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 今年は、昨年とは打って変わって、猛暑、渇水に泣かされた。新たな釣り方、新たな場所にチャレンジしてみたものの玉砕・・・。いつもの川にしても、ここ数年で最低の釣果。しかも、行く先々で林道が崩壊して釣行を難しくさせていた。唯一の救いが、忠別川でコンスタントに釣果があったことだが、結局今年は、型物が出なかった。最高でも42p・・・。またしても50upの夢は叶わなかった。来シーズンこそは見てろよー!(また同じ締めだな。)

 2012年11月23日(金)/9:00〜11:00/千歳川/のち時々/水温8℃/釣果:なし
 もう、更新しないと思ったでしょ?ところがどっこい、行ってしまったのだ。わかってますよ、釣れないことぐらいは、ええ。3連休は荒れ模様の天気に低温。しかも、結構な雪の予報。でも、とにかくロッドを振りたいのだ。なんで、こんなんなっちゃったんだろう?やはり、毎日、毎日、釣りビジョンを観ているせいで洗脳されてきたか。唯一、天気が持ちそうなのは胆振方面なので、手軽に行ける千歳川に向かう。着いたときにはいい天気(写真1)。ガッチリ着込んで歩いていたら、汗ばむくらい。なんだー、いい天気じゃん。前回は第一烏柵舞橋から下流に行ったので、今回は上流の方を試してみる。橋から少し上流まで歩き、川っぷちに降りて、いざティペットを結ぼうと思ったら、切る物が無い。あちゃー、ラニヤード車に置きっぱなしだ。2週間ほどブランクが空いただけでこれだ。いかんなー。車まで取りに戻り、再び川に入り直す。しかし、こんなことでもたもたしているうちに、何やら雲行きが怪しくなってきた(写真2)。気温も急激に低下。暫く粘ってみたが、反応もないので場所変え。下流に戻り、駐車場付近でロッドを出してみる。しかし、やり始めてすぐに雪がちらついてきた。もう潮時かな。雪もちょっと多くなってきたので、これにて終了とする。
 すっかり身体が冷えたので、千歳の人気店「IORI」で味噌ラーメンを食べる。うーん、なんか、これだけで帰るのもつまらない。そーだ。近くに「サケのふるさと館」があるじゃあないか。寄ってみよーっと。暫く魚の姿を拝んでないので、ここでじっくり見物。あー、これくらいのが釣りたいわ(写真3)。ドクターフィッシュに手をツンツンしてもらってから、千歳川の底を見物。さすがにピークは過ぎていたが、それでも数匹の鮭が遡上していた。一応、満足したので、これで帰ることにする。外に出ると、晴れ間が出ていて、結局、それほど雪も降らなかった。しかし、札幌に近づくほど、悪天候。高速にも結構な雪が積もっている。ずいぶん降ったな、こりゃ。さすがに今後の釣行は厳しいかなー。







 2012年11月3日(土)/7:30〜11:00/千歳川/時々/水温11℃/釣果:ブラウントラウト×1、貝×1
 今週は断続的に雨ばかり。昨日の夜も雨風が強く、数年前までなら、この時期のこんな天気の後に釣りに行こうなどと思わなかったんだが・・・。もう、中毒である。ジャンキーである。まったく、中止という選択肢がなかった。しかし、さすがに釣れそうな場所は限られてくる。ということで、イチかバチかで遠出するのは出費がかさんで嫌なので、近場の千歳川に行くことにする。
 朝6時に出発。外に出ると、風はあるが雨は降っていない。よしよし。高速を飛ばして7時に到着。第一烏柵舞橋の近くの休憩場所に車を停める。さすがにこの時期のこの時間帯は釣り人がいないな。気温は3℃しかない。車から出るのがちょっとためらわれたが、煙草を一本吸ってから準備をする。ここら辺は川原がなく、流れも強く深いので、川通しで釣り歩けない。なので、サイクリングロードを歩いて、めぼしいところに入ることにする。下流に向かってポイントを探しながら歩いたが、結局、何回か入ったことのある場所(写真1)に入ることにする。ここは、川がS字になっていて、とても気になっているのだが釣れたことがない。まあ、千歳は最盛期に来ないので、どこに入っても似たような結果なのだが。水温を測ってみると11℃もある。おっ、ちょいと低めだが適水温じゃないか。水の中の方が暖かい感じがする。これなら、ドライは無理でも、ウェットなら普通の釣りが出来るんじゃないか?今日のシステムは、スイッチにタイプWのシンクティップのヘッド、フライは大きめのビーズヘッドニンフにドロッパーとしてストリーマーを付けたもの。しかし、やはり反応ナシ。うーん、ダメか。この場所を諦め、下ってみることにする。
 暫くサイクリングロードを歩き、適当な場所から川に入ってみる。夏場なら相当な藪こぎをしなければならず、躊躇してしまうな、ここは。川に出てみると、烏柵舞橋がもうすぐ近く(写真2)の所だった。川は緩い右カーブで、左側は流れの緩い淵があり、反転流が出来ている。中々の流れだ。その中に立ち込んでの釣り。結構深い。久々のディープウェーディングだ。まずは対岸側の流れの筋の脇を、ラインを長く出して長い距離を探ってみる。しかし、反応ナシ。うーんダメか。次は手前の筋脇を流すが、これも駄目。仕方ないので、流れの筋の中をナチュラル気味に流してみる。盛夏じゃないのにこんなとこにいるかな。と思ったが、流しきってリトリーブを開始すると何やら手応え。おおっ!釣れてしまった。小さいけどブラウン(写真3)だ。釣れると思ってなかったから、この1尾で十分満足。しかし、釣り人の性か、俄然やる気が湧いてきてしまった。更に同じ場所を流しリトリーブしていると、また手応えが。しかし、これはどうも根掛かりのよう。思い切り引っ張ると、どうにかはずれたようだ。しかし、何か重いな。おや、フックに何か引っかかっている。落ち葉か?と思ったら、何と貝(写真4)ではないか。しかも、フックは貝に挟まれてる。これは・・・釣ったのかな?まぁ、これはこれで、面白いから良しとしよう。さらに、釣りを続けていたが、何だかバッグが重く感じてきた。疲れてきたのかな・と思って、ふとバッグの中を見ると、おわー!浸水してる。いつものようにバッグのファスナーを開けっ放しで、ディープウェーディングしてたので、タップタプだ。しかも防水なので、水が抜けやしない。どおりで重たい訳だ。まぁ、ちょうどいい頃合いだし、1尾釣ったので、これで終了とする。
 来週は出張で行けないので、今年度の定例釣行は、これで終了かな。でも、天気次第では、千歳はもう少し行けるかもしれないな。









 2012年10月27日(土)/8:30〜10:30/オロウェン尻別川//水温6℃/釣果:なし
 この時期、尻別の上流はまだ釣れるだろうけど、支流はどうなんだろう?と、ふと気になって、オロウェンに行くことにする。朝4時半に目覚ましを掛けたのだが、二度寝してしまい6時ちょっと前に目が覚める。うへー、道路が混んじゃう。慌てて準備をし、6時半過ぎに出発する。石山通りはそこそこ車が走っているが、定山渓を越えると、どんどん車が少なくなってきた。随分空いているなーと思ったら、中山峠は凍結注意の表示。車の温度計もどんどん急降下。ついには0℃のアラームが。路肩は所々氷が張っている。もちろん私の車は夏タイヤである。うわ、やばいかも。このせいでみんな敬遠しているのか。車を一応4駆に切り替え、ペースダウンして乗り切る。寝坊せずに出発していたら立ち往生してたかもしれない。喜茂別を越え、いつもは直進する所を右折し、オロウェン尻別川の上流に向かう。とりあえず橋を幾つか見て回るが、入りたかった3号橋は先客が。仕方なく、2号橋から釣り下っていくことにする(写真1)。
 水温を測ってみると6℃。うひゃー、低いなぁ。こりゃ当然ルースニングだな。そこそこ、ポイント的なところはあるのだが、全く反応無し。暫く進むと大きな堰堤に出る。魚道も付いていないようなので、本流の大きな魚がいるとすればこの下か。堰堤の脇を抜け下に降りる。しかし、ここの周りの木には、いっぱいおいしそうなキノコ(写真2)が付いてる。食べられるのだろうか?それはさておき、堰堤の落ち込みを攻めるも反応無し。更に暫く釣り下るが、生命反応を感じられないので、早めに切り上げ。早めに昼飯を食って、昼から本流の上流に入ることにする。




               /12:30〜16:00/尻別川/のち/水温7℃/釣果:虹鱒×3、ちび山女×1
 近くで飯を食べれるところがここしかなかったため、前々から気になっていた廃校を利用したカフェ「雪月花廊」に行って昼食「ルスツ豚丼」を食べる。なんかえらく腹が減っていたので、ボリュームのあるものが食べたかったんだよね。飯を食べ終わり外に出ると、ちょうど正午のサイレンが鳴っていた。10分もかからずに、いつもの林道の手前に到着。やはり、まだ車で入れる状態じゃない。そそくさと準備をし、いつものように自転車で林道を走ってゲートを目指す。しかし、途中の流れが気になって、ちょっと試してみることにする。
 藪をかき分け川に出てみると、なんだ、前回帰り際に入った所じゃないか。前回は上をやったので、釣り下ってみることにする。しかし、反応がない。ポイント的にはいい感じなのだが。ポイント、ポイントを探っていくと、ようやく魚が飛び出してきた。ん?なんで沈めているのに、飛び出してきたのだ?あらら、マーカーに食いついている。結構、引いているので、もしかしたらこのまま上げれるかも、と淡い期待を抱いたが、フックも付いてないのに出来るかっつーの・・・。その後本流脇のたまりで、数尾の魚が群れているのを発見。しかし、まったくやる気なし。ここを諦め、いつもの場所へ向かう。
 今日の日没は16時半頃。ホントに日が短くなって、参ってしまう。あまり時間がないので、ソッコーで川に入る。天気も、空模様が怪しくなってきた。大滝方面はいかにも雨が降っていますというような分厚い雲がかかっていて、時折霧雨も落ちてくる。サクサク行かなければ。辺りはすっかり紅葉になっている(写真1&2)。相変わらずルースニングで攻めてみるが、今日はあまり反応が良くない。20センチ前後のニジが3尾と、新子の山女が1尾、バラシが2,3尾ってとこ。来る途中、バイクとすれ違ったから、人が入ってたのかもしれない。16時近くになり、辺りも暗くなって冷えてきたので引き返すことにする。帰りは試しにドライを流してみるが反応がなかった。あまり遅くなると、中山峠が危ないかもしれないので、早めに終了する。しかし、中途半端な時間に帰ったため、定山渓の手前で大渋滞に巻き込まれてしまった。紅葉狩りの季節だもんなぁ。考慮しとくべきだった。







 2012年10月20日(土)/6:30〜11:30/新冠川/時々/水温11℃/釣果:ちび山女
 10月に入ってからというもの、どうも天気がスッキリしない。今週も北海道の上半分は雨。もしかすると雪になるかもということで除外。尻別も、2日前に中山峠に初冠雪。朝方は路面凍結の恐れがあるので除外。あとは太平洋側しか残っていない。ということで、ここは一つ行ったことのない新冠に行ってみることにした。ポイントが良くわからないので、中流域を見て回り、堰堤(写真1)の辺りから入ってみた。水温を測ると11℃と、この時期にしては割と高め。まずは、魚が溜まりそうな堰堤下を探ってみる。水の中を覗いてみると鮭が遡上してきている。卵を狙って後ろに魚が付いてないか、暫く探ってみたがさっぱり。そこでここは見切りを付け、堰堤の上流を釣り上がることにする。上流は思っていたよりも浅く、流れもそれほど強くないため、これだけの川幅だが所々は川通しに歩ける位だ。しかし、大場所と呼べるような所があまりなく、ちょっとした流れの筋や淵を狙って、ウェットを流してみる。スイッチにフローティングのシューティングヘッド、タイプWのシンクティップにドロッパーでフライ2個といったシステムだが、シングルでも良かったかも。暫く釣り上がっていくと、コツコツという小さなアタリが、石に当たってるのかと思ったら、小さ〜い山女が。だから、なんでロッドのサイズを上げると小さい魚がかかるかなぁ。間違って掛かるなら鮭の方が良かったよ。これ以降はさっぱり反応がないので移動することにする。更に上流に行ってみると先客がいたので、下流の橋の辺りに入ってみる。しかし、先程の堰堤以上に鮭の大群(写真2)が。これだけいると、他の魚は散っちゃうかな。やはり、さっぱり反応無し。昼も近かったので、これで終了とする。でも、この川はドライのシーズンか、雨鱒の時期に試してみたい気がするな。




               /15:30〜16:30/小糸魚川/のち/水温11℃/釣果:なし
 帰る途中、苫小牧の縄文でカレーラーメンを食ってから、このまま帰るのも何なので、小糸魚川(写真)に入ってみることにする。とりあえず上流に向かい、入れそうな場所を探していると水のないダムに出た。時間もないので、そこに車を停め、ダムのスリットの部分からから釣り下ることにする。しかし、細いし浅い。苫小牧の川はみんなこんな感じだな。どうにも魚が居るとは思えない。人も多く入ってるだろうし。1時間ほどやってみたがキャスティングもままならないし、フライをする川じゃないな。ということであえなく終了。帰りに飴色カレー堂でカレーを食って家に帰る。今日はカレー三昧だったな。


 2012年10月13日(土)/5:30〜10:30/漁川/時々/水温9.5℃/釣果:虹鱒×1、岩魚×1、う○い×1
 昨日雨が降り、1週間くらいは全道的にぐずついた天気になるとの予報。この時期こんな状況であまり遠出もしたくないので、どっか近くにいい場所はないものかと探したところ、漁川は10月中くらいはいけるみたい。近いし、ここに行くことにする。午前3時半起床。予報では雨が降るような事を言っていたのに、降っていないし、月も出ている。4時開始のサッカー日本代表のフランス戦のキックオフを見てから、4時ちょいすぎに出発した。車を飛ばし、5時前に川沿いの林道ゲート前に到着。げっ、早すぎた。こんな近場に来たこと無いから、逆に時間の感覚がつかめなかった。辺りはまだ真っ暗なので、5時半まで待ってからチャリで林道を疾走することにしよう。身支度をして、さて、自転車を組み立てようかと車から降ろしたとき、電池を忘れてきたことに気付く。昨日充電してたんだ。あーもう、何やってんだか。電池のない電動自転車などただの足かせじゃないか。仕方がないので徒歩で林道に入る。徒歩なので、とりあえず800m先の1番目の橋から入渓することにしよう。もっと奥まで行くつもりだったのに。
 思ったよりも時間もかからず一番目の橋に到着。橋の脇から川に降りる。あら、ちょっと濁りが入っている。雨の影響だろうか?水温を測ってみると9.5℃。先週の尻別よりは高いけど、この川の魚はどうなんだろう?ドライよりは、やはりルースニングかな。ということで、先週と同じシステムでチャレンジ。入ってすぐの淵を流してみる。数投するとマーカーが見えなくなった。あれ?と思ってロッドを上げてみると、何か付いている。しかし、すぐに落ちてしまった。どうも、魚がマーカーを咥えていたようだ。おいおい。しかし、魚が居ることが判ったので、同じ場所で粘っていると、マーカーが水中に引き込まれた。上げてみると20pくらいの小さい虹鱒だ。人が多く入ってる割に、魚は居るんだな。更に釣り上がって、今度は同サイズの岩魚(写真2)がヒットした。また、釣り上がっていくと、堰堤が出てきた。うーん、魚道は付いてないみたいだけどこの上にいるのかなぁ。とりあえず堰堤下の落ち込みで暫く流していると、ようやくヒット。しかし今度は同サイズのう○いだった。そのうち2番目の橋まで到着。ここら辺で引き返そうかと思っていたのだが、わりかし距離的に短かったので、更に上を目指す。この橋の辺りはキノコ(写真2)がいっぱいだ。詳しければキノコ狩りもしたいところだが、さっぱり判らないので素通りする。川通しでは厳しい所もあるので、林道に出て歩いていたが、途中で林道が崩落している(写真3)。なんか、最近はこんなんばかりだな。少し戻って川に入り直し、また釣り上がってみたが。さっぱり反応が無くなった。なんか上流に行くほど魚影が薄くなって居る感じだ。逆に上流の方が人が入っているのかもしれないな。更に釣り続けるほどポイント的に魅力もなかったので、ちょっと早いがこれで終了。「味の清ちゃん」でラーメン食って家に帰ることにする。








 2012年10月7日(日)/8:30〜11:30/尻別川//水温7.5℃/釣果:虹鱒×9、岩魚×2
 昨日が昨日だけに、欲求不満が溜まり、急遽、本日も釣りに行くことにした。普段なら日曜は釣り人が多く入ってるし、道路も混むので敬遠しているのだが、折角天気もいいし、他にすることもないんで・・・(^_^;)。連チャンなので、あまり無理をせず遅めのスタート。どうしても魚が見たかったので、確率の高い尻別上流に向かう。6時出発、8時到着。あまり早く行っても、もう気温も低く低活性だろう。イブニングも考えたが、道路も混むし、今時期は日の入りが早く短時間しか出来ないので、朝行くことにした。
 林道は未だ通行止め。またしてもチャリンコで林道(写真1)を飛ばす。やはり、林道は復旧されていない。これでは、数年は車では入れなさそうだな。しかし、そのおかげで上流部は釣り人の形跡が少なく感じる。林道のゲート付近にチャリを停め、崖を降りて川へ入る。水温は、7.5℃〜!?低すぎないかー?雨の影響だろうか。それでも一投目はアダムス・パラを結び投げてみたが、ドライは厳しそうなので、すぐにルースニングに切り替える。フライはビーズヘッドのカディス・ピューパ。低水温で心配だったが、やはりこの川はそれでも活性が高い。数投目でマーカーが引き込まれた。お、虹鱒だ。と思ったら目の前でバラシ。く〜、やはりフッキングがきちんと出来ていないな。2度目は何とか取り込み、20ちょいの虹鱒(写真2)を確保。しかし、3度目は、またしても目の前で岩魚をバラしてしまう。うーん、なんでフッキングが良くないのだろうなぁ?考えた末、川が浅いのにリーダーが長いと、弛んでテンションが掛からないのでは、と考え、短くセットし直し。すると、どうでしょう、アタリも明確になり、フッキングもしやすくなった。よしよし、ひとつ進歩したな。ここぞ、と言う場所にフライを流すと、ほぼ魚が反応してくる。うーん、気持ちいいね。天気もいいし、水も綺麗だし(写真3)、予測した場所から魚が出てくるし。あとは、サイズが良ければ文句ないんだけどねー。2時間ちょいで満足したので、チャリで引き返す。途中で、開けたプールが気になったので、チャリを置いて試してみる。ここは中々渋かったが、20pくらい虹鱒が1尾釣れたので、これでホントに終了する。チャリだとすぐにこういう事が出来るのはいいよね。車は駐車場所考えないといかんし。









 2012年10月6日(土)/5:30〜11:30/いつもの川/一時のち/水温11℃/釣果:なし
 釣れないだろうということは予測していたが、この時期いつもの川へ向かうのは、毎年恒例となっているので、一縷の望みをかけてこの川に向かう。3連休初日の今日は、全道的に雨で大雨の場所もあるとの予報だった。案の定、釣り始めるとすぐに雨が降ってきた(写真1)。いつものコースを釣り下るが、さっぱり反応がない。ポイントを探っていこうにも、渇水と砂利の流入でポイントが浅くなってしまい、魚が付けそうな場所が激減している。あっという間にいつもの折り返し地点まで到達。いつの間にやら雨も上がっており、晴れ間が出ている。何だよ、大して雨降らないじゃん。これなら、別の場所に行けば良かった。折り返しもさっぱりダメ。前回と同じく、巨大なう○いがちょっかいを出してきただけ。トボトボと歩いていると、対岸にもトボトボと歩いている輩が(写真2)。あちらは何か後ろ足を怪我しているよう。うーん、かわいそうだな。向こうに比べたらまだマシか。早々に駐車場所まで戻ってきてしまったので、気を取り直して、上流部に言ってみることにする。しかし、林道の入り口から、入れ替わりで車が出てきた。先客がいたか。とりあえず小一時間ほどやってみたが、こちらもさっぱりだった。気分転換に岩見沢の「宇宙軒」で味噌ラーメンを食って帰宅する。




 2012年9月29日(土)/5:30〜11:00、14:00〜17:30/忠別川/のち/水温11〜15℃/釣果:虹鱒×10、ホウライ鱒×1
 今週は全道的に雨の予報。天気予報で一番雨の影響が少なそうだったのが上川地方だったので、急遽、忠別川に行くことにする。ホントは、出費がかさんでいるので近場で済ませたかったのだが・・・。午前2時半起床。まだ雨は降っていないようだ。忠別へ向けてレッツらゴー。深川まで高速をとばし、そこから12号線をひた走る。旭川時代、3年間毎週走っていた道だ。トンネルを抜け神威古潭に出ると、突然の雨。えーっ、予報じゃこっちの方が雨が少ないんじゃなかったのか?結構、道路に水が浮いている。しかし、旭川市内を抜け、東川町に入ると道路も乾いており、雨も降っていない。ふー、一安心。橋から川を見ると、相変わらず水が少ない。雨の影響はなさそう、というか、こりゃ、逆に一雨欲しいところだな。
 今日は、いつもの場所ではなく、前回引き返したところから上流を探ってみることにする。その時見つけた駐車スペースに車を停め、いざ出陣。しかしながら、釣れる魚はどうも型がイマイチである。上流の方が型が小さいのかと思ったが、なんとか尺クラスの虹鱒(写真1)をゲット。その後、結構良さげな魚がヘッド&テイルで飛び出してきたが、アワセた瞬間、4Xのティペットがプッツリ。なんだよー!なんか、最近アワセ切れが多い。ガックシ。やっぱ3Xにしないとダメだな。ドデカフライも投げずらいし。そうこうしているうちに、砂防ダムの下(写真2)にたどり着いた。魚が付くには流れが弱すぎるかなぁ、と思いながら対岸の岩陰にフライを流すと、魚が飛び出してきた。むむ、これはそこそこあるな。結構走り回って、ドラグを鳴らされる。ようやく本日初めてネットでのキャッチ。38pの虹鱒(写真3)。うーむ、前回と同じサイズじゃん。今年は40オーバーもままならん。しかも、なんか傷だらけの魚だった。かわいそうだったので、写真を撮って優しくリリース。さて、次はあのダムだな。ダム上が気になったので、ダムをよじ登ったが、滑って落ちてしまうので遠巻きしてダム上に出る。おっ。ダムの上は川幅も太くて流れも強めだ。暫く釣り上がったが、ドライでやるにはちょっと流れが強すぎる。虹鱒1尾しか釣れんかった。しかも川原には柱状節理から剥がれ落ちたであろう大岩がゴロゴロしていて、ちょっと落石が怖くなったので、午前の部は終了する。車に戻ってウェーダーを脱ぐと、右足がびしょ濡れである。なんか右足がチャプチャプすると思った。ガッツリ穴が空いてるなこりゃ。左足の穴を塞いだばかりなのに。東川のカフェ風土でオムライスを食べ、靴下がびしょ濡れだったので、道の駅のモンベルで靴下を買ってから、近くの公園で仮眠をとる。
 午後の部。天気予報では全道的に雨がどうとか言ってたが、全くのはずれ。午後からは晴れていい天気である。雨を避けてここまで来た意味無いじゃん、まったく。14時頃から午後の部を開始する。よく考えたら今の時期18時には真っ暗。17時頃には上がらないと危険が伴う。ということは3時間くらいしかない。ヤバっ、急がないと。ちょっと忠別ダム下流も気になったので、自転車で土手を走り、良さそうなところを見て回る。しかし、そういった所には既に人が入っている。とりあえず人のいないところで探ってみるがさっぱり。うーんどうしよう。時間はないが、ダム上のいつもの所に入ることにする。前回まあまあサイズを釣ったポイントの一発狙いだ。しかし、着いてみると既に人が入っており、まったく動く気配がない。仕方がないのでインレット方向に釣り下る。ちょっと浅いんだよなと思いつつ、ボサ下を流すといきなりヒット。上げてみると32pのホウライ鱒(写真4)。まぁ、これぐらいのが釣れれば御の字か。この後、こんな所は抜かれちゃってるだろうというような、落ち込みの白泡切れ目にフライを投げこむと、一発でヒット。31pの虹鱒だった。17時を回り、もう辺りもすっかり薄暗くなり(写真5)、早く戻らないと真っ暗になるので、これにて納竿とする。
 帰りは、なんか腹が減ってガッツリ食べたくなったので、旭川時代の住まいのご近所にあるキッチン・サンボでチキンカツ定食を食してから帰路につく。しかし、大物には巡り会えなかったが、今年はこの川が一番安定した釣果があったなぁ。















 2012年9月22日(土)/6:00〜11:30/いつもの川//水温13.5℃/釣果:虹鱒、う○い
 先々週の大雨、洪水の影響がどれだけ残っているのか予測が付かないので、遠出はやめて、おニューのロッドを使うのにちょうどいいサイズの川ということで、いつもの川に行くことにする。とはいえ、ここも濁流になっている可能性がなくもない。ちょっと心配だったが、川に着いてみると、ちょっと川幅が広くなった感じはするが、濁りもなくいい感じに見えた。さすがに、朝方は霧がかかって(写真1)冷え込んでいるが、今日も夏日の予報。しかし、水温は13.5℃とだいぶ下がってきている。いつものコースを釣り下っていくが、流れがだいぶ変わっている。川原の草も倒れているので、相当増水したのだろう。しかも、いい流れに見えたのだが、水位が低い。また、砂利が流れ込んで、岩盤のエグレが埋まってきてしまっている。どんどんポイントが潰れていくなぁ。今日は、いつもの折り返し地点より更に下流まで釣り下り、ダムのインレット近くまで行ったのだが、さっぱり。いつ掛かったのかわからない小さな虹鱒(写真2)が2尾のみだ。全くダメなので折り返して、滝のある場所まで戻る。プール状になった場所で、何か居ないかな〜と思い、昨日TVで見たフライを小刻みに震わす誘い方を試してみる。すると、乗らなかったが、何かがヘッド&テールで出てきた。うわ、この方法効くじゃん。赤っぽく見えたので虹鱒だと思い、更に誘いを続けていると、魚が食いついてきた。おっ、そこそこいい型。しかし、何か引きが違う。アメか?と思ったが、よくよく見ると、げげー!巨大なう○いではないか。なんだよー、もう。でも、まだ虹鱒が居ると信じて、再度、誘いをかける。すると、またヒット。しかも、先程よりもデカい・・・。デカいう○い・・・。豚っ鼻で、ゆうに40は越えている、キ、キモい。よくよく水中を見ると、同じようなサイズのう○いが群れている。うへー、いつからこんな巨大う○いの巣窟になってしまったんだ。やはり水が少なく流れが弱いと、コイツらばかりになっちまうな。ダメだこりゃ。虹鱒はいずこへ?





 2012年9月14日(金)/6:30〜10:30/余市川//水温17℃/釣果:なし
 3連休前の金曜日。今日休みを取って、本当は十勝方面辺りに泊まりがけで行こうと思っていたのだが、今週は雨が降り続き、所々で洪水も起きていた。なので、遠出は取りやめ。雨の少なかった、近場の余市川へ行くことにする。銀山の付近で大物が釣れるとの情報だったので、そこを目指す。川を見てみると思ったよりも、大きな流れで、渡河するのはなかなか厳しそうだ。そこで、スイッチロッドでいくことにする。橋のたもとから川に入る。上流は護岸されていてイマイチだったので、釣り下ることにする。入りっぱなに小さな魚が跳ねているの見たのだが、ドライにもウェットにも、全く反応がない。ダメだなこりゃ。そんな気分で釣り下り、藪こぎをしていると、突如、背中に何かに刺されたような痛みが。いててて!続いて脇腹も。慌てて藪から飛び出し、服を脱いでキンカンを塗りつける。おー痛い。なんなんだ!腫れてはいないし、アリにでも噛まれたのだろうか。すっかり嫌気がさし、この場所を離れ、今度はもっと上流に行ってみる。しかし、水も少なく、場荒れしている感じで、さっぱりだ。なので、午前中はもうヤメにして、ちょっと早めに昼飯を食うことにする。近場の飲食店は赤井川の「おつけもの食堂」しかないので、そちらで「村民定食」(安い!)を食べ、近くのカルデラ公園で午後の案を練りながら仮眠をとる。
               /14:30〜17:30/古平川//水温19.5℃/釣果:ちび山女×2
 午後はどこにしようか迷ったが、近場で虹鱒のいそうな古平川に行ってみることにする。ちょっと上流の方の橋をナビにセットし現場に向かう。思ってたより、結構山奥だった。ちょっと、ヤツには警戒しないといけないかな。橋の横から川に降りようと思ったが、いきなり難所である。うへー、フリークライミングしなきゃならんぜ。木や岩にぶら下がりながら、なんとか下まで降りる。橋の上から見た感じは良さそうな流れだったのだが、下に降りてみると水が少なく、流れが弱すぎる感じだ。上流に行くのは、なんか怖かったので、ちょっとだけやってから下流に釣り下る。しかし、反応してくるのは手の平よりも小さい山女ばかり。しかも、反応が少ない。川岸には新しめの足跡があるので、午前中に誰か入ったのかもしれない。谷間で暗くなるのも早いだろうから17時までと決めて釣り下る。しかし、さっぱり。釣れたのは手の平以下の山女をドライとルースニングで1尾ずつだけだった。薄暗くなってきたのでこれにて終了とする。
 このまま帰るのは何か癪に障るし、異常に汗もかいたので、帰りに余市の鶴亀温泉でひとっ風呂浴びて、小樽の「なると」で若鶏の半身揚げを食ってから家に帰る。 



 2012年9月7日(土)/5:00〜11:30/忠別川//水温13℃/釣果:虹鱒×6、ホウライ鱒、岩魚
 夏休み中に相当走り回ったので、今週は近場にしようと考えていたのだが、TVで忠別川の釣りを見ていたら、どうしても行きたくなってしまった。こういった感覚は大事にしといたほうがいい結果を生んだりすることが多いので、目的地を忠別川とする。このところドタバタした感じの釣行が多いので、今回はじっくりと1本の川を攻めてみることにする。
 午前2時半に出発、5時少し前に忠別ダム上流のいつもの場所に到着。まだ、辺りは薄暗い。日の出も遅くなり秋の気配を感じさせるが、今週も真夏日が続き、今日も晴れて30℃近くになるとのこと。日中は厳しそうなので、早めに来たのだ。さすがに朝方は15℃くらいとちょっと肌寒い。水温も13℃と意外と低く適温だが、やはり水が少ない。先週、ロッドを折るという大惨事に見舞われたので(次の日にはロッドを購入したが、1ヶ月待ち)、今日は普段使っていないセージの#5ロッドを使用。このロッドは遠投に特化したカッチカチのロッドなので、魚とのやりとりに難があるんだよなぁ。果たしてどうなる事やら。
 釣り始めてすぐに20pくらいの虹鱒がヒット。その後すぐに、ちょっといいサイズの魚がヒット。しかし、ネットを取り出そうとしていたらフックがはずれてしまった。くそー、やはりロッドの弾力性が乏しく、衝撃ではずれやすい感じがする。だから、トーマスのロッドに変えたんだよなぁ。気を取り直して、今度は護岸に流れ込みが幾つかぶつかっている、いかにもという感じのポイント(写真2)を攻めてみる。すると、小さなライズで魚がフライを咥えた。出方からして、また20pそこそこだろうと思っていたが、何やら結構な重量感。あれ?ちょっといい型?すると猛烈に魚が走り出した。おおー、めちゃくちゃパワフル。久々にドラグがジリジリと鳴る。足場が悪く、下流に走られたらヤバそうだったので、何とか上流に誘導する。何度目かのアタックでようやくネットイン。体高があり、なかなかの虹鱒(写真1)だ。しかし計ってみると38p。あら?引きからして40オーバーはあると思ったのに。でも、めちゃくちゃ強い魚で、久々に魚とのやりとりを実感できる魚だった。満足、満足。
 割と序盤で満足できる魚が釣れたので、この後はのんびりと10時くらいまで釣り上がり、そこから引き返して、昼頃までダムのインレット側を見てみることにする。暫くすると、またフライに魚がアタック。先程の重量感のイメージが残っており、思い切り合わせると、魚が小さすぎて上空を飛んでいき、フックがはずれてしまった。ええー!カツオの一本釣りじゃないんだから!魚がどこに落ちたか判らず、大捜索。なんとか砂まみれの魚を発見し、砂を落とすと、10p位の岩魚だった。
 さらにどんどん釣り上がっていくが、やはり、前回来たときよりも更に水が少なく、流れに勢いがない(写真3)。陽も高くなり、清々しい青空(写真4)。またまた気温も急上昇だが、風はやはり秋を感じさせる涼しげな風だ。前回来たときに崩れそうだと思っていた大岩の前に来ると、やはり少し崩れたのか、水に浸かっている。その岩の際を流すと、ヘッド&テイルで魚が出てきた。しかし、アワせた瞬間、ティペットがプツリ。えー!なんで?やはり、このロッドだと、今までの感覚で合わせると、必要以上にテンションがかかりすぎるのか?結構いいサイズだったのに。10時になったので引き返しインレット側を見に行く。しかし、イマイチ良いポイントがない。最後に24,5のニジ(写真5)を釣り上げ終了とする。今日はちょっとゆとりのある釣りが出来たな。概ね満足。しかし、ヒザが痛い。コンドロイチンのサプリ飲んでるのに。寄る年波には勝てないということか?
 今日は全体的にのんびり行こうということで、帰りに旭川の「青葉」で正油ラーメンを食べ、高速を使わずドライブ気分で帰ることにする。いつものごとく深川の道の駅のコンビニでコーヒーを買って休憩中に、折角なので砂川の「ナカヤ菓子店」でアップルパイでも買おうと思い立ち、寄ってみることにする。店の前に来るとバスが停まっており、えらく混んでいる。観光バスまで寄るのか?と思って中に入ると、なんと、タカ&トシのタカがいる。あれれ?実は、観光客だと思っていたのはTVクルーで、店内で「タカトシ牧場」の撮影をしていたのだ。知らずにズカズカ入ってしまった。あービックリした。撮影が終わってから無事アップルパイを入手し、一路札幌へ。















 2012年8月28日(火)/5:30〜13:30/西別川/のち/水温10℃/釣果:山女、虹鱒、雨鱒
 今週は夏休み。今年は目先を変えて道東方面まで遠出することにした。2泊3日の予定である。目的地は西別川だ。何年ぶりだろう。2回ほど来たことはあるが、その頃はまだナビもなく、どこから入っていいのか良くわからず、ちょこっとしかできなかったし、ついでに来た感じだったので、本格的にやりこむのは今回が初めてかもしれない。
 午前1時ちょい前に出発。まずは虹別橋を目指す。午前5時頃虹別橋に到着したが、駐車場所が見あたらない。そこで、もう一本上流の橋まで行ってみる。ここには広い駐車スペースがあるので、ここから入ることにするが、更にもう一本上流の虹彩橋に向かう。何故かというと、ここから脱渓して、車まで戻るための自転車を置くためだ。橋と橋の距離は直線で2q弱。ちょうどいい距離でしょ。
 自転車を置き、再び先程の場所まで戻り入渓(写真1)する。今日は全道的に30℃前後になるとの予報だが、ここはまだ低い雲が垂れ込めていてちょっと肌寒い。水温は10℃。この時期他の河川では考えられない水温だ。入りっぱなは、人の出入りが多いせいか反応無し。うーん、釣れん。と思っていると、突然キーキーと鳴きながら鳥が飛んで後ろの木にとまった。わお、ヤマセミではないか。シャッターチャンスなのだが、デジカメのモニターでは小さすぎて姿が判らん。適当にシャッターを押し、何とか写っていたのがピンボケのこれ(写真2)である。
 暫くして、ようやく本日の一発目。手の平サイズの山女である。その後、20センチ前後の虹鱒やら雨鱒がポツポツと釣れだした。しかし、一番良さげなポイントからは反応がない。やはり、誰もが狙いそうなポイントは釣られちゃってるのかな。いいサイズの魚も出てこないし・・・。気が付くと雲はすっかり晴れて青空。気温も急上昇である。体力も相当削られ、そろそろお昼も近くなってきたので終了としたいところだが、次の橋が現れない。うーん、思ったよりも時間が掛かるな。結局、自転車を置いた橋に到着したのは13時半。8時間も川の中を歩き通しだった。ひー、疲れた。なんか、こんなに遠くまで来ても、いつも行っている川以上に人のプレッシャーが多い感じがする。(実際、平日だというのに各橋のたもとには車が停まっていた。)ちょっと期待はずれ。道東の河川に過剰な幻想を抱かない方がいいな。
 よくよく考えると、たいした魚が釣れなかったので、魚の写真をほとんど撮っていなかった。なので、西別川の美しい流れをお楽しみください。(写真3〜5)
 その後、開陽台を見物してから、別海まで足を伸ばし、ポークチャップで有名な「ロマン」まで行くが、時間が遅く、結局ポークチャップは食えずじまい。がっかりしながら中標津方面に引き返し、本日のお宿、ホテル養老牛で一泊。またまた貸切状態で露天風呂を堪能する。









 2012年8月30日(木)/7:00〜11:30/阿寒川/のち/水温19℃/釣果:虹鱒、雨鱒
 道東釣行最終日の三日目である。実は、昨日も釣りをしようと思っていたのだが、ホテルで朝飯を食ったり、のんびりしていたらすっかり出遅れ、当幌川に入ろうと準備はしたが、藪の多さと場荒れした感じに嫌気がさし、竿を出さずじまい。その内、お腹が痛くなって、トイレ探しに奔走していたら、すっかり昼近くになって時合いを逃してしまったのである。それで、野付半島を30年ぶりくらいで見学。帰りに別海の「カフェ・オーク」でジャンボホタテバーガーを食べ、夜は友人と会う予定があったので、釣りをしなかったのだ。(結局、行き違いで友人とも会えずじまい。)
 これはもう最終日にかけるしかないと言うことで、2日目のお宿トーヨーグランドホテルを朝の5時ちょい前にチェックアウト。阿寒川を目指すことにする。なんだか、こちらの方は昨日からどんよりとした雲がかかり、夜からは霧雨が降り、20℃くらいしかない。札幌は真夏日近いというのに。阿寒に到着した時点では雨が降っていた。コンビニで入漁券を買い、7時頃、ホテル跡に向かう。しかし、阿寒に入るには時間が遅すぎた。既に3台も車が停まっている。ダメだ、こりゃ。ということで、いつもの雄観橋下流に向かう。しかし、すっかり雨模様(写真1)。今日の予報では晴れて真夏日近いはずなのに。そそくさと準備をして川に降りる。だがここはフライ専用区間ではないので、やはり反応がうすい。暫くしてようやくヒット。30pくらいの虹鱒(写真2)だ。釣れたのは、やはりいつも魚が付いているこの場所(写真3)だった。気が付くと、いつの間にやら青空。一昨日同様またまた気温も急上昇である。ここで数尾の虹鱒、雨鱒をゲットする。みんな出方はいいのだが、サイズの方は30センチ前後ばかり。なんだかなー。お昼も近くなり腹も減ったので、今回の釣行を終了する。
 なんだか、今回は、金と時間がかかった割に得る物が少なかった。遠くまで来ればいいってもんじゃないな。





 2012年8月31日(金)/8:00〜11:00/空知地方T川//水温19℃/釣果:虹鱒
 昨日家には戻ってきたが、道東釣行がどうにも不発だったので、今日も釣りに行く。ガス代も結構かかったので、近場のこの川へ。しかし、さすがに疲れていたのでちょっと遅めのスタート。今日も今日とて真夏日の予報。疲れた身体には中々の攻撃である。このところ入渓ポイントにしている場所に行くと既に先行者が。いつもの駐車場所に車が停められない。平日だというのにどこもかしこも人ばかり。別の場所から入ろうかとも思ったが、車を少し遠くに車を停め、そこから自転車で川まで降りることにした。前回は大雨の直後で、増水と濁りが入っていてあまり攻められなかったが、今回はどうだろう。この時期にしては、まだ水量が多い。しかも、またしても微妙に川の流れが変化している。それでも、なんとか数尾の虹鱒(写真1)を釣り上げ、今日の本命ポイントにしていた護岸ブロックのポイントに到着した。しかし、ここも流れが変化しており、水勢がありすぎて魚が付いていそうもない。ここの下流側がプール状になっていて気にはなったのだが、川を渡るのが辛そうなので早々に諦め、引き返す事にする。引き返しながら、めぼしいポイントにもう一度フライをキャストしていると、フライが木に引っかかってしまった。ロッドをあおってフライをはずそうとしたら、パキッという鈍い音が。ん?木の枝でも折れたか?と思ってロッドを見ると、なんとティップの方が折れているではないか!なんでー?10年来愛用してきたトーマスのロッドが・・・(泣)。そんなに強く引っ張ってないのに〜。ヒビでも入っていたのだろうか?手荒に扱ってきたし、転んで何度も岩に打ち付けたりしてるからなぁ。これで、トーマスのロッドを折るのは2回目だぜ。形ある物いつかは壊れる。とはいえ、えらい散財だ。夏休み最後の釣行は最悪の結果だった。今年はホントだめだ。




 2012年8月25日(土)/5:00〜11:30/いつもの川/のち/水温19.5℃/釣果:虹鱒×5、う○い
 今日から夏休みで9連休。来週は遠出する予定なので、今日は近場のいつもの川へ。この時期のこの川はあまり良くないので、上流の方を試してみようと思う。しかし、上流の林道に入ると伐採作業のため立ち入り禁止で重機が停めてある。もし、作業をやるようならやっかいなので、結局、いつものコースへ入る。今日は夏日の予報なのに、今にも降り出しそうな低い雲が垂れ込めている。先週から今週にかけて何度か雨が降ったにもかかわらず、相当渇水しており、ポイントらしいポイントが無くなっている。暫くは全く反応が無く、滝の辺りでようやく来たと思ったら、う○い。支流との合流点の下流辺りでようやく虹鱒(写真1)をかけるも、24,5pで、しかも傷だらけ。どーした?おい。さらにもう1尾釣るも、手の平サイズ。ダメだこりゃ。
 この場所へ見切りを付け、上流を覗いてみることにする。さっきの林道まで行ってみると、伐採作業は休みみたいだ。しかし、車が一台。先を越されたか。しかし、腹を決めてここから入ってみることにする。秘密兵器の自転車を組み立て、熊鈴とカウンターアソールトを装着。そう、ここから先はヤツのテリトリーになるので、今まで入るのを躊躇していたのだ。下流でも十分釣れたし。しかし、いつもの場所はいずれダムの底。新しい場所を開拓せにゃならん。とりあえず、川に掛かっている2つの橋の周辺(写真2)を試してみることにする。いつも間にやら雲も晴れてきて、青空が見えてきた。暑くなってきたなぁ。川に降りてみると、流れはいいが、川底がフラットで、魚の付きそうな場所が少ない。それでも、ちょっとした深みで20p程度の虹鱒を2尾キャッチする。2つめの橋を越えると、流れ込みがあり、ちょっとしたプール状になっていた(写真3)。いかにも魚が付いていそうだ。手前の流心から探ってみると一発。今までよりは良く引く。ようやく30ちょいの虹鱒(写真4)をゲット。しかし、こいつ隻眼だ。うーん、今日は魚のコンディションが良くないなぁ。こいつを釣ったところで、もう正午近かったので戻ることにする。
 自転車の所まで川原を歩いて戻る。すると突然森の中から、バキバキッという大きな音が。ドキーッ!何かが木の枝を折りながら逃げていった。あービックリした。たぶん鹿だよな・・・、と思いつつも足早に引き返す。しかし、この場所川底の変化が少ないなぁ。もうちょっと奥まで行かないとダメかなぁ。お腹が減って札幌まで持ちそうもなかったので、栗山で昼食。車から降りると異常に暑い。街中の温度計を見ると31℃。うへー。そんな中で栗山町をちょっと散策し、「はらへー太」で酢豚ランチを食べて帰る。あーうまかった。









 2012年8月18日(土)/5:00〜10:00/空知地方T川//水温15℃/釣果:なし
 今日は午後から色々と予定が入っていたので、先週と同じ川へ。ホントはいつもの川へ行こうと思っていたのだが、今週の大雨で濁流になっているのは容易に予想ができるので、まだ雨に強そうなこちらにしたのだ。いつになく早起きをして5時ちょっと前に先週と同じ場所に入る。初心に返ろうキャンペーン第2弾で、本日は数年ぶりにベスト着用。ま、右肩の悪化防止が主な目的ではあるのだが。
 予想はしてたが、やはり増水している。川原の木が倒されているので、結構水が出たようだ。先週まで無かった中州の枝川の流れ(写真1右側)も復活している。しかも、濁りも結構きつい。普段、透明度の高い川だけに、この濁りはちょっとキツイかな。水温を測ると15℃。先週から急に5℃も下がっている。適温ではあるが、この温度変化はどうなんだろう?先週は釣り下ったので、今週は釣り上がってみる。それらしいポイント(写真2)を攻めてみるが、全く反応がない。ドライ、ニンフ、ウェットと手を変え品を変え試してみるが、さっぱり。途中で、40オーバーの虹鱒の死体を見つける。うーん、これは魚たちも増水でやられたのだろうか?ダメだなこりゃ。当別でうどんでも食って帰るか。期待できそうもないので、早めに終了。途中、道民の森の一番川も入ってみるが、とても魚が居そうな感じではなかったので、すぐにやめ、かばと製麺所でうどんを食って帰宅する。しかし、ベストは腰に来るなー。重量バランスを考えねば。




 2012年8月11日(土)/15:00〜18:45/空知地方T川//水温20℃/釣果:虹鱒×2
 昨日があまりにも消化不良だったので、午前中に洗濯やら買い物やらを済ませ、墓参りに行ってから、そのまま川へ直行する。前回自転車で通った林道を行こうと思ったら、本格的に復旧工事をしていて、完全に通行止めだ。仕方がないので第2の入渓ポイントから入ることにする。こちらの川は全く雨の影響もなく、昨日の道中あんだけ大雨が降ったのに、さらに渇水が進んでいる。水が少ないせいか、水温も例年見ないくらい高めだ。うーん、厳しいな。しかも、最近人が入った痕跡がある。どーも最近この川も人が増えた感じがする。大場所を攻めてみるがさっぱり反応がない。何とか最初の魚(写真1)をヒットしたのは、普段あまり釣れない、流れの緩やかなプール(写真2)。まあいいさ。今日の目的は、あの林道崩落ポイントで前回釣り逃した魚だ。釣り下って行き、そのポイントに到着。いざというときの場合に備えて、ティペットを新しいのに変えてからキャスト。しかし、前回より水が少ないせいか、流れがちょっと違う感じで反応がない。うーむ、またいなくなっちゃったかな。と思いながら下流に流していくと、激しいアタックが!来た!と思い合わせたが、フッキングしなかった。くそー!フライを弾かれてしまったようだ。その後はいつものようにパッタリ。ダメだこりゃ。陽が低くなってきたので引き返すことにする。薄暗くなってくると、ちょこちょこと魚が出てき始めたが、魚が小さいせいかフッキングさせられず、途中で30弱の虹鱒を1尾釣り上げたのみだった。
 スッキリしないので、帰りにスープカレーでもと思って、目星を付けていた店を3軒も回ったが、激混みだったり、品切れだったりで結局食べられずじまい。うーん、どうやったらこの負の連鎖を断ち切れるのだろう・・・。すっかり遅くなってしまったので、遅くまでやっている「玉林酒家」で中華料理で空きっ腹を満たす。





 2012年8月10日(金)/6:00〜11:00/湧別川//水温17℃/釣果:虹鱒×1
 またしても寝坊してしまった。午前1時半に起きるつもりが2時半。昨日、ラーメンを食べるために遅くまでフラついていたせいだな。今日の目的地は湧別川。フライを始めた当初、毎週のように通っていた(支流だが)川だ。このところ、全然ダメなので、初心に返ろうと思ったのだ。とはいえ、今日の目的地は今まで入ったことのない下流域である。朝6時に目的地に到着。天気が悪いような予報だったが、抜けるような青空。しかも暑いぞ、これは。陽が昇るにつれ気温も急上昇。真夏日である。
 まず最初に目指したのが生田原川との合流点(写真1)。川幅が広い割に水深は浅い。どうも、ポイントらしいポイントは、合流部分くらいしか見あたらないなぁ。久しぶりにスイッチロッドを取り出し、シューティング・スペイでの釣り。しかし、どーもうまく投げれない。しかも、メンディングも上手くいかない。やっぱ、この釣り方は私には向いてないなぁ。そんなこんなで、暫くあたふたしていると、ライズを発見。でも小さそうだな。四苦八苦しながら、何度かフライを送り込むと、ようやくヒット。しかし、20センチ弱の虹鱒(写真2)。ここまで来てこんなサイズとは。私は、ロッドの長さに魚のサイズが反比例する傾向にあるなぁ。
 この場所に早めに見切りを付け、他の場所を見て回る。更に下流まで行ってみたがイマイチなので、瀬戸瀬ダムの下流(写真3)に行ってみる。この手のロケーションはあまり好みではないが、魚が溜まる場所らしい。現に、川に降りるとすぐに、魚がダムの段差をジャンプして乗り越える所を目撃した。さらにモジっている魚も。ほほー、居るんだな。スイッチが上手くできないので、今度は久々に#8ロッドでアタック。しかし、流れが複雑で上手く流せない。たった一回の魚のアタックも取れなかったので、この場所にも見切りを付け、違う川に行くことにする。
 途中、昔よくキャンプをした丸瀬布いこいの森に行って、武利ダムの様子も見てみる。しかし、キャンプ場はすごい人だ。釣り人も結構入っている。昔は、誰もいなくて閑散としてたのに・・・。ここも変わったなぁ。





              /13:30〜18:00/石狩川支流A川//水温17℃/釣果:虹鱒×5、岩魚×1
 コンビニで昼飯を買って、昔と同じように丸瀬布のスポーツ公園で昼食。ここはあまり人がいなくていいのだ。午後からは忠別川に行こうと思ったのだが、ナビをセットすると、目的地の天候は大雨との案内。なにー、ここはこんなに晴れているのに。たしかに、旭川の方向に怪しげな大きな雲が見える。うーん、仕方がない、それじゃ旭川の手前のこの川にしとくか。しかし、高速を走り目的地近くの長いトンネルを抜けると、突然雨が降っていた。あちゃー。
 川に到着し、まず始めに、前回いいサイズの魚を取り逃がした下流に入ってみる。雨の方も本格的に降り始めた。ちょっとやってみて、20p位の虹鱒が1尾。あとはパッとしないので、いつものポイント(写真2)へ移動。入って早々、25p位の虹鱒(写真1)が釣れた。しかし、その後どんどん雨が強くなり、一時、木の下へ退避。暫くすると雨が弱まってきたので、釣りを再開するが、今度は雷が鳴り出した。うへー、またまた退避だ。15時頃にようやく雨も雷も収まり、釣りを再開。いつになく水も少なく遡行も楽そうなので、この際だから下流の方を見てみるため釣り下ってみる。昨年は水量が多く遡行が困難で、増水でポイントがどうなったか確認できなかった。ここの下流は2年ぶりである。下っていくとそこそこポイントが形成されていて、それなりに魚の反応がある。しかし、型が小さい。30弱の岩魚(写真3)がいいところ。まぁ、この川はデカいのがバンバン釣れる川でもないし、ポイントのチェックも出来たので良しとしよう。辺りも暗くなってきたのでこれにて終了。遅くなったので、一番近くにある「ドライブイン39」で「茸天ぷら定食」を食して帰路につく。しかし、道中、深川辺りからとんでもない豪雨。せっかく高速にのったのに、パトカーの先導でずーっと50q走行だよ。ついてないなぁ。







 2012年8月4日(土)/8:00〜9:30/野束川//水温14℃/釣果:なし
 後志地方の日本海側って、あんま行ったことがないなぁ、と思って岩内にあるこの川へ。ガイドブックを見ると大きめのニジも期待できそうとのこと。そんじゃ、行ってみるべと思ったら、2週続けて寝坊。しかも、もう午前5時過ぎ。完全に朝のゴールデンタイムをはずしてしまった。しかし、今日は夜からオリンピックのサッカーの試合があるので、夕まずめは出来ない。しかたない、ロケハンのつもりで行ってみるか。
 目指すは最後の砂防ダムより上流だ。まずはダムの直下からスタートしようと、すでに木に縛ってあったロープを伝って、10m位の崖をロッククライミング。しかし、ここからではダムを越えられそうもないので、元来た崖をよじ登り林道からダムの上に回り込む。あら、もう車が停まっている。ガッカリ。先行者がいるのか・・・。とりあえずダムの湛水部(写真1)に出てきた。すると、大きくはなさそうだがライズがちらほら。こういう場所で釣れた試しがないんだよな、などと思っていると5,6投目でヒット。しかし、合わせた途端、ティペットが真ん中辺りで切れてしまった。なんでー!?まだ始めたばかりなのに。傷でも付いていたのか?その後はパッタリとライズも途絶えてしまったので、釣り上がってみる。しかし、魚の居そうなポイントからは全く反応がない。やはり、こんな小さな川(写真2)では、先行者が居たらダメだな。ということで、1時間半ほどで終了。場所変え。


              /11:00〜12:30/昆布川//水温13℃/釣果:ちび山女×8
 どこに行こうか散々迷って、こちらの方の川は大きな虹鱒は期待できそうもないので、尻別川の支流を目指す。しかし、どこも川が細くて、しかも渇水気味。うーん、もうしょうがないので、昆布川でちょっとやって、温泉入って、飯食って帰ろう。でも、やるからには大物の可能性が少しでも上がるように下流の方(写真)に入る。しかし、釣れるのはいつものように新子の山女ばかり。魚影の濃さにはちょっと驚かされるが、こんなサイズをいくら釣っても面白くも何ともない。なんで、これだけ魚が居るのに、大きいのが居ないんだろう?不思議。釣り下っていったが、もう、住宅街の横まで来てしまったので終了。予定通り、温泉に入って、倶知安の「手作りキッチンなり田」で男爵コロッケカレーを食べてから札幌に帰る。
 この日オリンピックのサッカー準々決勝で日本が圧勝したのが、せめてもの慰めだ。



 2012年7月28日(土)/6:30〜8:45/勇振川//水温15℃/釣果:なし
 久しぶりに寝坊。3時に起きるつもりが、目が覚めたのが4時半。すっかり出遅れた。今日は、札幌は真夏日の予報。このところまともな雨が降っていないので、どこもかしこも渇水に高水温だろうということで、影響の少ないこの川に行ってみることにした。秘密兵器(自転車)の登場で、林道に車が入れなくても、対処出来るようになったのも、この川に決めた理由の一つである。6時頃現地到着するも、案の定、途中でゲートが閉まっている。先週に引き続き秘密兵器登場。林道を15分程かっ飛ばし、下勇振橋から入渓する。しかし、思っていた以上に川が狭く、浅い。しかも川底が砂地でフラットすぎて、魚の気配を感じない。上流に釣り上がったが、すぐに堰堤があり、これでは大きな魚が上がれないのでは?と思い、今度は下流に下ってみる。しかし、イマイチ状況が変わらず、一回川から上がって、自転車で暫く下ってみる。ちょっと川幅の広くなった所を見つけ、そこから入ってみるものの、下流は立ち入り禁止の水源地。上流はまた川幅が狭まっている。うーん、ダメだな。別の川へ行こう。帰り道、クワガタの♂(写真2)を発見し、激写。轢かれないよう道路脇に放してから車に戻る。


               /10:30〜13:30/尻別川/時々/水温13℃/釣果:虹鱒×5、岩魚×8
 そんな訳で、場所移動。折角自転車もあるし、通行止めで今年は入れていない尻別の上流に行ってみることにする。もう、時間的に遅いが、奥の方はあまり人が入っていないだろう。またまた、自転車で林道をかっ飛ばす。しかし、林道の状況は思っていたよりも悪い。あちこちに倒木があったり、水が流れて道路が削れていたり。復旧に時間が掛かりそうだ。ま、その方がプレッシャーが減って魚には良いかもね。車が入らないせいで、結構藪が濃くなっている。うーん、入渓場所が判らなくなってしまった。とりあえず、川に近い所から入り、釣り上がっていく。
 暫くして、ようやく本日の一発目。20p位の虹鱒。まぁ、この場所では型は期待できないとはいえ、ちょっと小っさいなぁ、その後は、25p位のニジと岩魚(写真1)が交互に釣れ、上流に釣り上がっていくと、ほぼ岩魚一辺倒になってしまった。いかにも盛夏の渓流釣りって感じだが、昨年ちょっといいサイズのニジが釣れたので、二匹目のドジョウを期待してたんだよなぁ。しかも、昨年とはちょっと渓相(写真2)が変わってる。昨年、ハイになってしまうほどだった渓相が、今年はそこまでの感じがない。渇水のせいも有るかもしれないが・・・。そんなつもりはなかったのだが、結局、昼をまたいで釣りをし、腹が減ったので13時半で終了。後半は岩魚ばかりだった。
 喜茂別で食事をしようと思ったが、イマイチ食べたい物がなく、そのまま札幌へ。もう15時を回っている。晩飯時まであまり時間もないし、昼は抜こうかと思ったが、朝からろくなものを食べていないので、「スタンダード・カフェ」でワッフルを食べる。しかし、やはり腹が減って、結局、ちょっと早めに「グリル・ラパン」で晩飯。カニクリームコロッケを食してから帰宅する。







 2012年7月21日(土)/6:00〜12:00/空知地方T川//水温15℃/釣果:虹鱒×4
 前回のリベンジのためこの川に向かう。例年ならこれくらいの時期からここに入っているので、前回は早すぎたのが原因だと思いたいものだ。
 さて、本日はいよいよ秘密兵器登場!(写真1)の巻。これですこれ。電動アシスト折りたたみ自転車。これで自動車通行止めも何のそのである。ここも昨年、一昨年の大洪水で林道が崩れ通行止めになってしまったのだ。でも、これなら行けるでしょ。自転車を組み立て、準備をして、さあ初乗りである。おおっ、結構急に加速するな。いつもは車で通っていた道を、自転車で走る。多少の坂ならあまり苦にならない。いつも駐車していた場所まで到着。うーん、ここまでなら車で入れたかも。でも、ここから先が笹藪が多く、私の車だと傷だらけになっちゃうのだ。ここから入ろうかとも思ったが、せっかく自転車に乗ってきたので、さらにいつも歩いて行っている入渓場所まで行くことにする。暫く行くと既に車が停まっている。あちゃー先を越されるとは。最近、この川も人が多くなったなぁ。ガイドブックに載ってしまったせいだろうか。更に奥まで行こうと自転車を漕ぐが、ちょっと走ってすぐに急停止。げげっ!道がない!(写真2)完全に林道が崩落している。またか!今年はこんな目にあってばかりだ。せっかくの自転車も危険なので、ここからは、恐る恐る崖っぷちを徒歩で切り抜ける。
 ようやく、いつもの入渓地点(写真3)に到着。やはり、水量が少ない。洪水などでもあまり影響の無かったこのポイントも渓相が変わって、あまり良くない。しかも、真新しい足跡が付いている。テンションだだ下がりだ。気を取り直して、このポイントをやってみるが反応無し。やはり叩かれちゃってるのか?ここを諦め、釣り上がっていく。暫くして、ようやくこの川での今年の初物をゲット。20p程度の虹鱒(写真4)。昨年は、一発目から割といい型が釣れたので、ちょっと寂しい。更に釣り上がるとちょっとした落ち込みと淵が出来ていた(写真5)。ここまでで一番ポイントらしい場所なので、丁寧に下から探っていくと、白泡の消える辺りでヒット。ようやく、ちょっとした手応えのある引き。一応、ネットですくい上げる。引きからするともうちょっと大きいかと思ったが、32pの虹鱒(写真6)。その後、釣り上がって30弱のニジを掛ける。しかし、後ろに下がった途端転倒。岩が後ろに有るのに気が付かなかった。腰と右腕を強打し、ロッドも岩に打ち付け、その拍子にロッドからリールがはずれてしまった。うわわわ。ロッドもリールも手から離れてしまい、倒れた状態でラインだけをたぐり寄せる。何とかロッドとリールをセットし直し魚をキャッチ。おー痛い!魚は30弱のニジ。この程度の魚を釣る代償にしてはダメージが大きすぎるわ。
 ある程度釣り上がったところで、今度は下りながらルースニング。しかし、小さめの魚が、フライではなくオレンジ色のマーカーにアタックしてくる始末。もしや、虹鱒ってオレンジ色の物に弱いのか?今後のフライ作りの参考にしよう・・・。こんな状況なので、ルースニングを諦め、またドライに戻す。しかし、上ってきたコースは案の定、反応がないため、手を付けていない、あの林道崩落部分の下を攻めてみる。ここはかつて、大物を取り逃がし続けた私の連敗ポイント跡なのだ。ここ2,3年魚っ気がなかったが、もしかすると魚が戻っているかも。幾筋かの流れが合わさる場所にフライを流すと、大きめの魚がアタック!しかし、痛恨の掛け損ね。あたたた。やっちまった。その後はうんともすんとも言わない。やはり、ここに付く魚は一発勝負か。またもや連敗記録更新だ。この後、ちょっと下流で20ちょいのニジを釣り、昼を過ぎたので終了とする。
 釣果の方はダメダメだったが、自転車が使えるアイテムだと判ったことと、あの連敗ポイントに魚が戻っていたことが、少しの収穫かな。でも、明日、身体のどこが痛くなっているか非常に不安だ。不安なので、太美の「なかむら」で「テールラーメン」を食べてから札幌へ。











 2012年7月13日(金)/7:00〜11:00/天塩川//水温13℃/釣果:雨鱒×1、山女×1
 昨年と同じく3連休前に休みを取り、1泊して釣行。しかし、昨日は全道的に雨が降り続き、今日も不安定な天候。このため、当初行こうと思っていた十勝方面は雨が多そうだったのでキャンセルし(毎年雨で失敗しているので。)、少なそうな北の方に行くことにし、この際なので、かねてより行こうと思っていた天塩川へ初釣行。どこら辺に入ったらいいのか、皆目見当が付かないので、中流域の朝日町あたりに目的地を定める。何カ所か橋の上から見て回ったが、やはり、立ち込んで釣りが出来るような場所がほとんど無い。仕方なく、川っぷちに車が停められそうな所があったのでそこから入ることにする。しかし、護岸されていて流れの変化に乏しくイマイチな感じ。でも、これ以上時間を無駄にしたくないので、さっさと身支度する。空は今にも降り出しそうな低い雲が垂れ込め、気温も15度とまるで5月中旬並だ。どうして休んで来ると天候に恵まれないかなぁ。さて、これだけの重たい流れなので、まずはスイッチでフローティングのヘッドにタイプWのシンクティップを付け、ドロッパーで行くことにする。フライは海アメ用に巻いたチャートリュースのビーズヘッドニンフと、キールタイプのストリーマー。なんか、あまり釣れる気がしなかったが、2,3度流してみる。スウィングさせて、流しきったところで護岸近くをリトリーブしていると、なにやらゴツゴツと反応が。ロッドを立ててみると明らかに抵抗がある。おおっと、いきなり?うぐいか?流れが重たく寄せるのに手間取ったがネットでキャッチ。30ちょい位の雨鱒(写真2)だった。ちょうど雨鱒用に作ったフライにヒットしていた。こんな簡単に釣れちゃうの?天塩川恐るべし。と、思ったが、その後はさっぱり。100m位上流の方(写真3)が、少し立ちこめそうだったのでそちらに移動。雨鱒用のフライだから雨鱒が来たのかと思い、スペイ風のフライにチェンジしてアタック。暫く何の反応もなかったので、そろそろ場所替えしようかと思いながら、流しきったラインをリトリーブしていたら、微妙な反応が。おや?ラインをたぐり寄せると魚が付いている。なんだろうと思って見てみると、山女だ(写真4)。変えたフライに食いついていた。小さいが、さすが本流にいるだけあって体高がある。でも、こんなサイズ釣るためにここまで来たんじゃないんだよなぁ。その後、この場所に見切りを付け、下流を見て回るが、まともにキャスティング出来そうな場所が見あたらない。しかも、下流に行くほど水が濁っている。もう時間も昼近いので、岩尾内湖で昼飯を食って、午後からは上流部へ行ってみる事にし、午前の部は終了。






               14:00〜17:00/天塩川//水温15℃/釣果:虹鱒×3
 岩尾内湖でパンとカップヌードルを食べ午後の部へ。目指すはポンテシオ湖の上流である。ヤツの多発地帯だが、そんなこと言ってられない。満足できる釣果が欲しいのだ。しかし、岩尾内湖上流の流れも気になって、道中、何カ所か覗いてみたが、何か物足りない感じで素通りする。30分ほどでポンテシオ湖に向かう林道に到着する。川に沿って林道があるため、川の様子を見ながら車を走らせるが、ポンテシオ湖上流は山岳渓流的な様相で、大物が狙えそうな流れからかけ離れていく感じだ。熊の危険が有る場所で小物を釣っても仕方ないので、湖の下流まで戻り、橋から入渓する。それでも、浅くて細い流れでイマイチなのだが・・・。今度は#3・4ロッドを用意する。準備を終えて川に入った途端、それまで持ちこたえていた空から細かい雨が降り出した。なんだかなぁ。寒いうえに雨かよ。最初は釣り下ってみる。何度か魚がアタックしてきたが、掛けられなかったり、バラしたりで何だかうまくいかない。いつものラバーレッグパターンを使っているのだが、フックを1番手落としたらフッキング率が悪くなってしまったような気がする。下流に行くに従って、変化の乏しい流れになってきたので、折り返して釣り上がることにする。しかし、こちらも川が細くて、どうにもよろしくない。しかし何とか20センチ程度の虹鱒を上げる。更に暫く行くと堰堤が見えてきた。ここの、落ち込みで何とか25p位のニジ(写真2)を2尾ほどあげる。さらに釣り上がってみるが、どうもイマイチだし、時間も17時を回り、熊との遭遇の危険もあるので、これで終了とする。先程の堰堤から林道に出ようと川から上がった途端、何やら黒っぽいものが走っていった。ドキッとしたが、良く見ると親爺さんではなくピーターさん(写真3)でした。
 無事車にたどり着き、今日の宿泊地である旭川まで車を飛ばす。途中、旭川の「アジア金星堂」でカレーを食して、ホテルへ。しかし、ホテルの駐車場が満車で、遠く離れた民間駐車場へ駐車する羽目に。なんだよ!小雨の降る中、半袖のポロシャツ1枚で歩かされることになった。釣りもろくな結果が得られないうえにこの仕打ち。ホテルの人には相当憮然とした態度を取ってしまった。あー苛つくわ。





2012年7月14日(土)7:00〜11:00/石狩川支流A川/時々/水温11.5℃/釣果:虹鱒×4、岩魚×1
 どこに行こうか迷ったが、天候と時間を考え3,40分で行けるこの川にした。昨年の大増水後どのような変わったか気になったし。しかし、まず始めに入ったのは、入ったことのない石狩川との合流点近く。準備を始めると、小雨がパラついてきた。なんだよ。朝からは曇りの予報だったはずなのに。どこまで俺を苛立たせるのか。準備を終え、まず始めに下流に下ってみたがパッとしないので釣り上がる。するとすぐに大きめの堰堤が顔を出した。その上を見てみると広めのプール状になっていて大物がいそうな淵も続いている(写真1)。とりあえず手前の流れから潰していこうとフライを流すと、なんと1発目から来てしまった!しかも、デカい。まさか一発目からとは思わず、こちらの準備が整わないうちに一気に突っ走られ、あえなくラインブレイク。くそー!たぶんこれが、今回の釣行の山場だったのに。それを逃してしまうとは・・・。ホント、最近何をやってもダメだ。もう、今日はこれ以上の魚は掛からないだろうと思うと、すっかりやる気も萎えてしまった。
 ケチがついたので車でいつものポイント(写真3)まで移動。昨年の増水で川の形がだいぶ変わってしまったが、このポイントだけはほとんど変わらない。やはり、ここは実績が高いだけあって、数投で27pの虹鱒(写真2)をゲット。しかし、先程の比ではないないなぁ。さらにこのポイントを攻め続けると魚のアタックがあったが、乗せられなかった。それでも流し処を変え30分近く粘っていると、ようやくヒット。わりといい引き。しかし、いつもの感じではない。結構トルクフル。何だろうと思ってランディングしてみると、おや珍しい。岩魚ではないか(写真4)。しかも岩魚としてはグッドサイズの34p。でも、さっき逃がしたのと比べるとなぁ・・・。その後川沿いの道路を少し歩いて上流に移動。ここでは20p位の虹鱒を数尾釣る。しかし、フライをいくつも木に引っかけて無くしてしまい。うんざりしたので、もうヤメにする。
 なんも得るものがなかったので、滝川のファーマーズカフェ「ママズ・キッチン」でスープカレーでも食って帰ろうと思ったら、ナビでも探し出せない。ようやく探し当て、昼飯にありついたのは15時少し前だった。どうして、こう、最近は何をやっても裏目裏目にでるかなぁ。これまでにない大物でも釣らないと、運気が変わらないような気がする。









 2012年7月7日(土)/5:30〜11:30/忠別川//水温11.5℃/釣果:虹鱒×8、雨鱒×1
 先週から欲求不満状態だったので、とにかく大物の居そうな場所に行こうと思い忠別川へ。今年は雨が少ないので、昨年、一昨年のような増水もないだろうし、もうそろそろ、あの大洪水から落ち着きを取り戻しているのではないかと思い、川の様子が見てみたかったのである。
 午前5時頃川に到着。シーズンまっただ中だし、人がいっぱいいるかと思いきや誰もいなかった。入渓場所をあまり知らないので、昨年入った場所から入渓。川の様子は昨年とあまり変わっていない(写真1)。幾筋かに分断されていて、一本の筋が細い。さらに今年の少雨で水が少ないようだ。水温は11℃ちょいと、思ったよりも低くベストな状態。天気も快晴。昨年来たときのようなジリジリとした暑さになるかと思ったが、風があるため涼しく感じられる。はたしてどうなる事やら。
 釣り始めて、一発目はわりとすぐにきた。しかしアワセが甘くバラしてしまう。さらに2発目もフッキングさせられず、それから4連続で魚を取り逃がした。くそー、どうなってんだ。どうも、あまり口を大きく開けず、吸い込むようにフライを咥えているようだ。そこら辺を意識して、次のアタックは確実にフッキング。ようやくあげたのは20ちょいの虹鱒(写真2)。こういうの釣りに来たんじゃないんだけど、まあ、これで2週連続のボウズはなくなったな。この後、上がるか下るか迷ったが、下るとすぐにダムに突き当たってしまうので、上がることにする。ダムも気にはなるのだが・・・。釣り上がっていくと、ちょこちょことライズがあり、そこそこ魚もヒットするのだが、私の求めているサイズが出てこない。そのうち、いかにも魚が付いてそうな倒木を発見。その脇を流してみると、一発で少し大きめの魚がヒット。よしっ、と思った瞬間フライが魚の口からすっぽ抜けた。痛恨のミス。くそー!抜けたー!と、一人で叫んでしまった。気を取り直して、釣り上がっていくと、さっきほどではないがこれまでより良い型の魚がヒット。珍しく雨鱒だ(写真3)。30ちょいってとこか。まだ、物足りないな。更に上がっていくと、大きめなプール状の場所に出た(写真4)。様子を伺っているとそこそこライズがある。時間も昼近いので、午前中はここを最後の場所にする。ライズのある場所にフライを投げこむと、これまでと同じようなサイズの虹鱒が何尾か出てきた。最後に落ち込みのあたりを攻めると、これまでよりはいい引きの魚がヒット。使う必要もなかったが一応ネットでランディング。32,3pの虹鱒(写真4)。最後に本日一番のサイズが出た。しかし、私は50upが釣りたいんだよなー。やはりダム下の方が大物がいるんだろうか?とりあえず午前中はこれにて終了。
 しかしこの川、土砂が川の流れで削られて、川岸がちょっとした崖みたいになっている。なんか、上から岩が落ちてこないか心配になった。こんな今にも崩れそうな大岩(写真6)もあったし。
 さて、何処で昼飯を食おうか?せっかく東川にいるので、有名な「北の住まい設計社カフェ」に行ってみる。しかし、時既に遅く、激混みである。こんな何もない場所なのに、そこだけ賑わっている。待っているのは時間がもったいないので、パンだけ買って、ついでにショールームも覗いてから、車で昼食。さて、午後はどうしようか?











              /15:00〜18:20/辺別川・忠別川//水温20.5℃・15℃/釣果:虹鱒・なし
 何処に行こうか迷った結果、昨年と同じく辺別川へ。3時間しか寝ていないのに、まったく仮眠も取らず動き回っている。不思議と眠くならない。ハイになっているのだろうか?さて、ここもポイントがイマイチ良くわからないので、ナビであちこち回ってみるが、入ってみたいところは道路がない。仕方なくダムの下流の橋から入渓。しかし、川は細いし浅い。人家に近いのでゴミも目立つし、渓相がよろしくない。だめかなこりゃ、と思っていたら、目の前でライズが。あら、魚は居るのね。フライを投げてみると20pくらいの虹鱒(写真1)が釣れた。しかし、行けども行けども良いポイントが出てこない(写真2)ので、もう1尾釣ったところで移動する。
 残りの時間は、気になった忠別川のダム下、志比内橋の下流に入ってみることにする。何処に車を停めるか迷ったが、何とか橋の下に車を停め、川の様子を見てみる。うわっ。こりゃ流れがきついや。橋の下はとても降りられない。踏み後を頼りに少し下流から川に降りる。しかし、ここも流れが速いなぁ。慣れないスウィッチではなかなかうまくメンディングができない。カゲロウは相当ハッチしているが、こんなきつい流れで魚はいるのだろうか?そう思った矢先目の前でライズが。おっと、居る事は居るのね。しかし、あまりにも散発的で、フライには全く反応がない。相当スレてるなぁ。フライを取っ替え引っ替え1時間半ほど粘ったが全く反応してくれなかった。結局、ここで時間切れ。目指す大物は釣れずじまいだった。来週こそは見てろよ。
 帰りに旭川の「天金」でラーメンと山わさびごはんを食べて帰路につく。





 2012年6月30日(土)/6:30〜10:00/空知地方T川//水温12℃/釣果:なし
 本日はバースデー釣行。一発大物が釣りたいものである。今年は、ここ数年とは違って少雨で、全道的に渇水気味。なので、例年ならこの時期には行かない、いつもの川パート2へ。昨年はこの川で結構いい思いをしたので、今回も期待したのだが・・・。天気は快晴、気温も真夏日に近く、もう完全に夏である。案の定、川はこの時期にはあり得ないくらいの渇水である。というか、昨年の盛夏よりも少ない。少なすぎる。しかも、またまた川の流れが大きく変わっている。昨年、いい型を連発した場所に水が無いのである。これまで、実績のあるポイントが、潰れていたり、水量が少なかったりで全くダメだ。時期的な問題なのか?結局、魚の反応が全くないまま終了。せっかくの誕生日なのに、川からのプレゼントはもらえなかった。久々の完全ボウズである。

※今回は秘密兵器使いませんでしたー。でも、カメラは新しくなりました。少しは写りが良くなっただろうか?



 2012年6月23日(土)/6:00〜10:20/いつもの川/のち/水温12℃/釣果:虹鱒×3、雨鱒×6、う×1
 先週のあんな状況が気になって、2週連続でいつもの川へ。ここ1,2年私の行く場所行く場所、何らかの理由で車が入れなくなるという状況が続いたので、道路が塞がれてるんじゃないかと思ったが、大丈夫だった。今週はずっとぐずついた天気(写真1)で、今日も道中、霧雨が降っていたので、少しは川の水が増えているかと思ったが、雨の影響が全くなく、いまだ渇水気味。状況としてはイマイチだ。本日も先週と同じく釣り下っていく。本日の一発目は、先週と同じく雨鱒(写真2)。30弱てっとこ。さらに、すぐ32,3の虹鱒(写真2)をゲットした。しかし、その後はパッとしない。釣れないわけではないのだが、型が小さい。渇水のせいで、攻め処も大物が居そうな雰囲気ではないのだ。まぁ、この川は浅い所に大物がへばりついていたりするのだが、長年の経験からか、今日はそういう雰囲気が感じ取れないのだ。しかも、釣れるのは雨鱒の方が多い。例年ならそろそろ虹鱒にシフトする頃だが。一通り釣り下り、折り返し。途中、滝ポイントで、先週に引き続きまたまた化け物う○いを釣ってしまう。水が少なくなって流れが緩くなると、こいつらがのさばってしまう。せめてあと10p位水位が上がってくれればなぁ。このまま盛夏に突入したらどうなる事やら。来週も雨が降りそうもないし・・・。駐車場所まで戻ってきたが、車の目の前の流れがちょっと気になったので、試しに投げてみる。すると、すぐにヒット。30ちょいの虹鱒。虹鱒は何処に行ったかと思ったら、すぐ近くにいたのね。オチもついたので、今日はこれにて終了。

 次週予告:いよいよ秘密兵器登場か!?







 2012年6月16日(土)/5:30〜12:45/いつもの川/のち/水温13℃/釣果:虹鱒×9、雨鱒×8、う×2
 いよいよ今年のホーム開幕戦である。ここ一週間は雨も降ってないので、もう濁りの心配もないだろう。3時に起床(寝坊しなかった。)、4時ちょっと前に出発した。現場に近づき、短いトンネルを通る。このトンネルを抜けて、抜けて・・・抜けない?ええっ!トンネルがいつもより長いぞ。トンネルを抜けると、今まで通っていた道がかなり下の方に見える。あちゃー、遂に道路まで変わってしまったか。私のホームのこの川は、もうすぐダムの底に沈むのだ。判ってはいたが、かなりショック。しかし、これでは川まで行けないではないか。どっか抜け道はないかと探していたら、ちょうど作業用の通路が旧道まで続いていたので、そこを通っていつもの川原まで到着。一時はどうなることかと思った。
 手早く準備をして川の様子を見てみると、だいぶ水が少ない。夏場の渇水時期と大差ないくらいだ。もしかして、先週ぐらいの方がベストだったかな?川底を見ると、ダム工事の影響か、砂や小砂利がずいぶんと流れ込んでるようで、岩盤の隙間が埋まったりしている。水が少ないうえに川底のエグレも埋まって、あまりコンディションは良くないかも。
 手始めに、駐車場所の前から探っていくと、いきなりヒット。しかし、何かおかしいと思ったら小さなウ○イ。いかんいかん。これはナシ。気を取り直して、ちょっと下流を探ると、今年の一発目は25弱の雨鱒(写真1)。さらに近くで、今度は同サイズのニジ(写真2)をゲットした。その後も、ポイント、ポイントで反応があるのだが、どうもうまく掛からず、バラシが多い。こんなことあまりなかったのだが・・・。なんか、魚があまり口を大きく開けていない感じだ。しかも、サイズがねぇ・・・。虹鱒が25前後、雨鱒が30前後(写真3)ばかりである。数はそこそこいるのだが。そんなこんなで、いつもの折り返し地点まで到着。更に下流まで行こうか迷ったが、この渇水状態を考えるとあまり良くなさそうなので、引き返しながら、たたき上がりの釣りをしていくことにする。いつも使っている必殺フライの改良バージョンをオフの間に作ったので、ここで試し撃ちしてみる。しばらく釣り上がっていくと、ちょっとした淵で、魚がヘッド&テールでフライを咥えた。よし、改良バージョンでも魚が釣れるな、と思って少し喜んでいたら、手応えが先程までとは違う。おおっ、これはそこそこいい型かも。近くまで寄せてみるとグッドサイズの雨鱒。しかし中々トルクフルで、グイグイと走られてしまう。それを繰り返していると、何だかこの雨鱒の横を併走している魚がいる。なんだこりゃ。まぁいいや。まずはこいつを上げなきゃ。結構手こずったが、今日初めてのネットイン。そして、今年初の40オーバー。42,3pの雨鱒(写真5)。なかなかうまく写真が撮れず、バシャバシャと何枚も写真を撮ってリリース。ちょっと疲れさせてしまったな。さて、次はさっき併走してたヤツだな。また、同じ場所にフライを流していると、あっさりとヒットしてしまった。しかも、これまたかなりの重量感。よしよし、とほくそ笑んでいたが近くに寄せるてみると、う○いではないか!しかもデカい。化け物だ。うへー、ここまでデカイとグロテスクだ。早々にお引き取り願う。あーあ、がっかりだよ。まったく。
 その後、滝の所で虹鱒を1尾釣って、フライを失くしてしまったので納竿。川のコンディションがイマイチだった割には、結構な数が釣れたな。時計を見ると12時45分。7時間以上休み無しに釣りしてたよ。鞄を背中に背負える物に変えたので、疲れが軽減されたかな。しかし、今日の出来事はちょっとショックが大きかった。思い出のいっぱい詰まったこの川が無くなるという現実を突きつけられて、心から楽しめなかったな。











 2012年6月8日(金)/5:30〜12:00/渚滑川/のち/水温11℃/釣果:虹鱒×5
 2週続けて金曜日の釣行。明日は仕事のため今日が振替えの休日だ。まだホーム開幕には1週間くらい早いので、何処に行こうか調べていると、なんだか渚滑は例年になく水位が低く水が綺麗で、水温もそこそこということなので行ってみることにする。しかし、今日は夜からW杯の最終予選だし、帰りに旭川で用事があるため半日の釣行。長い時間釣りするためにはなるべく早めに着いておきたいので、1時半起床、2時出発の予定。が、いつものように寝坊して2時起床。まぁ、これぐらいは想定の範囲内である。
 道中、愛別から浮島峠のあたりで雨が降っていたが、滝上まで来ると曇ってはいるが雨が降った形跡はない。いつものように、お気に入りの6線から入渓する。情報通り、水は綺麗で、この時期にしては水位が低い。しかし、夏場ほどではない。川通しで歩くにはちょっと厳しいかな。水温を測ってみると11℃。良い温度だ。気温も10℃前後あり、ハッチもそこそこある。とりあえずルースニングで釣ろうと思いフライをセットしたが、その途端、目の前でライズ発見。慌てて、今年初使用のいつものドライに結び直しキャスト。なかなか出てこないが、5,6回目でようやくヒット。開始5分で一発目。さい先の良いスタートだ。まあまあの引き具合。ランディングすると36,7pの虹鱒(写真1)。しかし、放流物だ。魚のコンディションが良くない。ちょっと残念。次にその10mほど下流でまたまたヒット。今度は少し小ぶりの32,3p。これも放流物だ。そのあとはドライに反応がないので、さきほど付けたビーズヘッドのピューパに切り替え。ルースニングで流すとまたヒット。しかしこれも先程と同じような魚だ。ここで、昨年爆釣したポイントを攻めようと、対岸に渡ろうとしたのだが、微妙に水量が多い。渡れそうだが、戻るのが大変そうなので断念。昨年とは反対から攻めてみる。しかし、反応がない。それでもしつこく流していると、ようやくヒット。30p程度の魚だった。対岸に渡らないと、これ以上下れそうもないので、ここで場所替え。今度は高尾下(写真2)に移動する。
 この場所はイブニングってイメージがあるのだが、まだ9時半。魚もスレてる場所だしちょっときついかな。川幅も広いので、#5から、#6のスイッチにロッドを変えていざ出陣。しかし、崖を降りる時、最後の最後で足を滑らせ、尻と右肘を強打してしまった。おー痛い。これにもめげずに川に到着。散発的にライズがあったのでドライで攻めてみるがさっぱり。やっぱダメかなと思って流しきったラインをリトリーブしていると、いきなりヒット。随分と手前でヒットした。ロングキャスト用のスイッチなのに、意味無いじゃん。上げてみると30ちょいのニジ。これも放流物だ。その後は陽も高くなり、反応もなくなったので終了する。しかし、今回は全部放流物だった。成魚放流でもしたのだろうか?昨年釣ったようなワイルドなヤツに会いたかったのになぁ。
 そそくさと道具を片付け旭川で用事を済ますため出発。用事というのは、何を隠そうラーメンを食べることでしたー。旭川ラーメンは本店でしか食べないことにしているので、貴重な機会なのである。今回は梅光軒。暫く迷ったが、正油ラーメンを無事完食。帰りに新しくなった旭川駅を見物して帰路につく。そしてW杯最終予選を、自宅で一人パブリックビューイング。ヨルダンに6−0の完勝。釣りは消化不良だったが、これで大満足。しかしなかなかハードなスケジュールだったな。






 2012年6月1日(金)/12:00〜17:00/尻別川/時々/水温10℃/釣果:虹鱒×2、岩魚×5
 今日はお墓参りのため仕事をお休み。しかし、お墓参りはそんなに時間もかからないので、半分は当然釣りである。早朝に行こうかと思ったのだが、なんかイブニングをやりたくなったのでお昼からの釣行である。やっと中山峠も土砂崩れから開通したので、今年初の尻別上流部である。しかし、行ってみてビックリ。林道が封鎖されていて車が入れない。どうしよう。いつもやってる場所は林道に入ってから結構距離がある。うーん。昼飯のパンを食べながら散々悩んだが、初志貫徹。林道を暫く歩いてから、川を遡行することにする。なんかこちらの方が札幌より暖かい・・・というより、ちょっと暑いな、などと思いながら暫く歩いていると、通行止めの理由が判った。なんと、道路が崩落しているではないか(写真4)。こりゃ車じゃダメだわ。大雨の被害は中山だけじゃなかったのね。ここらで川を見渡すと、ちょっと良さそうなポイントがあるので、川に入ってみる。
 川の側に来ると、凄い数のミッジ(ブヨか?刺された。)が乱舞している。カゲロウも結構な数がハッチしてスピナーフォールを繰り返している。しかし、まずはルースニングで、先週と同じビーズヘッドのカディス・ピューパを流してみる。数回流すとマーカーに反応。いきなり22,3pの虹鱒(写真1)が釣れた。その後ハッチが多いのでドライに切り替え、すぐに25位のニジが釣れた。さい先いいぞー、と思ったのだが、その後がパッタリ。なんでだ?絶対魚が付いていそうな良いポイント(写真2)でからっきしだ。ふと地面を見ると新しい足跡。あちゃー、先行者がいたのか。こりゃいかんと思い、途中で林道に上がり、暫く歩いてから川に入り直す。しかし、まだダメだ。どんどん上流に上がっていくがさっぱりである。そうこうするうちに、第2の脱渓ポイントに到着。ここでやめようかと思ったが、試しにアダムス・パラシュートを流してみると魚の反応があった。しかし、オーバーハングしている木のせいできちんとアワセられない。しかもなんだか素早い。山女か?2,3度アワセ損ねたが、何とかヒット。おっ、山女かと思ったが、まずまずの岩魚くん(写真3)ではないか。その2,3m上流でも25位の岩魚が釣れた。どうも先行者はここで終了したみたいだ。その後も狙ったポイントから岩魚が姿を見せてくれた。今回は戻るのに時間がかかるので暗くなる前に終了。まずまずの釣果かな。しかし、今日は久々に歩いたなー。足腰がヤバい。明日は休養に充てよう。フライもいっぱい無くしたから、巻かなきゃならんし。
 それはさておき、ここも車が入れなくなって、奥の方に行きにくくなったなぁ。車以外の移動手段も考えなくちゃならんかな。最近、私のホームグラウンドでは、林道の通行止めでポイントまで行けないことが多いんだよなぁ。でも、その分釣り人が減って魚影が濃くなるかも?










 2012年5月26日(土)/7:30〜10:00/支笏湖//水温8℃/釣果:なし
 今週はなぜか週末のみ不安定な天気。なんか今年もこんなサイクルになりそうで嫌な感じ。先週に引き続きスイッチロッドの練習に支笏湖へ。先週、ラインがあまりにも合わなかったので、新しいラインを買ってしまったのだ。
 朝起きると霧雨が降っていたが、この程度なら何とかなりそう。今回は久しぶりに大崎付近のいつものポイントに入る。札幌市内は雨だったが、支笏湖に着くと晴れ間が見えてきた。よしよし。しかし、まだまだ風が冷たく、ちょっと強めだ。ライズも1回だけしか見られなかった。まぁ、キャスティングの練習が出来ればいいやと思い2時間ほど続けていたが・・寒い。指先の感覚がなくなってきてしまった。これで生体反応でもあれば続けられるのだが、リトリーブするラインもつかめなくなってきたので、2時間ちょいで断念。



              /11:00〜13:00/ラルマナイ川/時々/水温12℃/釣果:虹鱒
 ちょっと中途半端なので、近くの川の様子を見に行くことにする。来る途中の川はもう雪代の影響がなかったので、ラルマナイ川に行ってみることにする。札幌からメチャ近いが、いつも釣り人がいっぱいなので、一度も行ったことがない。なので、ちょっと見てみるかって感じで、釣果の方は期待していなかったのだが・・・。
 支笏湖にいる間は晴れていたのだが、道中、突然雨が降ったり、晴れたりとめまぐるしく天気が変わるようになってきた。何処に入ろうか迷っていたが、ちょうど車が出て行った場所があったので、そこから入ることにする。ウェーダーは履きっぱなしだったので、ロッドをそそくさと用意して川に入る。ちょっと浅いが、渓相的(写真1)には割と好きな感じだ。上流の方はいっぱい人が入っていたので、ルースニングで釣り下ることにする。当然ここも人が入った後だろうから、竿抜けしているような細かいポイントを攻めてみるが、全く反応無し。まぁ、こんなもんかなと思いながら釣り続けていると、ちょっとした流れ込みのある淵(写真2)が現れた。あからさまにクサいポイントなので、散々攻められて魚もいないだろうと思いつつも、一応フライを流してみる。すると一投目からいきなりマーカーが引き込まれた。おやおやっ、と思って合わせると結構な重量感。倒木に引っかかったかと思ったら、竿先が引き込まれる。おおっ、魚ではないか!しかも想定外のサイズだ。ラインが引き出される。この川でリールファイトをするとは思わなかった。ティペットがちょいと細いので慎重にランディング。サイズはそれほどでもないが、35弱の体高のある虹鱒(写真3)だった。手の平サイズ位しかいないと思っていたのに、ちょっとビックリ。先行者の方、これを見逃しちゃダメでしょ。そういえば忘れていたが、私は初場所に強いんだった。場所替えしたのは正解だったな。ただ、後にも先にもこの1尾のみでした。とほほ。






 2012年5月19日(土)/9:00〜11:00/支笏湖//水温8℃/釣果:なし
 今日は先週行けなかった支笏湖へ。しかし、4時起きのつもりが、あまりに疲れていて、目が覚めたのが6時ちょっと前。すっかり出遅れた。まぁ、今日の目的はスイッチロッドの試投が目的だから、有望ポイントじゃなくてもいいからね。とは言うものの、入れそうな場所は全て車が停まっている。小一時間走り回って、ようやくモラップの近くに入ることにする。急斜面を降りて湖岸出でると、えらく遠浅で、しかも全く波が無く、湖面は鏡のようである。釣果の方は期待できそうもないので、キャスティング練習に専念する。しかし、全く飛ばない。何だこりゃ。どうもロッドとラインの相性が良くないというか、合っていない。推奨ラインを買ったのに。くそっ。2時間近く色々と試したが、シングルの方が飛ぶくらいだ。こりゃダメだ。爆弾を抱えている右肩も痛くなってきたので、これにて撤収。ラインシステムを考えなければ・・・。


 2012年5月12日(土)/8:30〜10:30/千歳川//水温8℃/釣果:ブラウントラウト
 なんなんだこの天気は。5月も半ばだというのに1ケタの気温。しかも冷たい強風が吹き付けてくる。今日は支笏湖で新しいスイッチロッドの筆おろしをしようと思っていたが、外に出て呆然としてしまった。それでも当初の予定どおり支笏湖に向かう。支笏湖が見えてくると湖面に白波が出ている。うーん。モラップで様子を見に車から降りてみると、寒いし風は強いし、支笏湖での釣りは諦めることにした。こういう場合にはと決めていた第2候補の千歳川に向かう事にする。
 人気河川の千歳もやはりこんな天気では、休日だというのに釣り人が誰もいない。こちらもあまり代わり映えしない状況だが、木が風よけになる分、いくらかマシだろう。釣り人がいないため入り放題なので、数年ぶりに大曲りのポイントに入る。準備をしていると、どこからともなくおやっさんが登場。ロッドの試し打ちだという話をしたら、レッスンしてやるという。うーん、釣りをしたいんだけどなぁ。しかし、成り行きで30分ほどスペイキャストのレクチャーを受けることに。でもやはり、うまい人に習わないと進歩しないのかなぁ、と思わされてしまった。
 その後、その人に少し下流の方にデカいブラウンがいるということを聞き、ちょっとだけアタック。珍しくストリーマーでの釣り。しかし、増水気味なうえ、水温を測ってみると8℃しかなく、あまり期待できそうもない。しかも冷たい風が吹きすさび、手の感覚がなくなってきた。鼻水も垂れてきたのでもう止めようかと思っていたら、何やらロッドに震動が。おおっ。なんか掛かってる。引き上げてみると小さいブラウン(写真1)だった。これだけ大げさなシステムにしてるのにこのサイズか・・・。とほほ。でも、この間から釣りたかったブラウンなので良しとしよう。もう、手が限界なので、これにて終了。早く手の平サイズを脱したいものだ。





 2012年5月3日(木)/11:15〜13:00/ママチ川//水温11.8℃/釣果:山女×多数
 ゴールデン・ウィーク第2期初日です。しかし第2期は、今日の午後からずっと雨が降り続く予報。しかも、大雨。川がメチャクチャになる前に釣行しとこう、ということで、今日は尻別川上流の様子を伺いに行ってみる。先日、ママチ川は全く雪解けの影響もなかったので、もしかしたら釣りが出来るかもという期待を抱いて、尻別川上流部へ行くことにする。しかし、中山峠は大量に雪が残っており、喜茂別川も大増水。嫌な予感がする。段々と雨風も強くなってきた。林道を走っていると川の様子が見えてきた。うーん、増水しているが、ギリできるかなぁって感じ。しかし、ポイントに向かおうと更に車を走らせていると、雪山が道を塞いでいる。さらに、車から降りてみると暴風雨である。ダメだこりゃ。川の状態以前の問題だ。仕方なくここを諦め、前回と同じくママチ川に向かう。
 高速を使えば、家から1時間もかからないのに、ここに来るまで結局3時間以上かかってしまった。最初からこっちにしとけば良かった。こちらの方は、まだ雨も降っておらず、時たま強い風が吹く程度。しかし、そこかしこに人が入っている。山菜目当ての人も多いみたいだが。前回、山女ばかりで、ちょっと上流すぎるかと思ったので、ちょっと下流の方に入ってみる。しかし、釣れるのはやはりこんな山女(写真1)ばかり。(写真2はヒットの瞬間である。)釣り下っていったら、下流から人が来たので、キリよくここで終了する。腹も減ったし。
 折角、千歳まで来たので、ミシュランにも紹介されていたという、「麺や麗」で正油ラーメンを食して帰路についた。





 2012年4月28日(土)/14:30〜17:00/ママチ川//水温13.5℃/釣果:山女×多数
 ゴールデン・ウィークです。遂に今シーズンスタートです。例年ならこの時期は、まだ準備の最中で、せっせとフライを巻いている時期なのだが、もう我慢の限界である。GW前半は初夏の陽気。これまでの寒さが嘘のようで、20℃を超えている。あまりの急激な気温上昇で、各河川で洪水警報が出たりしているのがちょっと心配だが・・・。さて何処に行こうかと考え、雪代の影響がなさそうなこの川で、まずはリハビリである。
 午前中、床屋に行ってから、午後からの釣行である。いくら暖かいと言っても、まだ4月である。水温の上がりそうな昼過ぎからのスタート。川にはちらほらと釣り人が入っている。初めての川なのでどこら辺が良いかわからないが、車の停めやすそうな所から入渓する(写真1)。川に入って、まず水温を測ってみると13.5℃もある。へぇー、この時期からこんなに高いのか。でも、時期が時期だし、まずはルースニングで様子をうかがうことにする。しかし、2,3投したところでライズを発見。すぐにドライのパラに切り替える。何回かアタックしてくるのだが、うまく合わせられない。勘が鈍っているのか?フライがデカいのか?ミッジサイズのフライはあまり持ち合わせていないが、片隅にあったスペントのミッジを流してみる。しかし反応が無くなってしまった。今度はアダムス・パラの#16に付け替え流してみると、ようやくヒット。今年の初物である。しかし、予想はしていたが新子の山女(写真2)だ。この時期釣っちゃいけないでしょ。ということで一応写真を撮って、早々にお帰り願う。うーん、ブラウンを釣ろうと思ってこの川にしたのだが・・・。上流過ぎるのかと思い、釣り下ってみるが、同じような魚ばかりだった。
 夕方になると、少し冷たい風が吹いてきて、魚の反応が無くなってきたのでこれにて終了。今日はリハビリだから、このくらいで。初っぱなから釣果があったので良しとしよう。しかし、ブラウンは何処だ。





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