back next

 2023年12月28日(木)/10:00〜15:30/道南O川//水温:4〜7℃/釣果:岩魚×7、山女×2、虹鱒×2、オショロコマ×1
 今シーズンは終了したはずだったのだが、前回の釣行で行きたかった道南方面に行けなかった事が心残りで、年末の御用納めを1日早めて、今シーズン最後の釣行に行くことにした。昨年初めて冬の道南に行ったのだが、昨年素通りした場所も魚が釣れるらしいので、そういう場所を探索したかったのだ。ということで、1泊の予定で早朝に出発。昨年は雪の予報もあったので、全編高速を使って太平洋側を行ったのだが、これだと高速料金も高いし、距離も50q以上長いのだ。なので、距離の短い日本海ルートで行くことにした。余市まで高速を使い、そこから日本海側の下道を走り、黒松内でまた高速に乗って八雲で高速を降り、駒ヶ岳の麓を走って本日の目的地のひとつのこの川へ。昨年は上流の温泉街付近で釣り、小さいのを数尾やっとゲット出来ただけだったが、下流の方が良いような噂を耳にしたので、やってみたかったのだ。
 とある橋から入渓(写真1)。割とポイントらしき所は多く見られるな。水温は4℃と低いな。でも、この川は所々で温泉が湧いていて、温度の高めのところがあり、温泉濃度が強すぎる所には魚が居ないみたいなので、温泉の混じり具合が重要なのだ。入渓早々、小さめの岩魚(写真2)をゲット、その後、山女、虹鱒(写真3)が釣れ、思いのほか魚種が豊富出あることが判った。暫く釣り下った後、支流の砂防ダム下(写真4)に向かう。ここが昨年から気になっていたたポイント。昨年は入ろうかどうしようか迷って、結局入らなかったので気になっていたのだ。ダム下の左右にちょっとした深みができていて、向かって右側で岩魚1尾、左側では、4連チャン、しかもオショロコマまで釣れてしまった。オショロコマの南限って、一般的には真狩川って言われてたはず。放流ものかな?
 ここはそこそこ満足したので、午後からは、昨年30後半台の雨鱒を釣った川へ。こちらが本命なのだ。まずは、昨年は入らなかった上流に行ってみる。上流は公園の中を川が流れており、そこを試してみたのだが全く反応なし。公園の横に堰堤があるので、魚が上がってこれないのかもしれないな。しかも、ラインを引き出していたらリールのスプールがポロッと取れてしまい、まともに動かなくなった。ということで、いったん撤収。昨年入った場所に移動することにする。しかし、この場所、かなりの崖になっていて、しかも昨晩降った雪が積もっていて足場が判らない。ここを降りるのはかなりの危険を伴う。ということで渋々断念。仕方が無いので先ほどの川に戻ることにした。
 朝と同じ場所から入渓し、先ほどやらなかった上流側に行ってみる。しかし、どんどん川底が白くなってきて温泉があちこちから湧き出している。これじゃ温泉濃すぎるかなぁ。案の定、サッパリだったので今度は下流側の朝やってない所まで行ってみることにする。あまりパッとしなかったが、下っているとまた支流の流れ込みが有り、そこはまた川底が赤茶けて、何か違う温泉成分が流れ込んでいるようだ。ここは少し水温が高いようで、ここで3尾ほど釣れた。その後、暫く釣り下るが反応が無く、先に大きな堰堤らしきものが見える。これは、魚が遡上できないんじゃないかなぁ?だとすると、遡上雨鱒は期待できないなぁ。16時前だというのに、もう薄暗くなってきたため、本日はこれで終了にする。実は、本当の本命は明日行こうと思っているので、今日はそんなに無理しないことにする。本日のお宿は大沼プリンスホテル。なので、夕食は大沼周辺のメシ屋でと思っていたのだが、年末と言うこともあり店が全部閉まっている。なんてこった。年末だとこの様な弊害があるのか。ま、こんな時にはあそこですよね。ってことでラッキーピエロで晩飯を食って、ホテルに向かう。
 翌朝、ホテルを出るとめっちゃ寒い。車の温度計を見ると、マイナス12℃。なんで、道南に来て今シーズンの最低気温にぶち当たるかなぁ。とりあえず、今回の旅の本命にしていた場所へ向かう。しかし、中々気温が上がらない。函館方面はプラス気温の予報だったはずだがなぁ。標高高いんかなぁ?暫く待ったが、まだマイナス8℃。さすがにこれではガイドがすぐ凍り付いてまともに釣り出来ない。ということで、潔く諦めた。で、道南の濁川温泉「にこりの湯」でひとっ風呂浴びて帰ることにする。帰りが早まってしまったので、途中、長万部の「グラス」でチキンカレーを食い、余市の「キノコ王国」で本日の晩飯にすべくキノコ天ぷら盛り合わせを買って帰路につく。
 今回も思い通りにいかなかったが、いい経験になったので次回の釣行に落とし込もう。あまり年末すぎると、店が開いてないとかね。釣りと関係ないか・・・。









(動画)

 2023年12月8日(金)/9:00〜12:00/音更川支流NT川//水温:3.6℃/釣果:虹鱒×7
               /8:50〜12:30/音更川支流川//水温:5.6℃/釣果:虹鱒×14
 定例釣行を終了したばかりだが、毎年恒例の冬季特別釣行を実施。今月休めそうなのが今日くらいだったので。昨日まで12月としてはかなり暖かく、所によっては2桁の気温だったのだが、本日は道内の所々で雨やら雪やらの予報。しかも、昨日、明日と10℃超えの予報なのに、何故か今日だけ気温が低い。行こうと思っていた函館方面は雨の予報で、さすがにこの時期雨で濡れたら死んでしまう。ということで、2年ぶりに十勝に行くことにした。道東地方だけは晴れの予報だったので。しかし、心配なのは風。風速10m超えの予報。5〜6mでもフライにはかなりキツいので、その倍だと釣りにならんかも。案の定、今日入ろうと思っていた士別川水系は何も無い畑の中を流れているので、風がもろに直撃。ホントはEバイクで士幌水系の落差工のランガンを考えていたのだが・・・。こりゃダメだって事で、風に強いいつもの音更川支流(写真1)にチェンジした。ここは谷間なので川にはあまり風が吹き込まないんだよね。しかし、ここ数年、釣果がイマイチなので期待できないんだよなぁ。
 見た感じ、雪が無いので冬って感じはしないが、気温の方は真冬の寒さ。まだプラスになっていないようで、ガイドやラインが凍り付く。今日の最高気温は4℃予報だったが、ここは少し高地なので気温が低いのだ。氷を取りながらキャストすると、割と早い段階でヒット。20pちょいのニジ(写真2)ここ数年、ここではほとんど釣れなかったので、出だしは好調。その後もちょこちょこ釣れ、ここ数年では一番良い釣果。ここは満足したので、橋の上流の期待のポイントへ。何故かここでは良いサイズをよく掛けている。下の状況からちょっとは期待したのだが、ここでは小さいのが1尾のみと残念な結果だった。寒くてあまり川の中を歩きたくないので、車で移動し駐車場所付近を探っていくことにする。少し上流に移動し、以前よく入っていた林道の行き止まりの護岸地帯に行ってみるが、ここはサッパリ。最近よく入る、さらに上流の橋(写真3)に行く。橋の下って今まで釣れたことないんだが、流れと深さが適度なので、淵ギリギリにフライを流していく。するとなんと魚がヒット。おおっ!しかしここでゴープロが動いていない事に気がつく。(そうそう、今日からゴープロ11を導入しました。ほんとはINSTA360ACEにしようと思ってたけど、型落ちなのでかなり安くなってたので。)電池切れ?スイッチ入れたりしてたらフッと軽くなる。ええー、なんだよもー。結構良いサイズだったのに・・・。気を取り直して、再度同じポイントを探る。こういう寒い時期は同じような所に複数尾付いてることが多いからね。淵ギリギリを通せるまで何度か打ち直し、良い所入ったと思った途端、インジケーターが引き込まれた。すかさずアワセると今日一番の引き。よっしゃ!寒いからか、暴れはするがあまり走らないな。なので、割とすんなり岸まで寄せれた。このくらいのが釣れれば、来た意味あるな。計測してみると38p。ここ数ヶ月このサイズ釣れてなかったから嬉しいですな。この後は、ちょっと下流をやってみたが反応無し。昼になったので上がることにする。
 午後からは場所替え。同じ音更水系の落差工が無限ループする川へ。正直、特筆すべき事が無いが、数は盛期に引けを取らないほど釣れたが、やはりサイズがイマイチなんだよなー。そんなこんなで釣り歩いている打ちに陽が落ちて、気温も急降下。今日はこれで終了だな。風も治まってきたので、明日は士幌水系をアタックできそうだな。さて、今日は珍しく上士幌の小さなオシャレなホテルに宿泊。温泉は日帰りを利用出来るそうなのでそちらで身体を温めなければ。その前に、腹減ったんで飯だ、飯。(上士幌の飯屋で唐揚げ頼んだらメガ盛りだったけど、ペロリでしたわ。)






(動画1)
(動画2)
 2023年12月9日(土)/9:00〜12:00/士幌川水系//水温:7.0℃/釣果:虹鱒×2
               /8:50〜12:30/士幌川支流SO川//水温:5.6℃/釣果:虹鱒×2
 士幌のホテルで一泊し朝食に配達されたパンを食べ出発。早朝、少し冷え込んだが、昨日と打って変わって気温は10℃近くなるとのこと。現場について頃には、あまり寒さを感じなかった。とても12月とは思えん。とはいえ、午後から天気が崩れるようなので、遊び無しで回らねば。今日は、ホントは昨日入ろうと思っていた本命の士別川水系へ。まずは挨拶代わりにいつもの「魚の成る落ち込み」に行ったのだが、なんと、全く反応が無い。もう相当な回数来ているが、ここで全くのボウズは初めてだ。さすがにこの場所もバレてきたのかな。少し下流ので、出だしに1尾(写真1)、枝川の堰堤で小さいに1尾のみ。
 あまりに酷いので場所替え。昨日入ろうと思って、風が強くて止めた場所だ。ここの落差工をランガンしようと思っていたのだ。とりあえず、目星を付けていた落差工に入ってみるが反応無し。正直、落差工狙いであまり良かったことは無いんだよな。反応がないので、その少し上流にある落差工(写真2)に入る。ここで何とか、小さい虹鱒を1バラシ、2キャッチ(写真3)。もう昼も回ったのでこれで終了。午後からは札幌の方が天気が悪そうなので、あまり天候が荒れる前に帰らなければ。まあ、気温が高いので雨になるみたいだけど。これが今シーズンのラストの魚になるのかなぁ?
 いつもは士別川水系の方が釣果が良かったのだが、今回は音更川水系の方が魚影が濃かった。音更川水系を中心に攻めるべきだったかなぁ?気温が高めなのが影響しているのだろうか?わからん。さ、ラーメン食って、どっかで風呂入って帰ろうっと。
 それではまた来シーズン・・・かな?






 2023年11月22日(水)/10:30〜11:00/節婦川//水温:7.2℃/釣果:なし
                  11:53〜14:20/厚別川支流//水温:7.6℃/釣果:山女×6、岩魚×1
                  15:19〜16:10/厚真川支流U川//水温:8.6℃/釣果:虹鱒×3
 今月は休日出勤や、休みの日に天候不良だったりと、なかなか釣行に行けずじまい。今年は温暖だったせいもあり、なんだか知らないうちにシーズン終盤。あさって土曜日は大寒波で大雪の予報なので、今日が今シーズンの定例釣行ラストになるだろう。(冬季特別釣行は今シーズンも予定していますが。)本日は休日出勤の振り替えで休みになり、しかも久しぶりに天候に恵まれ、この時期としては異常な暖かさで15℃以上になりそうだ。しかし、つい一昨日までは12月並の寒さで、雪も降っていたため、川への影響が懸念される。はじめは空知川水系に行こうと思っていたのだが、富良野方面はかなり雪が降り、ずっと氷点下も続いていたので、急遽変更して日高方面の静内川に行ってみることにした。
 しかし、着いてみると、雪代の影響か増水気味で濁りもかなり入っていたため、やる気が起きず、釣りもせずに移動。近くの小渓流、節婦川に入ってみた。しかし、序盤で魚をバラして以降、全く反応がないのでまた移動。今度は、厚別川支流のヤマメの川に来てみた。しかし、魚影もサイズもパッとしないので、またまた移動。今度は厚真川の支流のU川に来てみた。まだ15時くらいだが、山間のため日暮れが早く、道路を走る車は既にヘッドライトを付けている。なんか気温も急激に下がって肌寒くなってきた。もう時間も無いので、めぼしい所だけパパッと打っていこう。しかし、ここも魚影が薄く掛かる魚も小さい。しかも、スレ掛かりばかり、インジケータのちょっかい出して、アワせたらスレで掛かったって感じ。でも、こちらの方が雰囲気を感じる、厚別じゃなくこちらに直接来れば良かったかな?最後に倒木の下を流すと、一際引きの強い魚がヒット。何かと思ったら、20pくらいにニジのスレ掛かりだった。今シーズンの定例釣行はこれにて終了。
しかし、この後が不運だった、行こうと思った日帰り入浴施設が2カ所立て続けに休館。昼抜きで腹が減ったので風呂は諦めて食事にしようと思ったら、2カ所立て続けに休業。翌日、泥だらけになった車(静内の川岸の泥炭地に突っ込んだので)を洗っていたら、何か車のフロント部分から異臭がするので、変だなと思ってボンネットを開けてみたら、なんと、30pほどもある巨大なネズミがエンジンフードのうえで大の字でお亡くなりになっていて、思わず「うわーっ!」と叫んでしまった。こんなんで、今シーズンを締めくくりたくは無いぞ。冬季特別釣行は気合い入れてかないと。





(動画)

 2023年11月3日(金)/8:25〜11:15/夕張川支流K川//水温:10.2℃/釣果:虹鱒×16
 折角の3連休だというのに、またしても天候は不安定。昼からは雷雨とか言ってる。(結果的に大したことなかった・・・。)しかも、昨日から風邪を引いてしまい、熱こそ無いものの、鼻水とのど痛で身体がだるい。そんな訳なので、ホントは空知川水系の新規開拓をしようと思っていたのを取りやめ、近場の夕張川で短時間の釣行にすることにした。一度、帯広まで行って、発熱してひどい目に遭ったので。
 天候は不安定というものの、南風が吹いて、この時期としてはかなり暖かい。札幌は20℃近くになった。初冬の格好をしたら汗だくになってしまった。しかし、強風の予報だったので、風の影響を受けにくい山間のこの小渓流に行くことにした。現地に到着し、上流の行き止まりまで行ってみると、車が2台も停まっている。うへー。この川で先行者がいるとは。しかし、まあここら辺は脱渓ポイントで、いつも入ってるコースはこの下流なので、8割方は攻めれるな。ということで、下流に戻っていつもの場所から入渓する。水温を測ってみると、2桁もある。ずいぶん温かいな。ドライでもいけそうだが、先日から使用している新開発のニンフを試したいので、ハナからルースニングで行く。まあ、この川は初めてではないので、細かい描写は省略するが、魚は大量に釣れたな。3時間弱でこの数だもの。バラしたのも入れたらもっとだからね。ただ、ポイントに魚が固まっておらず、分散している感じ。大場所でも、1,2尾しか釣れない。サイズ的には30前後が3尾程度いて、この川としては上々じゃないかな。上流の車の停まっていた辺りより上に行くと、途端に反応が悪くなった。やはり先行者だったのかな?この時期は、キノコ狩りか釣りか判らないんだよなぁ。数も釣ったし、反応も無くなったし、風邪も引いているので、いつもより早いが終了とする。ただ、暖かくて汗をたっぷりかいたら、何か身体が楽になったな。温泉で汗を流したい所だが、さすがに湯冷めしたらまずいので、今日は自重しよう。その代わり、いつもは抜きがちなランチをしっかり食おう。ということで栗山の「くりやま焼きようへい」で焼きそば入りくりやま焼きを食す。思ったよりも量が多くて、腹が苦しくなったがうまかった。「くりやま焼き」が何かは、各自調べてみてください。
 結果的に3連休は初日は曇りで真っ暗だっただけで、大して天候は悪くなかった。どのみち風邪で行けなかったけど、天気予報も当てにならんな。





(動画)

 2023年10月28日(土)/8:50〜12:30/尻別川支流ウォータースライダーの川//水温:8.2℃/釣果:岩魚×9
 このところ本当に雨ばかり。正直、川の状況が読めないので、なかなか行きたいところに行けていないし、そんな状況だから釣果もパッとしない状態が続いている。本日も、本当は空知川水系を新規開拓しようと思ったのだが、前日まで雨で、本日も所によっては午後から雨との予報。なので、直前になって近場へ変更した。まだ冬タイヤに変えていないので中山峠を越えるのにヒヤヒヤしたが、尻別川支流の通称ウォータースライダー川(写真1)に行くことにした。イワナ河川なので、この所の雨で水温が下がっていても、低水温に強いイワナならなんとかなるだろうと思ったから。護岸だらけでロケーションはイマイチだけど、実績もあるしね。まずはいつものごとく、上流側の橋からスタートし釣り下っていく。時期的に完全に沈める釣りが良いと思うので、重量級の新作ビーズヘッドニンフ(もう3回目だけど)を使用し、キャストがしにくいのでダウンで攻めるためだ。上流ではいつものプールで3尾ほどヒットするが、キャッチは1尾。情けない。どうも新作フライはフッキングがちょいと甘いようだ。思ったほど魚も居なかったので釣り下っていく。しかし、魚の反応がないので、さらに下り、3つめの橋の下流までワープする。ここからが、また本命ポイントが点在する。入ってすぐに、普段なら無視するような1m四方くらいの落ち込みがあったので、底にフライを投入してみると、いきなりヒット。しかも、なかなか良い魚。尺はありそうだ。さらに下って、本命のプールに到着。ここは必ず魚が付いているはず。フライを流すと、またまたヒット。また、良いサイズだ。バラしが多いので慎重にネットイン。試しに測ってみると32p。立派なもんです。ま、ちょっと痩せてはいるがね、さらに続けていると、またまた良いサイズがヒット。さっきのよりもさらに大きそうだ。こちらもバラさぬよう慎重にネットイン。測ると35p(写真2)。うわ、この川でこのサイズが居ると思わなかった。ちょっとビックリ。今年は餌が豊富だったのだろうか?少し寝かせておいたのが良かったかな?魚影の濃さは以前より無い感じだが、その分アベレージがかなり良いなぁ。だが、さらに下流のポイントに期待を寄せるも、予想外に反応がない。あら?どうしてだろう?誰か入ったのだろうか?うーむ、もしかすると底ベッタリで、そこまで流せてないかな?ということで、ビーズヘッドがタングステンの超重量級のフライに変更。これが良かったのか、そこで3尾ほど引き釣り出せた。作戦成功。しかし、動画がバッテリー切れで撮れてなかった。とほほ。一通り打ったので、川を変えることにする。しかし、狙っていた場所は先行者がいたため、前にも少しだけやった、尻別川の支流の支流の落ち込みにフライを投入してみる、ここでお腹が濃いオレンジの小さいイワナを1尾だけ釣る。釣り下ると。すぐに支流との合流点があったので、そこをやってみるが、さすがに目立つ場所だけに魚の気配がない。ま、釣果は満足しているので、今日は早めにに終了して温泉でも入って帰ろう。この時期、余り遅くなると紅葉狩り帰りで中山峠が混雑するからね。


 (動画)

 2023年10月13日(金)/7:50〜12:30/宇莫別川//水温:8.0℃/釣果:虹鱒×19
               13:50〜14:20/倉沼川//水温:10.8℃/釣果:虹鱒×1
               14:40〜15:50/旭川近郊の小渓流//水温:9.8℃/釣果:虹鱒×9
 13日の金曜日。不吉な日に休みを取っての釣行。例年なら、宿泊しての釣行をしているところだが、なにせ、ホテル代が高い、ガス代が高い、金が無い、の三重苦なので日帰りの釣行とした。本日は美瑛方面のこの川。前回、大物をバラしているのでリベンジをしようと思ったのだ。しかし、平日だというのに狙いの場所には車が。何でだよ。仕方なく、ちょっと上流の橋から入渓し、やったことのない堰堤までの区間をやってみる。しかし、新兵器の激重ビーズヘッドニンフを投入するが、小さいのがちょこちょこかかる程度でぱっとしない。堰堤の上側に小さな魚が溜まっていたくらいだ。つまらないので場所移動。そろそろ、狙いの場所が空いてるかなと思い行ってみると、案の定、誰も居なくなっていた。人が入った後だが、一か八か入ってみる。前回も、そんな感じで大きいのバラしたからね。しかし、大物のあたりは一向に無く、先ほどと同じ小さいのばかり。つまらん。河岸を変えることにする。
 続いて、いつもの東川方面のこの川。一番のポイントは入ってすぐの護岸ポイント。ここはいつも良い型を掛け損なっている、相性の悪いポイントだ。本日も、2、3度あったアタックを掛けられず撃沈。下流の期待のポイントも小さいのが掛かっただけ。上流行けば少しは釣れるだろうけど、型が期待できないからなぁ。もうこの際、方針を変えて、大物狙いではなく、新規開拓をしよう。
 時間はあまりないが、ナビに写っている近郊の小渓流に行ってみることにする。幅2mもない小さな渓流だが、何mか置きにポイントが点在している。下流がかなり護岸されているのであまり期待していなかったが、思った以上に魚影がある。型は25前後だが、かなり太っていて、とても腹が膨れている。いくら何でも食い過ぎだろ、と突っ込んでしまった。餌が豊富なのだろう。ここで、こういった魚が育っているので、下流で時折大きな魚が釣れるのかもしれないな。先が気になって、またしてもフィッシャーマンズ・ハイになりかけ、どんどん釣り上がるが、日も傾き始め、さらに、森が陽を遮り、かなり薄暗くなってきて、熊も怖いので名残惜しいが終了とする。ちなみに、入渓場所の下流にも竿を出してみたが、こちらは無反応だった。さて、温泉入って、帰りは経費削減のため下道通って帰るか。来るとき、ぼーっとして降りる場所間違え、余計な高速料金払っちゃったからな。



(動画)

 2023年10月8日(日)/8:30〜11:40/沙流川支流//水温:7.4℃/釣果:虹鱒×5、ホウライ鱒×2、オショロコマ×5
               /12:50〜14:30/千呂露川//水温:10.4℃/釣果:虹鱒×5
 折角の3連休だというのに、直前まで道内は暴風雨。連休初日の土曜日もあちこちで雨や風が残り、釣りに行くにはかなりのリスクが残る。翌日日曜からは晴天続きということなので、珍しく日曜日の釣行にする。目的地は、前から決めていた沙流川水系の昨年見つけた支流。昨年は10月末の時期はずれにも関わらず、ニジマス、オショロコマが多く釣れたので、貴重な川を見つけて喜んだのだが、今年、最盛期に来てみたら8月末まで河川工事とか看板が出ていて、入ってはみたものの、工事車両が入るとみるみる川が濁って釣りにならなかったので、9月に入るまでは封印していたのだ。しかし、天候との巡り合わせが悪く、結局この時期になってしまった。しかし、現場に着いてみると、川が酷くいじくり回されて、昨年の面影がないし、工事もまだ終わってないじゃないか。何のための工事なのかよくわからないが、昨年魚が多く居た、大きなプールに土砂で橋が作られてすっかり分断されている。橋には鉄製の土管?がいくつも通っていて水が通るようにはなっているが、浅くて魚の行き来を阻害しているのではないだろうか?橋の下流部ではいくつか釣れたが、上流部の大場所(写真1)ではさっぱり反応がなかった。こんな状況でも、小さいながらもちょこちょこ魚が釣れるの(写真2)は、元々のポテンシャルが高いのだろうな。今後、夕張のダム上流のように魚が激減しなければいいけど・・・。入渓場所の上下を回って釣る場所もなくなってきたので、移動することにする。
 林道から一般道に出ると川沿いは車がアチコチに止まっている。いつもより釣り人が多いなぁ。日曜だからなのか?連休だからなのか?いつもの廃道脇に行ってみるも、すでに車が停まっていた。初めてだ。ま、いいや。本日の本命はここではないのだ。2008年以来となる千呂露川。このときは完全に惨敗で、全く魚の気配を感じなかったため、私の中では魚の居ない川という刷り込みがあったので、全く来る気がしなかったのだ。しかし、最近、沙流川水系で結構いい思いをしていたので、15年ぶりに来てみようと思い立った。その頃に比べれば、技術も付いているはず・・・。久しぶりに来てみると、川沿いの道がえらく細い。こんな道だったか・・・。もう記憶が曖昧だな。しかも、もう遅い時間なので釣り人の多いこと。かなり上流まで行ってみて林道のゲートまで来ると、すごい数の車が。何だこりゃ?いくら何でも釣り人がこんなにいるとは思えない。が、ここは遠慮して、かなり下流まで戻ってきた。すると、川への抜け道を発見したので、そこに車を突っ込む。大きな堰堤だ。運良く、人は入っていないようだ。うーん、人も多いし、あまり釣れる気がしないなぁ。などと思っていたら、人差し指ほどの虹鱒が釣れた。お、魚居るじゃん。こんなサイズでも魚を確認すると、俄然やる気が出てくる。しかし、釣り下っていくが、この後反応が無い。下っていくとちょっとした瀬が出てきた(写真3)。ここは何かいそうな感じがして、しつこく新兵器のしゃちほこニンフを流し続けると、インジケーターが沈んだ。あれ?ラインを引くがなんか動かない。根掛かりか?何度かロッドを煽るとブルブル震えだした。おわ!魚やん!大物では無いが、今日イチサイズだ。上げてみると、35pくらいのニジ(写真4)。やったぜ。リベンジじゃ!昔の自分じゃ、多分この魚は釣れてなかったな。技術が上がっていることを実感できてかなり満足。
 この後、反応がなくなったので上流へ。しばらくはパッとしなかったが、少し歩くと瀬と深場が。ここにかなりの魚が溜まっていた。サイズこそイマイチだが数尾が釣れた。入渓ポイントから離れると、それなりに魚は居るようだな。暫くここで粘り、反応が薄くなったので、これで終了とする。たいしたサイズは釣れなかったが、昔、太刀打ちできなかった場所で結果が出るとかなり嬉しいもんだな。







(動画) 

 2023年9月30日(土)/8:00〜9:45/モヘル川//水温:14.4℃/釣果:ちび山女
               /10:15〜11:00/玉川//水温:13.8℃/釣果:なし
 来週以降、ちょっと遠出を予定しているので本日は近場での釣りにする。本当は長流川のいつもの場所以外を探索しようと思っていたのだが、ここ2日の降雨量が札幌の4倍以上で増水が気になったので、念のため取りやめた。(よくよく考えたらライブカメラで確認すれば一目瞭然だったのに失念していた。)どこに行こうか考えたが、ここで冒険心が出てしまい、行ったことのない積丹地域の2つ河川を目的地にした。積丹半島は禁漁河川が多く気をつけなければならないが、この2つは数少ない対象外の河川だ。まず最初に訪れたのはモヘル川(写真1)。ここはイワナ、ヤマメの他ニジも釣れる可能性があるとのこと。川沿いに林道があるので、そこで上流の砂防ダムあたりに行こうと思っていたのだが、林道に入って、割とすぐに通行止め。何だよこれ。仕方が無いので、通行止めのあたりから入渓する。割とすぐに魚からの反応があるが、なかなか掛からない。ようやくかけてみれば、新子のヤマメ。こんなのばかりがアタックしてくるし、木が邪魔してキャストがままならない。もうイライラして、場所換えすることにした。
 次はお隣の玉川に行ってみる、河口から暫くはコンクリート張りの全く魅力の無い流れだが、少し上流に行くとマシになる、それでも人の手が入っているが、堰堤などは魚が付くポイントにはなっていそうだ。しかし、ドライ・ルースニングと色々試してみるが、全く反応がない。こんなマイナーなところなら、少しぐらい魚がいそうなものだが・・・。誰かが入ったのかな?ようやく20pくらいのイワナを掛けるが、手に取る手前でオートリリース。しかも、ここでも木が邪魔をして、フライをなくしまくり。もう、頭にきて早々に釣りを終了することにした。せっかく珍しくこっちにきたので、久しぶりに余市の鶴亀温泉にでもはいって帰ろう。今日は釣りではない。温泉に来たのだ。と思おう。


 2023年9月23日(土)/6:50〜10:45/夕張川本・支流//水温:13.8℃/釣果:虹鱒×1、雨鱒×3
               11:35〜13:10/夕張川支流K川/一時/水温:15.4℃/釣果:虹鱒×9
 最近のガソリン代の高騰で、毎週の釣行のコストが馬鹿にならん。ここは、なるべく近場の釣り場を開拓するしか無い。しかし、またしても週中で雨が降り、行ける場所がある程度限定されてしまう。雨の影響が少なそうで、近場で大物の居る可能性がある場所、ということで久しぶりに夕張川の本流に行くことにする。しかし、行ったことのある場所では開拓にならないので、清水沢ダムより下流の水量の多い所で大物を狙うことにする。しかし、ダムより下流は、濁りがキツくて私の好みでは無いんだよなぁ。しかも、最近通るたびに川を覗いているが、このところ、濁りが取れることがほとんど無い。以前はここまで濁ってなかったよな?本日も狙いの場所に行ってみると、コンクリート色。スイッチロッドでウェットを流してみるが全くダメ。そもそも、あまりやったことないし、やはりこれだけ濁っているとフライではキツいのか?餌やルアーにはアピール力でかなわないもんなぁ。しかもこの濁りは、正直やる気を削がれる。移動だな。他の場所も見てみたが、すでに人が入っている。仕方が無い、シューパロダムより上流のいつもの場所に行くか。
 すでに先行者が多いと思ったが、珍しく人が少ない。車も1台しか停まってなかった。小さな支流の合流点に入る。そこで幸先良くドライで30ちょいのニジをゲット。ここで釣れるなんて運が良いな。正直、人が多いので魚影はかなり薄い場所だ。その後は反応が無かったので、支流を少し打ってみる。するといきなり30ちょいの雨鱒(写真1)がヒット。これだけ魚影の薄いところで、立て続けにヒット出来るとは。狙い所が良かったかな?そこから少し上流の砂防ダム(写真2)の落ち込みをドライで打っていると、小さなヤツがちょっかいを掛けてくるが、アワせると飛んで行ってしまった・・・。ルースニングに変え、左側の巻き返しをしつこく攻めるとようやくヒット。30くらいの雨鱒(写真3)をヒット。狙い通りにつれて満足。その後本流に戻り、少し釣り上がるが反応無し。1度、良いサイズの魚がインジケーターに向かってきたが、警戒して逃げてしまってそれっきりだった。その後、違うポイントに行こうと思ったが、もう、釣り人が多く入っていた。
 仕方が無いので、いつもの支流のK川に行く。ちょっと取れ高が足りないので・・・。ここで結構な数を釣ったが、やはりサイズが物足りない。ここは厳しい季節でこそ貴重な川だからなぁ。もう昼も回ったし、風呂入って帰ろう。





(動画) 

 2023年9月16日(土)/7:20〜13:23/湧別川//水温:℃/釣果:虹鱒×13
               /15:15〜17:00/倉沼川//水温:℃/釣果:虹鱒×4
 さすがに最近は朝晩冷え込んできた。天候も不安定で、毎週道内のどこかで大雨が降っている。今週もかなり選択肢が狭められたが、前々から今日はここに来ようと思っていた。久々の湧別川だ。4年前に大きな魚影を見たのだが、熊の襲来によって逃げ帰った場所。そこへのリベンジ。距離もあるので、いつもよりは早起きして出発。しかし、そんなに人が来る場所でもないので、慌てる必要は無いだろう。7時頃到着したが案の定釣り人は皆無だ。以前魚影を見かけた橋の下は、何か川幅が狭まってイマイチ。少し上流側(写真1)から入渓する。しかし、ここもやはり雨の影響か、かなり濁りが入っている。こりゃ、ちょっと想定外だなぁ。良さそうな場所をドライで狙うが、この濁りだと、水面のフライは魚に発見されないんじゃ無いか?暫くドライで攻めたが、ルースニングに変更する。そうこうしているうちに、川っ縁の護岸の陰で小さな虹鱒をゲット。これじゃ無いんだよ。川のサイズに見合わない。さらに釣り上がって行くが、良さそうなポイントでは魚が出ない。流れの緩やかなところで何とか20センチ程度のニジ(写真2)がポツポツ。うーん・・・。大きいのは瀬の底にでも付いているのだろうか?そうなると、私のタックルではキツいかなぁ。場所を変えることにする。
 10数q上流に来てみた(写真3)。そうすると、かなり川幅は細くなり、水も透き通っている。やはりクリアウォーターのほうが惹かれるなぁ。ということで、ここに入ってみよと準備を始めたら、あら?ネットが無い!またかよー。10数qを車で戻り、さきほど釣り上がったコースをほぼ踏破して、ようやく落ちていたネットを見つける。落下防止のネジネジ紐付けてるのに、なんで落っこちるかなぁ!これで1時間ほどロスして、ようやく入渓する。橋の下にとりあえずビッグドライを投げて、ラインを引き出していたら、いきなりヒット。下流ではあんなに苦労したのに、まだ本気で始める前にヒットしてしまった。30p弱位の虹鱒(写真4)だった。さて、どっちに行こうか?航空写真で見ると、下流の方が河原が多く釣りやすそうなので、ここから釣り下っていく。ただ、もう少し水深が欲しいなぁ。たった10数qでこれだけ水量が減るのか。下流の水量は支流の影響が大きいのかな?魚の方はコンスタントに出てくるが、ここぞというポイントでは不発だったり、サイズも30に満たないものばかりで、イマイチ物足りない。もう少しかリュの方が良かったかなぁ。戻りはルースニングも試したりしたが、数尾似たようなのが釣れただけ。さて、どうしようか?もう13時を回っている。また今日も昼飯抜きだな。
 考えた末、来る途中にあった石狩川の支流を覗いてみることにした。車で目的地に向かうが、高速を乗り過ごしてしまい、北見峠に入ってしまった。かなり久しぶり。余計なタイムロスをしたうえ、川への抜け道が工事通行止めで入れない。むむむ・・・。ケチが付いて場所でやる気がしない。もう東川まで戻って、倉沼川でも行ってみるか?今シーズン入ってないもんな。もう場所探す時間も無いし。現地に到着したのは15時過ぎ。もう2時間も出来ないな。昨年実績のあるポイントのみ打っていこう。まずは、入渓ポイントすぐのコンクリート護岸脇。ここにいつものラバーレッグパターンを投げ込むと数投でヒット!おおっ!なかなかのサイズ!・・・と思っていたら、フッと軽くなる。ええー!またかよ!ここでは、良く大物を掛けるのに、何故か中々キャッチできない。何故だ?相性が良いのか悪いのか判らん。この後、釣り下ったがパッとせず、戻って今度は釣り上がってみる。釣り上がった方が、少し反応が良かったが、まあ、人気河川だし、入った時間も時間だし。ちょろっと釣れた程度(写真5)。もう17時。潔くこれで終了しよう。 昼飯抜きで腹が減ったので旭川で久しぶりにラーメンを食い、帰りは経費節減のため、高速を美唄で降り北村温泉へ。ひとっ風呂浴びて帰路につく。









(動画) 

 2023年9月8日(金)/8:30〜11:30/サホロ川//水温:15.2℃/釣果:山女×3、虹鱒×3
              /13:15〜15:45/沙流川水系//水温:16.6℃/釣果:ホウライ鱒×1
 せっかく週末休みを取ったのに、今週も週の中盤に道内の一部地域では大雨が降り、ある程度行き先が限定的になってしまった。例年なら、休みを取ったら宿泊釣行にしていたのだが、現在のガソリンの高騰、インバウンドの増加によるホテル代の高騰、物価高で懐が厳しくなってきたので、日帰りで高速もあまり使わなくて済むサホロ川に行くことにする。
 川の様子が変わり、いつもの川っぷちに車を乗り付けるのが厳しくなってきたので、本日は車を広い場所に停め、電動バイクで川まで乗り付けた。いつもの場所からいつもどおり釣り下る。初めてこの川に来たときとはもうかなり様子が変わっている。(写真1)ほぼ初見の川と言っても良いくらい。ここもなぜかヤマメが増えて、本日一発目もヤマメだった。(写真2)その後、ヤマメ、ニジマス(写真3)が交互に釣れるが、いずれも30pに満たないサイズばかり。昔よりアベレージが小さい。川が浅くなってしまったせいだろうか。そのうち、ちょっと深くなっている瀬が出てきたので、瀬脇をルースニングでしつこく流してみる。何度も流しているとインジケーターがフッと消えたので、軽くアワセてみる。するととんでもない重さでラインを引きずり出された。おおっ、これはデカい。どうにか魚の下流に行かないとあげられない。50近くあるんじゃなかろうか?慎重に、魚の下に回り込もうと、テンションを張ったまま移動していると、ロッドがフッと軽くなる。えーっ!なんで?フックが外れてしまった。口切れか?折角の貴重な1尾が・・・。動揺を隠して同じポイントを攻め続けるが、小さいのが釣れただけ。ダメだ、こりゃ。先に進むことにする。その後は釣れるのは小さいのばかりだが、大きなプールに出たところ、大きめの魚のライズを発見。ここで手を替え品を替え粘ってみる。しかし、川の中を見てみると何やら赤いラインがいっぱい見える。何だろう、と思って目をこらすと、サケ?カラフト?らしき魚が大量に泳いでいる。何だよ!釣っちゃダメな奴ばっかりやん。(さっきの大物は違うと思うけど・・・。)ダメだこりゃ。こんなの居たら釣れるもんも釣れん。これをきっかけに引き返し、この川を離れることにする。
 第2の河川は帰り道にある、沙流川水系のいつもの場所である。しかし、昼過ぎという時間が悪いのか、時期が悪いのか、誰かが入った後なのか、全く釣れない。小さいのが2、3度ちょっかいかけてきただけ。うーむ、前回はあんなに魚が居たのに。こりゃダメかな。期待外れでがっかりしながら、なぜか良く大物が釣れるポイント(写真4)に到着。あまり期待しないで、数回フライを流し込む。すると、インジケターが引き込まれ慌てて合わせると、かなりの重量感。おお!なぜかまたしても釣れた!割と大きめ。さすがにここでの取り込みも慣れてきたので、慌てず下流の浅場まで誘導してネットイン。またしてもホウライ鱒だ。(写真5)なんで、ここは柄のない魚が多いのだろう?サイズは小さく見えたが、ギリ40p。サホロのかたきを日高で討ったぜ。まあ、サホロでバラした奴の方が遙かに重かったが。
 その後支流の方に行ってみたのだが、全く反応がなかった。何でなんだろうな?ここも、前は魚影が濃かったのに・・・。もう陽も傾きはじめ、山間は日暮れも早いので諦めて終了とする。帰り道、あまり人を怖がらないシマリス2尾を記念撮影し林道を戻る。
 
 ま、それでも何とか帳尻は合ったかな?さて、温泉入って飯食って帰ろう。腹減った。








(動画) 

 2023年9月2日(土)/7:20〜13:00/宇莫別川//水温:14.6℃/釣果:虹鱒×15
 9月に入ったというのに、まだまだ真夏日前後の気温が続いている。異常だ。まあ、朝晩は若干過ごしやすくなったが。今週は全道的に雨が多く、北海道の下半分は大雨が多発し、川の状況が読めない。仕方が無く、雨の影響が少なかった道北方面にする。前回、入ろうと思って入れなかった宇莫別川に行くことにした。ホントは来週行こうと思ってたのだが・・・。一番入りたかったポイントはすでに車が停まっている。仕方が無く上流の橋から入ろうと、準備を済ませ橋に向かうと、いつの間にか釣り人が準備をしている、。話を聞くと、橋から堰堤の間だけやる(堰堤なんてあったんだ・・・)というので、堰堤の上流側に入ることにする。堰堤の所まで行こうと、藪の中に入っていくが、これが半端なく大変。釣りを始める前に、完全に息が上がってしまった。しかも着いてみると、深いプール状になっていて足場が無く釣りが出来ない。仕方なく逆戻り。ちょっと上流に行ったら、簡単に川に降りられる場所があった。無駄な苦労だった。
 川に降りてみると、何やら濁り気味だな。やはり雨が降った影響か。まあ、これくらいなら大丈夫か。とりあえず釣り上がっていくがとりあえず釣り上がっていくが、うーむ。魚影がそれほど濃くないし、魚も小さいな。昨年、初めて入った時は魚影だけは濃かったが・・・。ここら辺は人が多いのかな。釣り上がっていくが、パッとしないなぁ。暫くして、よくよく見てみると何か濁りがキツくなってきている。なんじゃ、こりゃ。畑から泥水が流れ込んでいるのか?うーん、移動しようかな。
 車に戻り、移動していると、先行者がいて入れなかったところが空いている。移動に時間を取られるのも嫌なので、折角だしここに入ってみよう。なんか上流より濁りは薄い感じがする。しかし、先行者がいたのでどうだろう。前回と同じように、ここから釣り下る。思ったよりも魚が出てくるので、前の人は釣り上がったのかな?しかし、サイズは変わらずこんな感じ(写真1)。前に大物をバラしたところは、反応なし。うーんデカいのは居ないか?もう正午も回ったので、戻ることにするが、どうしてもこの場所(写真2)が気になって、かなり粘ってビーズヘッドニンフを流す。流し続けていると、ふっとインジケーターが引き込まれた。アワせてみると、これまでと違う重量感。よっしゃ!粘り勝ち。よしよし。と思って、ゴープロを見てみると、電源が入ってない。なんで、こんな時に!バッテリー切れかよ!
何とかバッテリーを入れ替えながら、魚をキャッチ。40には届かなかったが、37pのニジ(写真3)。粘って釣って1尾だけにかなり満足。その後、数尾の小さめのニジを釣り、お腹が減ったので終了とする。今日は勝ち戦だったので、美瑛のおしゃれレストランでランチして帰ろうっと。





(動画)

 2023年8月26日(土)/7:45〜11:30/昆布川/のち/水温:17.6℃/釣果:山女×6
 普通、北海道はこの時期になれば秋の気配を感じるものだが、今年は異常。お盆明けから、どんどん暑くなり連続真夏日記録を更新するような暑さ、昨日、一昨日辺りは猛暑日だった。今日もようやく35℃には届かないかなって感じ。暑すぎるわ。エアコンの無い部屋ではPC作業など出来るはずも無く、HPも動画も作業が遅れがちだ。しかも、先日の発熱に引き続き、昨日、朝起きたら蕁麻疹を発症。病院で薬をもらって午後には引いたのだが、またしても体調不良である。止めようかとも思ったのだが、こんな暑さになると、なぜかニセコの方に行きたくなる。ということで、本日の目的地は尻別川だ。しかし、夏の激戦区は人がいっぱいで入る場所があるかどうか・・・。地図で目星を付けた場所へ行ってみるが、もうすでに車が数台停まっている。仕方が無いので、近くの別の入り口から川に降りようと思って、地図で見つけた場所へ行ってみるが河原までの崖が急すぎて、私の足の状態では、たぶん転がり落ちてしまう。ダメだ、こりゃ。他のポイントが無いか考えたが、どこも人だらけだろう。尻別本流は諦め、支流の昆布川へ行くことにした。
 昆布川も激戦区ではあるが、目星を付けていたポイントは運良く誰も居なかったので入渓。昆布川は何度も来ているが、ここは始めて入る場所だ。入って少し下ったところからスタート。岩の陰から、いきなり小さな山女が出てきた。こんなサイズじゃあなぁ。さらに川っ縁から23,4の山女をヒット。その後、小さいのと25くらいの山女(写真1)をヒット。山女としてはまあまあだが、こんなサイズじゃ無いんだよなぁ、欲しいのは。それにしても、ブラウンが全く出てこないなぁ。以前、少し下流ではブラウンが多かったのだが、ここまで上流に来ると山女のテリトリーなのかな。今度は少し釣り上がってみる、すると、木の根元の深場で、大きめの魚のライズが2回。これはなかなかのサイズ。このポイントで粘ってみる、しかし浮かせても、沈めても全く反応無し。ラインを出す間、フライを川に垂らしていたら小さいのが掛かってしまう始末。ダメだ、こりゃ。学習してるヤツだな、ありゃ。パッとしないので諦めて場所替えすることにする。さらに上流に来るまで向かい、踏み跡を見つけそこから入ってみる。しかし、踏み跡が付いているだけあって、たくさん人が入っているのだろう。何とか山女1尾を釣ったが、1級ポイントで全く反応がない。こりゃ抜かれてるな。正午近くになり、暑さが半端なく、持ってきたペットボトル飲料2本も底をついて、これ以上釣りをするのは危険と判断した。昨日が昨日だし。昆布温泉で汗を流し、豪雪うどんでも食べて帰ろうっと。


(動画) 

 2023年8月19日(土)/7:45〜9:40/忠別川//水温:12℃/釣果:なし
               /10:25〜11:30/辺別川//水温:18.4℃/釣果:なし
 夏休み釣行の翌日、久しぶりに当別でうどんを食い満足して家に帰ってきたら、夜になって急に喉が痛くなり寒気が。熱を測ってみると38℃もある。なんで急に・・・。コロナかと思って検査キットでチェックしてみたが陰性で一安心。どうやら風邪のようだ。昨日、エアコンガンガンで寝たのがいけなかったか?今年は、職場の光熱費削減のため夏休みの翌々週も3日間(祝日入れると6連休)の休暇があったというのに、体調が回復せず、ほとんど寝て過ごしていたため、8月前半はまったく釣りに行けなかった。2,3日前まで、まだ本調子では無かったため、今日も釣りは休もうかと思ったが、金曜日に急に回復してきたのでやっぱり釣りに行くことにした。ただ、北海道の下半分は雨の予報で、道北が真夏日ということなので、先日のリベンジに宇莫別に行くことにした。しかし、私の知っている入渓場所にはすべて車が止まっていて、入る場所が無い。むむむ。休日に来ると、こんなに混んでいるのか・・・。仕方が無いので、緊急避難場所に考えていた、忠別川に行くことにする。最近よく入る場所には先行者がいたので、ひとつ上流から入ることにする。
 少し下流の方に、先月大物をバラしたポイントがあるので少し下ってから釣り上がることにした。水温はこの時期にしてはえらく低い。先日の雨の所為だろうか?とにかく夏場には珍しく適温なので期待したのだが・・・。いきなり結果だが、全然ダメ。2バラシをしただけで、特筆すべき事は全くありませんでした。ただ、釣りでは何も無かったが、車まで戻ると釣り人が話をしていて、私も声を掛けられた。なんと、私の動画の視聴者さんでした。人様に観られると恥ずかしいレベルの動画なので、何とも照れくさかった(汗)。
 視聴者の方と別れ、今度は辺別川の上流に行ってみるが全く反応無し。水量がかなり少ないが、それが悪い方向に働いているのだろうか?ここを諦め、中流域のよく入るポイントにも行ってみたが、こちらも全然ダメ。もう今日はダメだな。まだ体調も本調子でないうえ、暑さでバテ方も半端ないので、もうこれでやめよう。久しぶりに完ボだ。どっかで温泉入って、ラーメン食って帰ろう
 

 2023年8月1日(火)/9:50〜12:06/阿寒川//水温:23.6℃/釣果:虹鱒×10
 本日から2泊3日の宿泊釣行。だが、今年は1に温泉、2に観光で釣りはその次である。もう2年近くも良くならない帯状疱疹の後遺症の湯治のため、釘がボロボロになるほど成分が強烈な川湯温泉で湯治がしたかったのだ。あと、ここまで来たら、北海道観光マスターの私が、北海道の好きな観光地ベスト3に入れている硫黄山の見学もしなきゃならん。それと、長年行きたいと思っていたグルメも。釣りはその次である。ま、せっかくこっちまで来たので、初夏に断念した阿寒川と、西別川の梅花藻が揺れる流れを映像に収めてやろうと思っている。今年はコロナの制限が全くなくなり、またしても宿を取るのが困難になってきたが、運良く楽天で少し安くとることができた。(でも高いよな。この時期。)今日はまず阿寒で釣りをする予定。昼前後にできればいいや、と思っていたのでさほど早起きはせず6時頃出発。平日のためか、思ったほど道路は混んでいなかった。
 4時間くらいで到着。ローソンで遊漁券を買い、いつもの場所、雄観橋から入渓、これより上がフライ・ルアーの専用区間だが、人が多くて嫌なので、私はいつもここから下流の餌釣り区間に釣り下っている。とはいえ、ちょっと上流に大きなカーブがあるのでまずはそこから。運良く、ここで数尾の小さいニジマスをゲットしたが、目の前に悠々と泳いでいる大物は、フライを見向きもせず全くダメ。それなりに育っている奴は賢くなっているな。そこから釣り下っていくが、阿寒まで来て、金払ってこの程度ではなぁ。今日は誰も入っていなかったが、かなり叩かれているのかなぁ。ビックドライとルースニングで交互に釣り下って10尾くらい。しかも大きいので30センチくらいしか無い。一度車に戻って昼飯を食ってから、今度は上流に釣り上がってみよう。
 用意していたパンを食って、午後の部スタート。上流に向かって釣り上がっていくが・・・、全く釣れん。ウンともスンとも言わない。フライ・ルアー専用区間に入った途端、こんなに釣れないとは。釣り人は見かけないが、土日で相当叩かれたのだろうか?こんなに酷いとは・・・。温泉跡くらいまで上流に行けばもっと結果が違うのかもしれないが、あそこまで行くと、平日でも人が多いからなぁ。やめだやめだ。15時くらいまで粘ったが、もうやる気が失せた。早めに上がってグルメに勤しもう。今日はロクな物を食べていないので腹が減った。本日の宿泊地、川湯温泉に向かう。途中、摩周の道の駅でソフトクリームを食べ、長年の目標であった「弟子屈ラーメン」を弟子屈で食うため、本店に入店。「魚介絞り醤油ラーメン」とミニチャーハンのセットを食してから、川湯温泉に到着。さて、さっさとひとっ風呂浴びるぞー。





(動画)
  2023年8月2日(水)/9:30〜15:00/西別川→標津川水系/一時/水温:1?℃/釣果:虹鱒、山女×数尾         
 本日は10数年ぶりに西別川に行ってみることにする。大きい魚は期待できないが、現在どんな感じになっているのか気になったのと、この猛暑の中では湧水河川なので良いのでは無いかと思ったのと、単純に梅花藻揺れる流れを映像に残したかったから。
 しかし、現場について準備を始めていたら、突然の土砂降り。予報に無かったじゃ無いか。雨雲レーダーを見るとにわか雨のようなので、20分ほど経って、雨がやんでから入渓する。ここは以前来た時にも入ったポイントだ。前回は、脱渓場所に電チャリを置いておいたが、今回は電動バイクを置いてきた。これ帰りは楽ちんなはず。突然の筋かが目の前に現れてビビったりしたが、入ってそうそう30くらいのニジをヒット。幸先いいぞ、と思ったがその後釣れるのは新仔サイズの山女や虹鱒ばかり、しかも1/3ほど来たところで、ゴープロのSDカードがぶっ壊れて録画不可能になってしまった。しかもそれまで撮っていた全データが消えてしまった。(昨日のとは交換したので今日の釣行のみで済んだ。)何なんだよ、全く、一応INSTA360は持っていたので、そちらで少し撮影してみたが、やはり4Kじゃないしなぁ。撮影という一番の目的も断たれ、釣果も芳しくない。この先、脱渓予定地点まで1キロ近く行く気力が断たれてしまった。戻って場所替えしよう。
 昼からは第2のポイントと付いて考えていた標津川中流域に来た。朝の雨が嘘のように快晴の真夏日だ。暑い。めぼしい橋んぼ脇から入渓。しかし、水温高いし、流れも緩やかで変化が少ない。ダメかなと思ったが、釣りを始めてすぐに目の前で大きな魚のライズが。おわ!何だありゃ。辺りを狙って何度もキャストするが、ウンともスンとも言わない。うーむ。カラフトか何かが遡上しているのかな?まだ早いような気がするが。あのライズを見た以外、全く反応がないのでここも諦める。
 さてどこに行こうか?グーグルマップで検索して、近くの支流に行ってみる。思ったよりも小さな川だが、時間も無いことだし入ってみる。面倒なので、さっきの本流で使っていた9ftの#3ロッドをそのまま使用したが、明らかにオーバースペックだった。案の定アチコチに引っかかりまくり。魚も釣れないしティペットもか絡まりまくりで、イライラ。思い切り引っ張ったら、フライがカエシまで指に刺さってしまった。くそっ!カエシまでいっちゃってるので簡単には抜けない。昔、手の甲に刺さった時はカエシが中に残っちゃったんだよな。しかし、思いっきり引き抜くしか無いな。せーので力任せに勢いよく引き抜くと、血が飛び散って指が血だらけになってしまった。うへー。非常用に持っていた絆創膏で血が止まるようにがっちり固定し事なきを得るが、もうすっかり心が折れました。やめだやめだ。この旅での釣りはもう終わりにする。あとはもう観光に力を入れよう。硫黄山に行くのが目的だしな。弟子屈まで戻り「poppotei」でラーメンと豚丼のセットを食べ、またホテル戻った。もうグルメと観光に力を入れるしか無いな。明日は硫黄山を観て、長年行ってみたかった「オーチャードグラス」で洋食を食べようっと。これでグルメの目標はコンプリートじゃ。




 2023年7月29日(土)/7:45〜11:30/石狩川支流T川//水温:22.4℃/釣果:山女×4、虹鱒×4
 本日は夏休み初日。例年通り9連休だ。来週には長距離釣行を予定しているのと、そろそろ行っときたいという思いから、一時期、第2ホームとして通ったこの川へ(写真1)。最近は人が多くなって、しかも上流にダムが出来てから、なぜか山女の勢力が拡大して、大物を見かけなくなったので、足が遠のき気味。しかも崩落した林道を通っているのだが、どんどん藪が濃くなり、とんでもない事になってきているのだ。道路が通っていたことを知らなければ、誰も歩かないな、この林道。しかも、本日は真夏日予報。朝から気温が高く、林道、藪漕ぎですでにバテてしまった。こんな日に来る場所じゃ無いな、こりゃ。
 息が整うまで数十分を要して、釣りスタート。まずはいつものポイント(写真2)からスタート。水温が高く、流れも弱いので付いてないかなと思ったが、すぐに反応があった。お、居るな。藪のシェードを流すと再び小さくアタック。今度はフッキングした。あまり大きくはないが。本日の一発目は山女(写真3)。尺は無いが、かなり太った体高のある山女だ。かなり格好いい。コレで尺超えだったらなぁ。ここから釣り上がっていくが、イマイチ渋い。アタックはあっても中々乗らない。サイズもイマイチ。そして、やはり山女の比率が大きくなっているよなぁ。何でこんなに勢力図が変わったんだろうなぁ。ここの通い始めた頃は、山女のやの字も無かったのに。放流してるんだろうかね?
 本日は、昔歩いていたオールコースを釣り上がろうと思っていたのだが、何カ所かのポイントで時間を掛けているうちに昼近くになってしまい、コース半ばで飲み物も底をついてきた。気温はもう30℃前後はある。こんな中で水分無しで残り半分を行くのは、さすがにちょっとヤバい。熟考のうえ戻ることにする。帰りはルースニングで試したがサッパリだった、さすがにこの水温で、真昼の炎天下では魚も出てこないか。また、藪漕ぎをして来た道を戻り、車に到着する頃には汗だくでヘロヘロだった。
 帰りにいつも寄る中小屋温泉に寄ろうと遠回りをしたのだが、なんと無期限休業中。えー、残念。空いているので気に入っていたのに。もう疲れが限界だ。このまま家まで直行してシャワーで済ませるか。





(動画)

 2023年7月22日(土)/8:30〜9:55/鵡川//水温:19.8℃/釣果:岩魚×1
 本日は久々の晴れ間。しかも真夏日予報。そろそろ水温の上昇がやばい感じになってきたので、場所の選択が重要。2021シーズンばりの暑さが続く気配なので、また、水温の低い川探しになるかもしれない。で、もうそろそろアウトになってしまいそうなので、鵡川に一回行っとくかということで、また通行止めの道路を電動バイクで疾走する。なんだか、狸だの鹿だのが飛び出してきて生命感にあふれているが、ヤツとは会いたくないものだ。2年ぶりに来たが、道路に新しい崩落があってちょっと危険。なのに、お目当ての場所まで来たら、車が2台も止まっている。通行止めなのにどうやって入ってきたんだろう?仕方が無いので少し戻って中間地点(写真1)から入渓する。
 本日は、またスイッチロッドを導入。しかし、なんかラインのバランスが悪くて投げづらいし、やはり、腕、肩への負担が大きく、すぐに痛みが出てくる。うーむ、少し考えなくては。朝から炎天下の中暫く投げ続けるが全く反応が無い。水温もギリ20度を下回っているが、場所によっては超えているかも。流れ的には魚が付いていなくも無い感じだが、ちょっとこの水温・日差しだと釣れる気がしない。場所を変えることにする。そういえば、入渓場所に配水管の水たまり(写真2)に魚影が見えたなぁ、と思って、帰りにちょっとフライを投げ込んでみたら小さな岩魚が釣れ、なんとかボウズ免れたが、何のためにスイッチを持ってきたのか・・・。



               /11:25〜13:30/沙流川水系//水温:16℃/釣果:虹鱒×4、オショロコマ×6、ホウライ鱒×1
 この辺りで他の川と言ったら、ここの水系しか思いつかない。はじめに6月にも行った支流に行ってみたのだが、案の定、工事中で車両のたくさん停まっていて、何か釣りの出来る状況では無かったので、本流上流部に行ってみることにする。すでに人が入っているのではないかと思ったが、ラッキーなことに誰も居なかった。いつもはすぐに上流の方に行っていたが、道路沿いの流れ(写真1)も割と良かったので、駐車場所の近くから入渓する。近くを車がバンバン通っているのでどうかと思ったが、すぐに魚がヒット。25,6の虹鱒だ。その後釣り上がっていくと、オショロコマ(写真2)が多くヒットした。魚影が濃いという感じでは無いが、コンスタントに魚の反応があって退屈しないし。天気も良くて気持ちいい。最初っからこっちに来れば良かった。さらに釣り上がって、あの廃道沿いのポイントに来た。ここでは昨年も、一昨年も40オーバーを釣っている実績があるが、6月の土砂降りの際に来た時は小さいのしか釣れず、ポイントも土砂で埋まってきて、昨年より良くない状況だった。あまり期待は出来ないだろうな。とりあえずフライを流してみると数投で魚はヒットしたが、やはりサイズが良くない。30あるかなしかって所。ポイントが浅く狭くなってしまったので、やはり大きいのは付かなくなっているか?しかし、まだ居るかもしれないので、一応もう一度流れの筋を変えて流してみると、またヒット。これも小さいか?と思ったのだが、急にドラグをならされた。おおっ!そこそこのサイズが付いてた!ホント、ここは私と相性が良いなぁ。かなり高確率で釣れている。かなり引きを楽しませてもらい、ネットでキャッチ。およ?ニジと思ったら、またホウライ鱒だ(写真3)。一昨年、ここで釣った40後半もホウライ鱒だったし、昨年模様の無いオショロコマも釣れた。ここは、模様がなくなる何かがあるのだろうか?さて、写真を撮ろうと岩の位置を調整していたら、急に魚がネットから飛び出してまたの間を抜けていってしまった。何だよ、もう。サイズも測ってないのに、まあ大体ネットと同じサイズだったから40p前後だっただろう。最近、(キャッチできたかどうかは別として)よく40オーバークラスがヒットしている。私、割と好調なのか?でも、バラシも多いんだよなぁ。好調なのか不調なのかよく分からんが、引きは楽しめているので、悪くは無いかな。さ、満足したので、いつもの温泉に入って帰りますか。




(動画)

 2023年7月16日(日)/9:50〜12:06/夕張川支流O川//水温:12℃/釣果:虹鱒×9
 折角の3連休だというのに初日は北海道のほとんどが雨。ところによっては大雨洪水警報が出ている。オホーツク海側は曇り予報だが、この1週間ずっとぐずついた天気で川の状況が読めない中、そこまで遠出はできない。2日目は何とか雨は上がるようなので、珍しく日曜日に釣行することにしたが、どこも増水と濁りがあるだろう。あまり遠くなく、釣りのできそうなところと言えば、昨年、大雨で強行した夕張の小渓流かな?一か八か行ってみることにする。しかし、着いてみるとかなりの濁りと増水。これはちょっと厳しいということで、もう少し大きめの支流に移動する。ここもかなり増水しているが、元々水深が浅いので、釣り上がるのはできそうだ。濁りの方も、浅いところではうっすら底が見えるので釣りのできない状況ではなさそうなので、入ってみることにする。ちょっと濁りがキツいので水面より水中の方が発見されやすいかと思い、ルースニングでいつもの入渓場所のコンクリート護岸(写真1)から始める。かなり難しい戦いになるのを予想したが、割とあっさり釣れてしまった。この川ではまずまずサイズの30弱のニジ(写真2)。今回もさらにもう1尾小さいのが釣れた。しかし、あまり多くは付いていないようだ。なので、前回来た時と同じく、ここから釣り上がっていくことにする。しかし、どうもパッとしない。大場所での反応があまり良くないし、先週に引き続きバラしが多い。よくよく見ると新しい足跡があるので、苛められたばかりか。その割には反応はいい方か。しかし、キャッチよりもバラしの方が多い感じで釣り上がる。それに、インジケータへのアタックが増えてきて、ニンフへの反応がイマイチだ。水面に意識が向いてきたのだろうか?雨上がりということもあり、いつもより虫が多くて鬱陶しいし。ここで、ニンフをやめて、いつものラバーレッグのビッグドライに付け替え、さきほどからもぞもぞしていたポイントにそいつを投げ込む。すると、2投目でヘッド&テールで魚が飛び出してきた。うおっ、良い出方。本日一番のサイズか?結構良い引き。念のためネットを使ってキャッチ。30弱のニジ(写真3)。今日イチだな。この川では十分立派なサイズだ。これくらいのが釣れれば御の字かな。まだまだポイントはあるが、昼飯抜きたくないし、温泉にも入りたいので、今日はこの辺で終了とする。しかし、今年の夏は雨ばかり。厳しい戦いになりそうな予感。




(動画)  

 2023年7月8日(土)/7:45〜11:30/忠別川//水温:12.8℃/釣果:虹鱒×4
               13:20〜15:40/宇莫別川//水温:21.8℃/釣果:虹鱒×3
 先週7月最初は、あまりにも天気が悪すぎて中止。2週間ぶりの釣行。本日は満を持して、今シーズン初の忠別川への釣行だ。そして、今シーズン初の猛暑日の釣行である。いつもの入渓ポイントのうち最下流(写真1)から入る。私の入渓ポイントは、上、中、下とあるのだが、上流は下りになるのでめったに入らない。中流はすでに人が入っていた。なので、最下流から中流まで釣り上がっていく。昨年は、このコースで思いがけず良い釣果だったのだが、もう、魚の反応が見るからに苛められてるって感じだ。とにかく食いが浅い。魚はそこそこ出てくるのだが、とにかくフライを咥えきらない。20数回アタックがあって釣れたのは4尾。しかも、40を超えるようなかなり良いサイズも掛けたのだが、それも食いが浅かったのか、フックオフ。何だよ、もう!そのうち、先行者が見えてきたので、昼少し前に脱渓する。
 そのまま今度は辺別川のいつものポイントに行ってみるが、全く反応無し。水温も20℃超えだし、水も少なめだしこりゃダメだ。すぐにそのポイントに見切りを付け、行けるとこまで上流に行ってみることにする。しかし、林道にゲートがあり、断念。途中のよく入る所に行ってみたが、ここも先行者で断念。辺別川での釣りは諦めることにする。
 ま、これは想定内。さらに隣の宇莫別川に行くことにする。また、昼飯抜きになってしまうが、こういう状況の時は、ハナからここに来るつもりだったのです。まだ、やってない区間があるのでね。前回は行った場所から、今度は釣り下ることにする。ここも水温は20℃超えている。大丈夫かな?と思ったが、いきなり小さいニジが釣れた。魚は居るみたいだ。しかし、ここも中別ほどでは無いが食いが浅く、中々掛からない。サイズが小さいせいかもしれないが。そうこうしているうちに、木がオーバーハングしているプールに到着(写真3)。ここで、巨大な魚影を発見。うへ、あんなの居るのか。暫くここで粘ってみよう。ドライフライを取っかえ引っかえするが、小さいのが掛かるだけ。やっぱ、警戒されちゃっててダメかな。こうなったらビーズヘッドニンフでルースニングだ。少し上流側に移動して流れ込み部分にフライを通すと、インジケーターが引き込まれた。アワせると、ようやく魚がヒット。あまり抵抗が無かったのでまた小さいのかな?と思ったら、突然ラインが引き込まれた。おわわ!コレ、さっきのデカい奴だ!ゴンゴンとロッドが引き込まれる。この感じだと50近いかも!と思った矢先、ラインブレイク!なぬー!しかも、リーダーが切れてるだとー!さっき木に引っかかったのを無理に引っ張ったせいか?さすがに40オーバークラスを2バラシは心が折れました・・・。脱水状態でフラフラになりながら、そそくさと撤収する。温泉入って心を癒やしてから帰ろう。





(動画)  

 2023年6月22日(木)/8:30〜13:00/音更川本・支流//水温:温度計忘れた/釣果:虹鱒×2
 本日は、珍しく2日も休みを取っての完全平日釣行。十勝方面に来ている。十勝ならいつも1日休みで来ているのに、何でかというと、ホントは阿寒湖への釣行を予定していたのだ。しかし、先週、阿寒湖の温泉街に熊が現れ、キャンプ場も閉鎖、なんて言っていたので、行って立ち入り禁止になったりしたら嫌だなと思って、急遽、行き先を変更したのだ。まあ、今年は十勝でもいつも行ってないところに行こうと思っていたので、ちょうど良いかな。しかし、本日の本命は音更川本流である。本流は人が多すぎて、プレッシャーも高いので、このところあまり来なかったが、新しいシステム
を試してみたかったのだ。そのために、本日はここ数年使っていなかったスコットのスイッチロッド11ft#6を持ち出した。何年ぶりだろ?まずは、いつもの場所で、これでビッグドライでドーンと釣りたい。これで対岸際も余裕で届かせれる。と思っていたのだが、この場所、昨年から川幅が狭くなっていたのだ。完全にオーバースペックだな。長すぎて逆にやりづらい。シングルでも、十分届くわ。しかも釣れたのは20pくらいのが1尾。叩かれすぎてるな。新ステムも試してみたが(これは成功するまで内緒にしとこう。)さっぱり。一度車に戻って、シングルの#5ロッドに持ち替え、少し上流(写真1)に行ってみる。ここでも何とか27,8のニジ(写真2)を1尾あげたのみ。ダメだ。プレッシャーが高すぎるせいだな。その後車でランガンするも、平日だというのに、入渓場所にはことごとく車が停まっている。空いてるところに入ってみても、あまり流れも良くなく、反応もナシ。ダメだこりゃ場所替えだ。今釣行の最大の目的は昼まで持たずにくじけてしまった。
 その後、いつものようにいつもの支流の方に行ってみるが、折角ヒットさせた1尾をバラし。あまりに草が伸び放題で、藪漕ぎがキツくすぐに、上流へ移動するも、あまり状況が変わらず、午前の部はこれで終了とする。



(動画) 
                14:00〜16:40/士幌川水系//釣果:虹鱒×5
 時間節約のため、昼食は店に行かず、車の中で、買ってきたパンで済ます。で、いつものごとく士幌川水系のいつものポイントに救いを求める。が、下流の方は春先同様、いつもの立ち位置に倒木があり釣りづらいうえ、魚影もイマイチで、ルースンニングで小さいのが1尾釣れただけ。(40位のがライズしたが、警戒されてダメだった。)なので、いつもの魚が成るポイント(写真1)へ移動してきた。やはり、ここは期待を裏切らない。引き続きルースニングで2,3投すると、早速ヒット。しかも、今日イチの引きだ。引きを楽しんでネットにイン。40pのニジ。先週に引き続き40オーバーは達成できたな。しかし、あまり魚影は多くなく、その後25くらいが1尾釣れただけだった。上流に向かってみるも藪が濃すぎて釣りにならないため、すぐに引き返す。
 いつものポイントに魚が少ないのは、途中のどこかに引っかかっているのでは?と思い、途中の枝川にあるコンクリート護岸のプール(写真3)に向かう。なんか草が鬱蒼と生い茂っていつもと雰囲気が違うなぁ。こういう感じだと魚が入り込んでいるかもしれんな。とりあえず一投してみる。と、いきなりヒット。しかもこの場所に似合わない引き。ここの魚はいつも小さいのに。いきなりだったので、GoPROのスイッチも入れ忘れており、慌ててスイッチを入れる。立っていると、木に引っかかりそうだったのでしゃがんでやりとり。疲れが見えたところでネットイン。大きさは先ほどまでは行かないが、えらくかっこいい魚体の虹鱒(写真4)。35,6pってとこかな。測ろうと思ったら逃げられてしまった。この場所にこのサイズが入っていたのは初めてだ。数年前までは小さいのが居るか居ないかって状態だったのに。いつものポイントの木が伐採されて、こちらの方が身を隠せるのかもしれないな。その後も、結構、インジケータには反応はあったのだが中々のせられない。サイズが小さいのかな?狭い場所なので、アワセを入れにくいというのもあるが。結局、キャッチできたのは小さいのが1尾のみだった。もうこの場所は打ち尽くしたので、ここは終了。さて、この後どうするか?時間は16時半を回ったところ。日が沈むまでまだ時間はありそうだが、明日もあるし、満足する魚は釣れたので、少し早いが今日はこれで終了とする。
 本日は珍しく十勝川温泉に宿を取っている。体調も良くないので、ゆっくりと広い温泉に入りたかったからだ。なので珍しく帯広市内の街ブラはしないで、宿に近い店で晩飯。朝昼はあまり食べておらず腹が減っていたので、「ぶた一家」で豚丼ととんかつ定食のセットを食べてしまった。腹キツー。







 2023年6月23日(金)/9:20〜12:00/戸蔦別川水系//釣果:虹鱒×4、NG×2
 ホテルでそそくさと朝食をとり、出すもの出してから出発。なんか今釣行中は不安定な天気との予報だったがど外れ。今日は午後から雨予報だったが、今のところどピーカンである。本日はの予定は、久しぶりの南十勝。札内川水系。いつも北側ばっか行ってしまうので、新たなポイントの開拓が目的である。まず最初は、数年前から目を付けていた戸蔦別川の支流の一つのこの川(写真1)である。ただ、入ろうと思っていた場所が判らず、結局少し下流に架かる橋の横から入渓した。川の近くまで車が入れるようになっていたから、人はそこそこ入っているようだ。少し水量が少ない感じがするが、河原も広くて釣りやすそうな渓相だ。割と好み。さて、昨日は途中で日和ってルースニングにしたが、今日はドライで行くぞ。入ってすぐの場所に対岸に倒木が沈んでいる場所があるので、まずはその周辺からスタート。今日こそはドライでドーンだ。意気込んで2,3投倒木の周りを流していると、ホントにドーンと出た!結構な重量感。これこれ。これがやりたかったのよ。入ってすぐの場所でいきなり出るとは思わなかったけど。かなりの引きで中々寄ってこない。昨日の一番より重たいぞ。疲れが見え始めたところで、岸まで寄せてネットイン。かなり筋肉質の虹鱒だ(写真2)。サイズを測ってみると41p。またしても、初場所幸運スキルが発動してしまった。こういう釣りがしたかったのよねー。いきなり今日の目標を達成してしまったので、後は気楽に行きましょう。上か下か悩んで、とりあえず上に行ってみることにする。しかし、お目当てだった大場所は反応無し。さらに釣り上がると何か、延々と瀬が続いていて、全体的に浅めだ。釣れる魚も小さいし、なんかよくよく見たら、あと1週間ぐらいは釣ったらダメな魚が混じっている。小さくてよく見なかったがさっきのもか?ダメじゃん・・・。ということで、元の場所に戻ってきた。一応下流の方も少しやってみるが、ながらが弱く、浅くて魚がいなさそう。うーん、どうしよう。最初目星を付けていた上流の方までいけば、深場がありそうだが・・・。ま、この場所では満足いく魚が釣れたし、川を変えることにする。
 2カ所目に来たのは戸蔦別川本流。ここに来るのは20数年ぶりか。昔は拓成湖というえらく浅いダム湖があって、水遊びしている横で虹鱒が釣れたもんだ。今はもうこの湖は無くなっている。人気河川でプレッシャーも高いので、正直釣れる気はしないが・・・。どこら辺が良いか判らないが、とりあえず川っ縁に車の停められる場所から入って、堰堤の周りを探ってみる(写真3)。水がめちゃくちゃ綺麗だが、ライズとかまるで無いなぁ。こんな入りやすそうな場所は散々叩かれてるかな。少し移動してみるか。と思ってラインを回収していたら、突然ラインが引っ張られた。うおっ、なんだなんだ。魚が掛かっている。あまり気配を感じなかったのに。フライを引っ張ったのが良かったかな?サイズは30にちょっと足りないくらいの虹鱒(写真4)。でも筋肉質でかなり力強かった。その後、沈めた方が良いのかと思い、秘密兵器の沈むやつをつけたり、下流に下ってドライを流したりしたがさっぱり。やはり、こんな人がすぐ入りそうな場所では、圧倒的に魚影が薄い。さっきのは相当運が良かったな。ルアーならまた違うのかもしれないが。正午のサイレンも鳴ったし、まあ両河川で魚を釣ったし、ちょっとファームレストランで飯でも食って、帯広の日帰り温泉でも入って帰りますか。2日連続で40台が釣れたので上々の結果でしょ。







(動画) 

 2023年6月17日(土)/8:40〜13:00/宇莫別川//水温:13℃/釣果:虹鱒×15、ホウライ鱒×1
 このところ週末はどうにもすっきりしない天候が続いている。今日は、かねてより決めていた美瑛のこの川。5月に来た時はどちゃ濁りと増水で釣りにならなかった。もういい頃合いだろう。天候は晴れでは無いが雨は降らなさそうだ。釣りの天候としてはベスト。ま、私はドピーカンの青空で釣りをしたいんだがね。現場に着くと、何やらどんどん曇り始めて雨でも降りそうな色(写真1)。おいおい、先週と同じ状況はやめてくれよ。本日はこれまで入った場所より少し下流の入ったことが無い場所を開拓する。少し上流に車を止め、そこからEバイクで下流に行き、駐車場所まで釣り上がる。下流なのに、昨年入った上流より浅いし水量が少ないな。何でだろう?全体的に浅いので、少し深くなっているところを狙ってフライを流す。そうすると、早々にヒット。小さい虹鱒だ。フライを流すとかなりの反応があるが、なぜか中々フッキングしない。これはサイズが小さいかな?フライのサイズを落とせば掛かるだろうが、小さいのがいっぱい掛かっても仕方が無いので、大きめのラバーレグ付きカディスで攻め続ける。が、掛かるのも小さめばかり。うーむ。昨年よりもアベレージが小さい。こんなのしか居ないのかな?これが続くようなら移動だな。一応、竿抜けしそうな場所の細長い小さな落ち込みも少しずつ場所をずらして打っていく。するといつの間にやらフライが消えている。念のため合わせてみると、これまでに無い重量感。おお!これはまともなサイズ。掛かっていたのは36pのホウライ鱒(写真2)だった。こんなのも混じってるんだな。これは油断せずに釣り上がらねば。いくつかの川をランガンしようと思っていたが、これで、この川に腰を据えることを決断する。
 その後は、また小さいのばかりが釣れる。まあ、あれ1尾でも満足だが、もう1尾くらいいないかな?暫く釣り上がると、少し水量のある場所にでた(写真3)。ここの流れの淀みを一つずつ打っていく。いくつか打ってちょっと目を離していたら、フライが見えなくなっている。おや?小さいのでも食いついたかな?と思ってロッドを煽ってみると、何やら重たい。根掛かりか?と思った瞬間、一気にラインが下流に走り出した。おわー!、掛かってた。しかも今日イチサイズ。魚に主導権を握られ慌てて魚について行く。なんだこの重さは?スレか?魚との距離が近いのでロッドが危うい曲がり方をしている。やべー折れちゃうよ。何とか魚の動きが止まるまで耐え、ネットイン!ちゃんと口に掛かってたよ。41pの虹鱒(写真4)。とんでもなくでかいというわけじゃ無いが、何だったんだあの重さは。かなり苦労したぜ。この川、こういうのも居るんだなぁ。十分満足したぜ。その後暫く釣り上がったが、またまた小さいのばかり。すでに13時近くなので、これにて終了とする。この川、もう少し深い所の底を探れば、大きいのが居るのかもしれないな。いずれ調査しよう。
 せっかく美瑛まで来たので、人気のレストラン「木のいいなかま」でカレーを食べて、その後は歌志内寄り道して「チロルの湯」で汗を流してから帰ろう。







 (動画) 

 2023年6月10日(土)/8:30〜11:00/沙流川水系//水温:9.6℃/釣果:虹鱒×3、オショロコマ×3
 先週は前日が大雨、当日が強風でとても釣りをする気にならず家でダラダラ。本日も道内の8割方雨予報だったのだが、さすがに2週も空けたくはないので、雨の確率が低かった日高方面に行くことにした。しかし、現地に近づくにつれ雨がシトシトと降ってきた。これなら途中の夕張にしておけば良かったかな?
 まずは、昨年初めて入った峠に入る手前の大きめの支流。怪しげな空だが、一応、雨は降っていない。林道のゲート前まで来ると、何やらトラックがゲートを超えるところだった。トラックの運ちゃんから、「開けとくかい?」って気を遣っていただいたが、こっから入るので丁重にお断りして準備に入る。どうも、上流の方で8月末まで工事をしているようだ。何の工事だろう?この場所も整地されて、車を止めるには便利になった。着替えて、そそくさと川に入る。川は特に目立った濁りも無く、雨の影響はなさそうだな。水温はギリ二桁に届かない9.6℃。ま、ドライでも行けるだろう。初めてすぐに、本日の1尾目のオショロコマがヒット(写真1)幸先良いかな?疑問形なのは、こんな下流からオショロコマだと、ニジが上がってきてないのでは?って感じもしたので。暫く歩いて、昨年よく釣れたポイントまで上がってきた。昨年のような好反応は無いなぁ。しかし、暫く粘ってようやくヒット。おお、ちょっと重いぞ。なんだなんだ?と思ったら尻尾にスレ掛かりのニジ(写真2)。そりゃ重いわけだ。ようし、これからこれから。・・・と思った矢先ついに雨が降り出した。こっちの方は降らないって言うから来たのに・・・。反応を得られず釣り続けていたがよくよく見ると、川が濁ってきている。何だ?いくら何でもすぐ濁るほどの雨量じゃ無いのに。みるみる濁りが入ってこんな状態に(写真3)。こりゃ、工事の影響だな、きっと。とても釣れるとは思えず、(チビオショロは釣れたが。)強制終了。移動することにする。
 今度は上流側の支流に行ってみる。ここで、オショロとニジの小さいのを釣ったが、昨年に比べイマイチ流れが良くない。なんか浅いんだよな。仕方ない、あの大物が釣れた本流に行ってみるか。しかし、雨もどんどん強くなり、藪漕ぎをしたら全身びしょ濡れ。大物ポイントでも不発に終わり、戻りがけにちょっとしたポイントで小さなニジをキャッチしただけ。もうドライフライは浮かないし、ラインはぬれて手に張り付くし、イライラして撤収することにした。帰りにいつもの貸し切り状態の温泉に入って、ラーメンでも食って帰ろうっと。ちなみに、札幌に戻ってきたら晴れてました。場所の選択をミスったかな?





(動画)  

 2023年5月27日(土)/8:30〜9:50/長流川//水温:11℃/釣果:なし
                11:00〜13:20/尻別川支流ウォータースライダーの川//水温:15.6℃/釣果:岩魚×14
 本日は前々からこの時期に行こうと思ってた、元ホームリバーの長流川に来てみた。以前はこの時期に59pのブラウンを釣り上げたのだが、昨年、一昨年とこの時期に行ったのだが撃沈。サッパリ釣れない川になってしまったため、ホームリバー認定から外してしまったのだ。さて今年はどうか?うーむ、結構増水気味だ。ちょっと渡河はは危ないレベルだな。上流の方はそんなに増水している感じでは無かったのだが。水温は二桁に届いているので、魚にとっては適温だが。とりあえずいつものコースを釣り上がるが、全く反応無し。ここ数年と同様、生命感を全く感じない。やはり魚が居なくなってしまったのか?きちんとC&Rしてれば、ここまで減らないと思うのだが、みんな抜かれてしまったのか?下流の護岸工事も悪影響を与えているのかもしれないなぁ。途中で増水で上がるのが困難になったので、早々と見切りを付ける。
 さて、どうしようか?仕方ない。今年、過去二回、時期が早すぎて撃沈している尻別川のウォータースライダー川に行ってみるか。雪代が収まってからちょっと経つので、抜かれてる可能性もあるが・・・。いつも通り、上流の橋から釣り下っていく。ここでもまずはルースニングで様子をうかがう。本調子なら、こんな小さなポイント(写真1)にも居るはず。2,3投すると、インジケータがちょくちょく動く。さらに数投して理想通りに流せたところでヒット。そんなに大きくないが岩魚(写真2)をゲット。ここに居るなら、下流のプールにも居そうだ。と、ここで水温を測ってみると、なんと15℃以上ある。つい1ヶ月前は雪代で増水してたのに、上がりすぎでは?これならドライの方がいいかなぁ。下流のプールまで移動してくると、水面がなかなか騒がしい事になっとる。これはやはりドライかな、と思いつつニンフを流していくがヒットしない。こんなにライズがあるのに。ということでカディスにチェンジ。ライズの辺りを流すとようやくヒット。ここで3尾ほど釣るが、思ったよりもサイズが小さいので、下流の方に車で移動することにする。
 ここも前回来た時より大分水が減って良い感じだ。いきなりだが本命ポイントのプール(写真3)から釣り始める。ここもかなり水面が騒がしいことになっている。数投で25p位の魚がヒット。さっきの場所よりアベレージ良いかもしれんな。さらに続けて違う筋を流していくと、静かにフライが吸い込まれた。むむ?と思ってアワせを入れると、思いのほかの重量感。おおっ!グラスロッドなのでかなりロッドを曲げられる。おわっ、細い筋に逃げ込まれて焦ったが何とかネットイン。この川でネット使うサイズが釣れるとは思わなかった。測ってみると33pの岩魚(写真4※写真取り損ねてゴープロの画像)。しかも、豊富なのかココの魚は餌がお腹がパンパンで、結構太いのでサイズの割に重たい。いやー、満足じゃ。まだ居そうなので、引き続き攻めていくと今度は9寸くらいの岩魚をゲット。やはり上流よりアベレージが良いな。しかし、場を荒らしすぎたのでライズが消えてしまった。ということで釣り下ることにする。下流にも、もう一つ期待できるところがあるのでね。こまめにポイントを探って数尾の岩魚を釣り、もう一つの本命へ到着。しかし、こちらはライズが起こっていない。むむむ?何とか数尾引きずり出したが、さっきの場所と比べて、生命感が少ない。まあ、もう満足したしお昼も大分回ってしまったので戻るとするか。
 ・・・と、川を上がっていくと、目の前をしましまのモフモフなものが草むらの中に入っていった。ええっ!?あれ、子供の頃に名作劇場で見たことがあるぞ。もう居なくなったかと思ったが、ソレが入っていった草むらを覗いてみると、なんと、おとなしくこちらを伺っている。これ、アライグマだよな(写真5)。なんでこんな所に・・・。あのモフモフを触りたい衝動に駆られるが、害獣扱いにされてるし、ラスカルでは気性が荒くて飼ってられなくなったんで、手を出すのはやめておこう。この後、さらに1尾追加して本日の釣りを終了する。さ、温泉入って、ラーメン食って帰るか。 









(動画)  

 2023年5月13日(土)/7:40〜11:10/夕張川支流O川//水温:7.6℃/釣果:虹鱒×13
 ここ暫く低温、悪天候が続いたが、今日は良い天気。気温も20℃超えそう。とはいえ、この時期は山女が禁漁とか、水温が上がっていなかったりとかで、なかなか厳しい季節だ。GW中はひどい釣果だったので、せめて魚を釣りたい。ということで、夕張川の実績のある支流に行くことにした。併せて、他の未開拓の支流も入ってみるつもりだ。
 今日は混みそうなので、私にしては少し早めの到着。朝はまだ気温が低く一桁だ。ただ、午後には暑くなるので、服装が難しいのよね。空は快晴。うーん気持ちが良い。さて、いつものこの場所(写真1)から開始。そろそろ、ドライで行っても良いんじゃ無いか?ということで、#14のカディスで開始。流れ込み付近を流すと早速ヒット。20pちょいの虹鱒。さらに攻め続けると、またまたヒット。さっきよりもサイズがよさそう。あげてみると25,6の虹鱒(写真2)だ。何か、アブラびれ付近に傷がある。前に釣られたのかな?さらに続けるが、ここはこれで打ち止め。さて、どうしよう?最近この川では、めぼしいポイントを車で移動して点で釣っていたが、何か清々しい、気持ちの良い天気なので、のんびり釣り上がっていくことにした。暫く川を釣り上がっていなかったので、すっかり渓相を忘れているなぁ。ま、新鮮で良いけども。以前より魚影は薄くなったような気がするが、適度に魚は出てくる。暫く釣り上がると、こんなポイントが(写真3)。ここは居るでしょ。カディスを数投流すと早速反応が。しかし、フライを咥えられない。さらにもう一度アタックが。しかしその後はパッタリ。ラバーレッグのビッグフライも流してみたのだが。うーむ、ドライでは食いが浅い。ここはルースニングに変えた方が良いか?だが、負けたような気がするなぁ。が、欲望に負けてビーズヘッドニンフに付け替えキャスト。すると1発でした。さらにもう1尾。まだ、ドライにはちょっと早かったのかな?この後はルースニングで釣り上がると、明らかに反応が良かった。さらに釣り上がって型が期待できる最後のポイント。しかし、流れがすっかり変わってしまって、魚が居る感じすら無い。この先は小さいのばかりなので、違う川も覗いてみるか。最後に、最初の場所に戻って、ここもルースニングで試してみるか。ドライで釣った同じ場所を流すとすぐにヒット。まあまあ良いサイズ、と思ってあげてみると。おやおや?何か同じところに傷のある魚をはじめに釣ったなぁ。同じ魚じゃねーか!これって2尾釣ったことになるのかな?しかし、懲りないやつだ。だから、こんな傷が出来るんだぞ。さてオチも付いたところで移動する。
 この後2つほど川を覗いたが、一つはロッドを出してみたが全く魚の気配を感じず、もう一つは上流まで林道を走らせるが、チャラ瀬ばかりで良いポイントが無く、さらに上まで行こうと思ったら林道に通行止めの看板が。結局、ロッドを出せずじまい。もうお昼も回ったし、風呂入って、昼飯食って帰りますか。まあ、良い天気の中でのんびり釣りが出来て気持ち良かったので良しとしよう。




(動画) 

 2023年5月3日(水)/8:30〜15:30/倉沼川、宇莫別川、置杵牛川//水温:/釣果:なし
 GW後半の5連休初日。後半は天気が悪いということで、連休開始早々、ちょっと遠出の釣行。本日は、この時期には来たことのない、旭川近郊の川に狙いを定める。昨年、割と良かった倉沼川が本命。ここなら川も小さいし雪代ももう終わっているだろう。しかし、大本命だったポイントにすでに車が。さらに少し上流にも車。えー・・・。入る場所を失い、仕方なくかなり下流に入るが、全く音沙汰無し。昨年も下流はダメだったんだよな。諦めて移動しよう。昨年、夏休みにも行った、宇莫別川。しかし、現場に着いて準備をしていると、何か足りない。あ!ブローディンのネットが無い!なんでや?倉沼川で落としたのか。2カ所も留めてたのに何で?ネットを探しに30キロ以上逆戻りである。入渓した場所からずっと探し歩いて、先ほど釣り上がった半分くらいのところで無事ネットを発見。かなりお高いので、良かった良かった。ついでに、先ほど車が停まっていた本命ポイントを覗いてみると、すでに居なくなっていたので試しに入ってみる。しかし、人が入った後だからか、時期が悪いのか判らないが、ウンともスンとも言わない。だめだ。さっきの川に戻ろう。またしても30q以上走って宇莫別川へ。しかし、戻ってみると、先ほどは無かった、かなりの濁りが入って増水している。何だよ、こりゃ。まだ雪代残ってるの?正直、これじゃ釣れる気がしない。仕方が無い、最後の候補にしていた隣の置杵牛川に来てみた。水はそこそこ澄んでいるが、ちょっと増水気味。流れも単調で、ポイントが少ない。ちょっとやってみたが、増水で遡行が大変なうえ、流れに魅力が無い。もうやる気が失せた。時間的に、移動しても1時間も釣り出来ないので、もう諦める。もう、温泉グルメ旅に変更だ。夕方だと帰路も混んでいるので、夜までゆっくりしよう。花かぐらで温泉入ってのんびりして、旭川の洋食屋で高級ビーフシチューを食らって、良い時間となったので札幌に向かう。まったく、やっぱこの時期は難しいなぁ。 

 2023年4月29日(土)/12:10〜13:25/尻別川支流OS川//水温:7.8℃/釣果:岩魚×3、虹鱒×4
 先週は天候が良くないのでお休みした。今週はGW突入ということで、後半の5連休に遠出する予定なので、あまり遠くない尻別川水系の気になるところを何カ所か回ってみることにする。まずは真狩方面の支流の支流。昨年晩秋に1尾だけ魚影を確認したので、魚が居るのではと思い来てみた。しかし、現場に着いた直後に便意を催し大ピンチに。何とか用を足し、川に戻ってみると川が激濁りに。畑の水路から濁り水が入っているのか?上流の方は濁りが少なくなっているのでかなり上流に入る。見た感じ岩魚くらい居るのではと思ったのだが、水温が思ったよりも低く5.6℃。全く反応なし。昨年、魚影を見たのはもっと下流だったんだよな。ダメだ、こりゃ。接続してる支流も魚影が薄いから、やっぱここはダメかな。移動することにする。途中で昨年魚が居た、名も無き水路の落ち込みにも寄ってみたが、激濁りで全くダメだった。
 続いては、かなり上流側の支流のウォータースライダー川。こちらは水はクリアーなのだが、かなり増水している。水温もまだちょっと低く6.6℃。いつものコースを下ってみたが、増水で勢いが強く、魚の付き場が潰れてしまっている。ここもダメだ。
 最後に、もう一つのいつもの支流の支流へ。ここは、山女も多いので、この時期あまり来たくなかったのだが、背に腹は代えられない。しかし、いつものポイントに来るとすでに車が止まっている。ここで、他の釣り人を見かけたことはなかったのだが・・・。最近は私の手持ちの札がかなり封じられてきている。仕方が無いので、いつも入る場所よりかなり上流から入渓する。こちらの方は川が細くなっているので、これまで入る気がしなくて、私は未開の地である。入ってみると、下流より川幅は狭いものの(写真1)、よく行く夕張の支流とさして変わらない。もっと細いかと思っていた。まあ、これなら大丈夫か。水温も今までの川よりも高めで、雪代の影響ももう無いようだし。ただ、人が入ってるからなぁ、と思っていたらあっさりと岩魚ゲット(写真2)。この川にしては良い型じゃん(しかし、ゴープロが不調で動画が撮れてなかった。)。その後は虹鱒、岩魚が混在して釣れた。何とか、面目躍如だな。ま、何とか釣れたので、これでやめとくか。昼も大分回ったし。また昼飯抜きだな、こりゃ。晩飯前に小金湯で温泉入っていこうっと。



 (動画) 

 2023年4月14日(金)/8:10〜11:30/士幌川水系//水温:4.8℃/釣果:虹鱒×4
 今シーズン初の十勝宿泊釣行。昨年末は十勝を外して道南に行ったので、少し間が開いて11月以来。今日は、試したい新たな釣法があったので、確実に魚が居るところと思い、士幌川水系のいつもの場所にいきなり入ることにする。ここはとっておきなので、いきなり入ることは珍しいのだ。とりあえず、いつもの落差工入る。昨年追い4月は釣り堀状態だったので、間違いなく釣れるだろう。
 ・・・と思ったのだが、見た目は良いのだが、水温を測ってみると4.8℃しかない。ええっ?なんでこんなに低いの?しかも、ポイントの前に倒木が立ちはだかって、キャストできない。なんじゃこりゃ?さらに強風が吹いてキャストもしづらい。落差工の上から、フライを流し込むが、全く反応がない。どーした、おい。やはり水温が低すぎるのか?昨年より一週早いとはいえ、昨年は二桁だった。上流で大量に雪でも投棄したのだろうか?仕方ない場所替えだ。ということで、上流の魚の成る落ち込みまで移動。ルースニングでようやく1尾(写真1)。しかしここもパッとしない。落ち込みの上流(写真2)に上がると、いくつか魚影が見えた。よし。ここで新兵器投入だ。前から試してみたかったのだが、アジングなどで使うジグヘッドとグラスミノーを川で使ってみたらどうなのか?と常々思っていたのだ。ゴム素材とはいえ、ビーズヘッドニンフとシステム的に似たような感じだし、沈下スピードが速くアピール力が高いので、少し流れの強いところで効果的かもしれない。使ったことがないので、うまく付けられないが何とか適当に付けて、魚の居た辺りに放り込むと、行きよいよくラインが引き込まれた。おおっ。予想通りやっぱこのシステム行けるじゃん。30ちょいの虹鱒(写真3)。(しかし、これを釣った時の動画が撮れていなかった。くっそー。)その後も、このシステムで2尾ほど釣ったが。川の状況が悪すぎるので、移動することにした。しかし、他の士幌水系は二桁水温はあるものの全く反応なし。しかも、どんどん風が強くなりかなり釣りづらい。もうお昼も近いので、どっかで昼飯食って、ちょっと風がやむのを待とう。
 しかし、アジングシステムでもトラウトフィッシングが可能と言うことがわかったので、こういうものが効果ありそうなシチュエーションで、今後テストを重ねてみよう。フライフィッシングといえるのか微妙だが・・・。




(動画) 
               /13:00〜16:30/音更川水系//水温:13℃/釣果:虹鱒×12
 上士幌の道の駅で高級ハヤシライスを食して、のんびりしてると時間が無くなるのですぐに川へ向かう。今度は音更川水系の昨年も同時期にやった、金太郎飴のような同じ景色が続く小河川(ま、その前にいつものNT川も行ったが、1バラしで終了。)。しかし、風はやんだのだが、何やら日高方面の空が真っ暗。低く黒い雲が立ちこめている。何だ、アレは。今日は晴れの予報じゃなかったのか?あれはどうみても雷雲だよな。さっさと始めよう。と思って、土手を降りていったら突然足が沈んだ。おわっ!護岸ブロックに隙間ができて、その上に枯れ草が。危ねー、膝が逆に曲がるところだった。どんどん空模様が怪しくなってきた。早くしないと。水温を測ると13℃。さきほどの士幌川水系とは打って変わって打って変わって最適温。
 さて、釣り始めてすぐに25くらいのニジをゲット。少し釣り上がってさらにもう1尾。しかし、ここでさらに空は真っ暗。雨も降り出し、大きな雷鳴が。こりゃヤバい。一時撤収じゃ。車に乗って、雲の少ない下流の方に移動。別の支流も見てみたがココア色だったのでやはりこの川で続けることにする。川の状況は良いみたいだし。小雨が降ったりやんだりしているが、時々日差しもある。ここら辺なら、雷は大丈夫かな。ここから本格的にスタート。低い落差工が連続していて、次から次へとポイントが出てくる川。ポイント一つに複数尾の魚が付いていて、かなり反応が良い。32pの虹鱒(写真1)も釣れた。この川でこのサイズ釣れると思わなかったな。昨年は小さいのばかりだったので。さらに釣り続けていると、今日イチの引き。おお、このサイズが居るとは。大物というほどではないが、36pの虹鱒(写真2)このサイズが釣れりゃ、そこそこ満足だな。その後は25センチ前後の虹鱒が釣れ続く。昨年は、士幌川水系がこんな釣り堀状態で、音更はダメダメだったのに、今シーズンは逆転しているな。一週程度早いのが影響しているのだろうか?土手を歩いていると、空の方にも2重のニジが(写真3)。しかし、ここら辺も空模様が怪しくなってきたし、日も沈んで暗くなってきた。あと、もうちょっと出来るだろう。30分ほど粘ったが、良いサイズは出ず、またしても雷鳴が聞こえてきた。これはもう限界だな。〆の1尾を釣って、慌てて車に戻る。しかし、片付けをし終わったら、すっかり晴れて綺麗な夕日が。なんだよ、もうちょっと出来たじゃないか。まあ、いっぱい釣ったし、これで許してやろう。さて、昼飯が高級だったので、晩飯はラーメンにでもするか。
 ちなみに翌日は、先週行った夕張の支流に行ったが状況は好転しておらず、反応ナシでした。とほほほ。




(動画) 

 2023年4月8日(土)/8:50〜12:00/厚真川支流U川//水温:8℃/釣果:虹鱒×3
 またしても、週末は今週で一番気温が低く、予報は芳しくない。本当は喜茂別方面に行こうと思っていたのだが、中山峠は雪が降るとか言っているので、急遽、胆振方面の前々前回にちょっとやってみた厚真川の支流に行くことにした。これまでは、鵡川水系に行く途中に横目で見ながら素通りしていた川だが、前に行った時に魚影はいくつか確認できたので、やってみる価値はあるだろう。今日は、前回先行者がいて入れなかった上流に入ってみる。思ったよりも川幅広いな。道路から見ていた時は跨げそうだと思っていたのだが、そこそこ水量がある。これなら魚が付いてるかも。とにかく、ずっと道路沿いを流れる川なので、かなりハイプレッシャー河川。魚は残っているだろうか?との懸念も杞憂に終わった。入ってすぐの場所(写真1)で、2尾ほど泳いでいる魚影を確認。すかさずその先にフライを何投かすると、インジケーターがスッと沈んだ。思い切りアワせると、一気に下流に走り出した。おおっ!思ったよりデカい。ウグイじゃないだろうな?魚を寄せてくると、レッドバンドが見える。ヤタっ。虹鱒だ。今シーズン初のネットでキャッチ。32pの虹鱒(写真2)でした。よしよし、来た甲斐があったな。その後は2キャッチ、2バラししたが、いずれも遠く及ばないサイズだった。ま、でもこの川で30オーバーが釣れれば十分でしょ。ご褒美に、ラーメン食って、温泉入って帰ろうっと。(いつもと同じか)


(動画)  

 2023年4月1日(土)/8:00〜11:00/夕張川支流//水温:4.8℃/釣果:虹鱒×2
 なぜか今シーズンは週末に寒波が来たり、雨が降ったり、天候の悪いサイクルになっている。先日までは15,6℃もあったのに、今日は一桁。どんより曇り空。しかし、1週間たてばいけるのでは?と思い、選手断念した夕張川の支流へ。しかし、夕張市内の道路脇にはうっすら雪が積もっている。あちゃー、こりゃ水温低下で厳しいかな。
 現場の下流を見てみると、まだかなり濁っている。しかし先週よりは水も引いているし、上流に行けば濁りは弱まっているだろう。ということで、用意をしていつもの場所から入渓する。うむ。いつもより水が多くて、濁りも入っているが、何とか釣りできるレベルだな。しかし、水温が4.8℃か・・・。ちょっと低いなぁ。とりあえず最初の護岸際のポイントを攻めてみる。しかし、反応が全くない。一番魚影の濃いここで反応がないとは・・・。うへー失敗だったかな。ここを諦め釣り上がっていく、しかし、いつも釣れるポイントもことごとく反応が無い。ダメかなぁ・・・。諦め半分で釣り上がり、魚がよく付いている小滝付近の到着。ここで、初の魚のアタック!しかし、これがまたインジケータへのアタック、当然釣り上げられなかった。あちゃー、最初で最後のチャンスを逃したかな?仕方が無い、上流側の滝の落ち込みを狙おう。ここもよく付くポイント。白泡の横の緩流帯を数投していると、ついにインジケーターが引き込まれた。すかさずアワせてようやくキャッチ。思ったよりも良いサイズだった。今シーズン初の虹鱒(写真1)。何とか面目躍如。ボウズじゃなくて良かったぜ。しかし、その後はまたしても全く反応なし。いつものコースでは何の反応もなかったため、いつもは引き返す場所を通り越して、ずんずん釣り上がっていった。ヤツはいないよな。一応、鈴を付けていくか。暫く釣り上がっていくと、ちょっとした深みでようやく魚が反応。しかし、またしてもインジケータアタック。引っ張っちゃったので、それ以降は反応なし。くっそー・・・。気を取り直して上がっていくと、少し開けた落ち込みが出てきた。ここで出なかったらもう終わりだな。と思いながら数投すると、インジケータが引き込まれた。よっしゃ、小さいが何とかニジをキャッチ(写真2)。何とか複数尾釣れた。調子に乗って、さらに上がっていくと、小さな砂防ダムが(写真3)。上流はこんなんなってたんだ。ここが魚止めかな。落ち込みを流してみたが、無反応。これでお終いだな。昨年より雪解け、気温上昇が遙かに早かったので、一週ほど早くこの川に来てみたが、季節の進行の早さがここには来ていなかったな。ま、なんとか釣果があったので良しとしますか。





 (動画) 

 2023年3月25日(土)/10:15〜13:15/厚別川支流//水温:7℃/釣果:山女×たくさん、岩魚×3
 今シーズンも開幕してすでに3戦目。そろそろ結果がほしいところ。今年の3月は記録的な高温で雪解けがとても早い。昨日あたりは15℃を超え、この時期の観測史上最高気温。今日は寒波が入り急激に気温が下がったが、それでも平年並みだ。このくらい暖かければ、雪深い夕張でも行けるんじゃね?と思い行ってみることにする。しかし、夕張川の支流群は絶賛大増水中。濁りもキツく釣りするレベルじゃない。暖かすぎて、逆に雪代が早まったのか?
 どうしようか迷ったが、思い切って100kmほど離れた、昨年も行った日高の小渓流に行くことにした。・・・とその前に、トイレで出すもの出してから行こうっと。ここの上流は雪解けも早く、この時期あまり濁らないタイプの川だが笹濁りくらいの濁りはあるようだ。しかし、小ヤマメがメインなので第1の選択肢にはし辛いのよね。しかし、少しアベレージが大きいイワナが15:1位の割合でいるので、そちらに期待しよう。開始早々、入溪地点の直ぐ側で今シーズンの1尾目をゲット。案の定ちびヤマメだ。その後も続々とちびヤマメがヒットする。しかし、初めて入った時よりアベレージが小さくなってる感じがするな。10数尾釣って、ようやく岩魚がヒット。やはりヤマメよりはちょっと大きい。と言っても20センチに満たないが・・・。
 その後もちび山女は釣り続けるが、何かアベレージが小さくなったような気がする。初めて入った時は、全体的にもう少し大きかったなぁ。さらに釣り上がっていくが、何か反応が悪くなってきた。今まで魚が多くついていたポイントを叩いていくが、あまり釣れない。先行者でもいたのかな?下流の方は数台車が停まってたしな。何とか、もう1尾岩魚を釣るが、すっかりお昼も回っているし、小さい魚いじめすぎたし、もう終わりにするか。
 もう14時近くなり、お腹が減ったので近くでランチにしようと思ったら、準備中。探しているうちに、もう15時近く。ダメだ。早く温泉入りたいし、今日も昼飯抜きだな。また、とねっこの湯に入ってから、ウトナイ湖の道の駅でソフトクリームでも食って、晩飯まで持たせるか。
 




(動画) 

 2023年3月18日(土)/10:00〜10:30/鵡川支流N川//水温:5℃/釣果:なし
                 11:15〜12:45/厚真川支流U川//水温:3℃/釣果:なし
 朝起きたら、とてつもなくお腹の具合がイマイチ。昨日のラーメンに付けたライスが多すぎたか?このせいで出発が一時間以上遅れてしまった。このため、最初はもう少し遠くまで行くつもりだったのだが、少し近いところに変更した。最初は、お久しぶりの鵡川支流の小渓流。地震で崖崩れが多く発生し護岸工事(写真1)が入っていたため暫く来ていなかった。春先、濁りが少なければそこそこ山女が釣れるのだが、かなり濁りがキツかった。やめようかとも思ったが、一応入ってみる。しかし、いつものポイントでもサッパリ。すぐに切り上げる。
 続いては、ここに来る途中の道沿いを流れている厚真川の支流の来てみた。ここは岩盤底なので水が濁りにくい。しかし、水温がさっきの川より低く3℃しかない。うーむ。支流も含めて暫く釣り上がってみるが、反応がない。ココもダメかな?と思いながら川の中を釣り上がると、先ほど攻めていたポイントで数尾の魚影が逃げていった。おおっ!魚居るじゃん。さらにコンクリート護岸(写真2)の縁からも数尾の魚影が。うむむ。驚いて逃げていっただけで、どうも食い気がないようだ。さらに釣り上がるが、上流に車が止まっていたため引き返すことにする。引き返しがてら先ほど魚影の見えたところを探ってみたが、さすがにダメだった。仕方ない。今日はこれくらいにしとくか。来週こそは、今シーズンの初フィッシュをゲットだぜ。




 2023年3月11日(土)/10:14〜11:30/尻別川支流//水温:3℃/釣果:なし
 いよいよ2023年シーズン開幕。ということで、3月10日休みを取って釣行。今シーズンは道南の日本海側の河川に雨鱒を狙いに行くことにしたのだが・・・。現地に着いてみると、2月末からの異常な高温と昨晩からの季節外れの雨のせいで、目星をつけていた4つの河川とも全滅。こんなことなら、海アメのメッカなので海ででもやろうかとも思ったが、まだその準備ができていないので、この地域での釣りを諦める。本日は岩内に宿を取ってしまっていたので、その近辺で釣り場を探し、昆布川やら尻別下流の支流に行ってみたのだが、釣りのできる状況ではなかった。ということで、結局、初日は一日中、車を走らせただけだった。WBCでも見て、温泉に浸かって明日頑張ることにする。
 翌日、ホテルで朝食をとり、のんびり出発。今日は尻別のいつもの岩魚の居る支流に行くことにした。日本海側なので、かなり距離があるのかと思ったら一時間程度の距離。結構近いのね。本日は、昨日までとは打って変わって、快晴。さて、この時期はどんな感じなのかな?いつもの入渓場所の橋には1m以上雪が持っている。その上から川を覗くとこんな感じ(写真1)で、半分くらい雪に覆われている。ポイントが隠れちゃってるなぁ。藪がない分入渓はしやすいが、フライを落とせる場所が少ない。いつもより長い距離を釣ってみたが、反応は得られなかった。2週間くらい早いかな?残念。開幕戦ということで奮発して泊まりがけの釣行にしたのに、幸先悪いなぁ。次回こそは初フィッシュだ。
 



back next
Copyright(C) 2000- yukinto All Rights Reserved.