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 今年も昨年に引き続き天候は最悪。大雪で雪代が収まるのが2週間位ずれ込んだあげく、ゲリラ豪雨の多発で川の状況が全く読めず、週末しか行けない者にとっては非常に厳しいシーズンだった。しかも、ロッドを3回も折り、ダブルハンドは継ぎ目が抜けなくなる始末。しかも、新車のフロントガラスに飛び石で穴ぼこが出来てしまった。被害甚大な一年であった。とほほ。
 しかし不思議なもので、こんな状況にもかかわらず、今年は、これまで言っていた目標を全て達成してしまった。50オーバーを釣る、イトウを釣る、ついでに今年の目標、オショロコマを釣るの3つ。でも、前の2つは65pのイトウを釣ったことで達成したので、なんだかビミョー。めちゃくちゃ嬉しかったけど、イトウとしては威張れるサイズじゃないからね。やはり、50オーバーはニジマスやブラウン、イトウは80オーバー位のを釣らないとね。
 というわけで、来年も引き続き50オーバーを目指すぞい!

 2013年12月29日(日)/12:30〜16:00/静内川/一時時々/水温5℃/釣果:なし
 今シーズンは終了したつもりだったのだが・・・。年末年始の休みが長過ぎるので、思わず来てしまった。ホントにホントのシーズンラスト釣行。しかも泊まり。身体が、特に肩が痛かったので、1ヶ月身体を休めてはみたものの、何も変わらんので、もうヤメだ。
 前日は台風並みの風雪が吹いた場所がチラホラ。今日もまだ風が残ってるみたいだが、とりあえず晴れているので何とかなるでしょ。札幌は高速も凍結路面だったが、太平洋側まで来ると、ほとんど雪がない。あ、目的地は静内川です。ホントは6時頃起きて、早めに出ようと思っていたのだが、あまり早くても状況が良くないかと思い、9時ちょっと前に出発した。静内のイオンで昼飯のパンを買って、川沿いで昼食。12時半頃からスタート。場所は田原堰堤のチョイ下流(写真1)。今日は来シーズン用に買ったウェーダーとレインジャケットとリールの筆下ろしになってしまった。リール?実は、また買ってしまった。ラムソンのグル4。昨日届いたばっか。話が反れたが、とにかく、新品のウェアで河原に降り立つ。
 水温を測ってみると5℃。ビミョー・・・。だが、早速釣り始める。タックルはちょっとオーバースペックだが、#10のダブルハンド。スイッチ用のラインが切れてしまって、まだ補充してないのさ。冬のセオリーなので、深場の緩流帯を狙って、キャストを繰り返す。しかし、強風と時折降る雪(写真2)、しかも氷点下の気温でガイドが凍り付き、氷を剥がしながらのキャスティング。手が冷たい。3時間ちょい粘ってみたのだが、全く反応なし。やはり、ここ数日の天候が悪すぎたのだろうか?水温が低下したかなぁ?2、3日穏やかな天気が続いた後でないと厳しそうな気がするな。まぁ、夏場に来てもあんま釣れてないんだけどね。
 せっかく長い休みなので、本日は新冠「レ・コードの湯」に一泊。食事はすき焼き〜・・・だと思っていたら、和食懐石だった。ガッカリ。魚苦手なのに・・・。



 2013年12月30日(月)/10:00〜12:00/新冠川/時々/水温3℃/釣果:なし
 翌日。相変わらず風が強いが、昨日よりは少し気温が高いようだ。今日は釣りをしようと思っていたわけではないのだが、せっかくなので近くの新冠川でちょこっと竿を出してみることにする。場所は明和橋の下流(写真1)。前回、秋に来たときには鮭だかカラフトだかの集団を見かけた場所だ。なので、アメマスあたりが付いていないかと思ったが、あっさり期待外れ。まったく魚っ気がない。やはり、この場所は全体的に浅すぎるなぁ。水温も3℃。こりゃだめだ。深場がないか、暫く釣り下って探したが、全般的に浅すぎるな。これなら、上流の堰堤の方が良かったかも。さらに釣り下っていると、なにやら魚が沈んでいる(写真2)。この2日間で初めて魚の姿を見た。死骸だけど・・・。しかし、なんじゃこりゃ。どう見ても海の魚である。スケソウか?河口から10q以上も上流なのに、なんで?鳥が漁船のおこぼれを持ってきて落としたのかな?
 もう、お昼なので上がることにする。ほんとに今シーズンの釣りはこれで終了。魚は釣れなかったが、こんな冬でもロッドを振れたので少し満足。何もしないよりはずっといいな。これは、来シーズンは早くなりそうだな。
 さて、今回の旅行の本当の目的である「いずみ食堂」へレッツら・ゴー!早めの年越しそばだー。 



 2013年11月23日(土)/13:00〜14:30/千歳川/時々/水温8℃/釣果:なし
 今日も釣りはできそうな天気なので、近くの千歳川へ。しかし、朝はさすがに寒いので、午後からの釣行にする。お昼に千歳の喜亭でラーメンを食ってから釣りをスタートする。最初に入ったのは前回釣ったあの場所。前回と同じスイッチでフローティングのシューティングラインにタイプWのシンクティップで始める。何となく釣れそうな気はしたのだが、小一時間ほど粘って反応なし。場所替えすることにして、少し上流で釣り始める。しかし、開始早々ラインが木に引っかかってしまった。いくら引っ張っても全く外れず、頭にきて思いっきり引っ張ったら、シンクティップラインが切れてしまった。あちゃー。だめだこりゃ。これより重いラインは無いんだよね。千歳のこの時期、これより軽いラインじゃ太刀打ちできない。というわけで早々に終了。
 予定外に早く終わってしまったので、恵庭で日帰り温泉に入って一休み。道の駅に寄ってから、人気釜飯店いちえで季節限定のまつたけ釜飯(2,000円也)を食って、家に帰る。何しに来たんだっけか?
 定例の釣行は今回で終了かな?来週末は東京出張で土曜日の釣りは厳しいし、何よりもう右肩の痛みが抜けなくて・・・。治る前に、また釣りで酷使してしまうので、まったく治らん。少し休めないとダメかなー。

 2013年11月16日(土)/8:00〜11:00/支笏湖//水温8℃/釣果:なし
 まだ11月中旬だというのに、もうすっかり冬の気温である。しかし、今日の天気は快晴。これは、支笏湖いいんじゃないだろか?先週、イトウを釣り上げたからか、なんとなく釣れそうな自信が満々である。もう朝早い時間は氷点下なので、ちょっと遅めのスタート。こんな時期なら空いてるかなと思って、美笛のキャンプ場に入ろうと思ったら、通行止めになっている。長い事支笏湖通いしていたが、11月中旬で通行止めになるとは知らなかった。仕方なくゲート近くの歩道に車を停め、しばらく歩いて湖岸に入る。こんな時期とはいえ、良い天気なのに誰もいない。ラッキー。
 先週、イトウを釣ったときと同じシステムで釣りを開始する。うーん。晴れているとはいえ、放射冷却で水たまりは氷が張っている。手袋はしているが、手が冷たい。とはいえ、GWよりは生命反応は感じられる。ベイトも少し泳いでいるし、ライズもちょっとだけ見られる。だが、やはり甘くはない。まーったく、ウンともスンとも言わない。支笏湖とはあまり相性がよくないからな。3時間ほどやったが反応もなく、手が悴んで限界だったので終了とする。
 先週でシーズン終了しておけば、かっこよく終われたんだろうけど、そういう問題ではないのよねー。行きたいんだもの。しかし、そろそろ身体に限界が来ている。どうしたもんだろ? 



 2013年11月8日(金)/8:30〜16:30/朱鞠内湖/のち/水温8.5℃/釣果:イトウ
 もうシーズンも終盤。この時期釣れる魚は何だ?やっぱイトウかな?という安直な理由でイトウ狙いに行くことにする。これまでは、あえてイトウ釣りには手を出さなかった。何故なら、子供の頃「釣キチ三平」のイトウ釣りの話を見てから、これが最終目標と決めていたので、まだまだ自分はそのレベルに達していないという思いがあったから。でも、そんなこと言ってたら一生できないかもしれないし・・・。
 そんな訳で、11月中に週末休みを取ってなんて考えていたのだが、今年は何やら金曜日に、会議やら出張やらが入っていて、この日しか空いていない。急遽、休みを取って行くことにした。前回、準備と言っていたのはイトウ用のフライを巻くことだったのだ。とりあえず8本のみ用意した。さて、どこに行くかだが、最初は天塩川下流域と思っていたのだが、天気予報では、道北は今日から急激に気温が下がり、しかも雪が降るとのこと。そこで、予報で唯一晴れていた釧路川に行こうかと思っていたのだが、よくよく予報を見ると台風並みの風が吹くらしい。これじゃ、釣りにならん。ということで、前日の夜、急遽、朱鞠内湖に行くことにした。まだ、雪の方が釣りになるからね。身体にはキツイけど・・・。
 早朝5時に出発。9時くらいに着けばいいやと思っていたら、8時前には到着してしまった。案外近いのね。距離的には渚滑と変わらないのか。時折、雨がパラついていたが、とりあえず、まだ雪は降っていない。たまに日射しもある。しかし、気温は3℃。さぶー。さて、どこで釣ったらいいものか?少し見て回ったが、初めてだし、やはり基本の前浜から始めることにする。あえて渡船はオーダーしなかった。ポイントに行くまでも、出来るだけ自分の力で何とかしたいのでね。さすがにこの時期の平日、この天気では人も少ないし、この場所でもいいでしょ。
 ざっと見渡して気になったのは兎島の正面。小さなワンドの両端が張り出して岬状になっている。まずは左側の岬(写真1)に入って釣り開始。レギュレーションが決まっているので、それに合わせドロッパーでフライ2本、かえしを潰してバーブレスにした。システムはスカジットラインで、ティップからシンキング、インター、フローティングでリーダー0X、ティペット1Xとなっている。はたしてこのシステムで良いのか、全く予備知識がないので手探り状態である。久々のダブルなので、練習がてらキャスティング。湖は結構濁りがあり、あまり生命感がない。うーん。今日の状態がどうなのかもさっぱり判らん。1時間半ほどやってみたが、ちょっとキャストしづらいので、今度は岬の右側(写真2)に入る。こっちの方がいいかも。ワンドの中央部からの延長線上(写真2の真ん中)が、なんか水面がざわついていて、とても気になる。運良く追い風なので、スペイやロールキャストで何度も狙うがなかなか届かない。下手なんでね。もう面倒くさくなって、オーバーヘッドへ切り替え。何度もキャストし、ようやく狙いの場所に届いた。これは大事に行こう。魚は底に張り付いてそうな気がしたので、120までカウントし、魚の活性が低そうに感じたので、長いストロークでスローにリトリーブする。すると、突然だった。いきなりロッドがドン、ドンと引き込まれた。反射的にアワセを入れると、さらにゴンゴンと激しく引き込まれる。なんか来たっ!この引き、雨鱒か?私には未知の重さだ。雨鱒なら大物だぞ。ラインをリールに回収しリールファイト。ドラグがジリジリ出される。なんとか近くまで寄せると魚が浮いてきた。ん?・・・い、イトウじゃあないか!途端に心臓がバクバクである。バーブレスだし、外れないでくれー。取り込みしやすそうな岸まで誘導し、ネットを取り出しすくい上げようとしたら、ネットが小さい。魚が暴れてネットから飛び出していった。ぎゃー!ヤバイヤバイ。外れなくて良かった。再度、慎重に魚を寄せ、魚体がはみ出しながらもネットでキャッチ!やったー!やってしまった!初挑戦にして釣っちゃったよ、オレ。我ながら、初場所での強さは神がかってるなー。計測してみると65p(写真3&4)。イトウとしては中学生レベルだけど、目標の50オーバーも達成しちゃったよ(ちょっとずるいかな。)。それにしても口がデカイ。拳が入りそう。噛まれそうで、フライをはずすのを躊躇してしまった。#8フックのフライを丸呑みである。ネズミを食うってのも頷けるなぁ。なんか、もう、満足ですわ。写真をバシャバシャ撮り、ちょうど昼も近かったので午前の部はこれで終了。 
















 昼はパンで済まそうと思ってコンビニで調達していたのだが、目的を果たしちゃったので、のんびり「レークハウスしゅまりない」でオムハヤシを食す。置いてあったパンフレットには「ここでは、イトウは幻じゃない」って書いてある。ホントだったな。飯を食い終わりキャンプ場の駐車場でシエスタ。気が付くと、いつの間にやら天候が大変なことに(写真5)。治まるのをまって、13時半頃に午後の部開始。今度はキャンプ場周辺でやってみる。しかし、断続的に降る雪と風で寒くて寒くて。トイレにも行きたくなったので、この場所を諦め、風裏である午前中の場所に引き返す。気温は氷点下近いだろう。もう、降った雪が積もり始めている(写真6)。16時半にはもう真っ暗になるので、あと僅かしかない。しかし、ここに来て何やら湖面に生命感が。小魚のライズがちらほら。風も弱まって釣りやすくなってきた。何回かキャストしていると、何かおかしい。あら、フライがない。なんでー?これにて日没サスペンデッド。レギュレーションだしね。
 しかし、今年は全般的に良くなかったのに、最後の最後で記念すべき年になったなぁ。イトウ釣ったら釣りやめるって言ってたんだけど、やめられまへんなぁ、三平並みの2mオーバー釣るまでは。
 帰り道は本格的に雪が降り出し、前が見えないほど。温度計も0℃だ。ギリギリだったなぁ。すっかり冷え切った身体を温めるために、剣淵の「駅前旅館」でラーメン&カレーセットを食し、剣淵温泉でひとっ風呂浴びて一泊。久々に熟睡できましたわ。

 2013年11月3日(土)/8:00〜11:30/尻別川/のち/水温5℃/釣果:虹鱒×2,岩魚×1
 3連休の初日。今週もちょこちょこ雨が降っていたが、それほどの量は降っていない。尻別も復活しているだろうということで、先週のリベンジ。先週は開始時間を遅くしすぎて失敗したので、ちょっと早めに出発。のつもりが寝坊して1時間遅れ。まぁ、それでも先週よりは随分早く6時頃出発した。
 道中、中山峠は気温5℃くらい。思っていたよりは暖かい。こりゃいいやと思ったのだが、峠を下りてからの方が気温が低く、現地の温度は1℃。しかも、水たまりに氷が張っているではないか。天気は良いが(写真1)さぶー。先週と同じ場所に車を停め、完全冬装備で自転車にまたがりれっつらごー。川の様子を見ながら自転車を漕ぎ、流れの緩やかな深場に狙いを絞る。こんな日は、こういうとこしか無いでしょ。林道ゲートのちょっと下流から入渓する。
 水温を測ってみると5℃!わお。これまで入った中で最低温度だ。もう少し陽が高くならんと無理かな。2時間ほど釣り上がっていくが反応ナシ。今年は魚影も薄いから、竿抜けするようなやりづらい所を狙わんとダメかな、と思って倒木の根っこ(写真3)の脇ギリギリにビーズヘッドニンフを通すと、ようやくインジケーターが水中に引き込まれた。よしよし。2週続けてボウズなんて許されないからな。これだけの低水温なので岩魚だと思ったら、15p位の虹鱒(写真2)でした。その後、釣り上がり、また同じように釣りづらそうな岸際を攻めてみる。二,三度流して反応がなかったので、ラインを回収すると何やら重みが。あら?魚が掛かってる!おっとっと、結構引きますな。上げてみると今度は20p位の岩魚(写真4)。よしよし。本命だ。今日はなんだか岩魚気分なのだ。これで満足。その後、また15p位の虹鱒を釣って、お昼近くなったので終了。この時期こんだけ釣れりゃオッケーです。
 帰りにラーメン食って帰ろうと思ったが、小腹が空いたので「ソーケシュ製パン」でパンをつまみ食いしたら、腹が膨れてしまった。むー、ラーメンは明日にしようっと。そして、残りの2日の休みは来週の準備だな。
 








 2013年10月26日(土)/10:00〜14:00/尻別川/時々/水温8℃/釣果:なし
 今週は結構な雨が降り、各河川の状況は良くなさそう。なので、先週行けなかったし、濁りにも強いので、尻別に行くことにする。前日は夜遊びしたので、遅めの出発である。早く行ったって寒くてダメだろうし。川に着いてみると、結構な増水。あちゃー、こりゃ渡河できないなぁ。通常より3,40p増水している。とりあえず、いつもより下流に入ってみる。しかし、増水だけならまだしも風が強くて冷たい。魚の反応もない。場所を変えようと思ったら、こんな時期なのに上流に向かう車が2台。下流にも1台停まってってたし、もう入る場所がないな。ここでの釣りを諦める。
 その後、支流のカシプニ川を見に行ってみたが、投げなくても対岸に届いちゃうような川でやる気がしない。仕方なく少し戻ってオロウェンで少し竿を出したが、風が更に強まり、寒いし、まともにキャストできない。もうやってられんので、小金湯温泉「まつの湯」で冷えた身体を温めてから、「洋食・中華とらや」でカツカレーを食って帰路につく。来週はみてろよー! 

 2013年10月19日(土)/8:30〜11:30/千歳川//水温12℃/釣果:ブラウントラウト
 なんなんだよ、もう。雪なんか降りやがって。といっても平地の話ではなく、峠の話である。ずっと前から、今週は尻別に行く気満々だったのに、週の半ばに道内各地の峠に結構な量の雪が降りやがった。記録的な早さだそう。夏タイヤじゃ、危なくて中山峠なんか走れやしない。明日替える予定なんだもの・・・。出発する直前まで行く場所に悩んだが、結局、安全策をとって千歳川でお茶を濁すことにした。
 今日は快晴の予報なので、あまり早く行っても寒すぎるだろうと思い6時出発。・・・の予定だったが、グダグダ悩んでいたので、6時45分出発。8時頃に現地到着。もうこの時期になると釣り人があまりいないので、今まで入ったことの無かった、烏柵舞橋のすぐ上流(写真1)に入ることにする。車の温度計を見ると2℃!。川からは湯気が上がっている。うへー、と思ったが、日射しが当たっているところはそれほど寒くない。それでもフリースを着込んでちょうど良いくらいだ。久しぶりにスイッチを取り出し、シンクティップで行くことにするが、タイプUかタイプWかでまた悩む。結局、タイプWにして、キールタイプのストリーマーにドロッパーでアキーラ・モア(FLY BOX参照)を結ぶ。結局、釣り始めるまでに30分くらい掛かってしまった。水温を測ってみると12℃もある。カディスやミッジもハッチしていて、ドライでも行けそうな雰囲気だ。
 釣り始めてすぐに、目の前のバッシャーンという音で度肝を抜かれる。あー、びっくりした。デカい魚が跳ねたようだ。いるんだよなー、でも釣れないんだよなー。1時間ほどやったが釣れないので場所替え。サイクリングロードを歩いて、少し上流の、昨年小さいブラウンが釣れた場所に入ってみる。しかし、無反応。(目の前ではちっこい魚がライズしていたが。)さらに、昨年に引き続き、ディープウェーディングでまたまたバッグを水浸しにしてしまったので、とりあえず川から上がる。今回はきっちりファスナーを閉めていたのに・・・。なんで? 





 もう止めようかと思いながら、サイクリングロードを上流に向かって歩いていたが、最後にいつも気になっている大きなカーブの地点(写真2)でやってみることにする。なんか、前より岸際が浅くなっていて、ウェーディングしやすい。こりゃ流しやすくていいや。と思いながらフライを流していたら、2投目でガツガツとアタリが。おー、やっとこの場所で釣れたー。しかもちょっといい引き。この川では小さいのしか釣ったことがないから、最高記録であろう。慎重にネットでランディング。後半抵抗しなくなったのでウグイかと思ったが、嬉しいブラウン(写真3)でしたー。大物じゃないけど一応計ってみると、きっかり30p。この川で釣った魚としても、今まで釣ったブラウンとしても最高記録だー。情けないけどねー。気が付くと、もうお昼ちょっと前なので、この1尾で終了。釣れないと思ってたから、1尾で十分満足ですわ。

 2013年10月12日(土)/9:30〜10:30/ラルマナイ川//水温12℃/釣果:なし
 今週はずっとシトシト雨が降っていたが、金曜の夜は妙に暖かく、これ位の降雨量ならイケルかも、ということでいつもの川に行ってみた。気温は、前回に比べて10度以上高い。しかし、増水&泥水。しかも、強風。(更にカメラも忘れてきた。)とても釣りの出来る状況ではなかった。結局、今年はこの川でまともな釣りができんかったな。
 仕方がないので、3週続けてラルマナイ川へ。またまた同じ場所に入るも、本日はさっぱり。今日も魚影らしきモノは見えたのだが、手を変え品を変えやってはみたものの反応ナシ。今日は生命感が感じられないので、もう止めようと思い岸に上がろうとしたら、足下に見たことのあるカメラの三脚が。あれ?鞄の中を見ると入っている。わー、無くしたヤツだ。ここで忘れたのかー。違う場所だと思ってた。いつ忘れたんだろう?今日の収穫はコレだな。 

 2013年10月6日(土)/7:00〜11:00/ラルマナイ川//水温10℃/釣果:虹鱒×1、ちびニジ×1
 今週は、先週に引き続きラルマナイ川。決して先週の釣果に味を占めたわけではありません。いや、ホントに。良く行く場所は状況がイマイチで、他に行く場所が思い当たらなかったのだ。この川の別の場所も調査してみたいし。それに・・・、前日、歯を磨いていたら歯が折れてしまった(虫歯だ。)ので、遠出する気力も無くなってしまったのです。とほほ・・・。
 もう夜明けも遅いし、朝は気温も低いので、ちょっと遅めのスタート。ここ2,3日は快晴で、朝方は冷え込むのだ。でも、日中は20℃前後で暖かそう。さて、まずは、今週も先週と同じ場所からスタート。先週、最初に釣れた場所を流してみると、先週の1尾目と同じようなサイズがヒット(写真1)。スレだけど・・・。まだ魚居るんだ。ちょっと嬉しくなる。続いて、先週連発した辺りを攻めてみる。何やら倒木の枝の下でライズっぽいのがあるな。しかし、バス釣りでいうカバーのような状態。こんなとこ通すのは至難の業だな。案の定、木に引っかかってしまった。ちょっと場を荒らしてしまったので、帰りに打ってみよう。少し釣り上がって、またフライを投げてみるが、また、木に引っかかってしまった。外れるかなと思って、ロッドを2,3回あおってみたら、パキン!・・・またまた、ロッドが折れてしまった。はいはい。もう、何か、あまり驚きもないね。歯が折れたことの方がショックだったもんでね。2度あることは3度あるとはよく言ったもんですな。1シーズンで同じロッドが3回って・・・。 



 車に戻り、別のロッドに変え、再度釣り始める。先週のコースを一通り打ってみたが、やはり同じようには行かないな。引き返しがてら、さっきのカバーに近づいてみると、ササーっと逃げる魚影が見えた。しまったー。気付かれた。しかも結構大きそうだった。後は何をやってもなしのつぶて。潔く諦める。本日は調査も目的なので、今シーズンまだやっていない下流部(写真2)へ釣り下ってみる。結構良さげなポイントはあるのだが反応ナッシング。時折、新子が突っついてくるぐらい。少し釣り下ると、あら、人が入っている。こりゃダメだ。まぁ、ちょっと早いがこれで終了。ラーメンでも食べて帰ろうっと。
 さて、残りのシーズン、どういうシステムで行けばいいかなぁ? 

 2013年9月28日(土)/6:30〜7:00/いつもの川支流//水温8℃/釣果:なし
 今週半ばに結構な雨が降って、増水状態の河川が多発。いつもの川もたぶん増水&濁流だろうと思ったが、支流なら行けるんじゃねーの、と思って行ってみる。今日の天候は快晴。良い天気。だが、これが仇になった。車を走らせていると、気温がグングン急降下。出るときは2桁だったのが、なんと2℃。うへー。一応、いつものポイントを見に行ってみるが、案の定、増水&濁り。なので、やはり支流に入ることにする。支流沿いの林道にはゲートがあるので、そこから先は自転車を走らせる。しかし、寒い。寒すぎる。手がちぎれそうだ。しかも、川に入ってみると、増水こそしていないが濁りがキツイ(写真)。30分ほどやってみたが、釣れる気もしないし、寒くてやってられないので撤収。 
              /9:15〜12:15/ラルマナイ川//水温10℃/釣果:虹鱒×3
 場所替えしようと思い、本流を見て回ったが釣れそうに思えない。そこで、大移動を敢行。ここなら雨の影響も少ないでしょう、ということで、ウェーダーのままで100qほど走り、今月初めにちょっといー感じだったラルマナイ川へ。前に入った所に来てみると、またしても人がいない。ラッキー。前回と同じコースを辿ってみる。前回は運良く釣れたが、そうそう同じ事はないよなー、と思いながら同じポイント(写真1)を攻めてみる。すると、20p位のニジがあっけなく釣れてしまった。あら?わりと魚いるのかな?しかし、これがアベレージかな。この川なら1尾釣れればラッキーかな。2匹目の何とやらはないよなぁ。などと思いながら、2,3m上流にフライをキャスト。すると1発!2匹目の虹鱒。しかも、こいつはちょっとデカいかも。今回はパワーの無いやわやわなロッドなので、なかなか寄せきれない。そのうち下流の荒瀬に走られてしまった。浅いうえに川幅もなく、岩がゴロゴロ。魚をどこに誘導したらいいか判らん。こうなったら・・・。走って魚の下流に回り、魚を瀬の速い流れに乗せて、待ち受けていたネットでキャッチ。ふー、良かった。切れなくて。サイズを測ってみると35pの虹鱒(写真2)。サイズはたいしたこと無いのだが、何だろう、あのパワーは?・・・満足。いやー、前回に引き続き、この川は良い仕事してくれますわ。
 十分満足したのだが、入ってまだ30分も経っていないので、さらに2,3m上流を攻めてみる。いくらなんでももう打ち止めだろう、と思いつつもキャストすると、えー!またまたヒット。しかも、こいつも良い型。今度は間髪入れずに魚を引き寄せ、強引にキャッチ。なんと、先程と全く同じサイズの虹鱒(写真3)。まさか、同じ魚じゃないよな?模様がちょっと違うので別の魚だ。信じられん。正直、唖然としてしまった。こういうサイズが連チャンで釣れる場所なの?放流でもしたのかな?あまり放流魚には見えないけど・・・。もう十分満足ですわ。 





 陽も高くなり気温も20℃近くなってきた。朝との気温差18℃。身体がおかしくなりそうだ。怒濤の3連チャン。この川で3尾も釣れれば十分満足。それにいくらなんでも、これ以上はないでしょう、とは思ったのだが、まだ1時間も経ってないので、さらに2,3m上流も、一応確認してみることにする。軽ーい気持ちで、フワーっとフライを投げこんでみると、いきなり激しいバイト&猛ダッシュ!わわーっ!これまでで一番激しい引き。まさかの4連チャン!ロッドが目一杯バットから曲げられる。この川でこのサイズが連チャンするなんて思わないでしょ、フツー。油断していたため完全に後手に回ってしまった。こちらが体勢を整える間もなく、首振り一発でラインブレイク。やられたー!ティペットの結び目の近くが切れている。さっきのやりとりで弱ってたかなぁ?まさか、あんなのが来るなんて思ってなかったのでチェックしてなかった。6Xなんだからもっと慎重にチェックしとくべきだった。くー、失敗。さっきで止めときゃ満足なままで終わったのに・・・。皮肉なもんです。
 この後、さらに上流、堰堤の上をやってみたが、一度小さいのが反応しただけ。不思議だ。なんで、この区間だけ魚が連発したのだろう?下流は堰堤があって遡上できないし、この区間だけでこれだけ大きくなるとは考えにくい。それっぽくないけど放流なのかな?それとも上流から落ちてきたのか?上流に何かあるのかなぁ?謎だ。

 2013年9月22日(日)/7:00〜11:30/石狩川支流A川/時々/水温11.5℃/釣果:岩魚×2、オショロコマ×2、虹鱒×5
 3連休の中日。昨日は職場の結婚式出席のため釣りに行けず、珍しく日曜日の釣行。このところ、大雨だの何だので、どこに行ったらいいのか判らなくなってきた。しかし、今週は今年の目標を達成するために、今年まだ来ていなかったこの川を選択。例年50オーバーを目標としているが、今年はもう一つの目標があったのだ。それはオショロコマを釣ること。春先にオショロコマを釣っているTVを見て、自分も暫く釣っていないので、釣って写真に収めたくなったのだ。何せ最後に釣ったのはデジカメが世に出回ってきた頃で、画素数も200万画素が最高という時代。もうちょっと綺麗に撮りたかったからである。夏休み釣行でも密かに狙っていたのだ。
 朝早く行こうと前日は早めに寝たのだが、結局寝坊。3時起きのつもりが既に4時過ぎ。しまった、たっぷり寝てしまった。今日は日曜、連休だから人が多いかもしれないのに。とにかく急いで出発。車を運転しながら朝飯をとり、初めて買ってみた秘密兵器、止瀉薬を飲む。何故かって?それは、歳のせいか最近お腹の調子がヤバイのだ。この間の夏休みも、何度トイレに駆け込んだことか・・・。これで安全、安心。
 なんだか前置きが長くなってしまったが、本日はおオショロコマを釣るということもあって、いつも入る場所より5,6q上流に向かう。支流沿いに伸びている林道ゲートが開いていたので、ゲートからちょっと行ったところに車を停め支度を始める。ここまで来ると熊多発地帯。さすがに怖いので熊対策の装備をし、午前7時頃から釣り開始。まずは支流から(写真1)である。渓相は中々好みだ。怖いので、さっさと釣って、下流に移動しようと思ったのだが、うーん釣れん。良いポイントはたくさんあるのに、まったく魚の反応がない。これは人が入った後だな。もっと釣り上がれば釣れるのかもしれないが、怖いし、ゲートを閉められても困るので、早々に見切りを付け本流の上流部に向かう。
 上流部に来てみたところ、なんと支流よりはるかに細い。山岳渓流の様相(写真2)だ。9.9ftのロッドでは長すぎるなぁ。でも、面倒くさいのでそのまま釣り始める。何度も木に引っかかりながら、連続している小さな落ち込みを一つずつ叩いていくと、ようやく1尾目がヒット。久しぶりー、と思ったら普通のちび岩魚。肩すかしを食ってしまった。今度こそはと、もう一度フライを流すとまたヒット。また岩魚か?と思ったら、魚体に赤い点々が。やったぁ!オショロコマ(写真3)だー。2000年7月8日以来である。13年ぶりー。昔、散々釣って、もう一生分釣ったと思ったが、これだけ久しぶりだとちょっと嬉しい。さらにもう1尾追加し、目的は果たしたので、下流に移動し良型狙いに切り替えることにする。
 下流のいつものポイント、支流との合流点に移動。しかし、迷ってしまった。昨年と風景が変わってしまっているのである。増水で氾濫したのか岸の木が無くなって、石で護岸されている。ポイントも少し浅くなってしまった。水も少なめだし、あまり良くないなぁ。それでも、25p前後の虹鱒が顔を出してくれた。数尾釣ったのでポイントを移動。 









 次に、2,30m下流の落ち込み(写真4)の、さらに2,30m下まで下り、そこから釣り上がってみる。ここでも数尾の虹鱒がヒットするが、残念ながら大物は潜んでいないようだ。もう昼近いので、最後に先程の落ち込みに戻り、白泡と白泡の間の緩流帯にルースニングでビーズヘッドピューパを投げてみる。すると、ユラーっと魚影が現れ、インジケーターの方にアタックしてきた。なんだー、水面かぁ?急いでフライを付け替え、今度は浮力の高いCDCのビッグカディスを投げこんでみる。すると、また魚が現れパクッとフライを咥えた。すかさずアワセる。そんなに大きくはないが今日イチだな。でも、色からして虹鱒ではない。上げてみると31pの尺岩魚(写真5)だった。まあ、岩魚としては良型だし、良しとしましょう。この魚を最後に納竿。しかし、もうちょっと良いサイズのオショロコマが釣りたかったな。来年はもっと本格的に狙ってみようかな。

 2013年9月13日(金)/13:00〜15:30/空知地方T川//水温17℃/釣果:虹鱒
 昨日の今日で、また釣りに来てしまった。4日連続。今日は休みにしようと思っていたのだが、明日からの3連休は天候悪化の予報なので、急遽釣行。さすがに早朝は辛いので、午後から始めることとした。場所も近場のこの川へ。川の防災情報をみると、この川はずっと増水傾向が続いている。ちょっと、心配ではあったが・・・。
 川に着いてみると、データ通り増水している。あちゃー、尻別にでもしとけば良かった。水温は17℃と高めだ。どう考えてもいつもの川の状況ではない。やはり上流のダムが悪影響を及ぼしているとしか考えられない。普段経験したこと無いほど蚊が大量に発生して、久しぶりに十数カ所刺されてしまった。例年なら夏場から渇水気味だし、水温も低めの川なのに。濁りもキツイし、増水で100m位しか遡行できない。もう釣れる気がしない。しかし、ここまで来てやらないわけにも行かないので、増水時のセオリー通り岸寄りの緩流帯へドライを投げこんでみる。すると、突然バイトがあったが掛け損ね。失敗したー、本日の最初で最後の1尾かもしんないのに。その後何度かフライを流してみるが無反応。仕方ない、暫く場を休ませて、後でアタックだ。フライに触ってなければ、もう一度くらいチャンスがあるだろう。休ませている間、上流へ釣り上がるが、すぐに激流で立ち往生。先程の場所に戻ってくる。 



 もう、あの魚を仕留めるしかないな。水面のモノは濁りで見づらいし、さっきので警戒しているかもしれないので、ビーズヘッドピューパをルースニングで流してみる。すると、マーカーがいきなり八の字に動き始めた。これは、と思いアワセると、魚が飛び出してきた。おー、元気良いな。暫くいなしてネットでキャッチ。30ちょいの虹鱒(写真2)だ。魚のコンディションも良いし、悪条件の中、戦略がズバッと当たったので、こいつは嬉しい1尾だ。この1尾で満足したので、ちょっと早いが終了。
 車まで戻り、帰り支度をしようとウェーダーを脱いだ途端、靴下の上から蚊の猛攻にあい、5カ所も刺される。うひゃー、着の身着のままで車に乗り込みその場を離れる。結局、道民の森まで逃げて、ようやく着替え。帰りに当別駅横の物産館のそば屋「高陣」で「そば屋のスープカレー」を食べて、帰路につく。これで、この4日間でちょうど1,000q走ったな。ちょっと走りすぎだろうか?

 2013年9月10日(火)/8:45〜11:30/無加川//水温11℃/釣果:虹鱒×いっぱい、山女×少し
 いよいよ夏休み恒例の温泉宿泊釣行である。ちょっと長くなります。今年はいつにも増してたくさんやっちゃったんで・・・(笑)。今年の目的地は北見地方である。何故かというと、釣りが理由ではなく、「山の水族館」が見たかったからである。そしたら、その近くの川で釣りするしかないでしょ。ちょうどよく、前から気になっていた常呂川水系の川が幾つか流れているので、今回は常呂川と無加川を攻めてみることにする。
 朝の5時頃出発。いつもよりだいぶ遅いのは寝坊ではなく、今回の旅のテーマが「のんびり行こうぜ」だからである。今回は宿泊場所のすぐ近くで釣り出来るので、たっぷり時間を取れるし、ここら辺まで来れば日中でも釣れるしね。年齢的にも無理が利かなくなってきたし・・・。どちらの川から入ろうか前日までが悩んだが、まずは宿から30分圏内の無加川から。国道を走っていると、平日だというのに既に釣り人の姿が。狙った場所に人が入っているのではないかと心配になったが、誰もいなかった。初場所なので、念のため厳重に熊対策をして入渓。まずは青柳橋のすぐ上流(写真1)から釣り始める。1投目からいきなり魚がアタック。続けて2投目も、またアタック。だが、乗り切らない。3投目でようやくヒット。記念すべき1尾目は20p弱の虹鱒(写真2)。いやいや、魚影が濃いなぁ。北見恐るべし。20p前後の虹鱒が、山女まじりでバンバン釣れてしまう。しかし、サイズ的にはイマイチか。そんな中でようやく手応えのある魚がヒット。30弱位の虹鱒だ(写真3)。ここら辺はこれくらいのサイズが限度なのかな?暫く釣り上がって行くと、国道から段々離れて、両岸に高い木が生い茂ってきて(写真4)、昼でも薄暗くなってきた。ヤツが現れないか、ちょっと不安だが釣り続け、同じようなペースで魚を釣っていく。気が付くともう正午前である。まだ午後もあるし、午前中はこれで終了とする。来た道を戻ってみると、大した距離を来ていなかった。始めたのがいつもより遅かったし、結構な数が釣れたので、そのやりとりで時間取られてたのかな?
 車まで戻り、お湯を沸かしてカップ肉うどんを食す。食べていると、なんか後ろの方でガサガサ音がする。びくっとして振り返ってみると、デカい・・・鹿だった。ビックリさせるなよ。至近距離で暫くじーっとこちらを見ていたので写真を撮ってやろうと思ったのだが、ちょっと目を離している隙に消えてしまった。残念。
 午後に備えてシエスタに突入〜。







               /13:30〜16:30/無加川/一時/水温13℃/釣果:虹鱒×4
 小一時間ほどシエスタ。気が付くと晴れ渡っていた空が雲に覆われている。今日はずっと晴れの予報だったんじゃなかったっけか?まぁ、どピーカンよりいいか。さっきの場所は小さいのばかりだったので、ちょっと下流の橋から入渓(写真1)。支流との合流点である。さっきの場所よりはこっちの方が渓相的に好みかな。
 橋からちょっと上がった場所の対岸が、木がオーバーハングしている深みで、いかにもって感じだ。しかし、こんな入渓場所の近くで魚が付いてるのかな?誰もが叩きそうなポイントだ。半信半疑でキャストを繰り返す。木が邪魔で、うまくポイントに送り込めないのだ。何度目かでようやく狙った場所をナチュラルにトレースできた。すると、小さなライズが。ん?また、さっきと同じようなサイズの魚かなー?と思いながら、思い切りアワセると、えらい重量感。おわー!いきなりのサイズアップ。このサイズがいきなり来るとは予測してなかった。ティペットは6Xだし、さっき木に引っかけたからヤバイかも。そんなこと考えてるうちに、魚が下流に走ろうとする。下流は流れが速いからまずいんだってば。走って魚の下流に回り込む。暫く魚とバックの取り合いをして、ネットを用意するが、暴れまくってネットに収められない。なので、魚が一瞬止まった隙をついて、一か八か強引に岸に引きずり上げ、ようやくキャッチ。ふー。サイズ的には43pと超大物と言うほどではないが、とにかく尾びれデカく、横幅が太い。顔付きも若干尖っていて、メチャクチャかっこいいスタイルの虹鱒(写真2)。こりゃ引くわけだ。これは自分撮りしなきゃと思い、魚を抱えようとしたら、尾びれで思いっきり水と砂を浴びせられた。ぺっ、ぺっ!写真撮ったらすぐ帰すんだから、じっとしててくれよー。後から気が付いたが、ずっと顔に砂が付いたままで釣り続けていた。写真を撮り終え、魚を放したが、疲れたのかじっと動かない。ついでなので、水中写真もパチリ(写真3)。暫くして水中に消えていった。
 さて、続けてどんどん行くぞー!と思った矢先、ゴロゴロという音が。そしてポツポツと雨が降り出して、あっという間に土砂降り(写真4)に。更にまた雷が。えー!?何でだよ!雨の予報なんか全く出ていなかったのに。暫く木の下で雨宿りしていたが、油断して雨具を持ってきていなかったので、びしょ濡れ。しかも雨は益々強くなってくる。風も強くなってきた。増水したらヤバイので車へ緊急避難。なんで夏休みにいつも豪雨に見舞われるのだろう?
 暫くしたら雨が止むかと思ったのだが、なかなか止まない。仕方なく、雲がかかっていない下流の方へ移動することにする。道の駅温根湯温泉のすぐ裏手(写真5)。こちらの方は雨も降っていないみたいだ。数キロしか離れてないのに・・・。とりあえず20センチ前後の虹鱒を3尾ほど釣ったが、立ち込んで出来る場所が少なく、すぐに終了。更に下流側も見てみたが、水質がイマイチな感じがする。温泉のせいかな?時間も時間だし今日はこれで終わることにする。
 本日のお宿に行く前に、もう一つやらねばならないことがある。「オホーツク北見塩焼きそば」を食べなくっちゃ。ここから一番近いレストラン「エフ」で無事完食。一緒に頼んだ「白花豆コロッケ」がえらく気に入ってしまった。
 魚も満足なサイズが釣れたし、焼きそばも食ったし、本日のノルマは達成したので、こちらでの拠点となる「塩別つるつる温泉」へゴー!お肌をトゥルットゥルにしてやるぜ!









 2013年9月11日(水)/10:30〜11:30/常呂川//水温13℃/釣果:ちび山女
 北見釣行2日目。つるつる温泉の激混みのバイキングで朝食を取り、一息ついてから本日の釣行スタート。昨日の雨が嘘のように、また青空に戻っている。今日の目的地は常呂川である。実はこっちをメインに考えていたのだが・・・。
 上流の方から順々に橋を巡って川の様子を見てみるが、うーん・・・。川原が無く、立ち込んで釣りを出来るスペースがほとんど無い。しかも、あまり川幅がない。こりゃ想定外だ。どんどん下流に向かい、置戸市街の橋の下流(写真1)がようやく川幅も広くなり、ちょっとは立ちこめそうだ。時間も押しているので、ここから入渓する。しかし、ちょっと流れが速いなぁ。スイッチロッドにドロッパーで試してみるが、反応がない。50m位進むと深くなっていて先に進めない。なんとなくルースニングに変えて、仕方なく引き返しがてら流してみるが、そのうちラインが絡んでしまった。フライをほったらかしにしてラインを直し、再度キャストするためフライを回収しようとしたら、何かが引っかかっている。ん?なんじゃこりゃ。極小の山女(写真2)がかかっていた。あちゃー、なんか罪悪感が・・・。こりゃ、無加川の方が全然いいな。小一時間ほどで見切りを付け移動することにする。
 しかし、折角、置戸市街まで来たのだから、ここは一つ「たれカツ丼」でも食ってやろうと思い、先日TVで紹介されていた店に行ってみるが、定休日じゃ無いはずなのにお休み。ちぇっ。コンビニパンで昼食を済ませ、無加川へ移動。



               /13:00〜17:00/無加川//水温13℃/釣果:虹鱒×6、ちび山女×1
 午後の部。昨日ゲリラ豪雨に見舞われ中途半端で終わった場所を、再度、アタックすることにした。入りっぱなで釣った途端の豪雨だったので、ほとんど上流を見ていないのだ。昨日と同じ場所に車を停め、同じ場所へ入渓する。増水が心配だったが、昨日の雨の影響はないようだ。
 まずは、昨日と同じ場所を攻めてみるが、昨日の今日ではやはり魚は付いていないようだ。そう甘くはないか。ここに見切りを付け、すぐ上の支流との合流点(写真1)を攻めてみるがイマイチパッとしないので、暫く上流に歩いていくことにする。2,30m先で川は大きくカーブしていて、深場が形成されている。絶好のポイントに見えたのだが、反応がない。うーん、昨日は奇跡的に魚が居たのだろうか?この場所も見切りを付け、更に上流へ歩を進める。大きく場所を移動しようと思ったのだが、先程のカーブから少し上がった場所の対岸(写真2)が、急流の中で流れが緩くなっておりちょっと怪しい。そこでフライを放り込んでみると、バシャッ、バシャッ、バシャと3回続けて激しいバイトがあり、3回目でフライを引ったくっていった。すかさず思いっきりアワセると、中々の重量感。おおっ、これも結構良いサイズかも。昨日のやりとりで、ちょっと慣れていたので、それほど時間を掛けずに一気にランディング。今回はきちんとネットで確保(写真3)。やはりここの魚は尾びれがデカくて筋肉質な感じだ。計ってみると、惜しい!40に1p足りない39pの虹鱒(写真4)。でも、十分満足。
 さて、さっき3回続けてバイトがあったので、この魚が3回アタックしてきたのか、それとも3尾魚が居るのか確認してみることにする。結果は後者のようだ。同じポイントに投げこむと先程より小さいニジが釣れた。もう一度試してみると更に小さい虹鱒が。やはり、強いモノが先に来るんだなと、焼肉定食・・・、もとい、弱肉強食の世界を痛感する。(大げさ)
 更に釣り上がっていくと、両岸に高い木が立ち並び、日中でも薄暗くなってきた(写真5)。偏光グラスを掛けていると見づらいくらいだ。ここら辺は昨日最初には行った場所と渓相が似ている。出てくる魚も似たような感じだ。最後にチビ山女が釣れたところで、辺りも薄暗くなり、本日も最低限のノルマを達成できたので、終了とする。この川はまだまだ攻めてみたいな。
 さてさて、この後はまたまたやらねばならないことがある。それは留辺蘂市内でタワー天丼を食べるのだ。焼きそばよりこちらがメインだったのだが、焼きそばの店は今日が定休日だったので、昨日先にに食ったのだ。ちょっと楽しみに店の前まで行くと・・・、ガーン。休みではないか。なんで?定休日ではなかったと思ったが・・・。どーしよー。10qも走ってきたのに。ここまで来て、コンビニ弁当では納得いかんので、こうなったら北見市内で気になっていた「はる吉」でラーメン食ってやる。さらに20q先まで車を飛ばし、ようやく晩飯。腹も減っていたので、味噌ラーメンに普段はやらないご飯モノを同時注文。ガッツリと腹を満たす。宿へ戻り、一息ついてから、昨日入らなかった浴場へ入ってみるが、なんだかォの風呂みたいなので、再度、大浴場の露天風呂へ入り直す。9時半位になると誰もいなくなるのが判っていたので、またまた全部の湯船に入り、露天風呂で記念撮影をしたり、やりたい放題をして、本日は終了とする。









 2013年9月12日(木)/14:00〜16:00/忠別川//水温?℃/釣果:虹鱒×2
 北見釣行最終日。本日のメインは釣りではなく「山の水族館」の見学である。フライフィッシャーたるもの、やはりこれは見とかにゃアカンでしょ。8時半頃にチェックアウトし、水族館へ向かうが、まだ開館前に付いてしまった。暫く道の駅でブラブラしていると、道の駅の見所である大時計が動き出したので記念撮影。ついでに水族館の外観も撮影しようとスマホを見ながら歩いていたら、思いっきり蜘蛛の巣に頭を突っ込んでしまった。なんだよ、もー。
 水族館が開館したので、入館。最初にいきなり滝壺(写真1)。落ち込みの下はこんな風に魚が泳いでいるのか。参考になるわー。1時間くらいを予定していたのだが、15分くらいで1周してしまったので、もう一周。最後にやはりこれははずせないでしょ、ということで、ドクターフィッシュに手をツンツンされて(写真2)水族館を後にする。
 さて、帰りにどっかで釣りをしていこう。どこがいいか考えたが、やはり前回雷雨サスペンデッドになった忠別でやり直しだ。正午過ぎに東川へ到着。「ノマド」でカレーを食べ、本日は平日で人も少ないだろうから、志比内橋の上流に入ってみる。ここで初めて持って行った自転車登場。北見では使う必要なかったのだ。土手を疾走して、良さげな所に入り、スイッチで攻めてみるが、うーん、なんか違う。やはり、前回攻め切れなかった場所が気になるのだ。小一時間ほどでやめ、前回出来なかった江御ダム下へ行ってみる。しかし、なんだこりゃ。前回にも増して更に超渇水(写真3)。あんなに雨ばかり降っていたのに、何故水が増えないのだろう?どうなってんだ?もうポイントらしき場所が見あたらない。それでもプールで数尾の魚が群れているのが見えたのでサイトフィッシング。2尾ほど小ニジを釣ったが、なんかこれ以上は望めそうもないので終了とする。
 折角、ここまで来たので、晩飯を旭川で人気のあるスープカレー屋にしようと思い、遠回り。しかし、店の前まで行くと・・・ガーン。休みではないか。なんで?定休日ではなかったと思ったが・・・。どーしよー。ん?デジャブだろうか?昨日も同じ目にあったような。まぁ、しかたないので、前に行ったことのある「まるいち亭」で「ジャンボメンチカツ定食」を平らげる。うまいー。
 これで今回の釣行の全日程が終了。今回は珍しく満足できる釣果のあった釣行でした。疲れもそんなに残らなかったし。「のんびり」いった結果かな?






 2013年9月7日(土)/5:30〜7:00/支笏湖//水温19.5℃/釣果:なし
 今年は仕事の都合で夏の間に夏休みが取れず、今日から10連休の夏休み。いつも取っている8月後半は雨ばかりだったし、ある意味良かったかも。来週、遠出を計画しているので、本日は近場のどこかにしようと思っていたのだが、今週またまた結構な雨が降ったので、いつも行っている近場の川はほぼ全滅だろう。仕方がないので、支笏湖に行くことにする。
 大崎の辺りに車を停め、いつもの場所から湖に降りる。しかし同じ場所ばかりで飽きてきたので、いつもと反対方向に暫く歩いてから釣りを開始する。しかし、まったく魚の気配が感じられない。今にも雨が降り出しそうな天気で、風もなく、虫もそこそこ。ベイトやエビも泳いでて、ちょっと怪しい雰囲気なのだが・・・。(あくまで個人的見解です。)やはり、まだ水温が高すぎるか。まったく釣れる気がしないので、小一時間ほどで撤収。
             /9:00〜11:00/ラルマナイ川//水温12℃/釣果:虹鱒
 さて、この後どうするか?美笛に行こうかとも思ったが、人がいっぱいだろう。帰る途中にラルマナイでも覗いていくか。暫く川沿いを走ってみたが、釣り人が誰もいない。こりゃラッキー。昨年来たときに入った場所から入渓する。昨年は釣り下ったので、今回は釣り上がってみる。砂防ダムに挟まれている区間なので魚が居ないのではないかと思ったが、渓相が良かったので、とりあえず釣ってみることにする。特に駐車場所からすぐ上の場所(写真1)。こういうとこ好きです。でも、こんな入渓ポイントに近いところは居ないだろう、と思いながら岸際にドライフライを流すと、一投目で魚が出てきた。おおっ!すかさず合わせたのだが、何とアワセ切れ。またこんな展開か・・・。魚体からして30くらいの岩魚だったな。貴重な1尾が・・・。
 この川で2匹目のどじょうは無いだろうなぁ、と思いつつ、上流に移動しながらしつこく撃ち続ける。すると2,3m上で、2回目のアタック&ジャンプ。おおっ、今度は虹鱒だ。まだ魚が居たとは。さっきよりも良いサイズだ。結構激しい引き。このところ、取り込み中にロッドを折った後遺症で、慎重になりすぎてランディングでモタついてしまう。2度も股の間をくぐられてしまった。3回目ぐらいの寄せでようやくネットイン(写真2)。サイズを測ってみると、あら?33pしかないや。もっと大きく感じたなぁ。でも、体高のある綺麗な魚体でコンディション抜群だった。こんなハイプレッシャーの川で、こんな魚残ってるんだなぁ。この後はさっぱりだったけど。
 奇しくも昨年この川に来た時と同じような展開だった。支笏湖行ってダメで、フラッとこの川に入って、なんかそこそこ満足感のある魚が釣れちゃったって感じ。もしかして、この川と相性良いのかな?1尾しか釣れてないけど。




 2013年8月31日(土)/6:00〜11:30/尻別川/のち/水温12℃/釣果:岩魚×7、虹鱒
 本日は夕方から雨の予報。しかも、今週は結構雨が降ったので川の状態が怪しい。旭川方面は大丈夫そうな気がするが、さすがに2週続けてってのは行き過ぎな気がして、近場にすることにする。最初ははオロウェンにしようと思ったのだが、川の様子を見て、面白そうに感じなかったので、結局、いつもの尻別上流部に入る。
 車を林道の途中に置いて、久々に電動自転車に搭乗し、川の様子を見ながら良さげな所から入る。いつも入っている林道ゲートのちょっと手前。前々回来たときは上流は岩魚ばかりだったので、前回は少し下流に入った訳だが、今回はどうだろう?うーん、やはり岩魚ばかりだ。しかも17,8pのばかり。つまらんなー。シーズンまっただ中で釣るサイズではない。ちょっと上流まで移動し、ちょっと広めのポイントへ(写真1)。この場所なら虹鱒いるかもな、と思い、慎重にアプローチ。フライ、リーダー、ティペットにフロータントを塗り、落ち込みの白泡にキャスト。居るなら、泡の切れ目辺りでドーン!だよな。と思っていたら、ドーン!と出てきた!しかも掛かった瞬間ジャンプ。こりゃ虹鱒だ。予想的中。こいつは気持ちいいね。あげてみると30ちょいの虹鱒(写真2)。体高があって尺ヤマメみたいだな。サイズは全然だが、久々に楽しませてくれたぜ。しかし、これ以降は判を押したように似たような小岩魚ばかり。さすがに飽きてきたので移動することにする。
 ビッグファイト松本の横辺りで少しやってみたが、反応がないので、車で大きく移動することにする。しかし、移動中に雨が降ってきた。なんだよ、夕方からって予報だったのに。これで8月は1週目以外は全て雨である。しかも風も出てきた。中里の辺りに入ってみたが、何だかあちこち護岸工事をした後があってあまりよろしくない。雨も降ってきたし、昼も近いのでこれにて終了とする。しかし、今年の8月の釣行は全く夏を感じられなかったな。




 2013年8月24日(土)/4:30〜9:30/忠別川/のち/水温13℃/釣果:虹鱒×7
 忠別リベンジ。先週も先々週も中途半端な釣りしかできなかったので、どちらかの川のリベンジをしようと決め、先週のT川は増水っぽいので忠別へ行くことにした。天気予報は雨だが、数時間ごとに予報が変わり当てにならない。たぶん雨は降るだろうけど、この際天気は気にしないことにする。
 前日の午後9時半過ぎに出発。またまた車中泊である。近くの遊水公園で一泊。午前4時頃起床し、4時半過ぎに釣り開始。本日は大岩の前から入渓する。雨って言ってたくせになんか晴れてきたじゃねーか。(写真1)先日の雨は全く影響していないようで、超渇水状態が続いている。前よりも少ないかも?ここまで少ないとポイントらしいポイントが見あたらない。狭いポイントを流して、20pに満たない虹鱒がポツポツ釣れる程度。何とか30p位の虹鱒(写真2)が2尾ほど釣れたが・・・。もうあのダム下くらいしかポイントは無いな。(ダムと言っても上流の江卸ダムである)。あまり時間を掛けずにずんずん上って行く。しかし、何だか空模様が怪しくなってきた。そして遠くの方で雷鳴が・・・。うへー、早くしなきゃ。
 ようやくダム下に到着。だんだん雷が近づいてきている。早く、早く。慌てていたせいか、数投目でティペットが絡まってしまった。何だよ、もー!直しているうちに、今度はシューティングラインが岩に絡まる。何で、最近よく絡まるかなー?はずそうと思ってラインを引っ張ったら、あっけなく切れてしまった・・・。終ー了ー・・・。落ち着けー、平常心、平常心。いつもこれでカッカするから、余計な怪我したりするんだ・・・。大人なんだから・・・。ムキー!!!最後にとっておいたとこ出来ないって、どーゆことよ!ふざけんな、クソ! 



 しかし、こんな事をしてられない状況になってきた。雨も降り出し、頭の上で雷鳴がサラウンド状態。さすがにコイツはヤバい。さっさと撤収しなければ。そそくさとロッドをたたみ急いで川から上がる。ちょっと気になったので、ダムを覗いてみると満水状態。昨年は水が少なかったのに。ここで貯め込んでるから、あんなに渇水なのか?こんな天気じゃなきゃ、イブニングにやってみたいぜ。さて、足早に車まで戻るが、結構遠い。よく考えたら、今までで一番長距離を歩いたかも。歩いている最中も頭上でゴロゴロ、ゴロゴロ。ついには稲光も。ひぃぃ!カーボンロッド持ってるし、さすがに怖い。まだ熊なら互角にヤレるのだが・・・。(互角?)何とか無事に車に到着。片付けは後回しにし、志比内橋の下に避難し片付け。なんか時間が余っちゃったので、帰りに富良野に寄り、「とみ川」で石臼曳き中華そばを食して帰路につく。何とも、またストレスの溜まる釣行だったが、命あっての物種だからね。

 2013年8月17日(土)/6:30〜11:30/空知地方T川/一時/水温12℃/釣果:虹鱒×4
 ここ2週間位は不安定な天気。暑いことは暑いのだが。所によっては大雨洪水の被害も出ている。しかし、札幌近郊は降りそうで降らなかったり、降っても少しだったりで、ここなら大丈夫そうだ。ということでこの川へ。帰り道、墓参りも出来るし。前回は例年にない増水だったが、さてどうだろう?
 しかし、お盆に遊んでいるから罰が当たったのだろうか、今回は、というか今回も散々だった。
 まず、いつも通り1時間ほど寝坊して4時過ぎに起床。まあ、今日は雨の予報だし、あんまり早く行ってもね。ささっと用意をして、出発するが、途中でスマホを忘れたのに気づき取りに戻る。さらに30分のロス。今日は第2駐車場所に停めて上流に行こうと思っていたのだが、そちらに行く道路が全面通行止め。なんでだよ!しかも雨が本格的に降ってきた。仕方なく、いつもの第1駐車場所に車を停め、この際だからいつも歩いて行っている上流からではなく、久々に下流のここから釣り上がってみることにする。しかし、下流側はは全く反応ナシ。雨も強くなって土砂降り(写真1)になってきた。もうダメだな、と思い、フライをはずして、ラインをリールに回収した途端、雨が弱まり、すぐに雨が止んで、空が少し明るくなってきた。なんだよー、折角しまったのに。ちょっとだけ釣りを続行することにする。
 あまりにも反応がないので、上流のいつもの入渓場所まで行き、そこから釣りを再開する。すると、数投目で今日初めて、と言うか、この川で今年初のヒット。20p弱の虹鱒(写真2)だ。何とか魚はいるようだ。それからもポツポツと魚が釣れだした。どうも上流の深場に魚が固まっているようだ。上流に人が入りづらくなっているからかな?まあ、何となく傾向がつかめてきたぞ。と言うわけで、その手のポイントを狙っていると、中々のサイズがヒット。おおっと、えらく引くぞー。しかし、ラインをリールに回収しようと手間取っていると、下流に走られ、リーダーが岩に巻かれてしまった。どうにもこうにもはずれなくて、結局ラインブレイク。くそー。なんだよ、もー!
 気を取り直して、倒木と倒木のせまーい所(写真4)をしつこく流していると、またヒット。ちょっと、いい引きだけどさっき程じゃないな。30ちょい位のニジ(写真3)。さらに上流に上がり、この川で1番の複合ポイントであるこの場所(写真5)へ。流れ込みのバブルラインの脇を攻めていると、今日一番の激しいアタック。おおっと、これは40くらいあるぞ。先程の失敗を繰り返さぬよう、リールファイトではなく、ラインをたぐり寄せて魚の下流に回り込む・・・つもりだったのに、今度はラインが岸の岩に絡みついて、先に進めない。そうこうしている内に魚に下流に走られる。ラインに引っ張られ魚に近づけないので、仕方なくラインの絡まった岩まで行き、ラインを岩からはずす。はずしたと思った次の瞬間、フライが自分の方に飛んできた。フックアウト。ふざけんなよ!クソがー!あまりに頭に血が上って、思いっきり先程の岩を蹴り上げる。当然、足が負けるに決まっている。足が痛い。フライが外れた弾みでリーダーもティペットもグチャグチャ。雨もまた降り始め、もうやる気も失せたので引き返す。帰る途中、藪こぎで濡れた笹に足を滑らせ転倒、右肘と肩胛骨を痛めた。もはやストレスの権化である。ストレス解消の趣味のはずなのに・・・。釣りをしなけりゃストレス溜まるし、釣りをしてもストレスが溜まる、どうしたらいいんじゃー!










 2013年8月9日(金)/4:30〜10:00/忠別川/のち/水温14.5℃/釣果:虹鱒×6
 またロッドが折れた!先日修理から戻ってきたばかりだというのに。不良品か?普通そんなに簡単に折れないだろ?しかも、ようやくまずますのサイズが掛かって、取り込もうとした矢先にティップがポッキリだもの。
 折角ベッド作ったので、またまた前日の夜中から車中泊。今年は8月に長期休暇は取れそうもないので、今日だけ休みを取ったのだ。忠別は前回と打って変わって、超渇水。釣れるのも20センチ前後ばかり。それで、ちょっとした深みでようやく40くらいの魚がヒット。何度か倒木に潜られたのを引きずり出し、さて、ネットにランディングと思ってロッドを立てた瞬間、ポッキリ。当然、魚も取り込めず終い。ムカツクー!
 もう、やる気もなくなったが、平日で空いてるので、志比内橋の辺りをスイッチでやってみる。橋の上と下で小さいのが1尾釣れた。だんだんと雨が強くなってきたので終了。ただ、暫くやってなかったシューティング・スペイが妙に上手く投げれたなぁ。力が抜けて良かったんだべか?

 2013年8月3日(土)/4:30〜10:30/渚滑川//水温15.5℃/釣果:虹鱒×15
 みなさん、おはようございます。そうです。車中泊です(写真1)。お知らせしたとおり、車載ラック兼ベッドが出来たので、試し寝です。といっても2時間半くらいしか寝てないけど。やはりシートで寝るよりは身体が痛くならんな。改良の余地はあるけど・・・。
 前日午後10時半頃出発。3時間くらいかかるかなと思っていたら、2時間半もかからず滝上へ到着。そうです。渚滑へ来ました。先週はそこそこ雨が降って、増水が気になったので、ほとんど雨の影響の無かったオホーツク海側を選択。情報では逆に水が少なすぎると言うことだったが、渇水上等。ポイント絞りやすくていいじゃん。ってことにしとこう。
 起きてすぐ車の外に出ると、おおっ、寒いくらいだ。ここ数日、こちら方面は低温注意報が出ている。日中でも20℃位だとか。虫の出方が気になったが、そこそこは飛んでるみたいだ。ちゃちゃっと着替えをして、ロッドをセット。折れた9.9ft#3のロッドが一昨日修理から戻ってきたので、早速使うことにする。ポイントはいつもの六線。まず、入りっぱなの流れ込み?(写真2)からスタート。うーん、言っていたとおり、こりゃ相当水が減っているな。水量少なめが好きな私でも、あと15pくらい水位が欲しいとこだ。まず、最初に釣れたのは20p位の子ニジ。こんなの釣りに来たんじゃない。ポイッと。少し釣り下って、いつも釣れていた倒木の辺りを狙ってみる。いつもは半分くらい水没している倒木が、ほとんど剥き出し。いないかな?と思いつつも何度か流してみる。ちょっとよそ見をしている間にフライが消えている。あれ?念のためにアワセを入れてみると、何かに引っかかっている様子。あちゃー、木に引っかかったか。はずそうと思って力を入れて引いてみると、何やら手前に寄ってくる。あれ?木が折れたかな?と思っていたら、ゴンゴンと竿先が引っ張られている。おわー魚が付いてるじゃないか!しかも、ちょっと大きめ。なんだよこれ。自分が掛けられていることに気付いてないのか?重たいだけであまり抵抗しない。手前まで来てようやく気が付いたのか、最後の抵抗。おおっと。今年から思い立ってティペットをダウンサイジングしているので、慎重に寄せ(それでも4Xだけど。)、ネットイン。サイズを測ろうと思ったら、メジャーが無くてイラッとしたが、ロッドで計って、後で計測したところ41pの虹鱒(写真3&4)でした。うーん、なんか知らない間に掛かってたので、イマイチ釣った感がないなぁ。1年ちょいぶりの40オーバーだというのに。パシャパシャ写真を撮って、最後に自分撮りしようと思ったら、カメラに付けといた、三脚用のアタッチメントが無くなっている。さらにイラッとする。スマホ用はあったので、仕方なくスマホで自分撮り(写真4)。なのでピンボケー。
 その後更に釣り下る。しかし、渇水でポイントがあまり良くないな。魚はポコポコ出てくるのだが、20センチ台が多い。小さいのがいるのは良い事だが、一昨年経験したワイルドな奴が連発って事にはならない。なんか魚が細い感じがする。結局34,5pを3尾に、20p前後を多数釣って、引き返すことにする。帰りはルースニングで深場のみを攻めながら釣り上がるが反応ナシ。最後の最後に、一昨年連発した場所で37,8pの虹鱒(写真5)がヒットし、ちょっと早いが終了とする。なんか数の割には満足感が得られなかったなぁ。
 しかし、こんなに良い天気なのに(写真6)まるで秋のような気温だ。それでも夏なので、道の駅で芝桜ソフトなんかを食べてみる。その後、旭川に向かうが、途中で眠たくなって仮眠。1時間ほど寝てから、旭川の「みづの」でしょうがラーメンを食べ、三笠の「太古の湯」でひとっ風呂浴びて、厚別の「MANA」でカツカレーを食って帰宅する。色々やったので、さすがに疲れた。家に帰ったら爆睡ですわ。












 2013年7月27日(土)/5:30〜10:30/尻別川//水温12℃/釣果:虹鱒×5、岩魚×4、山女×3
 今週末は今までの分を取り戻すかのように不安定な天気。今日も全道的に雨が降ったり止んだり。しかし、渚滑は水が少なくなってきて、私好みになってきたので行こうと思ったのだが、やはり寝坊した。1時半に起きるつもりが、30分も早く目が覚めてしまったため二度寝したら、2時半過ぎ。しかも結構雨が降っている。こんな時はここしかないでしょ。
 天気が天気なだけに、今日は人がいない。好きな所に入れるな。前回来た時は岩魚ばかりだったので、ちょっと下流の方が虹鱒がいるかと思い、今まで入ったことのない、いつもよりちょいと下流の区間に入ってみる。すると数投で1尾目がヒット。お、小さいけど虹鱒だ。よしよし、いるな。次はもうちょっと大きなサイズをと思い、釣り上がっていくと、またヒット。しかし、更に小さい。なんだチビ岩魚だ(写真1)。更に釣り上がって行くと、またヒット。今度は少し引きがいいが、また20pちょいの虹鱒かな?しかし、よくよく見てみると、おや?山女じゃないか(写真2)。新子ばかりじゃないんだ。体高もあるし、山女としてはまずまずなんじゃない?3回連続で違う魚種が釣れるってのも珍しいな。しかし、その後は虹鱒、岩魚、山女の20センチ前後のサイズが交互に釣れるのだが、サイズがねー。もう、やめよっかなと思ったのだが、脱渓場所が暫くない。戻るのも何だし、暫く上がれば林道にぶつかるので、気を取り直して釣り上がっていく。
 暫くすると、ちょっと怪しげなポイントが(写真3)。写真では判りにくいが、対岸に流れが集まって、流速もいい感じ。ここで出なかったら、この先ちょっと期待薄かな。1投目、2投目と全く反応ナシ。3投目でようやく反応があったが、その後は沈黙。しかし、何か居るな。執拗にフライを流していると、理想通りのラインを流せたところで、激しい水しぶきが。ようやく出た。魚が一気に上流に走る。おおー、結構引くー。久しぶりにロッドが引き込まれる感触。ティペットが0.6号だからスリル満点だ。頭上の木の枝が邪魔して、寄せるのに手間取ったが、何とかネットイン。30ちょいの虹鱒だ(写真4)。ライトタックルだと、このサイズでも楽しめるな。ちょっと満足。
 その後は、今日一サイズの山女(22,3pだが)がヒット(写真5。しかし、随分と腹の斑点が多い。虹鱒とのハイブリッドだろうか?)。まあ、今日はこんなところかな。ようやく脱渓場所が見えてきたので、これにて終了とする。
 帰りに、郷の駅ホッと喜茂別で野菜を見ていたら、あまりにも茄子の色艶が良かったので、ズッキーニ、オクラと合わせて購入。昼飯は「山嵐天上天下龍我独尊」で三代目海を食して、いつもよりちょっと早めに帰宅する。そろそろ「やること」を完遂しなければならないので、早めに帰って作業をしなければ。・・・と思っていたのだが、夕方まで寝てしまった。明日だな、明日。










 2013年7月20日(土)/5:30〜10:00/空知地方T川//水温8.5℃/釣果:なし
 このところ雨らしい雨も降らず、ずっといい天気。例年であれば、そろそろホームパート2であるこの川もいい時期だし、ちょっと遠出ばかりしているので、行ってみることにする。今年はどこの河川も2週間から1ヶ月くらいシーズンが遅れているので、一抹の不安はあったのだが。
 今年は林道工事が終わっていて、いつもの駐車スペースまで1年ぶりに入れるようになっていた。川を覗いてみると、あちゃー。悪い予感は的中。絶賛増水中である。例年の1.5倍増。上流の方は少しマシかな?そこから、いつものように自転車で林道の奥まで進もうと思ったのだが、ちょっと進んだら途中の林道崩落が激しくなっていて、藪漕ぎ必至。結局、すぐに歩きで奥まで進む。幻想的な白樺林(写真1)を抜けて、いつもの入渓ポイントへ。川の様子はこんな感じ(写真2)。ありゃりゃ、とてもドライを流せそうな雰囲気ではない。水温もなんと1ケタ。なんだこりゃ。それでも踏ん張ってやっていたが、全く反応ナシ。イライラしながらラインを回収するため、リールを勢いよく巻いていたら、何やらパキッという音が・・・。ぎゃー!またロッドが折れてるー!今年買ったばかりなのにー!また、同じ川で・・・。ロッドにラインが巻き付いているのに気付かなかった・・・。
 ロッドと同時に心も折れました。終了〜!




 2013年7月13日(土)/5:00〜11:30/忠別川//水温9℃/釣果:虹鱒×7
 昨日は飲み会で帰宅したのが午後11時過ぎ。今時期は夜明けが早いので、明日は午前2時半頃には出発しようと思っていたので、寝るのを諦めた。場所は忠別川。もうそろそろいい頃だろうと思い、リベンジに出発。しかし思った以上に夜明けが早く、高速を走っている内にすっかり明るくなってきた。うーん、もっと早く出るべきだったか。5時ちょっと前に到着し、そそくさと準備を始め、いつものスタート地点に入る。うわー、まだ水が多いや。しかも、水温が一ケタ。ええー、どうなってんだ?ここのところ、連日夏日が続いているのに。昨年とはえらい違いだ。ちょっとテンションが下がりながらも、第1投。すると、いきなりヒット。おわっ、いきなりかよ。20pくらいの虹鱒が釣れた。さらに同じ場所で同じようなサイズ。あら、さい先いいぞ。これは期待してもいいのかな?しかし、後が続かない。期待していた大場書はさっぱり反応がない。
 ある程度釣り上がると、水が多く遡行が難しくなってきたので、車で移動。対岸から釣り上がる、暫く上ると実績のあるトロ場(写真2)までやって来た。水温が低い時は、こういう温まりやすそうなところがいいのかな。案の定、2,3投すると、魚がヒット。すこしサイズアップして、27,8のニジ(写真1)だ。その後、この場所で数尾釣って、また、遡行が難しくなってきたので、車で移動することにする。



 どうも釣れる魚が金太郎飴状態なので、別の川に行こうかとも思ったが、もう一カ所思い当たるポイントがあるので、更に上流に移動。道路脇の駐車場所に車を停めて、またまた釣り上がる。しかし、パッとしない。期待していた、昨年ちょっといい型を釣った場所も、小さいのが釣れただけ。うーん、ダメだ。もう昼近いので、これで終わりにする。公園で1時間ほど仮眠を取ってから、東川のおにぎり屋「ちゃみせ」で玄米おにぎりを買い、志比内橋のたもとで昼食。この場所はたくさん釣り人が入っている。午後からどうしようか?
              /15:00〜16:30/辺別川//水温16.5℃/釣果:なし
 もう忠別川の上流は期待できないし、下流は人がいっぱいだし、辺別川に行ってみることにする。上流の行けるところまで行ってみようと思い、これまで行ったことのない所まで行ってみたが、相当な山奥かと思いきや、林を抜けると畑が広がっていて、農作業をしている人が結構いる。邪魔になっちゃいけないし、川もちょっと細い感じなので、ここはヤメにして前回入った橋の所がどう変化しているか探ってみることにする。こちらの方は、水温16℃で渇水気味と、いかにも夏らしい状況だ。ちょっと厳しいかな。しかも、よくよく見ると堰堤だらけで、魚の遡上を妨げているような気がする。ちょっと浅すぎてポイントらしいポイントがないので、堰堤の落ち込みを狙ってみる。数投すると魚の反応が。何度か掛け損ねて、ようやくヒットしたが、えらく小さい。なんだろう?しかし、寄せてる途中でバラしてしまった。魚が小さすぎて、きっちりフッキングしなかったな。その後もライズやらアタックがあったが、いずれも小さすぎて掛けられずじまい。だめだ、こりゃ。これにて終了。
 帰りに旭川の「まるいち亭」でヒレカツ、海老フライ、海老クリームコロッケのセットを食してから(カツうまい)、すっかり汗だくだったので、新篠津の「たっぷの湯」でひとっ風呂浴びて帰宅した。



 2013年7月6日(土)/10:00〜12:30/支笏湖//水温16℃/釣果:チビあめ×1
 新車の燃費が良くなったため、調子に乗って、先週、先々週と思いっきり遠出をしてしまったため(2週間で1,300km走った。)、今週は思いっきり近場の支笏湖で我慢することにした。時期的にもハイシーズンだし。しかしながら、疲れが溜まっていたのか、目が覚めたら午前7時。思いっきり寝坊である。すっかり時合いを逃した。やることもあるし、やめちゃおっかなぁ、と思ったが1週空けると禁断症状が非道くなるので、とりあえずロッドを振りに行くことにする。
 支笏湖畔はもうたくさんの人が入っている。いつもの場所にも車が3台。しかし、不思議なことに虹鱒橋に誰もいない。人気ポイントなのに・・・。何年かぶりにここに入ることにする。なんかすっかり風景が変わっている。10数年前は小砂利の岸がもっと広がってたよなぁ。しかし、久々に生命感のある支笏湖に来た。チビあめはウヨウヨいるし、ライズもちらほら。沖ではデカいのが跳ねている。だが、状況としては芳しくない。晴天なうえに完全な凪(写真)である。これじゃ、ダブルハンドに太いティペットじゃ見切られちゃうよなぁ。フライを小さくしたり、ティペットを細くしたりして、何とか釣れたのは、手の平サイズのチビあめ。しかもオートリリース。そのうちライズも無くなってきたため、短時間で終了。やることもあるし、これで支笏湖を離れ、帰りに「やること(※)」の準備をしてから、「麺屋高橋」でラーメンを食して帰宅する。(※そのうちアップします。)

 2013年6月28日(金)/6:30〜9:00/十勝川//水温9℃/釣果:なし
 本日は久々に休みを取っての釣行。どこに行こうか迷って、結局、十勝方面に行くことにする。あまり、この時期に来たことがなかったので・・・。今週初めは、やっと初夏の陽気がやってきたと思ったのだが、前日は雨。なんてタイミングが悪いんだ。夜中の2時頃に出発しようと思ったのだが、前日は職場の送別会が思ったより延びてしまって、準備が遅くなったので、3時頃に出発する。気温も低く、どうかとは思ったが、当初の予定通り十勝川の上流部に向かうことにする。中流域は随分と濁っていて、あまり状況は良くなさそうだが、トムラウシ近辺の橋(写真)から入渓する。ここら辺は、ほとんど濁りもないのだが、水温が低く、虫も飛んでいない。ちょっと生命感がないなぁ。たぶん、ここは10年くらい前にも来たことがあるが、その時は小さな虹鱒1尾だけだったな。橋の上流、下流と探ってみたが、全く反応ナシ。駄目だな、こりゃ。他にも川はいっぱいあるので、早めに見切りを付け別の場所へ移動することにする。

              /11:00〜13:00/シイシカリベツ川//水温11℃/釣果:虹鱒×5
 あんまり移動に時間も掛けたくないので、隣の然別川に向かうことにする、堰堤だらけの中流域はどうかと思ったので、上流のシイシカリベツ川との合流点に向かう。しかし、川を見てみると随分と狭く、支流のシイシカリベツ川の方がまだ開けた感じだったので、そちらに入ることにする。水温は何とか二ケタあるので、十勝川よりは状況が良さそうだ。しかし、こりゃ小さい川だな。上流の方に砂防ダムがあったので、あまり長い区間を攻められそうにないし。
とりあえず、ドライで攻めてみると、割とあっさり小さい虹鱒(写真1)が釣れた。その後も、ポンポンと似たようなサイズが釣れたが、こんなサイズ釣るために、十勝くんだりまで来たわけじゃないんだよな。釣り上がって行くが、段々と反応が無くなってきたし、すっかり昼を過ぎてしまったので、昼飯を取るため、ここでの釣りは終了とする。
 さて、午後からはどこに入ろうか?と考え、昨年玉砕した音更川にリベンジしてみることにする。音更川に行くなら、近くの士幌の道の駅の食事が結構イケてたので、そちらで昼食を取ることにする。まぁ、昼だし軽めにハンバーガーでもと思って注文して、出てきたモノを見てビックリ!(写真3)今釣行の最大サイズじゃあないか。パパッと食って、釣りをしようと思ってたのに、どうやって食ったらいいか悩んで、えらく時間がかかってしまった。しかも、相当なボリュームだった。まだ、カツカレーとかの方が軽めだったな。ゲフー。




             /15:00〜18:00/音更川//水温13℃/釣果:虹鱒×1、う○い×1
 すっかり昼食に時間を取られてしまったので、急いで川に向かう。昨年と同じ駒場方面に入ろうと思っていたのだが、ちょっと時間が押していたし、他の場所も気になったので音和橋の下流に入る。
 昨年の川の印象から、#6のスウィッチで行くことにする。しかし、川に入ってみると、ここら辺は中州で流れが幾重にも分断されていて、わりと細くて浅い流れだ。ちょっとヘビーだったな。まあ、持ってきたものはしょうがないので、とりあえず入った場所(写真2)で一投してみる。システムは、リールに付いたままになっていた、タイプWのシンクティップに、ドロッパーでウェットを2つ付けたもの。しかし、途中でシューティングラインが絡まってしまった。なんだよ、もう。と言いながら絡まったラインをほどいていると、いきなりガツガツとラインが引っ張られる。えー、一投目からヒットしてしまった。まだラインがほどけてないのにー。ちょっと待ってー。音更の魚は結構引きが強いからなー。ようやくラインがほどけてたぐり寄せると24,5の虹鱒(写真1)。相変わらず、ここの魚は体高があるなー。このサイズでも結構引くよねー。ちょっと気をよくして、上流に向かうとライズを発見。そこで、シンクティップをフローティングに付け替え、ドライを流してみる。数投すると、魚がアタックしてきたがうまく乗せきれなかった。やはり、タックルがヘビーだ。ちょっとやりにくいので、車まで戻り、#5ロッドと交換。同じポイントをドライでアタックしてみる。しかし、時合いを逃したのかイマイチ反応が悪く、ようやく掛かったと思ったら小さなう○い。その後は暫く釣り上がってみたが、反応が無くなり日没サスペンデッド。十勝釣行はこれにて終了とする。またまた完敗である。
 何だかこれで終わるのは癪に障るので、帯広で豚丼でも食おう。食べログで調べてみると雅というとんかつ屋に「とんかつ屋の豚丼」(写真3)というのがあるので、それを食べてみる。実態はたれカツ丼なのだが、こりゃーうまい。今回の釣行、釣りの方はダメだったが、食事の方は大成功だったな。さて、本日のお宿「北海道ホテル」で一泊!




 2013年6月29日(土)/10:30〜13:30/いつもの川//水温16℃/釣果:雨鱒×2、虹鱒×1
 北海道ホテルで優雅に朝食を取り、まったりと出発。昨日と違って今日はいい天気。なんで昨日こういう天気になってくれないかなぁ・・・。今日もここら辺でやれば良かったのだが、今日辺りは、いつもの川がベストコンディションになるだろうということで、そちらに向かう。もっと早くに出れば良いのだが、ここに泊まった以上、朝食は譲れないのだ。
 というわけで、10時頃現地到着。いきなり餌釣りの人が二人入っている。うーん。ちょっと離れた場所に車を停めて、いつもの駐車スペース前から釣り始める。先に人が入っているから、竿抜けしていると思われる対岸っ淵にフライを流す。すると、すぐにヒット。20ちょいの雨鱒だ。さらに10m位下って流してみると、またまたヒット。今度は少しサイズアップ。25,6の虹鱒(写真3)。なかなか調子がいいな。ここら辺で釣れるって事は、結構魚が入っているのかな?と思ったのもつかの間、下流にはフライマンが二人も入っている。うーん。何か最近、人が多いなぁ。もうこの川も終わりに近づいているので、みんな最後の思い出作りかな?まあ、それはさておき、その内の一人に話を聞くと、下流から釣り上がってきたみたいだ。こりゃ厳しいな。思った通り、この先は20ちょいの雨鱒がやっと1尾。釣られちゃったのか、魚が居ないのか、時間帯が悪いのか・・・。川の状態はいい感じなだけに残念。これ以上やっても今日は無理そうなので納竿とする。
 しかし、今年は尺物すら釣れない。なんか悪いサイクルにハマっている気がする。ちょっと視点を変えてみないとダメかな?






 2013年6月22日(土)/6:00〜8:00/忠別川//水温6℃/釣果:なし
 先週はいつもの川に行っては見たのだが、増水&濁流でロッドも出さぬまま撤退。やはり、全道的に昨年に比べて2,3週間、水の引き方が遅い。黒パジェロ最後の釣行を飾れなかった。そう、遂に新しい車が来ました。今度は白パジェロです。クリーンディーゼルです。来てまだ2日目で、いきなりのロングドライブ。まだ早いような気がしたけど、イチかバチか忠別へ行ってみることにした。
 朝2時半起きのつもりが、気が付いたら3時半。前日夜中まで車の中をイジっていたのが祟ったたな。慌てて出発。高速を飛ばしていると、三笠のICを越えてすぐに通行止めと書いた作業者がバックしてきた。えー、もう引き返せないじゃん。行っちゃえ。と、そのまま進むと前方で煙が。おー、車が燃えとる。単独の車両火災のようだ。燃えてる車の横を突っ切って、さらに飛ばす。しかし、東川の辺りまで来ると道路が濡れている。えー、晴れの予報だったじゃないかよー。道路には結構水が溜まっている。何となく嫌な予感が・・・。

 いつもの場所に到着すると、珍しく先客がいたので、ちょっと先に車を停め川に降りる。手前の支流は、まだ水が澄んでいて、これなら行けるかと思ったが、本流を見てテンションだだ下がりである。濁りが入って、水量も通常の3倍である。さらに水温を測ると6℃!水温並みにテンションが下がる。駄目だこりゃ。それでも、果敢にドライ、ニンフと試してみたがさっぱり。これは、スウィッチかダブルじゃないと・・・。しかも遡行ができない。ドライがやりたかったので、買ったばかりの#3ロッド用意しちゃったもんなー。だめだ、こりゃ早めに見切りを付けた方がいいな。というわけで場所移動。
             /9:00〜10:30/辺別川//水温9℃/釣果:なし
 この近くの川と言えばここでしょ。というわけで辺別川へ。最上流部まで行ってみようかと思ったが、途中で新しい橋を発見したので、そこに行ってみる。やはりこちらも増水気味。しかし、忠別よりはまだマシか。水温も9℃とちょっと高い。しかし、こちらもまったく反応ナシ。本日の収穫はコレ(写真)だけ。釣れてケロー!
 やめだ、やめだ。山頭火でラーメンでも食って帰ろうっと。
             /14:30〜16:30/いつもの川//水温13℃/釣果:虹鱒×2、雨鱒×2
 ・・・と思ったが、山頭火でラーメンを食っていると、天気が良くなってきた(写真1)ので、先週駄目だったいつもの川の様子を見に行ってみることにする。何せ、燃費がいいんでね。燃料にまだ余裕があるのだ。
 道路から川の様子を見ると、おっ、随分と水が減っている。だが、結構濁りがあるな。いつもの場所まで来て、川の様子を見ると、ギリで釣りが出来そう。またまた#3ロッドにドライをセットし、釣り始める。今日は珍しく人が多い。石集めの人とか入ってる。立ち入り禁止のはずなのだが・・・(笑)駐車場所付近でやってみたが反応ナシ。まぁ、しゃーないな。こんな日は、あの滝下ポイントしかないだろう。ということで、一目散にポイントへ向かう。こんな日はここでライズがある可能性が高いからな。ここで粘って終わりにしよう。
 暫く待っていると、遂にライズ発見。いつものラバーレッグパターンのビッグフライをライズめがけて投げてみる。すると一投目で出てきた。しかし、フライを弾かれてしまった。もしや、う○いか?いやいや、増水で流れも強めだから、ウグ○ではないだろう。ちょっと魚が小さいか?そこで、#14のアダムス・パラに変えて2,3投してみるとようやくヒット。実は、今年初のドライでの釣果である。そして今年初のニジ(写真2)。小さいけどね。今年は時間かかったなぁ。まだ、2つ3つライズがあるので同じフライで攻めてみるが、イマイチパッとしない。そこで、作ったはいいが、使ったことのない、黒っぽいCDCフローティング・ニンフを試してみる。虫があまり飛んでいないのに、ライズしてるんで水面直下かなと思ったわけ。そしたら一発。小さいけどまたまたニジ。さらに、いつもなら取れない対岸っぷちのライズも(手前の流れが強くてナチュラル・ドリフト出来ないのだ(写真4))、ロッドとラインの性能(5/4参照)を生かして一発でヒット。今度はちょっとトルクフルだと思ったら、さっきのニジより一回り大きな雨鱒(写真3)だった。さらに、もう1尾同じくらいの雨鱒も続けざまにヒットした。いやー、フローティング・ニンフって効くんだなぁ。ちょっと考えを改めねば。そのあと、暫くライズを待ってみたが、もう打ち止めのようなので、ちょいと早いが終了とする。ようやくドライで釣れたので、まあ良しとしよう。でも、今年は厳しい闘いになりそうな予感。








 2013年6月8日(土)/6:00〜11:30/尻別川//水温10℃/釣果:岩魚×6
 ここ2週間ぐらいは良い天気が続き、今日も先週に引き続き夏日の予報。本日も晴天なり。
尻別もそろそろいいだろう。今年は雪が多かったので、この川に来るのを去年より1週間遅らせたのだ。いよいよ本格的に魚を釣るとなると寝坊もせず起きられるもので、3時半に起床し4時ちょい過ぎに出発する。5時半頃に現地に到着。車で朝飯を食ってから、準備開始。今年初のティグレ号(自転車)も準備し出発。しかし、林道を走っていると崩落した道路がほとんど治っているではないか。なんだよ、自転車持ってきた意味ないじゃん。とにかくいつもの林道ゲートまでかっ飛ばし川に降りる。崖を降りようとしたら、ヒザが笑っている。今年初自転車だから結構キてるな。釣りを始める前からHPダウンである。
 川に降りてみると、割と水量が多く、ほんの少し濁っている(写真1)。まだ雪代の影響は残っているようだ。昨年のこの時期は既に水が落ち着いていたのだが、やはり大雪のせいだろうか?空は快晴、相当量の虫が飛んでいるのだが、ライズはない。水温を測ってみると7℃。ドライにはちょっと早い感じなので、ルースニングで始める。開始早々、魚がヒット。しかも結構強い。なかなか魚を寄せられなくてモタモタしている間に痛恨のバラシ。くそー!さい先悪いなー。この予感は的中し、暫くノーバイトが続く。どーしちゃったんだろ?林道が治ったから、結構人が入ってるのかな?暫く釣り上がり、広めのプール状の場所に出た。ここの流心脇をアップで流すとようやくヒット。しかもまたまた引きが強い。上げてみると24,5の岩魚。ここの岩魚にしては、結構いいサイズだな。しかし、このサイズでめちゃめちゃ引くわ。水量が多いせいもあるのかも?この広い場所なら、まだ魚がストックされていそうなので、もう一度攻めてみると、また同サイズをヒット。これも引きが強い。何か、去年、一昨年より岩魚のアベレージが4,5pアップしてる感じだ。しかも流れがいつもより強いので、相当楽しめる。2尾釣ったし、これで先週の予告も果たせそうなので、ちょっとHP用にセルフ撮影でもしようかと思いカメラを木にセット。(普段こんな風に撮影してるのだ。)また同じ所を流していると、なんと、またヒット!(写真2)おわっ3尾目もいた!しかも、一番デカイじゃないか?予測していなかったので、慌てまくり。ネットに入れてからも暴れまくるので、慌てて写真を撮ろうとしたが、カメラが無い!?・・・あ、木に括り付けてた。(笑)尺はありそうな良い岩魚である。(写真3)やっぱ、アベレージがでかくなってるよなー。昨年の通行止めで、一冬超した魚が多いのかな。 







 この一尾で概ね満足したが、更に上流に釣り上がってみる。しかし1尾釣れたのみで、ほとんど反応がない。むむむ、どうなってんだろう?仕方なく、今度は釣り下って、また、さっきの場所を再度流してみる。まさか、もう釣れんだろう。・・・と思ったら、小さいがまた釣れてしまった。ええっ?もう一度試しに数投すると、またヒット。今度は25,6pの岩魚(写真4)。ん?何か顔が変だな?と思ったら、頭に黒いアザがある。珍しいなー。
 結局、6尾のうち5尾は同じ場所で釣れてしまった。なんか、川の流れが強いので、流れの緩い深場に魚が集まっているのかな?しかも底べったりって感じだったな。
 本日は1日コースにしようと張り切っていたのだが、急激な気温上昇と今年初の自転車漕ぎで、ことのほか体力を削られてしまい、半日で断念。まだ身体が出来ていないなぁ。それとも歳のせいか?認めたくないものだな・・・。

 2013年6月1日(土)/8:00〜11:30/支笏湖//水温9℃/釣果:なし
 今日も今日とて支笏湖へ。こんなに支笏湖に集中するのは久しぶりだ。今シーズンは、シーズンが本格化するまでは、釣果を犠牲にしてでもスペイキャストの練習をする所存である。
 朝4時に起きようと思ったら、すっかり5時半。恒例の寝坊である。昨日の焼肉屋での宴会が影響してるな、こりゃ。今日の天気は、先週までと打って変わって、昨日から引き続き夏日の予報。GWは雪まで降ったというのに、この急激な変わり様はなんじゃろな?湖も先週とは違い穏やかで凪状態(写真1)。チビアメもそこそこ泳いでいるし、ライズもちらほら。ウグイのスクールも・・・こいつはいらんな。しかし、先に入っていたルアーマンに聞いてみると、状況はイマイチらしい。まぁ、今日も練習と試投が目的だからね・・・。


 そう、試投・・・。実は、先週、ロッドのジョイントが抜けなくなったので、頭に来て新しいロッドを買ってしまったのだ。K・BulletSD15ft#10。前のロッドはどちらかというとオーバーヘッド寄りのロッドだったので、いつかは買おうと思ってたのだ。そんならいつ買うの?今でしょ?(ホントか?)
 早速ロッドを繋ぎ、前回と同じ轍を踏むまいとジョイント部にビニールテープを巻き(めんどくさいのでやってなかったのだ)、試投開始。うーむ、やはりスペイ寄りの方がちょっと投げやすいかも。なんの反応もないまま10時近くになり、段々と風が強くなってきた。ループを作ると風で持ってかれる。支笏湖は風がある方が良いというが(私の経験則では、風のない曇天がベストなのだが)、まともなキャストが出来なくなってきた。午後は墓参りにも行かにゃならんし、今日はこのくらいでやめとくか。
 またまたボウズだったが、プラクティスは本日で終了。来週からは魚をお見せしますぜ。乞うご期待?

 2013年5月25日(土)/7:00〜10:30/支笏湖/一時/水温4℃/釣果:なし
 先週は日曜日が仕事で、治りきらないぎっくり腰の治療を土曜日に入れてしまったため釣りはお休み。と言うわけで2週間ぶりの釣り。今シーズンは、少しスペイキャストを練習しようと思って、またまた支笏湖へ。しかし、またまた天気が良くない。風も強いし。昨日はいい天気。明日もいい天気の予報なのに、なんで釣りに行く時だけ良くないかなぁ?まぁ、雨は一時的に降った程度だったので、そんなに気にならなかったが、気温はやはり低め。風もちょっと強め。水温を測ってみると、よ、よ、4℃〜!なんでGWの時より低いのよ。温度計が壊れたのだろうか。しかし、この生命感の無さをみると正しいのかも。目撃したのはチビアメ1尾のみ。まぁ、メインテーマは練習だから、釣果の方は気にしない、気にしない。
 暫く練習に励んでいたが、何やら左足が冷たくなってきた。あれ、ウェーダーがまた浸水してるよ。直したのになー。そんじゃ、もう帰ろうかと思ってそそくさと片付けを始め、いざ、ロッドをバラそうと思ったら、ぬ、ぬ、抜けない!ええーっ!バッドとセンターの部分が抜けないのだ。何をやっても抜けない。馬鹿力の私がやっても抜けなかったら、誰が抜けると言うんだ!仕方なくそのまま車に突っ込み帰宅。(家に帰ってから何度もチャレンジしたが抜けませんでした。)すっかり意気消沈したので、ラーメンでも食って帰ろうと思って、田中商店で味噌ラーメンを一気にすする。あちーっ!また、舌火傷したー。

 2013年5月11日(土)/7:30〜10:00/ママチ川//水温8℃/釣果:ブラウントラウト、山女
 昨日は晴れ間も出て、気温も18度まで上がり、ようやく春めいてきたと思ったら、また雨の予報、気温も1ケタ台、しかも強風。どうなってんだ!(去年のこの時期も同じようなこと言ってた。ってことは、また猛暑?)こんな天気じゃ、まともな釣りは期待できないので、千歳の辺りでお茶を濁すことにする。初めは千歳川に行こうかと思ったのだが、風の影響が少なそうなママチ川にする。ここなら、今年の初物拝めるでしょ。型はアレだが・・・。
 昨年上流に行ったら、新子山女ばかりだったので、なるべく下流の方に入る。天気の方は、何とか持ちこたえているが、いつ雨が降ってもおかしくない空模様。しかも寒い。がっちりフリースを着込んで入渓する。こんな時期は、もちろんルースニングでの釣り。やり始めて5分くらいで、いきなりマーカーが引き込まれる。おおっと、今年初めての魚信。今年の初物は、小さいけどブラウン(写真1)でした。ようやくこの川でブラウンが釣れた。ちょっと嬉しい。しかし、この後はさっぱり。こんな天気でも、結構人が入ってるからなぁ。2時間半ほどやって、上流に釣り人が見えたので、これで終了しようとフライを川の中に引きずりながら脱渓しようとしたら、なんかロッドが引っ張られる。おやおや、ラインを回収すると、あら、新子の山女(写真3)がくっついてた。ま、これはおまけということで・・・。
 しかし、ベストは結構腰にくるなー。完治してないからか?肩がやられるのでバッグから変えたのだが・・・。しかも肩の可動範囲が狭いので、ポケットに手が回らない。肩をとるか腰をとるか?うーむ。
 車まで戻り片付けをしていると、雨がポツポツ降ってきた。ちょうど良かったな。ちょっと早く終わってしまったのでナイベツ川の遊歩道を歩いてたりしたら、すっかり身体が冷えてしまったので、もう季節はずれだが、千歳の梅乃家で塩鍋焼きうどんを食す。うまい。けど、舌、火傷したー。






 2013年5月4日(土)/8:00〜11:00/ラルマナイ川//水温5.8℃/釣果:蕗の薹
 という訳で、昨日が消化不良だったので、急遽、本日も釣りに行くことにした。腰の状態がアレなので、行くつもりはなかったのだが・・・。昨日はダブルハンドだったので、本日は今シーズン導入した、K・Bullet#3の9.9ftのシングルロッドの試投をしてみる。冬の間、釣りビジョンばかり観ていたせいで、まんまと杉坂研治氏の乗せられて購入してしまった訳だが、低番手のロングロッドは、フライを始めた頃から欲しかったのも事実である。いわば私の理想のサイズなのである。ラインも杉坂氏推奨のスーパーWFラインをシューティングヘッドとラインで自作してみた。
 さて、どこに行こうか。最初はママチ川にでもと思ったが、あの川ではキャスティングする場所はほとんど無いし、千歳も#3って感じじゃないし、間をとって(?)ラルマナイ川にした。近いし、昨日ほどではないが、本日も天気はよろしくないので。
 昨年入った場所から始めようと思ったが、駐車スペースまでの小道にまだ雪が残っていて入れない。仕方がないので、453号線の近くの適当な場所から入渓した。本日も、釣果が第一の目的ではないので。(強がり)準備をしていると、少し日射しが出てきて、暖かく感じてきた。雨具は着ないで、持って行くことにする。



 川はもう雪代の影響はないようだ。非常に透明度が高い。しかし、水温は泣きの6℃ってとこ。初めは、ミッジを結んでキャストしてみる。バッドの剛性が強くて#3っぽくないが、ティップはとても柔らかいロッドだ。なかなか使いやすそうだ。しかし、虫も飛んでないのにドライでもないかと思い、すぐにビーズヘッドニンフに付け替え、ルースニングにする。釣り初めて30分もしないうちに、空模様が怪しくなってきた。と思ったら、また雨。さっきの日射しでハッチでも始まるかと期待していたのに・・・。わざわざ畳んでベストに閉まった雨具を着る。暫く釣り下っていくが、予想通り反応ナシ。釣りよりも、川原に大量に生えている蕗の薹が気になってくる始末。時期的に遅い気もするが、今年は雪が多くて、まだ生え立ての奴がチラホラ。仕方がないので、めぼしい奴をいくつか採って(写真2)、家で天ぷらにして食べましたとさ。

 2013年5月3日(金)/9:00〜12:00/支笏湖//水温4.5℃/釣果:なし
 GW第2期。ようやくシーズンインである。・・・とはいうものの、GW期間中の天気は最悪(今日は所により雪の予報である)。しかも、先週、仕事中にぎっくり腰で身動きが取れなくなり救急搬送(?)という大惨事に見舞われ、まだ完治していない状態での強行である。もう耐えられんのだ。
 5時半頃に出発しようと思っていたのだが、気が付くと6時。初っぱなから寝坊である。私らしい・・・。窓の外は雨。まあ、こんな天気だし、早くに行ってもどうせ釣れないし・・・。今日の目的は、釣りというより、今シーズンに備えて、幾つか導入したラインシステムの試投が主な目的である。今日は、今シーズン、久々にダブルハンドも使おうかと思って導入したスカジットラインを使うつもりである。ダブルハンドなら支笏湖でしょ。と言う訳で、支笏湖に向かう。道中の峠は雪が降っている。最悪の天気だ。湖畔まで来て、さて、どこに入ろうかと迷ったが、この腰の状態でいつもの場所は、崖の上り下りがキツイ。入るのが楽な、美笛に向かう。 

湖の様子はこんな感じ
 美笛に到着すると、やはり雨が降っている。人が多いかと思ったが、GWとはいえ、こんな天気ではほとんど人がいない。久々にダブルハンドのタックルをセットして、いざ開始。人がいないのをいいことに、あちこちでキャスト。うむ。ラインシステムはしっくりいってる感じだが、いかんせん私のキャスティング能力が・・・。それでも、何度か投げているうちに、多少は飛距離が伸びてきた。そんなことをしていると、目の前で60位のブラウンがドルフィン・ライズ。更にもう一回。おおっ。湖には全く生命感が感じられなかったのだが、いるんだな。慌ててキャスティングを繰り返すが、ノーバイト。しかし、粘っていれば、なんか事故みたいに釣れるかもっていう気がしてきた。3時間ほど粘ってキャストを繰り返していたが、何やら左足が冷たい。げげー、ウェーダーの左足が浸水しているではないか。久々に履いたネオプレーン。あまり使っていないとはいえ、結構古いからなぁ。それでも暫く粘ってみたが、この寒さも相まって足がやばい事になってきたので、あえなく終了。もう少しやりたかったな。

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