(※印は訳あり品,、この色は新作です。)
映画(あ〜さ行) 映画(た〜は行) 映画(ま〜わ行) アニメ(あ〜さ行) アニメ(た〜わ行) 新 着
アイデンティティー/洋画/評価:★★★
(監)ジェイムズ・マンゴールド (出)ジョン・キューザック
嵐のため、偶然モーテルの足止めされた者たちが1人ずつ殺されていく「そして誰もいなくなった」のようなサイコ・サスペンス。結末がわかると「なーんだ」といった感じだが、テンポが良く退屈しなかった。

アイランド/洋画/評価:★★
(監)マイケル・ベイ (出)ユアン・マクレガー、スカーレット・ヨハンソン
人間の補償として作られたクローンが、自らの行く末を知り、管理されたコミュニティから脱出し、追っ手から逃げ回る近未来SFアクション。サイバーパンク物ではありがちな題材だし、たった2人を追いかけるのにあそこまでするか、ふつう。と思うが、まあ、そこは割り切って観れば、ど派手なアクションは面白い。

i,ROBOT/洋画/評価:★★★★
(監)アレックス・ブロヤス (出)ウィル・スミス、ブリジット・モイナハン
人間に危害を加えることが出来ないはずのロボットに、殺人の疑いをかける刑事が、その事件の真実を暴く。日本のコミックやアニメではありふれた題材だが、「クロウ」の監督、A・ブロヤスがどういう味付けをしているのか気になって買った。思っていたより楽しめた。でも手塚治虫なら、ロボットは女性型にしてただろうなぁ。

アヴァロン/邦画/評価:★★
(監)押井 守
押井守監督の実写SFアクション。斬新な映像だが、話が少々難解。邦画だが出演者はポーランドの俳優で、撮影もポーランドで行われた。

あずみ/邦画/評価:★★★
(監)北村龍平 (出)上戸 綾、オダギリジョー
小山ゆう原作の時代劇漫画の映画化。圧倒的な強さの女剣士あずみの活躍を描く。日本映画にしては長い2時間以上の大作。なかなかおもしろいが、個人的には、もっと、動きや決めのポーズのかっこよさにこだわってほしかった。

あずみ2 Death or Love/邦画/評価:★★
(監)金子修介 (出)上戸彩、小栗旬、 石垣佑磨、栗山千明
 人気コミックの映画化第2弾。ガメラシリーズの金子修介が監督で、脚本に川尻善昭が参加しているので期待していたのだが、絶対的に殺陣などのアクションシーンが物足りない。「HERO」や「LOVERS」の、あの剣術シーンを観てしまっては・・・。目新しさが何もないんだよね。

アビス/洋画/評価:★★★
(監)ジェームス・キャメロン (出)エド・ハリス
 深海で座礁した原子力潜水艦を救助するため派遣されたクルー達。だが深海で彼らを待ち受けていたものは・・・。深海版「未知との遭遇」って感じ。

アポロ13(BD)※/洋画/評価:★★★★
(監) ロン・ハワード  (原)トム・ハンクス、ケヴィン・ベーコン 、ゲイリー・シニーズ、エド・ハリス
 ストーリーは今更説明する必要も無いでしょう。まさに「事実は小説より奇なり」を地でいくお話。結末がどうなるか、わかっているにもかかわらず、何回観ても、やはり手に汗握る。

アマデウス(ディレクターズカット版)/洋画/評価:★★★
(監)ミロス・フォアマン (出)F・マーリー・エイブラハム、トム・ハリス
 モーツァルトの死を大胆な推理で描く。トム・ハリスのモーツァルトも魅力的。アカデミー賞8部門受賞

アンジェラ/洋画/評価:★★
(監)リュック・ベッソン (出)ジャメル・ドゥブース、リー・ラスムッセン
 リュック・ベッソンが約6年ぶりに監督を務めたラブストーリー。人生を諦めかけた男が、ある不思議な美女に出会ったことで、愛と人生について再認識していく物語。「ニキータ」、「レオン」に続く3作目というふれ込みだったので、アクション系の作品を想像していたが、全く別物。おとぎ話的ラブストーリーだった。単純な恋愛物は大嫌いな私だが、飽きずに見られたということは、それなりに面白かったのかも?

アンダー・ワールド/洋画/評価:★★
(監)レン・ワイズマン (出)ケイト・ベッキンセール、スコット・スピードマン
 現代に生きるヴァンパイアと狼男の一族の戦いを描くホラーアクション。スタイリッシュな映像に惹かれて買ったが、ヴァンパイアの考証がいいかげんなところが気に入らない。アクションも物足りなかった。

アンダーワールド2/洋画/評価:★★★
(監)レン・ワイズマン (出)ケイト・ベッキンセール、スコット・マービン
 ヴァンパイアの女処刑人セリーンが長老殺しの罪を負い、狼男との混血種マイケルと共に同族の追っ手から逃れる中、狼男の血を得て最強となったマーカス卿がつけ狙う。シリーズ第2弾。しかし、前作同様、吸血鬼や狼男のの考証がいまいち納得できない。ストーリーもちょっとわかりにくい。全作よりはアクションも派手目になって少し良くなった。単純なアクションものとして見れば、そこそこは楽しめる。

イーオン・フラックス/洋画/評価:★★
(監)カリン・クサマ (出)シャーリーズ・セロン
 ウイルスにより人類の98%が死滅した西暦2015年。人類はとある科学者の圧政に怯えながら暮らしていた。反政府組織の戦士イーオン・フラックスは、妹が政府によって殺されたことにより激しい憎悪を募らせ、科学者の暗殺に向かうが、暗殺をためらってしまう。それには、隠された秘密があった。ストーリーは、マトリックス的な近未来もので、あまり新鮮味がないなぁ。可もなく不可もなくって感じだな。

E.T./洋画/評価:★★★★★
(監)スティーブン・スピルバーグ (出)ヘンリー・トーマス、ドリュー・バリモア
 特に説明することもないでしょう。最高。スピルバーグはこの頃が一番いいよね。低予算でも、有名な俳優が出ていなくても、これだけのヒット作が作れるということを証明した作品。劇場で立ち見をしたことが思い出される。劇場ではみんな泣きじゃくっていた。

頭文字(イニシャル)D THE MOVIE/洋画/評価:★★★
(監)アンドリュー・ラウ、アラン・マック (原)しげの秀一 (出)ジェイ・チョウ、鈴木杏、アンソニー・ウォン
 大ヒットのカーレースコミックを「インファナルアフェア」で一躍脚光を浴びた香港映画のスタッフが製作した。実は私は原作を読んだことがないので比較はできないが、カーバトルは一見の価値あり。ほとんどが実際に車を走らせて撮影している。こんなの観たことないなぁ。全て日本ロケでスタントも高橋レーシングなのに、なんで日本で作れないのか、ちょっと悔しい。香港的な演技はちょっと違和感があるが、車好きなら十分楽しめる。

イノセント・ブラッド/洋画/評価:★★
(監)ジョン・ランディス (出)アンヌ・パリロー
「ニキータ」のアンヌ・パリローが主演。自分が吸血鬼にしてしまった悪党を退治する、女吸血鬼と刑事のバンパイア・ホラー・アクション。J・ランディスが監督ということもあって期待したのだがアクションも特撮も中途半端で、低予算映画って感じ。そこそこは面白いんだけど。

医龍(全7巻)※/TVドラマ/評価:★★★★★
(演)久保田哲史 (原)乃木坂太郎 (出)坂口憲二、稲森いずみ、小池徹平、阿部サダヲ、水川あさみ、佐々木蔵之介、岸部一徳
コミック原作の医療ドラマ。戦場帰りの天才心臓外科医の朝田龍太郎がバチスタ手術のため、一癖も二癖もある医師を集め、チームを作り、次々と難手術を成功させていく。いやー面白い。「踊る大捜査線」以来、久しぶりに日本のドラマにハマッた。実際はこんなにうまいこと行くわけねーだろと思いつつも、困難を次々と切り抜けていく姿は見ていて気持ちがいいし、いちいちカッコいいんだよね。泣かせ所はちゃんと押さえてるし、音楽も気分を盛り上げるし。腕は一流だが色々と問題を抱える医師達が、反発しつつも互いの力を信じて困難な局面を乗り越えるうちに信頼を築きあげ、大事な仲間になっていく展開は、「スラムダンク」や「三国志」的な面白さがある。医学考証も割としっかりやって、今までの医療ドラマでは見せなかった部分も描いているんじゃないだろうか。「医龍2」、早くDVDにならないかな。

医龍2(全6巻)※/TVドラマ/評価:★★★★★
(演)水田成英、葉山浩 (原)乃木坂太郎 (出)坂口憲二、内田有紀、小池徹平、阿部サダヲ、水川あさみ、佐々木蔵之介、大塚寧々、岸部一徳
 コミック原作の医療ドラマの第2シーズン。今回は、原作とは違うオリジナルストーリーとなったが、やっぱり面白い。何かにつけて大袈裟で、プロが観たら突っ込みどころ満載だろうが、ドラマはこれぐらい外連味があった方が良い。ストーリー展開は前作と似たような展開だが、登場人物も増えてスケールアップしてるし、こういう展開が観ていて一番気持ちがいい。泣かせどころも、盛り上げどころも毎回きちんと押さえているので、全体のストーリーとは別に、1エピソードは1話完結しており、1話見終わった後の消化不良感がないところもいい。医療ドラマといえば、何かと人間の醜い部分を描いた作品が多いが、やっぱり、こういう「信じる者は救われる」話の方が好きだな。

イーグル・アイ/洋画/評価:★★★
(監)D・J・カルーソー (出)シャイア・ラブーフ、ミシェル・モナハン、ロザリオ・ドーソン
 「私の言うとおりにしなさい。さもないと死ぬことになる」突然かかってきた1本の電話。その瞬間から、コピーショップの店員ジェリーと、法律事務所で事務係として働くシングルマザーのレイチェルの平凡な生活は一変する。アリアという謎の女性に引き合わされたまったく面識のない男と女。彼らの愛するものを奪い、目的も知らせぬまま、次々と指示を伝え秒単位で行動させていくアリアは、二人を戻ることのできない恐怖へと巻き込んでいく。
 次々と起こるピンチの連続は、ハラハラさせられたし、主人公の身に降りかかるあり得ない出来事は、観ていて面白かった。アクション映画としては、なかなかの出来。ただ、あんなに計算どおりに事が起こるのかよ、ってツッこみたくなる。謎の電話の主もひねりがないなぁって感じはある。

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア/洋画/評価:★★★
(監)ニール・ジョーダン (出)トム・クルーズ、ブラット・ピット
現代に生きるバンパイアが、これまでの人生の回想をインタビュアーに語っていく。T・クルーズ、B・ピット、C・スレーター、A・バンデラスと、今考えるとすごい豪華キャスト。話もなかなか。ただ、ラストはB級ホラーっぽいかな。

レイダース・失われたアーク(BD※)/洋画/評価:★★★★
インディージョーンズ・魔宮の伝説(BD※)/洋画/評価:★★★★
インディージョーンズ・最後の聖戦(BD※)/洋画/評価:★★★★★
(監)スティーブン・スピルバーグ (製)ジョージ・ルーカス (出)ハリソン・フォード、ショーン・コネリー
 インディージョーンズシリーズの初期3部作。今更私が評価するまでもなく、面白い。後にも先にも、これらを超える冒険活劇はまだ無いなぁ。

インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国/洋画/評価:★★★★
(監)スティーヴン・スピルバーグ (製)ジョージ・ルーカス (出)ハリソン・フォード、シャイア・ラブーフ、ケイト・ブランシェット
ご存じ「インディ・ジョーンズ」シリーズの19年ぶりの第4弾。旧ソ連が台頭してきた1957年の冷戦時代。考古学者・インディは、ヒーリングのパワーや宇宙の神秘を紐解く力を持つという「クリスタル・スカル」を探し求めていた。言い伝えによれば、アマゾンの伝説の都市から盗み出されたこのクリスタル・スカルを神殿に戻した者は神秘のパワーを手にすることができるというのだ。しかし、インディは伝説を信じるロシア軍の指揮官・スパルコの捕われの身に。
 19年もたって何を今更、という感もあるのだが、やはり、このコンビの作る映画は安心してみられる。まさに、エンターテインメントの王道だね。時代設定が、前三作の大戦時代とは違い、冷戦時代になっているため、微妙に戦争の緊迫感みたいなものが薄れ、話のスケールがちょっと小さくなったような気はするが、2時間以上の上映時間を、全く飽きずに見続けさせられるというのは、やはり面白いからだろう。万人が楽しめる作品だ。

ヴァン・ヘルシング/洋画/評価:★★★
(監)スティーブン・ソマーズ (出)ヒュー・ジャックマン、ケイト・ベッキンセール
現代に生きるバンパイアが、これまでの人生の回想をインタビュアーに語っていく。T・クルーズ、B・ピット、C・スレーター、A・バンデラスと、今考えるとすごい豪華キャスト。話もなかなか。ただ、ラストはB級ホラーっぽいかな。

ヴィレッジ/洋画/評価:★★★
(監)M・ナイト・シャマラン (出)ブライス・ダラス・ハワード、エイドリアン・ブロディ、シガニーウィーバー
時代も国もわからない孤立した村に住む盲目の女性が、恋人の命を救うため、村の掟を破り怪物の住む森に入り町を目指す。シャマランらしく、最後にはアッと驚くどんでん返しが。

ウォッチメン(BD※)/洋画/評価:★★★★
(監) ザック・スナイダー (出)ジャッキー・アール・ヘイリー、パトリック・ウィルソン、ビリー・クラダップ、マリン・アッカーマン
映像化不可能といわれていた同名グラフィック・ノベルを映画化したミステリー超大作。数々の歴史的事件にかかわってきたヒーローが次々と殺されていく裏で、世界を揺るがす壮大な陰謀劇が展開する。
 これが思ったよりも面白かった。ヒーローという子供っぽい主役達のダークな部分と引退後の末路というシリアスさ、ヒーローものの大前提である勧善懲悪を真っ向から否定するストーリーと、その対比が面白かった。映像も斬新で良かった。

ウォンテッド/洋画/評価:★★★
(監)ティムール・ベクマンベトフ (出)ジェームズ・マカヴォイ、アンジェリーナ・ジョリー、モーガン・フリーマン、テレンス・スタンプ
恋人にも捨てられ、人生にうんざりしているウェズリー。そんな彼の前に突如現れた謎の美女フォックスは、ウェズリーの亡き父が秘密の暗殺組織をけん引するすご腕の暗殺者だった事実を彼に知らせる。しかも父亡き今、ウェズリーはその能力を受け継いでおり、組織を継承する立場にあると言う。
 暗殺者としての超能力とか(マトリックスっぽいが)、ストーリーのどんでん返しとか、アイディアはなかなか良いが、主人公の見せ方があまり魅力的に感じなかった。というより、カッコ良さが足りないなぁ。それに、話が急展開すぎるような気がする。主人公の強くなり方とか、どんでん返しとかがあっさりなんだよな。もうちょっと伏線はって、徐々にいけばいいのに。

宇宙戦争(新)/洋画/評価:★★★
(監)スティーブン・スピルバーグ (出)トム・クルーズ、ダコタ・ファニング
H・G・ウェルズ原作のあまりにも有名なSFホラー。’53年版は小学生の時に見て、えらく怖かった覚えがある。(今見たらどうかわかんないけど・・・)しかし、この作品は怖さより残酷さの方が際だっていたような気がする。また、親子の関係を見せることに重点が置かれていて、昔感じた恐怖感を期待していた私にとっては肩すかしを食った感じだ。

有頂天ホテル/邦画/評価:★
(監) 三谷幸喜 (出)役所広二、松たか子、佐藤浩市、香取慎吾
カウントダウンパーティー直前のホテル。愛人に会いに来た富豪、汚職事件でマスコミから逃げてきた悪徳代議士、逃げたアヒル、死にたがる大物演歌歌手、複雑に絡み合うトラブルの嵐。トラブルの収拾につとめていた支配人が、ついには、自分も元妻に偶然出会って嘘をついてしまったことからトラブルに巻き込まれるコメディ。結構期待していたのだが、どうも私のツボにははまらなかった。こういうコメディは、マイナス状態をプラスにして欲しいのだが、この映画はゼロに戻ってめでたしめでたしって感じで、どうも爽快感がなかった。

ウルトラQ(1)/TVドラマ(邦)/評価:★★★
 (監)円谷 一
ウルトラ特撮シリーズの第1弾。小さい頃大好きで、サブタイトルや怪獣の名前など全部覚えていた。

ウルヴァリン:X−MEN ZERO(BD)/洋画/評価:★★★
(監)ギャビン・フッド (原)ヒュー・ジャックマン、リーブ・シュレイバー、ダニー・ヒューストン、ドミニク・モナハン
ウルヴァリンの過去を描く物語。驚異の肉体再生能力と戦闘力を持つ兄ビクターと弟ローガンは、150年以上に渡り共に生きてきたが、ある事件が引き金となり袂を分かつ。ローガンは自らの体に超金属アダマンチウムを移植し、ウルヴァリンとしてビクター打倒を誓う。
 この手の過去を題材にした映画はあまり好きではないのだが、謎だったウルヴァリンの生い立ちが解って、多少スッキリした。
アクションシーンやストーリー展開もなかなか見応えがあって、予想したよりも面白かった。ただ、ラストはちょっと切ないね。

エアフォース・ワン※/洋画/評価:★★★
(監)ウォルフガング・ペーターゼン (出)ハリソン・フォード、ゲイリー・オールドマン
ハイジャックされた米国大統領専用機で、1人戦う大統領の活躍を描く。大統領を救出した時の軍用機からの通信のセリフが好きなんだよね。アメリカンじゃねえと言えねーな。

エアポート’80/洋画/評価:★★★
(監)デビット・ローウェル・リッチ (出)アラン・ドロン、シルヴィア・クリステル、ジョージ・ケネディ
陰謀に巻き込まれ、戦闘機から攻撃を受ける超音速旅客機コンコルドのパイロットの活躍を描く、エアポートシリーズのラスト。一般的な評価は良くないが、子供の頃は好きだった。割とコメディ調なので、シリアスなパニック映画を期待するとがっかりするかも。笑える映画だったので、子供の時好きだったのかも。

A I/洋画/評価:★★
(監)スティーブン・スピルバーグ (出)ハーレイ・ジョエル・オスメント、ジュード・ロウ
S・キューブリック脚本、S・スピルバーグ監督の未来版ピノキオといった感じの作品。あのラストはハッピーエンドなのだろうか。私にはちょっと・・・。

X−FILE・真実を求めて/洋画/評価:★★★
(監) クリス・カーター (出) デイビッド・ドゥカブニー 、 ジリアン・アンダーソン 、 アマンダ・ピート 、 ビリー・コノリー
人気TVシリーズの2度目の映画化。かつてFBIで「Xーファイル」事件を担当していた医学博士スカリーのもとに、FBIが訪ねてきた。彼女しか居場所を知らない元捜査官モルダーに、ある事件への協力を求めてきたのだ。その事件とは女性捜査官・モニカの失踪事件。協力を申し出た超能力を持つ神父・ジョーが透視したところ、雪の中から切断された腕が見つかったのだ。現場復帰を決意したモルダーは事件の捜査に乗り出す。
 TVシリーズはメチャクチャはまって全て観た。6年ぶりの作品ということで非常に楽しみにしていたが、う〜ん。正直言って話の内容が映画向きではない気がする。TVシリーズの1エピソードって感じ。スケール感がないんだよな。ストーリーはXファイルらしくていいんだけど、映画にするなら、もっと壮大な話にして欲しかった。TVの方がスケールのでかい話いっぱいあるもんな。

X−MEN/洋画/評価:★★★★
(監)ブライアン・シンガー (出)ヒュー・ジャックマン、ハル・ベリー
人間から蔑まれた過去を持つ、ミュータントや超能力者達が善と悪に分かれて戦う、アメコミ原作のSFアクション。それほど期待していなかったが、なかなかカッコいいぞ。冒頭、主役を助けに現れる、味方のミュータントの登場シーンは特にかっこいい。

XーMEN 2/洋画/評価:★★★★
(監)ブライアン・シンガー (出)ヒュー・ジャックマン、ハル・ベリー
アメコミ原作のSFアクション第2弾。前作よりも人間関係がよく描かれているが、第3弾を作ることを意識しているのか、話が中途半端な感じはある。しかし、カッコいいアクションシーンは健在だし、超能力の種類は増えてるし、ミスティークは色っぽいし、充分に楽しめる作品だ。

X−MEN ファイナル・デシジョン/洋画/評価:★★★
(監)ブレッド・ラトナー (出)ヒュー・ジャックマン、ハル・ベリー、
アメコミ原作の人気SFアクションの第3作。仲間を次々と失い弱体化するXーMEN。死んだと思われていたジーンも敵に回る。そんな中で、ミュータントを人間にする新薬「キュア」が開発され、それを快く思わないマグニートー達は、ジーンを引き入れ、開発工場であるアルカトラズへの攻撃を開始する。キュアに対して複雑な感情を抱くウルバリン達だが正義を守るために最終決戦に挑む。1、2と非常に好きな作品だったが、今回は監督が変わってしまって心配しながら観た。前作のイメージを守ろうとする姿勢は見えるが、やはり何か物足りない。絵作りに前監督のB・シンガーのような外連味がないんだよなぁ。意識はしているみたいだけど。結末も何かすっきりしないしなぁ。悪くはないんだけどね。なお、一言注意。この映画を観るときは最後まできちんと観ましょう。

エクソシスト(ディレクターズカット版)/洋画/評価:★★★
(監)ウィリアム・フリードキン (出)リンダ・ブレア
A級ホラーの傑作。この頃のホラーは単なるスプラッタではなく、きちんとストーリーがあり、作り込まれている。スパイダーウォークは必見。

S.A.S.英国特殊部隊(全3巻)※/TVドラマ(洋)/評価:★★★
S.A.S.英国特殊部隊2(全2巻)※/TVドラマ(洋)/評価:★★★
(出)ロス・ケンプ、ジェイミー・トレイブン
実在する英国特殊部隊を基にした作品。英国作品だけあって、割と地味目だが、こういった作品は割と好きなので、そこそこ面白かった。元SAS隊員も制作に加わって、リアリズムを出している。しかし、特殊部隊って、ホントに犯人に対してはこんなに容赦ないんだろうか。外国って怖ひ。

エネミーライン※/洋画/評価:★★★
(監)ジョン・ムーア (出)オーウェン・ウィルスン、ジーン・ハックマン
墜落した戦闘機パイロットが、上官らの通信だけを頼りに、敵地からの脱出をはかる戦争アクション。次から次へと現れる敵や罠からから隠れるシーンでの緊張感はなかなか。

エミリー・ローズ/洋画/評価:★★★★★
(監)スコット・デリクソン (出)ローラ・リニー、トム・ウィルキンソン、ジェニファー・カーペンター
実際に起こった、悪魔払い中の少女の死亡事件を元にした作品。こういうとホラーっぽい感じがするが(実際回想シーンはホラー調だが)、ストーリーは、その少女が本当に悪魔憑きだったのか、はたまた精神病だったのかを争う裁判がメインである。自分の信仰を信じれば悪魔は実在することになるが、科学的根拠など何もなく、欧米人にとってはとても難しいテーマだろう。法廷ドラマも、ふしぎ系な話も大好きなので、期待したとおり非常に面白かった。こんなストーリーなのに、ラストはちょっと感動させてくれて、この手の実話としては珍しく後味が良かった。

エル・マリアッチ※ /洋画/評価:★
(監)ロバート・ロドリゲス
知る人ぞ知る「デスペラード」の前作。7000ドルというとんでもない低予算で作られた作品。ギター弾きが殺人犯に間違われてマフィアに追われ、戦いに巻き込まれる。低予算なだけに安っぽい映画だが、ロドリゲス監督らしさが垣間見られる。バンデラスが出てると思ってたら、何だか知らない俳優ばかりだった。

エンド・オブ・デイズ/洋画/評価:★
(監)ピーター・ハイアムズ (出)アーノルド・シュワルツェネッガー
世紀末に悪魔に魅入られた女と、それを救おうとするタフガイの戦い。まさに一時期はやったハルマゲドンもの。今となっては、古すぎ。内容もイマイチ。シュワちゃんが主演なので期待していたのだが。

エントラップメント※/洋画/評価:★★★
 (監)ジョン・アミエル 出)ショーン・コネリー、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ
稀代の大泥棒と女性保険調査員が思いがけず手を組み、美術品強奪をたくらむ一方で、互いに罠を仕掛けあう。S・コネリーは存在感があっていいね。しかし、泥棒の練習が何であんなに色っぽくなるのだろう。

狼たちの午後/洋画/評価:★★
(監)シドニー・ルメット (出)アル・パチーノ
1972年にニューヨークで実際に起こった銀行強盗事件を元に作られた、社会派ドラマ。銀行強盗に失敗した二人の男が、銀行員9人を人質に警察と対峙していく中で、次第に人気がでてくる。主演のアル・パチーノの演技が光る。

オーシャンズ11/洋画/評価:★★★★
(監)スティーブン・ソダーバーグ (出)ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ、アンディ・ガルシア
ラスベガスの巨大カジノの地下金庫から1億5000万ドルを華麗に盗み出す犯罪ドリームチームのサスペンス・アクション。まさにオールスターキャストといった、豪華な俳優陣が出演。あっと言わせるラストも見事。

オーシャンズ12/洋画/評価:★★★★
(監)スティーブン・ソダーバーグ  (出) ジョージ・クルーニー、ブラット・ピッド、マット・デイモン、ジュリア・ロバーツ
「オーシャンズ11」の第2弾。華麗な盗みというよりは、人間関係やかけひきに重点を置いた作り。しかし、これだけの豪華スターキャストは最近ではすっかり珍しくなったなぁ。やっぱりエンターテイメントはこうでないと。

オーシャンズ13/洋画/評価:★★
(監)スティーヴン・ソダーバーグ (出)ジョージ・クルーニー、アル・パチーノ、アンディ・ガルシア、ブラッド・ピット、マット・デイモン
オーシャンズシリーズの第3弾。冷酷無比なカジノ経営者のウィリーは、オーシャンズの一員である富豪ルーベンを裏切り、ホテルを乗っ取った。今日もパートナーにすると約束していた一人の富豪を簡単に裏切った。しかしウィリーは大事なことを見過ごしていた。ショックを受け瀕死の状態で病院のベッドに横たわるルーベンの姿を見て、ダニー率いる“オーシャンズ”に新たは、ウィリーのカジノ“バンク”のグランド・オープンの夜に彼を潰すことに・・・。3作目になるとさすがに新鮮味が薄れる。
結構笑えたし、まぁまぁ楽しめたが、1作目や2作目に比べると、どんでん返しなんかもあまりなく、ちょっと展開が平凡かな。それに、あんだけ詐欺に金かけるなら、その金使った方がいんじゃね?と思うのは私だけだろうか?

オズの魔法使/洋画/評価:★★★
(監)ヴィクター・フレミング  (出) ジュディー・ガーランド
言わずとしれたミュージカル映画の名作。色々なレビューを見てみると割と評価が低く、内容も子供っぽいものだが、半世紀以上も前に作られたことを考えると、それも仕方ない。未だにこの作品が忘れ去られないということは、やはり人々の心に訴えかける何かがあるのだろう。挿入歌の「オーバー・ザ・レインボー」はアカデミー主題歌賞。

お茶の子博士のHORROR THEATER/バラエティ/評価:★★
(監)手塚 眞
知る人ぞしるTV番組「もんもんドラエティ」のミニコーナーで放映されていた、手塚真の短編ホラー。これが見たかった。20年も待った!しかし、今見ると古いね。

踊る大捜査線※/TVドラマ(邦)/評価:★★★★★
 (監)本広克之 (出)織田裕二、いかりや長介、深津絵里、柳葉敏郎、ユースケ・サンタマリア
ご存じ人気テレビドラマ。ほとんどTVドラマを観ない私が、「探偵物語」以来(古っ!)久々にハマった作品。数多くの複線や裏設定が見ていて楽しい。「正しいことをしたかったら偉くなれ」という和久さんのセリフには心打たれた。

踊る大捜査線 THE MOVIE※/邦画/評価:★★★★★
(監)本広克之 (出)織田裕二、いかりや長介、深津絵里、柳葉敏郎、ユースケ・サンタマリア、小泉今日子
人気テレビシリーズの映画化。コメントはTV版を参照のこと。おもしろい。

踊る大捜査線2 THE MOVIE/邦画/評価:★★★
(監)本広克之 (出)織田裕二、いかりや長介、深津絵里、柳葉敏郎、ユースケ・サンタマリア
人気TVシリーズの映画化第2弾。そこそこ面白かったが、TV版や1作目とくらべると、伏線やらどんでん返しが少ない気がした。事件や犯人がもっとインパクトのあるものだったらよかった。

オリエント急行殺人事件/洋画/評価:★★★★★
(監)シドニー・ルメット (原)アガサ・クリスティー (出)アルバート・フィニー、ローレン・バコール、イングリッド・バーグマン、ショーン・コネリー、アンソニー・パーキンス、リチャード・ウィドマーク
やっと出ました!。クリスティの名作ミステリー。これまでいろいろなミステリーが映画化されてきたが、これほど完成度が高く豪華なものは未だに出ていない。アルバート・フィニーのポワロ像も、デビッド・スーシェが登場するまでは、もっとも私の理想に近いものだった。イングリッド・バーグマンもこの作品で新たな演技を開眼し、アカデミー助演女優賞を受賞した。

華氏451/洋画/評価:★★
(監)フランソワ・トリュフォー (出)オスカー・ウェルナー、ジュリー・クリスティ、シリル・キューザック
SFの大家レイ・ブラッドベリが原作の古典SF。本が禁じられた社会で、本の捜索と焼却を任務とする消防士のモンターグは、偶然出会った妻に瓜二つの女性クラリスの影響で本の存在を意識し始め、やがて、活字の持つ魔力の虜となる。だが、彼を待っていたのは、妻リンダの冷酷な裏切りだった。数々の映画に影響を与えた名作だが、いかんせん古すぎる。私が生まれる前の作品だもんな。コミカルでシュールな演出だが、シュールな物って時代を感じさせるからなぁ。

カンフー・ハッスル/洋画/評価:★★★★
(監・出)チャウ・シンチー
「少林サッカー」のチャウ・シンチーが監督をつとめるカンフーアクション。全体の設定がコメディっぽいし笑えるが、ストーリーは割とシリアス。常人離れした技は「ドラゴンボール」や「北斗の拳」のようで楽しい。(なぜ、日本でこの手の映画がないのだろう。漫画は多いのに。)主人公の活躍が少なめなのが残念。

KISS OF THE DORAGON/洋画/評価:★★
(監)クリス・ナオン (出)ジェット・リー
麻薬密売ルートを暴くためにパリにやって来た、中国の捜査官が身体ひとつで立ち向かうカンフー・アクション。個人的には銃をバンバン撃ちまくる方が好みだな。

キル・ビル/洋画/評価:★★★★
(監)クエンティン・タランティーノ (出)ユマ・サーマン、ルーシー・リュー、栗山千明
非常に好き嫌いがあると思うが、わたしは面白かった。内容ははっきりいってどうでもいい。とにかくアクションを楽しむ作品。タランティーノの映画おたくぶりがよく出ている。音楽も私好み。ただ、2部に分けたのはちょっとね。

キル・ビルvol.2/洋画/評価:★★★
(監)クウェンティン・タランティーノ (出)ユマ・サーマン、デビッド・キャラダイン、ダリル・ハンナ
大ヒット作「キル・ビル」の後編。それなりに面白かったが、やはり2作目となると、新鮮味にかける。1作目のようなインパクトのあるキャラもいなかったし。1、2を一本の作品として考えると、後半部分はこんなもんで仕方がないか。「ブレードランナー」の頃のダリル・ハンナ好きだったんだけど、ずいぶん変わったなぁ。

CASSHERN/邦画/評価:★★★
(監)紀里谷和明 (出)伊勢谷友介、麻生久美子、唐沢寿明
宇多田ヒカルの旦那が監督をした往年のアニメヒーロー物の実写版。ストーリー的にはそれほど好きでもなかったし、話題が先行していたのではじめは馬鹿にしていたが、アクションもわりとカッコよく、世界観も独特で、日本人だけのSFアクション作品を作るうえでの指標となる作品ではないだろうか。そういった意味で、ストーリーはあまり好きじゃないけど評価はちょっと甘め。

キャスト・アウェイ/洋画/評価:★★
(監)ロバート・ゼメキス (出)トム・ハンクス
トム・ハンクス主演の現代版ロビンソン・クルーソー。期待していたのだが、無人島での4年間が短すぎる感じがする。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン/洋画/評価:★★★
(監)スティーブン・スピルバーグ (出)レオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクス
実在する大詐欺師がやった詐欺事件を映像化した作品。面白いけど、ちょっと物足りない感じが。最後にどーんとでかい嘘でもあればいいんだが、実話だから仕方ないか。

キャット・ピープル/洋画/評価:★★
(監)ポール・シュレイダー (出)ナスターシャ・キンスキー
人を愛すると豹に変身してしまい、その相手を殺すことで人間に戻れるという宿命を負った女の悲恋。ナスターシャ・キンスキーが魅力的。音楽をD・ボウイが担当。’82年に制作されたリメイク作品。

キューティーハニー※/邦画/評価:★
(監)庵野秀明 (出)佐藤江利子
監督が庵野秀明ということもあって、シリアスで残酷なものを(お色気も)期待していたのだが、ストーリーも単純だし、おふざけばかりでがっかり。アクションシーンでちょっとだけ、らしさが出ていたが、お子様向けだね。

金田一耕助シリーズ/邦画/評価:★★★
 「犬神家の一族」※
 「悪魔の手毬唄」※
 「獄門島」※
 「病院坂の首縊りの家」※
(監)市川昆 (原)横溝正史 (出)石坂浩二
市川昆・石坂浩二のコンビでで大ヒットした金田一耕助シリーズ。石坂浩二ははまり役だよね。「犬神・・」の逆立ち死体は映画史に残る?死体といっても過言ではない。小さい頃よくまねをしたものだ。

クイーン・オブ・ヴァンパイア/洋画/評価:★★
(監)マイケル・ライマー (出)スチュアート・タウンゼント、アリーヤ
100年の眠りから覚めたヴァンパイア・レスタトがロック・シンガーとなり、歌声で邪悪な女王を眠りから呼び覚ましまう。「インタービュー・ウィズ・ヴァンパイア」の続編、とはいうものの前作との関連性はないし、レスタトのキャラクターがはっきりしない。

クライシス・オブ・アメリカ/洋画/評価:★★
(監)ジョナサン・デミ (出)デンゼル・ワシントン、リーブ・シュライバー
戦時中、体内にチップを埋め込まれマインドコントロールをされていた陸軍大尉が、その陰謀を解明しようと、大企業に立ち向かう。いくつもの映画を足したような話で、しかも謎に迫る過程が盛り上がりに欠ける。

クリープショー※/洋画/評価:★★★
(監)ジョージ・A・ロメロ (出)レスリー・ニールセン、ハル・ホルブルック
全編をアメリカのホラーコミック風に、オムニバス形式で映像化した作品。特に1話目「父の日」が非常に怖ひ。S・キングが原作・脚本。出演もしている。

クリスタル殺人事件※/洋画/評価:★★
(監)ガイ・ハミルトン (出)アンジェラ・ランズベリー、ジェラルディン・チャップリン、エリザベス・テイラー
クリスティの名作「鏡は縦にひび割れて」の映画化。ミス・マープルのキャラが原作とちょっと違う(「ジェシカおばさん」だもんなぁ。いかにもアメリカ映画って感じ)のが気にくわないが・・・。キャストは豪華。しかし、もうちょっとましな邦題を付けられないかねぇ。

クリムゾン・タイド/洋画/評価:★★★★★
(監)トニー・スコット (出)デンゼル・ワシントン、ジーン・ハックマン
連絡不通の状態に陥った原子力潜水艦のなかで核兵器の使用を巡る、艦長と副官の対立を描く。「潜水艦物に外れなし(?)」というように、本作も非常におもしろい。潜水艦特有の密室状態が緊迫感をあおるためだろうか。

クローバー・フィールド/洋画/評価:★★
(監)マット・リーブス (出)マイケル・スタール=デヴィッド、マイク・ヴォーゲル、マイク・ヴォーゲル、マイク・ヴォーゲル
ニューヨーク、マンハッタン。ある夜、仕事で管理職への就任が決まり日本へ栄転となったロブを祝うため、アパートの一室で送別パーティーが開かれていた。ところがそのさなか、外で突然爆音が響き渡る。ロブたちが屋上へ出てみると、街の一部で爆発炎上している凄惨な光景が広がっていた。さらに、その惨禍は彼らにも及び、一瞬にして街一帯がパニック状態となる。
 いわゆる「ブレアウィッチ」形式のドキュメンタリー調パニックムービー。CMでみた、自由の女神の頭が飛んでくる映像に惹かれて観てみた。リアルな街並みや、最後まで怪物の正体をを明かさず、チラッとしか姿を見せないで、鳴き声や足音、シルエットで表現して不安感を煽り、緊迫感を醸し出しているところが良かった。が、酔った・・・。この映画のサイトにも書いてあったが、演出上、手ぶれのある映像なので、画面を凝視していたら具合が悪くなって観るのを中断してしまった。特に乗り物に弱くない私でさえこうなのだから、乗り物酔いする人は十分に注意が必要だ。それから、変な小さな怪物は、安っぽくてない方が良かったな。あれで、ちょっとリアリティが薄まってB級モンスター映画みたいになっちゃった。そんな訳でこの評価。

クロウ 飛翔伝説/洋画/評価:★★★★
(監)アレックス・ブロヤス (出)ブランドン・リー
恋人とともに殺されたロック・シンガーが鴉の力で蘇り、自分を殺した者に復讐するアメコミ原作のダーク・ヒーローもの。
 いやー、やっと出たよ。どれだけ待ち望んでいたか。映画としてはちょっと物足りない感じはあるが、この監督の独特の世界観や、道化師の化粧をして長髪を振り乱すブランドン・リーのカッコよさはいいね。しかも、実際に撮影中にリーが事故死したことで、ストーリーとシンクロして、何か不思議な感じがする。

K−20 怪人二十面相伝/邦画/評価:★★
(監)佐藤嗣麻子 (出) 金城武、松たか子、仲村トオル
江戸川乱歩の小説に登場するダークヒーロー、怪人二十面相の真相に迫るアクション・エンターテインメント。サーカスの曲芸師・遠藤平吉(金城武)は、財閥令嬢・葉子(松たか子)と名探偵・明智小五郎(仲村トオル)との結納の儀に潜入して写真を撮ってくる依頼を引き受ける。しかし、それが見つかり、怪人二十面相として指名手配されてしまう。
 子供の頃、江戸川乱歩の大ファンだった私としては、こんなストーリーは認められないなぁ。映画としては、それなりに楽しめる作品だとは思うが、二十面相、明智小五郎、小林少年などのイメージが、ことごとく違う。「二十面相」という、ミステリーの金字塔を題材としているにもかかわらず、謎解き要素が少なすぎるし。最後にどんでん返しがあればいいってもんじゃないと思うんだけどね。

皇帝のいない八月※/邦画/評価:★★★
(監)山本薩夫 (原)小林久三 (出)渡瀬恒彦、山本圭、吉永小百合
ブルートレインを乗っ取り右翼政権樹立を武力クーデターで一気に目指す自衛隊反乱分子と、それを秘密裏に鎮圧させようとする政府の攻防を描くポリティカル・サスペンス。やっと出ました。自衛隊のクーデター物好きなんだよね。あの緊張感がたまらない。しかし、78年と古い作品なので、コンピューターがウルトラマンちっくだったり、特撮がちゃちだったり、リアリティに欠ける部分がある。なんとかリメイクできないかなぁ。そのときは是非とも監督は押井守で。

ゴシカ※/洋画/評価:★★
(監)マシュー・カソビッツ (出)ハル・ベリー、ペネロペ・クルス、ロバート・ダウニーJr
刑務所の心理分析官の女医が不思議な現象に遭遇したあと、記憶にない夫殺しの容疑をかけられ、逆に刑務所に収容され、次々と恐怖が襲いかかるホラーサスペンス。まぁ、そこそこ面白かったのだが、結局犯人は誰なの?

ゴスフォード・パーク/洋画/評価:★★
(監)ロバート・アルトマン (出)マギー・スミス、マイケル・ガンボン
階上で優雅なパーティを行う貴族と、階下で忙しく働く使用人達。その最中に屋敷の主人が殺害される。貴族と使用人の生活を対比させながら、殺人事件の謎が明らかになっていく。さすがにアカデミー脚本賞だけあって、飽きさせないストーリーだが、主人公がイマイチ目立ってないかなぁ。

コラテラル/洋画/評価:★★★
(監)マイケル・マン (出)トム・クルーズ、ジェイミー・フォックス
冷酷な殺し屋と、偶然その殺し屋を乗せてしまったタクシー運転手の壮絶な戦いを描く。トム・クルーズが今までにない演技で、緊迫した二人のやり取りがなかなか。硬質で冷たい感じの色調で描かれ、それが緊迫感を高めている。

コラテラル・ダメージ/洋画/評価:★
(監)アンドリュー・デイヴィス (出)アーノルド・シュワルツェネッガー
全米同時多発テロのため公開延期となった曰く付きの作品。シュワちゃん演じる消防士が、妻子をテロで殺され、そのテロ組織にひとりで立ち向かうアクション。

コン・エアー/洋画/評価:★★★
(監)サイモン・ウエスト (出)ニコラス・ケイジ
凶悪犯罪者を護送する飛行機が占領され、それに一人で立ち向かう、出所間近の元軍人の模範囚との対決。買うつもりはなかったんだけど、「ザ・ロック」のとセット販売だったので・・・。まあ、誰でも楽しめる娯楽作品ではあるね。

コンスタンティン/洋画/評価:★★★
(監)フランシス・ローレンス (出)キアヌ・リーブス、レイチェル・ワイズ
生まれつき天使や悪魔が見える余命幾ばくもない男が、天使と悪魔の均衡を乱そうとするサタンの息子と対決するホラーアクション。こういう聖書的なものを題材にしたハリウッド作品は期待はずれが多いが、これはそこそこ楽しめた。しかし、可もなく不可もなくといった感じで、アッと驚く意外な展開もあまりなく、謎解きもあっさりしていて、もう少し難解な方が私好み。しかし、だからこそ万人向けかも?

コンタクト(特別編)/洋画/評価:★★
(監)ロバート・ゼメキス (出)ジョディ・フォスター
異星人との交流の話。「未知との遭遇」のようで初めはワクワクしていたが、ラストはファンタジー調でものたりなかった。

ザ・インタープリター/洋画/評価:★★★★
(監)シドニー・ポラック (出)ニコール・キッドマン、ショーン・ペン
某国の独裁的指導者を暗殺する計画を聞いてしまった国連通訳が、計画を阻止しようとするサスペンス。さすがに巨匠の監督だけあって作りがうまい。特にバスでのシーン(ネタバレになるので詳しくは書かないが)は、パト2のスクランブルシーン並の緊張感がある。ただ、主人公の設定に物足りなさを感じるのは何故だろう?

サイン/洋画/評価:★★★
(監)M・ナイト・シャマラン (出)メル・ギブソン
ある日突然現れたミステリーサークル。その後次々と起こる奇怪な出来事は、一つの大きな恐怖へとつながっていく。SFホラーというよりホームドラマかな。思っていたより、割とこぢんまりした作品だった。

ザ・シューター〜極大射程〜/洋画/評価:★★★
(監) アントワーン・フークア (出)マーク・ウォールバーグ、マイケル・ペーニャ
“このミステリーがすごい!”の2000年海外部門で第1位に輝いたスティーヴン・ハンターのベストセラー小説を映画化。。元海兵隊の名狙撃手、スワガーの元を退役したジョンソン大佐らが訪ね、大統領暗殺の動きがあるのでその阻止を手伝うよう依頼する。スワガーは大統領の遊説先を狙撃手としての経験を活かして調査し、唯一と思われる狙撃ポイントを発見。演説当日も大佐らとともに、現場の見張りについた。しかし狙撃は阻止できず、スワガー自身も撃たれてしまう。物語は決して新鮮じゃないが、なかなか面白い。ちょっと主役が地味な感じもするが・・・。ラストは必殺仕事人的で、日本人好みじゃないかなぁ。

座頭市/邦画/評価:★★★
(監)北野 武 (出)ビートたけし、浅野忠信、岸部一徳、柄本明
時代劇の名作を、北野武が独特の感性でリメイクした作品。ストーリー的にはさほど凝ったところはないが、殺陣によるアクションシーンはなかなか。欲を言えばCGのレベルがもう少し高ければ良かった。ベネチア映画祭監督賞受賞。

猿の惑星(新)/洋画/評価:★★
(監)ティム・バートン (出)マーク・ウォールバーグ、ティム・ロス
ティム・バートンがリメイクした、元祖「猿の惑星」へのオマージュ的作品。やはり、元祖のあのラストでの衝撃にはかなわないなぁ、と言った感じ。

ザ・ロック/洋画/評価:★★★★
(監)マイケル・ベイ (出)ニコラス・ケイジ、ショーン・コネリー
アルカトラズ刑務所を占拠したテロリストに立ち向かうFBIの化学兵器専門家と元脱獄囚の活躍を描くアクション。とにかくショーン・コネリーがかっこいい。年をとるならああいうふうにとりたいものだ。J・ボンドやってたときよりかっこいいなぁ。

サンタ・サングレ/聖なる血/洋画/評価:★★★
(監)アレハンドロ・ホドロフスキー (出)アクセル・ホドロフスキー、ブランカ・グエッラ
知る人ぞしるカルト映画の名作。本当は「エル・トポ」を買おうと思っていたのだが売り切れだったため、これを買ってしまった。ホドロフスキーが唯一観客のために作ったという作品。主人公の行為は「サイコ」と変わらないのだが、視点を変えるとこれだけ違う作品になるのかと思う。悲劇ではあるのだがラストは感動的。

サンダーバード※/洋画/評価:★★★
(監)ジョナサン・フレイクス (出)ビル・バクストン、ベン・キングスレー
国際救助隊の活躍を描く、あまりにも有名な人形劇の実写版。まだ隊員となっていない五男のアランが主役で、話はちょっと低年齢層向け。でも、そこそこ面白い。テーマ曲のイントロが始まるとゾクゾクしちゃうなぁ。

THE XーFILE 1st SEASON/TVドラマ(洋)/評価:★★★★★
THE XーFILE 2nd SEASON/TVドラマ(洋)/評価:★★★★★
(監)クリス・カーター (出)デビット・ドゥカブニー、ジリアン・アンダーソン
超常現象を解明していくFBI捜査官の活躍を描く大ヒット作。こういうの大好きなんだよね。「ウルトラQ」とか「怪奇大作戦」とか。でも、レンタルビデオ屋では、貸出中ばかりで借りるのにあんなに苦労したのに、私のまわりに見た人がいないのはなんでだろう?

三銃士・四銃士/洋画/評価:★★★
(監) リチャード・レスター (原)アレクサンドル・デュマ (出) マイケル・ヨーク 、オリバー・リード、 リチャード・チェンバレン、クリストファー・リー、フェイ・ダナウェイ、チャールトン・ヘストン
73年に制作された三銃士とその続編の四銃士。三銃士の映画は数々あるが、これが一番だと思う。原作を読んだことはないが、この作品がもっとも忠実に作られているらしい。キャストも豪華。シリアスさとコミカルさのバランスが良く、子供の頃TVで放映されて、はまった覚えがある。(そのときの吹替がとても良かった。)

ジェヴォーダンの獣※/洋画/評価:★★★
(監)クリストフ・ガンズ (出)サミュエル・ルビアン、ヴァンサン・カッセル、モニカ・ベルッチ
中世のフランス、ジェヴォーダン地方で恐れられる獣と、その獣にまつわる陰謀に立ち向かう男の戦いを描く。美しい映像とアクションはなかなか良かった。

シックス・センス/洋画/評価:★★★
(監)M・ナイト・シャマラン (出)ブルース・ウィリス、ハーレイ・ジョエル・オスメント
死者の姿が見えてしまう少年と、心に傷を負った精神科医の交流を描く。ラストの大どんでん返しは賛否両論となった。M・ナイト・シャマラン監督の出世作。

シャイニング/洋画/評価:★★★★
(監)スタンリー・キューブリック (出)ジャック・ニコルソン
キューブリック監督の名作ホラー。びっくりするような怖さではなく心理的な怖さを追求したような映画。原作者のS・キングは気に入らなかったようだが、私は好き。廊下の奥に双子の少女が立つシーンは、アメリカ人に最も怖いと言われている写真の構図が元になっているそうだ。

ジャンパー/洋画/評価:★★★
(監)ダグ・リーマン  (出)ヘイデン・クリステンセン、サミュエル・L・ジャクソン、ダイアン・レイン
「ボーン・アイデンティティー」のダグ・リーマンが監督の超能力アクション。話は単純明快。世界中のどこへでもテレポートできる「ジャンパー」と呼ばれる人種となった高校生と、そんな彼らの抹殺を使命とする謎の組織の攻防を描いている。だが、主人公には大義名分がないし、つけねらう敵も、どんな組織だか背景がわからない。ちょっとしたハラハラ感はあるが、ストーリー性はないようなもんだ。だから、1時間半程度の時間で収まってるんだろうな。逆に言えば、余計な部分は全部省いて、単純に映像描写を楽しめるような作りにしているとも言える。瞬間移動の描写なんかはとても気持ちいいし。肩の力を抜いて観るにはもってこいだと思う。

シュリ/洋画/評価:★★
(監)カン・ジェギュ
南北問題の悲しさを描いてはいるが、全体的にはB級ハリウッド・アクションといった感じ。

処刑人※/洋画/評価:★★★★
(監)トロイ・ダフィ (出)ショーン・パトリック・フラナリー、ノーマン・リーダース、ウィレム・デフォー
神の啓示を受けて、次々と悪人を殺し続ける兄弟と、それに共感するFBI捜査官の姿を描く。捜査官役のウィレム・デフォーがいい味出してる。

SIN−凶気の果て−/洋画/評価:
(監)マイケル・スティーブンス (出)ゲイリー・オールドマン
元刑事・エディの妹がレイプされ殺されかけた。エディに恨みを持つ者の仕業のようだが、正体は掴めない。そんな中、エディはひとり犯人探しを始める。
 ゲイリー・オールドマンが主演ということで買ったのに、完全に敵役で、とても主役の扱いじゃない。ストーリーもアクションなのかサスペンスなのか中途半端。前半は主役(?)のエディの人物像や背景がいまいち説明不足で、感情移入できずイライラする。後半はちょっとはマシだが、あのラストはちょっと。

真・女立喰師列伝※/邦画/評価:★★★
(監)押井守、神谷誠、神山健治、辻本貴則、湯浅弘章 (出)兵藤まこ、ひし美ゆり子、佐伯日菜子、小倉優子、安藤麻吹、水野美紀、藤田陽子
押井守のライフ・ワークである、「立喰師」の女性ばかりを描いたスピン・オフ。5人の監督がそれぞれ感性で、6つショートストーリーを描いたオムニバス映画。ラブストーリー、文芸ドラマ、ブラックコメディ、西部劇、SF等々、さまざまなジャンルが描かれている。
 前作の「立喰師列伝」は、ちょっとシュールすぎて、やっちゃったなって感じだったが、こちらは全く毛色の違う作品が色々観られてちょっとお得感があり、楽しめた。ただ、押井色はその分薄まってるけど。こちらは、割と一般向けなんじゃないかな。

SIN CITY/洋画/評価:★★★
(監・脚)ロバート・ロドリゲス、フランク・ミラー (出)ブルース・ウィリス、ミッキー・ローク、クライブ・オーウェン、ジェシカ・アルバ
自分のルールに従って生きる男3人が、腐敗した権力者から女性を守るため命を賭けて闘いに挑む姿を描く。アメコミの原作の絵柄を再現するため、基本的にはモノトーンの画面で、象徴的な物にのみ色づけしてある。背景などはほとんどCGで、非常に凝った絵作りだ。構成は「パルプ・フィクション」のようなオムニバス形式。ストーリーは単純で、バイオレンスばかりの低俗な感じだが、見ていて退屈しなかった。よくできたB級エンターテイメントといった感じか。

水曜どうでしょう/バラエティ/評価:★★★★★
(出)鈴井貴之、大泉洋
ご存知、大泉洋とミスターどうでしょう鈴井貴之の北海道ローカルの自称旅番組。放送当時、深夜にやっていた(たぶん「サイコロ2」)のを観て大笑いし、以降続けてみるようになった。当時はまだまだ知名度が低く、周りの人に勧めていたが、今やすっかり有名になり、とても感慨深い。自分も学生の頃は行き先を決めずに旅をしたりしていたので、他人事とは思えず、羨ましくさえ思えたものだ。初期の作品はキツイものもあるが、大泉のだまされっぷりや、拉致られっぷりは何度観ても笑える。

SWING GIRLS/邦画/評価:★★★★★
(監)矢口史靖 (出)上野樹里、貫地谷しほり、竹中直人、谷啓
はまってしまった!最高に楽しいぜっ!楽器が全く弾けない素人が、あれだけできるようになったというだけで感動する。苦労とか挫折とか難しいことはあまり描いていないが、だからこそ音楽の楽しさだけが伝わってくる。コンサートのDVDまで買ってしまった。楽しい気分になりたい人におすすめ。

スーパー・ナチュラル 1stシーズン(全12巻)※/海外ドラマ/評価:★★★
(監)デビッド・ナッター、キム・マナーズ、ロバート・シンガー他
ディーンとサムの兄弟は、母が20年前に超常現象によって謎の死を遂げた。それ以来、父は、妻の死を悪魔の仕業と考え、悪魔祓いを生業とするようにり、兄・ディーンはその仕事を手伝うようになる。しかしそれを嫌って弟・サムは弁護士を目指し大学へ通っていた。だが、父が失踪し、それを知ったサムは父の失踪の原因を探るため、兄と共に父の残したメッセージに従って悪魔祓いを始める。こういうテーマは大好きだし、十分に面白い。しかし、この手の話だとついつい「Xーファイル」と比較してしまう。テーマが心霊現象に限られている分、「Xーファイル」と比べると多少物足りない。(バラエティに富んでいる方が好み。)リアリティ感も少々劣る感じがする。個人的に不満な部分をあげてしまったが、全く問題なく楽しめると思う。好きな分野なだけに、評価が少々厳しくなってしまった。ただ、どんだけ続くのか心配。

スーパーマン リターンズ/洋画/評価:★★★
(監)ブライアン・シンガー (出)ブランドン・ルース、ケヴィン・スペイシー、ケイト・ボスワース
元々スーパーマンはあまり興味はなかったのだが、あの「X−MEN」のブライアン・シンガーがパート3を蹴ってまで監督をしたということで買ってしまった。興味がなかったとは言え、あのイントロを聴くと背筋がゾクゾクする。やはり我々世代はあの音楽がDNAに刷り込まれてるのかなぁ?出演陣も前作のイメージを崩していない。特にB・ルースはC・リーブそっくりでビックリ。内容の方は、作りが丁寧な感じがして、さすがにスーパーマンフリークの監督だけはあるなという印象だ。アクションの見せ方はさすがといった感じ。だが、ストーリーはアクションとラブ・ロマンスが半々といった感じで、アクションを期待していた私には少々物足りない感じがした。ちょっと残念。

スカイキャプテン・ワールド・オブ・トゥモロー/洋画/評価:★★
(監)ケリー・コンラン (出)ジュード・ロウ、グゥイネス・パルトロウ、アンジェリーナ・ジョリー
世界の滅亡を企む科学者が放ってくる、ロボットの大群に、戦闘機で一人で立ち向かうヒーローもの。ちょっと、キャシャーンを思い出す。美術設定やロボットのデザインなどはレトロな感じでなかなか良いのだが、あれだけの組織の中にいてなんで一人で戦うのか(途中で援軍があるが)必然性が感じられないんだよな。

SUKIYAKI WESTERN ジャンゴ/邦画/評価:★★★★
(監)三池崇史 (出)伊藤英明、佐藤浩市、伊勢谷友介、桃井かおり、香川照之、石橋貴明
とある山奥の寒村、源氏ギャングと平家ギャングが、村に言い伝えられるお宝をめぐって血なまぐさい抗争を繰り広げていた。そこへ、心に傷を負った流れ者のスゴ腕ガンマンが現れる。彼がどちらの用心棒につくのかそれぞれの思わくがぶつかり合う中、源平の戦いは、さらに激化してゆく。日本人キャストによる英語台詞の和製ウエスタン。ハッキリ言って、ストーリーはウエスタンにはよくある展開でありきたりだ。ラストもちょっと物足りないし、主人公がストーリーにあまり絡んでいない感じがする。この手の映画は、もっとかっこいいシーンを随所に挿入すべきだと思う。しかし、混沌とした世界観にあまり違和感がなかったし、こういった挑戦的な映画を作ったことを評価したい。

スズメバチ/洋画/評価:★★
(監)フローラン=エミリオ・シリ (出)ナディア・ファレス、サミー・ナセリ
偶然手を組むことになった特殊警察・窃盗グループ・警備員とマフィア戦闘部隊の銃撃戦。緊迫感はすごいが、今ひとつ爽快感が足りないような気がする。

スターリングラード/洋画/評価:★★★★★
(監)ジャン=ジャック・アノー (出)ジュード・ロウ、ジョセフ・ファインズ、エド・ハリス
第二次大戦下のソビエト・スターリングラードを舞台に、実在したソ連の英雄的スナイパー・ヴァシリの、スナイパー同士の一騎打ちや、極限状況下での男女の愛を描く、戦争アクション。話を広げすぎず焦点を絞ったことで、ストーリーにのめり込みやすい感じがする。このため、スナイパーの戦いがこんなにも恐ろしいものだということが、ひしひしと伝わってきた。アクション映画としても一級品だが、戦争の悲惨さも十分に描かれており、なかなかの名作ではなかろうか。ラストはちょっと気に入らないが・・・。

ステルス/洋画/評価:★★★
(監)ロブ・コーエン (出)ジョッシュ・ルーカス、ジェシカ・ビール
「ワイルドスピード」のロブ・コーエンが監督の、人工知能を持つステルス戦闘機と、それを追うパイロットのスカイアクション。ドッグファイトなどのアクションシーンは「ワイルドスピード」同様、スピード感のあって気持ちがいい。話も単純には終わらず飽きさせないが、個人的にはラストをもうちょっと・・・。ネタバレになるので具体的には言わないが、攻殻機動隊を見習ってほしいって感じかな。

ストリート・オブ・ファイアー/洋画/評価:★★
(監)ウォルター・ヒル (出)マイケル・パレ、ダイアン・レイン、ウィレム・デフォー
内容的にはコテコテの不良ヒーローミュージック映画といった感じだが、音楽がいい。

スフィア/洋画/評価:★★★
(監)バリー・レビンソン (出)ダスティン・ホフマン、サミュエル・L・ジャクソン
マイケル・クライトン原作。海底から発見された宇宙船の中にあった謎のスフィアを調査する調査隊に次々と信じがたい恐怖が訪れる海洋SFスペクタクル。

スモーキン・エース/洋画/評価:★★★
(監) ジョー・カーナハン (出)ジェレミー・ピヴェン、アンディ・ガルシア、ベン・アフレック、レイ・リオッタ
ラスベガスの舞台に立つマジシャン・エースは、マフィア家業に手を染め、その首に100万ドルの賞金が賭けらる。その賞金目当てにヒットマンたちが集結!賞金を手に入れるため、FBIをも巻き込み、クレイジーな殺し合いが始まる。最後に勝つのは誰か?。ガンアクションもあり、タランティーノ的な、先の読めない展開やどんでん返しもあり、なかなか面白い。しかし、有名どころの俳優は早々にいなくなっちゃうし、序盤は誰が主役かわからず、誰を中心に見ていけばいいのかちょっと迷う。

スリーピー・ホロウ/洋画/評価:★★★
(監)ティム・バートン (出)ジョニー・デップ
18世紀の田舎町に現れた首なし騎士が、村人の首を次々と切り落としていく事件を捜査する、NYの警官の話。ティム・バートンが監督のゴシック・ホラー。美術が素晴らしく、ジョニー・デップもかっこいい。

S.W.A.T/洋画/評価:★★
(監)クラーク・ジョンソン (出)コリン・ファレル、サミュエル・L・ジャクソン
逮捕されたマフィアのボスを逃がそうと、次から次へと襲ってくる悪者を阻止するSWATの活躍を描く。「次から次へ」なってふれ込みだったのに、襲ってきたのは2組ぐらいだったので、ちょっとがっかり。

007・カジノロワイヤル(BD※)/洋画/評価:★★★★
(監) マーティン・キャンベル (出)ダニエル・クレイグ、エバ・グリーン、マッツ・ミケルセン、ジェフリー・ライト、ジャンカルロ・ジャンニーニ
イアン・フレミングによる最初の原作を元にジェームズ・ボンドが007になるまでを描くシリーズ第21作。「ダブル・オー」に昇格したボンドは、最初のミッションとして国際テロ組織のネットワークを絶つ任務を課される。テロ組織の資金源であるル・シッフルと接触を命じられ、モンテネグロのカジノで高額の掛け金のポーカー対決を開始する。
 これまでの007シリーズとは全く趣が違う。まさにハード・ボイルドだ。そのうえ肉体的なアクションも、チェイスシーンも、これでもかというくらい盛り込まれている。ジェームスボンドも、これまでに比べて随分人間くさく描かれている。この作品で、007は一旦リセットされたって感じだな。なかなか良いですな。

007・慰めの報酬l(BD※)/洋画/評価:★★★★
(監)マーク・フォースター (出)ダニエル・クレイグ、オルガ・キュリレンコ、マチュー・アマルリック、ジャンカルロ・ジャンニーニ
007シリーズ第22作。恋人ベスパーを失ったジェームズ・ボンドが復讐と任務の狭間で苦悩する姿を描く。ベスパーの死の真相を探るためハイチに飛んだボンドは、奇しくも知り合った美女カミーユを通じ、ベスパーを死に追いやった謎の組織の幹部グリーンに接近する。
 前作からの続編。こういうパターンは初めて。前作同様のアクションとハード・ボイルドなストーリーで、監督は変わっているが雰囲気を崩していない。前作に比べると、時間が短く内容的に薄く感じたが、続き物と考えればこれくらいが適当なのかも。

ソードフィッシュ/洋画/評価:★★★
(監)ドミニク・セナ (出)ジョン・トラボルタ、ヒュー・ジャックマン、ハル・ベリー
No.1ハッカーが、ネット上に隠されている政府の巨額資金を強奪するため、それを持ちかけてきた男と命の駆け引きを展開する。やっぱ、トラボルタは悪役がいいよね。

ゾディアック/洋画/評価:★★★
(監)デヴィッド・フィンチャー (出)ジェイク・ギレンホール、マーク・ラファロ、ロバート・ダウニー・Jr
アメリカ犯罪史上最も危うい連続殺人鬼と言われる“ゾディアック・キラー”を題材にした作品。ゾディアックに関わり、人生を狂わされた4人の男たちの姿を描く。実際の事件を題材にした「ブラック・ダリア」が今ひとつだったので、どうかと思ったが、150分という長い映画にもかかわらず時間を感じさせず、なかなか面白かった。ただ、この手の映画は、事実以上の結末にはならないので、そこが難点かな。

ソラリス/洋画/評価:★★
(監)スティーブン・ソダーバーグ (出)ジョージ・クルーニー
SFの古典的名作「惑星ソラリス」のリメイク。主演のG・クルーニーが惚れ込んで作品の版権を買ったとか。評論家やファンの間では不評だったが、まあ、入門編としてはいいかもね。

(※印は訳あり品,、この色は新作です。)
映画(あ〜さ行) 映画(た〜は行) 映画(ま〜わ行) アニメ(あ〜さ行) アニメ(た〜わ行) 新 着

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