェイニー・リー・カーティス、チャールトン・ヘストン
しがない家庭持ちのビジネスマンが実は凄腕スパイという、まさに私の大好きなパターンの映画。アクションとコメディが随所にちりばめられて、見ていて気分爽快。映画のために本物のハリアーまで飛ばすんだもんなぁ。「ライズ」って「昇る」じゃなくて「嘘」だって知ってた?(日本語にするとわからん。)シュワルツェネッガー主演。

トータル・フィアーズ/洋画/評価:★★★
(監)フィル・アルデン・ロビンソン (出)ベン・アフレック、モーガン・フリーマン
トム・クランシー原作のジャック・ライアンシリーズ第4弾。なかなかおもしろかった。しかし、アメリカの映画はいつもそうだが、核兵器の被害ってあんなもんじゃないだろ。

ドーベルマン※/洋画/評価:★
(監)ヤン・クーネン (出)バンサン・カッセル、モニカ・ベルッチ
ちょっと期待していたのだが、単なる銀行強盗グループと、悪徳警官の抗争を描いているだけで、話になんの奥行きもない。ドーベルマンと呼ばれる強盗とその耳の聞こえない恋人、神父姿の強盗、と設定はいいのだが、普通、こういう設定には何らかの背景をもたせるもんじゃない?何の説明もないんだよね。

閉ざされた森/洋画/評価:★★★★
(監)ジョン・マクティアナン (出)ジョン・トラボルタ、サミュエル・L・ジャクソン
訓練に出たレンジャー部隊が消息を絶ち、数時間後、撃ち合う隊員達が捜索ヘリ発見され、その結果、2人が救出される。事件の真相を解明するため、元レンジャーの刑事が呼ばれ尋問が始まるが、2人の証言は2転3転していく。ラストには大どんでん返しがあり、観る者をアッと言わせるストーリーはなかなか。

ドニー・ダーコ/洋画/評価:★★
(監)リチャード・ケリー (製)ドリュー・バリモア (出)ジェイク・ギレンホール
少年の部屋に飛行機のエンジンが墜落して以来、その少年の前に銀色のウサギが現れる。そして「世界の終わりまで28日6時間42分12秒」と告げる。いろいろなシーンが結末と結びついている、難解な作品。一度観ただけでは意味が分からなかったが、監督のコメンタリー・チャプターを見て、なるほどと思った。

ドミノ/洋画/評価:★★
(監)トニー・スコット (出)キーラ・ナイトレイ、ミッキー・ローク、エドガー・ラミレス、クリストファー・ウォーケン
セレブの地位を捨てて危険な賞金稼ぎの世界に足を踏み入れた、実在の女バウンティーハンターの活躍を描く。とは言え、これはノンフィクションなのか?(たぶん違うだろう。)まぁ、映画としては「あり」なストーリーだが、登場人物の行動にあまり説得力が感じられず、ちょっと浅い。しかも、映像が非常に観ずらい。ドキュメントのミュージックビデオ的なごちゃごちゃした映像が2時間も続いて疲れる。もうちょっと普通の映像で良かったのに。

ドラキュラ/洋画/評価:★★★
(監)フランシス・コッポラ (出)ゲイリー・オールドマン、ウィノナ・ライダー、キアヌ・リーブス、アンソニーホプキンス
巨匠フランシス・コッポラが監督したホラーの古典的名作。ゲイリー・オールドマンのパンクなドラキュラがかっちょいい。出演陣も豪華。

トランスフォーマー/洋画/評価:★★★
(監)マイケル・ベイ (出): シャイア・ラブーフ、 ミーガン・フォックス、 ジョン・ヴォイト
スピルバーグが製作した、日本製変形ロボットアクションアニメの実写版。ストーリーはやはり子供でも観られる内容で、単純なものだが、ロボットの変形や、バトルシーンは大人でもそれなりに楽しめる。この手の映画は、とやかくいうより単純にエンターテインメントとして楽しむべきかな。

トランスポーター/洋画/評価:★★★★
(監)ルイ・レテリエ (出)ジェイスン・ステイサム、スー・チー
リュック・ベッソン制作・脚本のアクション。BMWを駆るプロの運び屋が、配達の途中で依頼品を開けてしまったことから、マフィアに狙われる羽目になる。射撃やカーチェイス、アクションシーンもなかなか奇抜で面白い。

トランスポーター2/洋画/評価:★★★
(監)ルイ・レテリエ (出)ジェイスン・ステイサム
 こだわりを持つプロの運び屋が活躍するアクションムービーの第2弾。今度の舞台はアメリカで、愛車もアウディに変わっている。前作同様、カーアクションと格闘アクションの二つが楽しめて、面白い。アクションも一風変わったものが多く、見る者を飽きさせない。高級車に乗り、パリッとしたスーツを着こなし、腕にはパネライの時計。何が起きても動じず、しかも強い。私の目指すところと一緒だ。だから、この作品好きなのかも。

トランスポーター3/洋画/評価:★★
(監)オリヴィエ・メガトン (脚)リュック・ベッソン (原) ジェイスン・ステイサム 、 ロバート・ネッパー 、 フランソワ・ベルレアン
運び屋のフランクは、ある仕事の依頼を断った“依頼人”に誘拐され、車から20m離れると爆発する特殊なブレスレットを装着させられてしまう。こうして力ずくで仕事を受けさせられたフランクは、仕方なく車に乗り込むが、そこには彼と同じブレスレットをはめられた赤毛の女が乗っていた。
 さすがに3作目ともなると、何か目新しさがないと・・・。アクション映画としては楽しめるが、マンネリ気味。

トリプルX/洋画/評価:★★★
(監)ロブ・コーエン (出)ウィン・ディーゼル
007とは正反対の主人公のスパイ・アクション。エクストリームスポーツによるアクションが満載。なにも考えずに楽しめる。続編が出来そうな予感。

ドリーム・キャッチャー/洋画/評価:★★★
(監)ローレンス・カスダン (出)ダミアン・ルイス、モーガン・フリーマン
S・キング原作のサスペンスホラー。少年の頃、同じ秘密を共有した4人の男が、毎年集まる山小屋で1人の男を助けたことから恐怖に見舞われる。キング曰く、ここ15年の間でもっとも成功した、自分の作品の映画化だとか。

トルク/洋画/評価:★★
(監)ジョセフ・カーン (出)マーティン・ヘンダーソン、アイス・キューブ、モーネイ・マザー
「ワイルド・スピード」のプロデューサーが製作したバイク・アクション。そこそこ楽しめたが、ストーリー的には使い古された感が否めない。何も考えずに観るにはいいかも。

どろろ/邦画/評価:★★★
(監)塩田明彦  (出)妻夫木聡、柴咲コウ
巨匠・手塚治虫原作のアクション時代劇コミックの実写版。体の48か所を魔物に奪われた百鬼丸が、体を取り戻すために男装した泥棒“どろろ”とともに魔物退治の旅に出る。私は原作を見た事がなく、百鬼丸の腕の刀がサイコガンの元ネタになったことぐらいしか知らなかったが、結構楽しめた。ただ、美術設定が純粋な和のテイストではなくちょっと違和感があった。また、魔物退治のシーンは割と簡単にしちゃってる(48体(半分までしか退治してないが)もあるのだから仕方ないけど・・・。)のがちょっとね。私としては。もっとアクションを重厚にカッコよく作って欲しかった。それに、手塚治虫らしさはあまりないような気がするなぁ。

ナイト・ウォッチ/洋画/評価:★★
(監) ティムール・ペクマンペトフ (出)コンスタンチン・ハベンキー、ウラジミール・メニショフ、マリア・ボロシナ
特殊な能力を持つ人間達が、光と闇の種族に分かれお互いを監視し、種族間の抗争を回避していたが、光の種族であるアントンが人間を助けるため闇の種族であるバンパイアを殺してしまい、闇の種族から標的にされる。そんな時、アントンが、「伝説の災いを招く乙女」である女性を見つけたことで、闇の種族との最終戦争の危機に直面する、ロシアで大ヒットしたサイキック・アクション。映像表現はとても斬新で面白いが、3部作の第1部ということもあって、この話だけでは何とも評価しがたい。全体的なストーリーは単純だが、斬新な映像が、逆に細かい設定などをちょっとわかりにくくしている感じがする。

ナイト・オブ・ザ・スカイ/洋画/評価:★★★
(監)ジェラール・ピレス
フランスの戦闘機アクションもの。この映画、はっきり言ってストーリーはどうでいい。簡単に言えば、ある陰謀に巻き込まれ、除隊に追い込まれた空軍パイロットが、復帰を条件に極秘任務を遂行するというよくあるパターン。この映画の見所は、なんと言ってもスカイアクションシーンだろう。実際に、フランス空軍が撮影に協力しており、アクションシーンも実際の戦闘機を使っているので結構な迫力があり、目新しさを感じる。アクション映画好きなら、これを見るだけでも楽しめるんじゃないかな。

ナショナル・トレジャー/洋画/評価:★★★
(監)ジョン・タートルトーブ (出)ニコラス・ケイジ
ジェリー・ブラッカイマー製作の現代版インディ・ジョーンズといった作品。インディ・ジョーンズほど神秘的な部分はなく、かといってリアリティに優れているわけでもないが、こういう映画はそれなりに面白い。

ナショナル・トレジャー2・リンカーン暗殺者の日記/洋画/評価:★★★
(監)ジョン・タートルトーブ (出)ニコラス・ケイジ、ヘレン・ミレン、ハーベイ・カイテル、エド・ハリス、ジョン・ボイド
歴史学者にして冒険家のベン・ゲイツは、「リンカーン大統領暗殺者の子孫」という汚名が着せられてしまう。ベンは祖先の無実を証明するため、天才ハッカーのライリーと再びタッグを組む。そして、破局寸前の恋人アビゲイル・チェイスを口説き落とし、暗号解読の専門家で父親のパトリックの協力を得て、日記に秘められた謎の鍵を入手する。
 この手のトレジャー・ハンティングものは好きだし、そこそこ面白い。しかし、前作の時も思ったのだが、どうも、スケールが小さく感じる。このジャンルには偉大な先駆者がいるからなぁ。どうしても、それと比較してしまう。もうちょっと、世界を股にかけてとか、世界のピンチを救うとか、そういったスケール感が欲しいね。それに、宝探しの動機付けがちょっと弱いよね。文句ばかりだが、決して面白くない訳じゃないので。3作目への伏線が張ってあるみたいなので、どう展開するのかな。

ニキータ/洋画/評価:★★★★
(監)リュック・ベッソン (出)アンヌ・パリロー、ジャン=ユーグ・アングラード、チェッキー・カリョ、ジャンヌ・モロー、ジャン・レノ
殺し屋版の「マイ・フェア・レディ」といった感じの映画。映像がスタイリッシュで良い。主役のA・パリローが、細い腕ででかい拳銃を振り回す様は何ともアンバランスでカッコイイ。

20世紀少年 第1章〜終わりの始まり〜/邦画/評価:★★★
(監)堤幸彦 (原)浦沢直樹 (出)唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子、黒木瞳
ベストセラーSFコミックの映画化第1弾。ロックスターを目指していたが、今は実家のコンビニを継ぎ、失踪した姉の子供を育てているケンヂは、同窓会で会った旧友から、「ともだち」と呼ばれる教祖が率いるカルト教団が、ケンヂが子供時代に作った「よげんの書」とそっくりの怪しい事件を起こしていることを聞く。その後、仲間の1人だったドンキーが殺され、事件の謎を解こうとケンヂは立ち上がる。しかし、「ともだち」によって、テロリストの汚名を着せられてしまう。
 ストーリー全体のプロローグとなる部分の映画化。全体の元々コミックの大ファンであったので、映画化すると決まったときは複雑な心境だった。原作は色々なキャラに焦点を当てて、これでもかというぐらいのエピソードが盛り込まれているが、さすがに全三部作では入りきらない。それにしては良くまとめてあるし、配役もまあまあ。評価はすべて見終わらないと何とも言えないが及第点かな。

20世紀少年 第2章〜最後の希望〜(BD)/邦画/評価:★★★
(監)堤幸彦 (原)浦沢直樹 (出)平愛梨、唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子、黒木瞳
ベストセラーSFコミックの映画化3部作の第2弾。「血の大みそか」以降のストーリーで「カンナ」がメイン。評価についてはまだできないが、一つ言えることは、やっぱ展開が早すぎ。どう考えても、3部作では時間が短すぎるよな。主要キャラ以外のエピソードはほとんど省かれちゃってるもんな。やっぱ、映画より連ドラのほうが向いてるんじゃないかな。

20世紀少年 最終章〜ぼくらの旗〜(BD)/邦画/評価:★★★
(監)堤幸彦 (原)浦沢直樹 (出)平愛梨、唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子、黒木瞳
人気コミックの映画3部作の最終章。なかなか、原作を崩さず作っているし、ラストシーンはホロっとさせられた。頑張って作ったなとは思うが、いかんせんはしょり過ぎ、というか3部作じゃ全然足りん。脇役のエピソードが相当削られているが、原作はそういう部分を丁寧に描くことで話に厚みを持たせている。ハリーポッターよりも巻数が多いのに、3部作では、やはりダイジェスト版みたいだ。映像的にも、もっと重厚感が欲しかったな。

日本沈没(’06)/邦画/評価:★★
(監)樋口真嗣 (原)小松左京 (出)草g剛、柴咲コウ、豊川悦司、及川光博
言わずとしれた日本のSF小説の名作。73年版のリメイク作品。しかし、原作や73年版とはだいぶ違う内容の作品になっている。それはともかく、ディザスタームービー好きの私は、度重なる危機を主人公が乗り越えていく姿を期待していたが、ちょっと違うんだなぁ。主人公の信条の変化や決意がどうも納得できない。(ネタばれになるので詳しくは書かないが。)日本が沈没して行く経過も何か不自然なんだよなぁ。ラストもちょっと・・・。好みの問題だが、こういう映画は王道の展開のほうが好きだな。冒頭はとてもかっこよかったのに。

ネクスト/洋画/評価:★★★★
(監)リー・タマホリ (出)ニコラス・ケイジ、カリー・フェリス、ジュリアン・ムーア
2分先の未来を予知する能力を持つクリスは、その才能を隠しながらラスベガスのクラブでマジックを披露する日々を送っていた。あるとき、テロリストがロサンゼルスに核爆弾を仕掛ける事件が発生。FBIのカリーはクリスの能力を捜査に利用しようとする。断るクリスだが、恋人リズがテロリストに捕らわれてしまい、事件解決に力を貸すことに。
 原作はあのフィリップ・K・ディック。予知能力はよく出てくる話だが、2分先っていうアイデアが結構面白かった。恋人とのくっつき方とかはなんか不自然な感じはするけど、この恋人がいなけりゃ話が進まないので、多少強引なのは仕方ないかな。テロリストとの戦いでの予知能力の使い方に多少の疑問もあるが、まぁ、面白いからいいか。ピーター・フォークがちょろっと出ていたのには驚いた。

バーティカル・リミット/洋画/評価:★★
(監)マーティン・キャンベル (出)クリス・オドネル
雪山のクレバスに閉じこめられた妹を救うため、「死の領域」といわれる標高8000mの山へ救助に向かう兄の姿を描く、山岳レスキュー・アクション。

バーナビー警部(全28巻)※/TVドラマ(洋)/評価:★★★★
(原)キャロライン・グラハム
イギリスでヒットした本格ミステリーのTVシリーズ。暗示や伏線がちりばめられており、ラストまで犯人がわかりにくく見応えがある。現代劇でありながら、昔ながらの慣習や伝統の残る片田舎を舞台にしていることで、名作ミステリー特有の高尚な雰囲気を醸し出している。

パーフェクト・ストーム/洋画/評価:★★
(監)ヴォルフガング・ペーターゼン (出)ジョージ・クルーニー
事実の基づいた、史上最大のハリケーンに巻き込まれた漁師のパニックもの。でも、落ち着いて考えると、状況判断の出来ない、おバカな漁師の話だよなぁ。

パール・ハーバー/洋画/評価:★★
(監)マイケル・ベイ (出)ベン・アフレック、ジョシュ・ハーネット
ゼロ戦の飛行シーンが見たいだけで買ってしまった。戦争映画というよりは、戦時中が舞台の三角関係もの。

パイレーツ・オブ・カリビアン/洋画/評価:★★★★
(監)ゴア・ヴァービンスキー (出)ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ
ディズニーのアトラクションを題材にした、海賊物の冒険活劇。こういった冒険物は好きなんだよね。それにしても、ジョニー・デップはカッコイイ。自分の子供に見せるために相当な力をいれてメイクしたそうだ。

パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト/洋画/評価:★★★
(監)ゴア・ヴァービンスキー (出)ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ
海賊ジャック・スパロウが活躍する、海洋冒険活劇第2弾。13年前、自らの魂と引き替えにブラック・パール号の船長となる契約を悪霊と交わしたため命を狙われるジャック。結婚式を目前に控えたウィルとエリザベスは、3年前に海賊ジャックに加担したことを理由にベケット卿に逮捕され、釈放する代わりにジャックの持つコンパスを要求される。前作がとても良かったので期待して観た。くっついたり離れたりのコミカルなドタバタ劇は、相変わらず楽しかったが、この作品は前後編の前編。なので、評価はここまで。後編を観てからだな。本当の評価は。

パイレーツ・オブ・カリビアン〜ワールド・エンド/洋画/評価:★★★
(監)ゴア・ヴァービンスキー (出)ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ
人気シリーズ3部作の完結編。世界制覇をもくろむ東インド貿易会社のベケット卿は、デイヴィ・ジョーンズの心臓を手に入れ、海賊達を次々と葬っていく。海賊達は9人の“伝説の海賊”を召集し、世界中の海賊達を蜂起させ一大決戦を挑むのだが、鍵を握る9人目の海賊こそ、海に消えたジャック・スパロウだった。裏切りに次ぐ裏切りや、ピンチに次ぐピンチは前2作を上回り内容が盛りだくさんで、見応えはあった。しかし、3作目となるとどうしても飽きが来てしまうので、それを感じさせない工夫が必要だが・・・。これはよくがんばってる方じゃないかな。私は期待していた分、ラストがちょっと物足りない感じがあったけど。

バグダッド・カフェ(完全版)/洋画/評価:★★★★★
(監)パーシー・アドロン (出)ジュヴェッタ・スティール
すさんだ砂漠のカフェに、旅行中に夫と別れたドイツ人女性が現れる。この女性の変わった振る舞いにカフェの女主人はストレスを募らせるが、彼女の存在が周囲の人々の心を和ませ、店を繁盛させていくハート・ウォーム・ストーリー。いい映画とはまさにこういう作品を言うのでは。

裸の銃を持つ男/洋画/評価:★★
(監)デビット・ザッカー (出)レスリー・ニールセン、プリシラ・プレスリー
L・ニールセンのパロディ・ギャグ映画。初めてみたときは腹を抱えて笑った。下品なギャグ満載。

バック・トゥ・ザ・フューチャー1〜3(BD)※/洋画/評価:★★★★★
(監)ロバート・ゼメキス (原)マイケル・J・フォックス、クリスットファー・ロイド
この作品を今更解説する必要は無いだろう。不朽の名作SF。

バットマン・ビギンズ/洋画/評価:★★★★
(監)クリストファー・ノーラン (出)クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、渡辺謙
タイトルどおりバットマンが生まれるまでのエピソードの映画化。これまでのシリーズのように、ふざけた怪人相手のアクションものではなく(1、2作目は割とは好きだけど)、主人公の心の葛藤を中心に描いている。このため渋い雰囲気が出ていて、割と私好みに仕上がっていた。

ハッピー・フライト/邦画/評価:★★
(監)矢口史靖 (出)田辺誠一、時任三郎、綾瀬はるか、吹石一恵、田畑智子、寺島しのぶ、岸部一徳 
副操縦士の鈴木は、機長昇格の最終訓練である乗客を乗せて飛ぶ実地試験でホノルルに向けて飛び立つことになる。彼は試験教官として同乗する威圧感たっぷりの機長の原田を前に緊張感を募らせていた。そんな中、ドジでマイペースなCAの斎藤は夢にまで見た国際線フライトに臨むが、平凡なフライトのはずが非常事態に。
私のお気に入りの「スウィング・ガールズ」を撮った監督ということで、ちょっと期待して観た。そこそこ面白いのだが、キャスト同士の絡みが少なくて、展開もちょっとあっさり。コメディ調パニックムービーなのだが、どちらも中途半端になっているような気がする。どちらかに比重を置いた方が良かったような。 

パニッシャー/洋画/評価:★★
(監)ジョナサン・ヘンズリー (出)トム・ジェーン、ジョン・トラボルタ
最愛の家族をマフィアに殺されたおとり捜査官が、制裁のために一人マフィアに立ち向かうアンチヒーローもの。マーベルコミックでスパイダーマンの敵として登場したが、主役として読み切りのコミックが登場すると大人気となった作品。映画としてはありがちな話で、二番煎じといった感じか。復讐の方法もちょっと地味。

バミューダ・トライアングル(全3巻)※/海外ドラマ/評価:★★★
(監)グレイグ・R・バクスリー
 アメリカのミニTVシリーズ。バミューダ海域で自社の船を次々と失った海運王が、その謎を解くため、記者、海洋学者、気象学者、超能力者の4人に高額の報酬で原因究明を依頼するが、調査のためこの海域に近づいた4人は、次々と不思議な現象に見舞われる。
 「X−MEN」のブライアン・シンガーが製作なのと、こういったテーマが大好きなので結構期待して観たのだが・・・。概ね面白いんだけど、何でこんな結末?って感じ。なんで解決されたのかよくわかんないし、ハッピーエンドなのかアン・ハッピーエンドなのかもよくわかんないんだよね。こういうラストも有りっちゃ有りだが、もっとスッキリさせてほしかったなぁ。

ハリー・ポッターと賢者の石/洋画/評価:★★★★
(監)クリス・コロンバス (出)ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトスン
伝説の魔法使いの少年の活躍を描く、大人気小説の映画化。自分が知るより先に話題になっていたため、ひねくれて暫く見なかったが、原作が大ヒットしてるだけあってさすがに面白かった。

ハリー・ポッターと秘密の部屋/洋画/評価:★★★★
(監)クリス・コロンバス (出)ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトスン
大人気小説の映画化第2弾。内容はみんな知っているから特に説明はナシ。どちらかというと1作目のほうが私好みだったなぁ。でも、まぁ、十分面白いんだけどね。

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人/洋画/評価:★★★★
(監)アルフォンソ・キュアロン (出)ダニエル・ラドクリフ、ゲイリー・オールドマン
「世界一間違いの多い映画」になってしまったが、3作の中では一番好きかも。大人向けな感じだし、私の好きなG・オールドマンも出てるし。

ハリーポッターと炎のゴブレット/洋画/評価:★★★
(監)マイク・ニューウェル (出)ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルパート・グリント
ご存じ大人気ファンタジーの第4弾。今回のは仲間の死や魔王復活など、これまでの作品の中では、最もダークなストーリーだ。それなりに面白いが、主人公達の恋愛にしても、魔王との対決にしても、話の通過点といった感じで中途半端な感じがする。シリーズ物だけに仕方のないところだが、爽快感は得られないな。

ハリーポッターと不死鳥の騎士団/洋画/評価:★★
(監)デヴィッド・イェーツ (出)ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルパート・グリント、ゲイリー・オールドマン
ハリー・ポッターシリーズの第5弾。今回は、ハリー・ポッターとその仲間たちが、復活した邪悪なヴォルデモート卿に立ち向かうため、秘密同盟の“不死鳥の騎士団”を結成し、協力して戦う姿を描く。これまでの映画の中では一番コミカルさが少なく、全体的に非常に暗い。完全に通過点の話で、いきなり始まって途中で終わったといった感じが否めない。正直、この段階ではストーリーに対しての評価はできないな。単体の映画としては、ちょっとね。

ハリー・ポッターと謎のプリンス(BD)/洋画/評価:★★★
(監)デイビッド・イェーツ (出)ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン
シリーズ第6弾。ついに人間界にまで広がり始めた、闇の帝王ヴォルデモートの脅威。ダンブルドア校長は、かつてホグワーツで魔法薬学を教えていたホラスを復職させる。「ホラスだけが知っているヴォルデモートの弱点を聞き出せ」とダンブルドアに命じられたハリー・ポッターは、ホラスに気に入られようと計画的に近づく。
 正直、回を重ねるごとにストーリーが暗くなってきて、楽しさという点においては無きに等しい。逆にこのストーリーの中に恋愛話が盛り込まれている事の方が違和感を感じるな。まぁ、エンディングへ向けての通過点だからいろんな要素が盛り込まれるのはいたしかたないか。

バリスティック/洋画/評価:★★
(監)カオス (出)アントニオ・バンデラス、ルーシー・リュー
国防情報局長官の息子を誘拐した女テロリストを元FBIエージェントが追うが、その裏には巨大な陰謀が。飛び交う銃弾65000発という、うたい文句に惹かれて買ったが、思ったほどじゃなかった。

パルプフィクション/洋画/評価:★★★★★
(監)クエンティン・タランティーノ (出)ジョン・トラボルタ、サミュエル・L・ジャクソン、ユマ・サーマン、ブルース・ウィリス
タランティーノを一躍有名にした、カンヌ映画祭グランプリ作品。おしゃべりな殺し屋コンビ、八百長をしくじってボスに追われるボクサーなどのショートストーリーが交錯しながら時制を崩して展開される。音楽のセンスが私にピッタリ。

ハンコック/洋画/評価:★★★★
(監)ピーター・バーグ (出) ウィル・スミス 、 シャーリーズ・セロン 、 ジェイソン・ベイトマン
超人的な力でロサンゼルスで起こる事件や事故を解決するが、同時に街に大損害を与える男・ハンコック。粗暴な性格も相まって市民にも毛嫌いされていた。そんな彼に命を助けられたPR会社の社員・レイは、イメージ回復作戦に乗り出す。彼を刑務所に入れて罪を償わせた上で、正義のヒーローとして復活させようというのだ。渋々ハンコックは指示に従い刑務所へ。その姿をレイの妻・メアリーは複雑な心境で見ていた。
 思ってたよりも面白かった。嫌わているヒーローのただのサクセスストーリーかと思ったら、全然違っていた。コミカルな中にも、結構、どんでん返しがあったり、大ピンチがあったり、話の展開が大きく変わって飽きなかった。

パンズ・ラビリンス/洋画/評価:★★★
(監)ギレルモ・デル・トロ (出) イバナ・バケロ、ダグ・ジョーンズ、セルジ・ロペス、アリアドナ・ヒル
スペイン内戦を背景に描く哀切のダーク・ファンタジー。再婚した母に連れられ、山中でレジスタンス掃討の指揮をとる冷酷な義父のもとへとやって来た空想好きの少女は、やがて残酷な現実世界から逃避し森の中の不思議な迷宮へと迷い込んでいく。
 何故かこの映画、どこに行っても品切れでなかなか買えなかった。この手の映画は、私のような変わり者しか見ないと思ってたのに。どうしてかと思ったらアカデミー賞受賞作だったんだな。独特の世界観は私の好みだが、ちょっと夢がない感じがするなぁ。現代版「不思議の国のアリス」と言われることが多いが、私は「フランダースの犬」を思い出した。ちょっとネタばれっぽくなってしまうが、あのラストは幸福なのか不幸なのか。私はやはり不幸だと思うな。

バンテージ・ポイント/洋画/評価:★★★★
(監)ピート・トラヴィス (出)デニス・クエイド、マシュー・フォックス、フォレスト・ウィッテカー、シガニー・ウィーバー
シークレットサービスのバーンズは、仲間のテイラーとともに、スペインで開催される首脳会談に出席する米大統領の警護にあたっていた。スペイン到着直後、大群衆を前に広場でテロ撲滅のスピーチを行う大統領が突然何者かに狙撃された。パニック状態に陥った広場の中で、狙撃の瞬間を目撃したのは8人。事件の真相に迫るため、バーンズは8人の異なる視点を追いかける。複雑なストーリーを予想していたが、ちょっと違っていた。前半は同じ時間軸を、8人の視点から描いている。こういうのは、退屈になりがちだけど、割とテンポが良くてそうはならなかった。後半はアクションも豊富で、全体的にメリハリがあって、退屈しない面白い映画だ。私としてはもう少し複雑な方が好きだが、万人向けとしては、このぐらいがベストかな。

ハンテッド※/洋画/評価:★★
(監)ウイリアム・フリードキン (出)トミー・リー・ジョーンズ、ベニチオ・デル・トロ
連続殺人鬼となった元特殊部隊員と、それを捕らえるべく追跡する元教官との死闘を描く。ほとんど銃撃戦がなく、ナイフによる格闘アクションがメイン。人間関係がちょっとわかりにくい。

ヒットマン(BD※)/洋画/評価:★★★★
(監)
闇の組織により、完全無欠の暗殺者に仕立て上げられた「エージェント47」。彼は組織bPの腕前で自らのプライドと金のために世界を股にかけて殺しを重ねていった。そんな中、47にまた一つの指令が来た。標的はロシアの共産主義の復興を目論む、政治家ミハイル。ミハイルの遊説中、いつものように寸分の狂いもなく狙撃する47。しかし、確実に仕留めたはずのミハイルは生きていた。しかも、娼婦ニカに現場を目撃されていた。何者かの密告によりインターポールとFSBから追われることになった47は任務に疑問を抱き、事件の鍵を握るニカに接触する。
 シューティング・ゲームが原作のガンアクションムービー。久々に私好みの面白いアクション映画を見つけたって感じ。アクションは観ていてスカッとするし、この手の映画はバッド・エンドが多いが、終わりも爽快だ。(ちょっとネタばれか?)リピートしちゃいそうな作品。

ヒドゥン/洋画/評価:★★★★
(監)ジャック・ショルダー (出)カイル・マクラクラン
これが今までDVDになっていなかったのが不思議。人間の体を乗っ取る宇宙人の殺人犯と、それを追いかけるFBI捜査官とロス市警の刑事の追跡劇、と話は単純なのだが、フェラーリに乗りヘビメタを聞きながら人を殺していく宇宙人というアイディアが秀逸。演出もスピード感があって良い。88年のアボリアッツ映画祭グランプリ作品。

ファンタスティック4/洋画/評価:★★★
(監)ティム・ストーリー (出) ヨアン・グリフィズ、マイケル・チクリス、ジェシカ・アルバ、クリス・エヴァンス
実験中の事故により宇宙線を浴びて、特殊な能力を得た4人がその能力を生かして正義のために戦う、アメコミが原作のヒーロー物。それなりに面白かったが、4人も主人公がいるため人物紹介的な要素が多く、アクションシーンは思ったより少ない感じがした。悪役もちょっと物足りない。たぶんPart2ができるだろうから、本当の評価はそこからかなぁ。

ファンタスティック4 銀河の危機/洋画/評価:★★
(監)ティム・ストーリー (出)ヨアン・グリフィズ、マイケル・チクリス、ジェシカ・アルバ、クリス・エヴァンス
特殊な能力を得た4人がその能力を生かして正義のために戦う、アメコミが原作のヒーロー物第2弾。今回は、すっかりスターになってしまったメンバーが、それに悩みながら、惑星を滅亡させてしまう宇宙からの敵を倒すために戦う話。まぁ、そこそこは楽しめるが、正直、前作よりは落ちるな。だって、結局、敵を倒したのは、このメンバーじゃないじゃん。ヒーローものとしてはどうなの?って感じ。それに、恋愛と正義の味方の二者択一パターンって、もう使い古されてるし。なんか、全然新鮮さがないんだよね。

フィールド・オブ・ドリームス※/洋画/評価:★★★★
(監)フィル・アルデン・ロビンソン (出)ケビン・コスナー、バート・ランカスター
「それを作れば彼が現れる」という、どこからともなく聞こえる声を信じて、自分の夢のために畑に野球場を作る野球選手を夢見た男の物語。夢を信じることの素晴らしさに感動。

Vフォー・ヴェンデッタ/洋画/評価:★★★★
(監) ジェイムズ・マクティーグ (出)ナタリー・ポートマン、ヒューゴ・ウィーヴィング
独裁国家となった未来のイギリス。戒厳令のある夜、若い女性エヴィーは秘密警察に捕まりそうになるが、仮面で正体を隠したVと名乗る男に救われる。優れた戦略とだましのテクニック、類まれなカリスマ性を持つVは、暴政・圧政に反抗し、市民に革命を火を発火させる。Vの謎に包まれた真実の姿を知ったエヴィーは、同時に自分自身の真実を知り、そして、残虐で腐敗に満ちた社会に自由と正義を取り戻すため、計画に加担していく。最近よくあるテーマだが、有言実行で自信に満ちたVのキャラクターや、華麗な戦術・アクションは、見ていて気持ちが良く、私の好み。しかし、主役のヒューゴ・ウィーヴィングは一回も顔が出なかったが、よくこの役を引き受けたなぁ。

フットルース/洋画/評価:★★★★
(監)ハーバート・ロス (出)ケビン・ベーコン、ジョン・リスゴー
数々のヒット曲を生み出した、ダンス・ミュージカル映画。今見ると、ダンス禁止の町という設定は無理があるが、ダンスや音楽はいい。若き日のケビン・ベーコンの器械体操も見れる。

フライト・プラン/洋画/評価:★★
(監) ロベルト・シュヴェンケ (出)ジョディ・フォスター、ピーター・サースガード
夫を亡くした女性航空機設計士が、娘とともに航空機に搭乗するが、その機内で娘が忽然と姿を消す。しかし、周りの乗客は誰ひとり娘の記憶がなく、搭乗記録さえ残っていなかった。そんな中たった1人で娘を捜し、隠された陰謀を暴くサスペンス。はっきり言って、話に奥行きがなくあっさりしてる。何のサプライズもなく、やっぱりか、って感じのストーリー。退屈しのぎにはなるけどね。

ブラック・ダリア/洋画/評価:★★
(監)ブライアン・デ・パルマ (出)ジョシュ・ハートネット、スカーレット・ヨハンソン、アーロン・エッカート、ヒラリー・スワンク
1940年代のロサンゼルスで、身体を腰で切断されたハリウッド・スターを夢見る女の惨殺死体がみつかった。その女を、人々は、「ブラック・ダリア」と呼んだ。ボクシングでならしたリーとバッキーの二人の刑事は、捜査を進めるうち、一編のポルノ・フィルムの存在、ダリアと瓜二つの大富豪の娘、そして、彼女の一族にまつわるドス黒い秘密に迫り、二人の刑事の運命をも狂わせていく。米で最も有名な死体と言われる、実際に起こった迷宮入りの事件を題材に、「L.Aコンフェデンシャル」のJ・エルロイが独自の解釈で描いたサスペンス・ミステリーをデ・パルマが映像化。ちょっと期待してたのだが、内容はいまひとつ。ラストは驚愕の真実ってほどでもないし、男女関係の比重が多い分、ミステリーとしては中途半端な感じ。かのエラリー・クィーンもミステリーに恋愛は不要だと言っていたではないか。

ブラザーズ・グリム/洋画/評価:★★★
(監)テリー・ギリアム (出) マット・デイモン、ヒース・レジャー、モニカ・ベルッチ
童話作家で有名なグリム兄弟が実は詐欺師で、そのウソが原因で本物の魔物退治をさせられるはめになる、ホラーアクション。正直言ってテリー・ギリアムの映画にはあまりいい印象がなかった。「バンデッドQ」があまりにもわけがわからず、その印象が強かったからだ。しかし、この映画は万人向けに作られていて、なかなか楽しめた。予定調和なエンディングだが、この手の映画では仕方がないところ。ホラーではあるが、誰でも楽しめるエンターテインメント作品だ。

ブラッディ・マロリー/洋画/評価:★
(監)ジュリアン・マニア (出)オリビア・ボナミー
日本のマンガファンである監督が、ジャパニメーションとフレンチSFをミックスさせたホラー・アクション。サイケデリックなケースにひかれて買ったが、ストーリーはアマチュアレベル。

ブルース・ブラザース(ディレクターズカット版)/洋画/評価:★★★★★
(監)ジョン・ランディス (出)ジョン・ベルーシ、ダン・エイクロイド、キャリー・フィッシャー、ジェームス・ブラウン、レイ・チャールズ
元バンドの2人が神の啓示をうけてバンドを復活し、自分たちのいた孤児院の借金を返すため騒動を巻き起こす、どたばたミュージカル。音楽が最高!ビッグなミュージシャンが多数出演。私の最も好きな映画の1本。こんな楽しい映画はないよね。今は亡きジョン・ベルーシがチャーミングでいい。ダン・エイクロイドは容姿が今とずいぶん違うよね。

ブレイブ・ワン/洋画/評価:★★★
(監) ニール・ジョーダン (出) ジョディ・フォスター、テレンス・ハワード
結婚直前に最愛の恋人を殺されたヒロインが、一挺の拳銃を手にしたのを機に、処刑人のように悪人たちを倒しながら葛藤に揺れる姿とその顛末を描く。この手の映画の結末って、だいたい予想がつくんだよね。話自体は割と良かったけど、全体を通して暗い展開で、緊張感はあるけど、なんかホッとする部分がない。あと、アクションシーンもちょっと抑えめの感じなので、私としては物足りなさを感じる。もっとガツガツいくほうがすきなので。私の好みとしてはウソっぽくてもカッコイイ主人公のほうが好きだな。でも、ラストはちょっとスカっとしたな。

ブレードランナー・ファイナルカット版(BD※)/洋画/評価:★★★★★
(監)リドリー・スコット (出)ハリソン・フォード、ルトガー・ハウアー、ショーン・ヤング、ダリル・ハンナ
 後のSF作品に多大な影響を与えた、SF作品の金字塔。フィリップ・K・ディックSF小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」が原作。公開当時、ボロい映画館で観て、その世界観に衝撃を受けた覚えがある。(これは公開当時のバージョンではないが。)私が評価するまでもなく、後の作品への影響へを考えれば、この作品のすごさはわかろうというもの。

プレステージ/洋画/評価:★★
(監)クリストファー・ノーラン (出)ヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ベール、スカーレット・ヨハンソン、デビッド・ボウイ
19世紀末のロンドン。若き奇術師アンジャーとボーデンは、中堅どころの奇術師ミルトンの元で修行をしていた。しかしある日、アンジャーの妻で助手のジュリアが水中脱出に失敗し死亡。事故の原因はボーデンの結んだロープが外れなかったことだった。これを機にアンジャーは復讐鬼へと変貌し、2人は血を流す争いを繰り返すことになる。その後、結婚し幸せな日々を送るボーデンは、新しいマジック「瞬間移動」を披露するのだが・・・。マジックとミステリー、と私の好きな物二つがテーマの作品で、監督も「バットマン・ビギンズ」のC・ノーランなので、ちょっと期待して観たのだが、マジックと復讐の組み合わせが何かしっくりこなかったなぁ。最後の種明かしも、あまり気持ちよくなかったし、途中で想像がついてしまった。とにかくこの手の映画は、最後に爽快感がないとちょっとね。

ベオウルフ〜呪われし勇者/洋画/評価:★★★
(監)ロバート・ゼメキス (出)レイ・ウィンストン、アンソニー・ホプキンス、ジョン・マルコビッチ、アンジェリーナ・ジョリー
古代デンマーク。戦士ベオウルフは、時の王フロースガールの命によって、人々を襲い続ける呪われし巨人グレンデルの討伐に立ち上がる。そして激戦の末、グレンデルを見事に打ち負かすのだった。しかし、平安が訪れたのも束の間、ベオウルフの部下たちが皆殺しにされる。それは、魔性なグレンデルの母による仕業だった。
 監督はあの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のロバート・ゼメキス。CGだらけの映像はちょっとうんざりだが、アクションやストーリー展開はテンポが良くて、あまり飽きさせない。(ただ、年の取り方が早すぎる気がするが。)なんで副題があるのかと思ったら、過去にTVドラマが制作されているからみたいだ。そのストーリーを見てみると、ずいぶん話がカットされているようだ。(ベオウルフの生い立ちとか。)なんか細かい部分がはしょられて、ストーリーに奥行きがない感じがする。(「LOTR」を1本にしちゃったような感覚?)それに、せっかくA・ジョリーが出ているのになんか友情出演的であんまり見せ場がないし。ただ、斬新な映像とアクションを楽しむなら十分かな。

ホステージ/洋画/評価:★★★
(監)フローラン=エミリオ・シリ (出)ブルース・ウィリス
元凄腕交渉人の警察署長が、人質立てこもり事件に遭遇した直後、家族が誘拐され、人質と家族の救出にひとりで立ち向かうサスペンスアクション。アクションシーンはちょっと物足りない気がするが、この監督が「スズメバチ」でみせた極限状態の緊張感は、この作品でも健在。ラストのどんでん返しもなかなか良かったが、この監督の作品ってひとつも笑える箇所がないんだよね。絶えず緊張感バリバリで息つく暇がない。もうちょっと緩急があってもいいんじゃない?

炎のメモリアル/洋画/評価:★★★
(監)ジェイ・ラッセル (出)ホアキン・フェニックス、ジョン・トラボルタ
大火災の現場で危機にさらされた消防士が、炎のなかで過去の出来事を回想する感動作。ほとんどの炎が本物で火災現場のリアリティを出している。ただ、なんとなく結末が読めてしまうので、ひとひねり欲しかった。

ボルケーノ※/洋画/評価:★★★
(監)ミック・ジャクスン (出)トミー・リー・ジョーンズ
突然マグマが噴火した大都市のパニックに立ち向かう危機管理局長の活躍を描く。北海道に住んでると他人事とは思えない。感情移入しちゃうね。

ボ−ン・アイデンティティー/洋画/評価:★★★
(監)ダグ・リーマン (出)マット・デイモン、フランカ・ポテンテ
記憶喪失の男が、実はCIAの特殊工作員、任務に失敗し、なぜか同じCIAにつけねらわれる。どっかで聞いたような話だが、好きなんだよなぁー、こういうシチュエーション。でも、なぜ主人公がつけねらわれるのかはっきりしないし、ラストもちょっとわからない部分があり、説明不足の感が否めない。

ボーン・スプレマシー/洋画/評価:★★★★
(監) ポール・グリーングラス (出) マット・デイモン、フランカ・ポテンテ、ジョーン・アレン
「ボーン・アイデンティティー」の第2弾。はっきりいって、前作のラストが台無しになるようなストーリーは好きではないのだが、これはなかなか面白かった。ただ、スパイ同士の駆け引きや、主人公の葛藤が話のメインで、もっとアクションが欲しかった。

ボーン・アルティメイタム/洋画/評価:★★★★
(監) ポール・グリーングラス (出) マット・デイモン、ジュリア・スタイルズ、デヴィッド・ストラザーン、ジョアン・アレン
記憶を失った元CIAの暗殺者ジェイソン・ボーンが活躍する大ヒット・シリーズの第3作。今作では、ついにボーンが自らの忌まわしい過去が明らかになる。
 たしかに面白い。敵との対決の緊迫感や、次々と起こるピンチとそれを切り抜ける展開は息をつかせない。エンディングも割と爽快感があってなかなか良かった。ただ、明らかになるジェイソン・ボーンの過去はありきたりかなって感じがする。あと、いきなり話が始まるので、きちんと1作目から見るのは必須です。

(※印は訳あり品,、この色は新作です。)
映画(あ〜さ行) 映画(た〜は行) 映画(ま〜わ行) アニメ(あ〜さ行) アニメ(た〜わ行) 新 着

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