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 まさかこんなヒドい世の中になるとは思ってもみなかったが、回数は例年並みに行った(途中、腰をやられて一時離脱したが・・・)。でも、やはり色々と制約があって(主に宿泊や食べ歩きね)、通常営業とは行かず窮屈な一年だった。そんな中でも、紆余曲折の激しいシーズンだった。シーズン出だしにいきなり、とんでもないのが釣れて自己記録を更新。数十年ぶりの知床では熊にバッタリ。月一で音更に通って、シーズンの状況がなんとなく判ったし、久しぶりに新たな魚種も釣った。尻すぼみだったが、釣果的には良い方だったかも・・・。
 来シーズンの目標は・・・、特になし。もちろん大物釣るのはいつでも目標だが、でも、やはり釣果よりもまずはこのコロナ禍が収束してくれるのが一番の望みかな。

 2020年12月18日(金)/9:00〜16:00/音更川水系、士幌川水系//水温:2〜5℃/釣果:虹鱒×4
 今年も来てしまった冬の十勝。過去2回は楽しい釣りが出来たのだが、今年はコロナ禍で不要不急の外出自粛要請が出ている中での釣行なので、食べ歩き、温泉、宿泊などの寄り道は一切なし。ドアto川の日帰り釣行。しかも今年は雪は過去3回の中で一番少ないが、ここ数日の気温は過去最低。数日間真冬日が続いており、状況的にはかなり悪い。そんな中での釣行は正に修行である。
 午前中は音更川水系から回ってみる。まずは、一昨年訪れた支流のポイントを幾つか回ってみたのだがさっぱりだったので移動。あまりに反応が無いので、ココは実績のあるあの支流の支流(写真1)に入って、とりあえず釣っておく。さすがにここは固いな。今年もここで3尾をゲット。でも、こんなサイズではなぁ・・・。年々、贅沢になってくるな。ということで、今度は、昨年爆釣したあの川へ行ってみる。しかし、ここはかなり叩かれてるみたいなんだよなぁ。しかも標高が高いので、少し気温も低い。案の上、長い冷え込みのせいで、結氷具合が昨年よりも進んでいる。こりゃダメだな。すぐさま移動。音更水系は最後に一昨年1尾だけ釣れた、堰堤多めの川に。しかし、反応なし。水温を測ってみると4℃と少し高め。ここは、なんか釣れそうな気がするんだけどなぁ。いずれ機会があれば合流点近くも探ってみよう。
 昼飯は車の中で、インスタントの麺とメシ。十勝まで来たのだが、感染リスク低減のため一切店には寄らないことにした。くっそー、いろいろブラつくのが楽しみだったのになぁ。さて午後は士幌川水系を回る。ここまで釣果が芳しくないので、いきなり本命に入ることにする。今年、春と秋に入って、そこそこ釣果のあった小河川(写真2)。ここは、冬でも凍ってなきゃ釣れそうな気がしているのだ。さすがに、生命反応は薄いが、よそ見をしている間にいきなりヒット。しかし、アワセがをくれていなかったため、キャッチする前にバラシ。くそー、貴重な1尾を・・・。まだ、居る感じがしたので、粘りに粘って、ようやく1尾をキャッチ(写真3)。かなり時間を食ってしまった。雪もチラホラ舞って、そろそろ残り時間が少なくなってきた。まだ幾つか見て回りたい川があるので移動。しかし、その後2カ所を回ったが何も無く日没サスペンデッド。3年目で今年は一番悪い釣果だったな。これまでより人が多く入っていたり、低温が長く続いていたのが原因だろうな、一週早ければ釣果は変わっていたのだろうなぁ。何にしても、今シーズンはこれにて終了。身体を癒やして、すぐに始まる来シーズンに備えなければ。




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 2020年11月27日(金)/9:00〜13:00/ママチ川//水温:8℃/釣果:ブラウントラウト×3、チビ山女
 先週に引き続き、天候がスッキリしなく、気温も急降下。今週は釣りに行こうかどうしようか悩んでいたが、急遽、本日休むことになったので、ちょっと近場で釣りすることに。定例釣行の終わりが、前回のようなボウズで終わるのは嫌だったので。ということで、確実に釣れそうなこの川に来た。水温は8℃と普通に釣りの出来るレベルだが、もうシーズンは終わりの時期で散々叩かれた後だろうから、どうなることやら?
 やはり、反応が悪い。ずっと雨や雪が降っていたせいで少し水温が低下したようだ。しかし、低温が原因というよりは、釣り人のプレッシャーが原因かな。川の感じは、魚が釣れないような感じはしないんだけど。それでも何とか魚は揚げたのだが、食いが浅く、7,8尾掛けて、キャッチしたのは4尾。サイズもイマイチ(写真1)。
 一通り釣って、同じ場所場彼では飽きるので、思い切り下流に下って、スキー場前辺りから、高速の下辺りまで釣り下ってみる。しかし、入りっぱなのこの場所(写真2)で、キャッチ手前で魚を落とした以外は、ノーバイト。さすがにこれだけ車通り、人通りが多い場所では魚はいないか。穴場じゃ無いかなと思ってたんだけど、そう甘くは無かった。もう釣るところもないし、これで帰りましょ。札幌は、コロナのせいで市外との往来の自粛要請が出ているので、人との接触を避けるため、食べ歩きも、温泉も無しで直帰する。うーん、つまらんなぁ。早く収束してほしいものです。



 

 2020年11月21日(土)/10:30〜12:30/空知川支流/時々/水温:5℃/釣果:なし
 このところずっと天候が芳しくなく、昨日も道内のアチコチで大雨が降ったりぐずついた天気。今日は、本当なら日高方面にでも行こうと思ったが、昨日大雨。胆振方面は強風。空知川方面は雪の可能性。さて、どこにするか考えた結果、雪なら釣りが可能だろうということで、このところ言っている空知川水系に行くことにする。ただ、本日はこの間行った川ではなく、西達布川に行ってみることにする。今年は一つの水系を重点的に探るのだ。この時期、ここら辺で釣りが成立すれば釣行の幅が広がるからね。
 しかし、道中、三笠を抜け芦別の山の中は道路にも雪が積もっている状態。川も増水・濁流だ。嫌な予感がするなぁ。案の上、道中までに通る川はすべて同じような状態、空知川本流もそんな状態だ。当然、目的の川も同じ状態。こりゃ釣りにならんなぁ。さて、どうしたもんか・・・。ということで、この所良く入っている空知川支流のN川(写真1)へ。下流の方は濁っていたが、前々回は行ったこの場所は、少し増水はしているが、ほぼクリアな水質。お、これならできるじゃん。そそくさと準備をして、川に入ってみたが、全く生命反応が無い。一月前はあれだけ釣れたのにどこ行っちゃったんだろう?水温も低いし、直前に結構な増水があったみたいだから、状況が悪すぎだな。隣の支流(写真2)も入ってみたが、こちらも全くダメ。久しぶりにボウズを食らってしまった。直前の悪天候が無ければ、この時期どうだったんだろう?粘っても時間の無駄なのでさっさと帰ることにする。コロナの警戒レベルも上がったので、食べ歩きも自粛。TOでハンバーガー買って、むなしく車中で食べてから帰路につく。定例釣行は終了かなぁ。



 

 2020年11月14日(土)/9:30〜13:30/尻別川支流の支流//水温:5℃/釣果:虹鱒×4、山女×2、岩魚×2
 寒い時期にも釣れる数少ない川の一つとして私がストックしている、尻別川の支流の支流に行くことにする。このところずっと天気が悪く数日前には、この辺りで40pもの積雪があったので、さすがに厳しいかなぁ。雪が降ったのは2,3日前だが、今日も風が強くて、時々晴れ間があるものの気温も低い。中山峠の8合目当たりからは所々圧雪路だ。いつもの現場についてみると、かなり雪が残っている。これだけ雪があると、雪代が入り込んでかなり水温が低下しているだろうなぁ。
 水温を測ってみると、5℃。うわー、今シーズン最低水温だなぁ。いつもの入渓場所である、枝川との合流点から釣り始める。この場所はよく山女が付いているのだが、この水温だとかなり厳しいかなぁ・・・。しかし暫く粘っていると、魚がヒット。この場所では珍しく岩魚だった。さすがに低水温だと岩魚が一番活性が高いのかな?その後、いつものコースを釣り上がるが、目立つポイントでは全く反応が無く、目立たないポイントでニジ(写真2)やら山女やらがポツポツ顔を出すようになってきた。しかし、陽が高くなるにつれて活性が上がってきたのはよいのだが、良いサイズの魚が(とは言っても、この川での良いサイズだが。)ことごとく、インジケーターにアタックしてきて、釣り逃しが多発してしまった。やはり、インジケーターにもフックを付けることを考えなければならないかな。道路の横に出てきたので、一度脱渓。今日は下流の方も探ってみるつもりだったのだ。車で1,2q下って、尻別川支流との合流点から入り直す。さすがにここら辺は釣り人が多く入っているので、かなり魚影は薄い。なかなか、反応が無かったが、何とちびニジを1尾。暫く釣り上がると、小さな落ち込みというか流れ込みが連続しており、その場所でようやくそこそこの岩魚(写真3)がヒット。もう昼も大分回り、風も強くて釣りにくくなってきたので、これで納竿とする。さて、石山通に新しく出来たラーメン屋でラーメン食って帰りますか。
 この先ずっと天気は悪いし、コロナも第3波が発生し札幌への出入りは自粛要請。さて、来週は行けるだろうか?





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 2020年11月7日(土)/7:45〜11:00/安平川本流&支流//水温:10℃/釣果:ちびニジ、チビ山女
 今日は天気も良く、11月とは思えない温かさ。さて、どこに行こうか悩んで、いつも見るだけ見て釣りしたことが無かった、安平川を探索してみることにする。ま、こっちがダメだったら、この時期の定番のあの川に行けば良いし・・・街中の上下流を見て回り、イマイチ変化がないのでこんな堰堤(写真1)のある場所を狙って何カ所か入ってみた。しかし、まったく生命反応ナシ。しかも、濁りが強くて、どうもイマイチ気持ちが良くない。マッディな水って嫌いなんだよな。
 どこか水の綺麗な場所はないかと、支流を見て回って、町のすぐ近くにこんな場所(写真2)を発見。大物は居そうも無いが、透明度は全然高いのでとりあえず入ってみることにする。しかし、胆振地方特有の湿原河川的な川岸の藪の濃さ。藪を乗り越えられず、突然水没したりするので、対岸まで回って入渓する。この先の小さな流れ込みにニンフを投げると、いきなりインジケーターに魚がアタックしてきた。しかし、小さいなぁ。水温も高いし、途中でニンフを諦めカディスで釣り上がるが、魚が小さすぎて、中々掛からない。何とかかんとか、小さな山女やら、虹鱒やらを掛けるが、こんな物釣りに来たんじゃ無いのよね。もう昼前だが、移動するか。最初は先日行った夕張の支流に行こうと思ったが、ナビをみると林道が冬季通行止めのマーク。仕方ない、この時期定番のあの場所に行くか。



              /12:30〜15:30/ママチ川//水温:10℃/釣果:ブラウントラウト×5、チビ山女×1
 この時期定番のこの川に移動。約8ヶ月ぶりか。もう昼過ぎだし、今日も散々叩かれた後だろうから、難しい釣りになるかな?しかし、林道には思ったほど車が停まっていない。いつもの場所に来る間1台しか居なかった。もうみんな上がっちゃったのかな?それではいつもの中州のある場所から入渓しましょう。
 うむ、やはり私には清流がよく似合う・・・(汗)。しかし、この場所で反応が無い。これまで必ず魚が付いていたこの場所で反応が無いとは・・・。こりゃ厳しいかな。しばらく釣り上がって、良く魚の付く場所の一つめに到着。しかし、ここでも反応ナッシング。さすがに、もう釣られちゃったのかな。気を取り直して、次のポイントまで遡上。ここに来るまでいつものチャートリュースのビーズヘッド・ピューパを無くしまくっていたのと、ピンクのインジケータにアタックしてくる魚が多いので、同型のピンク色のフライに付け替える。ビーズヘッド・ピンクと呼称しよう。するとどうでしょう、急に魚が反応しだしてきた。上流に上がったのが良いのかもしれないが、ピンク色への反応が良い感じがする。しかも、例年より、良いサイズが多い。こんなの(写真2)とか、こんなの(写真3)とか。いつもなら良いサイズは20センチを超える程度だが、30p前後が数尾釣れた。この川でこれ位の魚が釣れれば、かなり満足度が高い。しかし、食いが浅く、かなりの数の魚もバラしてしまった。インジケーターの沈み方もジワーっと沈む感じが多くて、アタリなのか何なのか判別しにくい食い方が多かった。水温はこの時期にしては高く二桁もあったので、動きが鈍いわけでは無いだろうから、やはり釣り人のプレッシャーのせいかな。
 小一時間程度で上がるつもりが、すっかり3時間も経っている。朝に惣菜パンを少し食っただけなのだが、年のせいか腹が減らないな。しかし、そろそろ上がりますか。
 着替えを済ませ、どこで飯を食うか考えているうちにすっかり日が傾いてきた。温泉にも寄りたかったが、ちょっと遅れると大渋滞に巻き込まれそうだったので、温泉は諦め、札幌まで戻って飯を食うことにする。結局、晩飯になってしまった。今日の晩飯は「札幌煮干センター」でラーメンとライスじゃ。





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 2020年10月31日(土)/8:20〜11:30/空知川支流N川/時々/水温:7℃/釣果:虹鱒×1、ブルックトラウト×6、岩魚×3
 先々週、あまり川を回れなかったので、再度富良野方面への釣行。まずは、前回メインにしたこの川。前回入ったところより下流に釣り下ってみることにする。まずは枝川との合流点。本流と枝川に挟まれた場所から開始。駐車場所のすぐ横の枝川の方に小さな落ち込み(写真1)があったので、試しに底にフライを落としてみると、早々に1尾目。前回は全く釣れなかった虹鱒(写真2)だ。本流の方では全く釣れなかったのに、こっちの方にはいるんだ。ちょっと不思議だ。
 そこから本流に出て釣り下るが、何か濁りが入っている。前回は澄んだ水だったのに。そんなに雨も降ってないはずだがなぁ。この濁りの影響か、反応が芳しくない。山の方は雪が降ってるみたいだが(写真3)、その雪代って事は無いよな。何だか、ドンドン濁りがキツくなってきているようだ。途中で工事でもしてるのかな?上流なら改善するかと思い、前回入った場所まで移動する。しかし、ここはもっと濁りが入っている。ムムっ。なんだこりゃ。ここを諦め、更に上流。林道になる手前まで行ってみる。よし、ここは全く濁っていない。やはりどっかの工事か農作業の影響だな。仕方ない、ここから釣り上がるか。航空地図でここら辺を見ると、堰堤が連続していて、あまり良いポイントが無かったので前回も来なかったのだが、致し方あるまい。
 川に入って釣り上がるが、やはりポイント的にパッとしない。全体的に浅すぎて、魚の付き場が少ないのだ。何とか岩魚(写真4)2尾とブルック(写真5)2尾を釣ったが、この先ずっと似たような渓相で、もうやる気が無くなってしまった。もう昼も近いし、午前の部はこれで終了とする。たまたま入った場所だが、前回入った所が一番良い感じだな。もっと空知川に近い場所だとどうか判らないが。今度は更に下流の様子も見てみよう。今日は、他の川も探らないとな。
 一度、富良野市内に戻り「魔女のスプーン」でランチ。納豆チーズカレーを食して午後の部に入る。






                 13:50〜15:30/空知川支流Y川/時々/水温:10℃/釣果:虹鱒×3
 午後からはかなり南下し、前回来られなかった。この川へ。ここに来る途中も、いくつかの支流を通過してきたが、イマイチ気が乗らず、ここまで来てしまった。あまり綺麗な感じがしないが、もう時間が無くなってしまうので空知川本流との合流点近くのJRの橋の横から入渓。橋の下がブロックの落ち込み(写真1)で魚が付きそうなポイントになっていたので、とりあえずここをルースニングで攻めてみる。人がたくさん入っていそうで魚も抜かれてるかと思ったが、すぐに対岸でヒット。うぐいの居そうな流れではあったが、上がってきたのはニジ(写真2)。さらに同じ場所でもう1尾。思ったより魚がいるじゃないか。ここだけでやめようと思ったが、これじゃ試さないわけには行かないな。少し釣り上がってみることにする。
 少し上流に移動して、ちょっとした瀬尻があったので底を流すと、ぼーっとしてる間に魚が掛かってた。またしても似たようなサイズの虹鱒(写真4)。ホント、うぐいが出てきそうなんだが、良い意味で裏切られた感じ。しかし、流れは緩やかだが、所々かなり深くなっていて、川通しで遡行できず、藪も結構濃いので、短時間で遡行を諦める。その後、河口まで釣り下ってみたが、下流の方は反応ナシだったので、この川は終了。その後、幾つか支流を見て回ったが、結局やらずに日没サスペンデッド。イマイチの釣果だったが、この川はもう少し調査してみなければ。
 帰りは岩見沢の「コロナのテラス」で食事。このご時世、名前で苦労してるんじゃないかと思っていたが、結構賑わっていて心配は杞憂だったかな。その後、わざわざ石狩まで遠回りし「番屋の湯」でひとっ風呂浴びてから帰路につく。ここも2月以降来ていなかったから、久しぶり。今日は釣り以外の方が中身が濃かったな。その割に写真が多いが(汗)





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 2020年10月24日(土)/8:20〜11:30/夕張川支流//水温:10℃/釣果:虹鱒×10
 今日はあまり天気が良くないので、近場の昨年見つけた夕張川の支流への釣行。昔、本流に通っていた頃は、もうこの時期はダメだったのだが、同じ水系とは思えないほど10月後半でも活性が高い、ありがたい川である。その代わり、サイズは望めないけども。今日は今まで入ったことの無い、下流をメインに探索する。時期も時期なので、ルースニングで釣り下っていく。この時期でも、水温がギリ二桁もある。が、反応が悪い。昨年、魚影の濃かった場所を攻めるも、インジケータに食いつき、その後音沙汰無しってのが2回。しかも下流に下るほど反応が悪くなっていく。岸に踏み跡が明確に付いていたので、下流側はプレッシャーが強いのかもしれない。しかも草に隠れた木の枝を踏んで、滑って転んで、左腕打ち付けてしまった。タダでさえ調子が悪い左腕を更に悪くしてしまった。
 下流はあまりにダメなので。上流側の昨年の実績ポイントに入り直す。昨年、尺越えが釣れたこの場所(写真1)を、今度はドライで攻める。しかし、随分、川が細くなったなぁ。こんな狭いとこにいるのかいな?と、思ったらいました。この川では大物サイズの32、3の虹鱒(写真2)。しかし、スレでした。ちゃんと食ってよね。その後ここで小さいのをもう1尾釣って釣り上がる。昨年より、魚影は薄い感じはするが、そこそこ釣れてきた。上流が良いのか、ドライが良いのか・・・。更に上流に期待して釣り上がろうとしたら、何やらこの場所にそぐわない干物のような匂いが・・・。何だろう?疑問に思いながら歩いていると、近くの岸の砂場に何やら大きめの肉球の跡が・・・。このサイズって、ヤツしかいないよね。ここは開けた場所だし、結構車も通るので、あまり出ないと思っていたのだが・・・。さすがに、1年に2度も遭遇したくはないので、ここで釣りを切り上げる。
 何か消化不良だったので、安平川水系や、千歳川水系も見て回ったが、良い場所が見当たらず、これで終了。



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 2020年10月17日(土)/7:45〜11:00/空知川支流N川/のち/水温:9℃/釣果:ブルックトラウト×8、岩魚×3
 どうも、先週釣りから帰ったあたりから、身体のアチコチの調子が悪かったのだが、釣りを強行。長期予報が外れて今日は良い天気らしいので、残り少ないシーズン、釣りに行かなきゃ損だ。ということで、本日は前々から行こうと思っていた空知川水系の川へ。前々から、北海道では数少ないブルックトラウトを釣ってみたかったのだ。未釣(こんな言葉あるのかな。)の魚を釣るというのも釣りの醍醐味である(大げさ)。
 富良野市内を抜け目的の川に着くと、天気が良いせいか朝方かなり冷え込んだようで、濃い霧に覆われている(写真1)。全体像がわからんが、見える範囲の場所でも釣れそうな感じがするので、ここから入渓することにする。さて、目的の魚にお目にかかれるでしょうか?と思っていたら、入りっぱなの落ち込みでいきなり釣れた、のだろうか?人差し指サイズのブルックらしき魚が。あまりに小さすぎてはっきりわからんが、たぶん、岩魚ともオショロコマとも微妙に違うので、そうなのだろう。更に釣り上がっていくが小さい魚ばかりだ。しかも大場所っぽい所ではあまり魚が出てこない。抜かれちゃっているのかな?それに、虹鱒釣りに慣れすぎて、流し方も合っていないような気がする。心持ち虹鱒よりも流れの緩いところを狙うようにしてみよう。暫く釣り上がっているうちにようやく霧も晴れて爽やかな青空(写真2)。山頂には雪が積もっている。もうそろそろ、今シーズンも終わりかぁ。感慨にふけっているうちに、ようやく20センチ程度の魚がヒット。川の規模から言えばこれくらいが最大サイズかな?ブルックかと思ったら、岩魚でした。(写真3)。しかし、そのすぐ隣で、ようやくまともなサイズのブルックをキャッチ(写真4)。今日初めて見た魚ではあるが、間違いない。ひれの先が白くなっているのは岩魚系の特徴だが、さらにその淵に黒い線が入っている。こんなの今まで見たこと無いもんな。間違いなくブルックだ。この年になって、新たな魚種が一個追加された。後は、カラフトとヒメマスかな・・・。
 今日は空知川水系を幾つかランガンして、寒い時期でも釣れそうな場所を探そうと思ったのだが、初場所ではどうしても先が気になって、大幅に時間オーバー。もう、11時だ。上流に行ってもサイズは期待できないだろうから、ここらでやめておくことにする。
 その後、もう一個の支流に行ってみたが、イマイチ。う○いが1尾釣れただけで終了。もう昼も回っていたので、昼飯を食うことにする。本日は富良野の人気店「富川製麺所」。富良野に来るとカフェとか、カレー屋とかに行きたくなっちゃうので、なかなか来れなかったが、ようやく入店。ウマかった。しかし昼ちょい過ぎに言ったにもかかわらず、かなり空いていた。人気店だというのに、やはり観光客が減っているのだろうか?富良野マルシェも思ったより空いている感じだったし。こういうときは、お金を落として行かなきゃ、ということでお菓子を2種類買って、ソフトクリームを食べて帰路につく。ホントは1日いっぱい釣りしたかったが、体調不良の影響か、かなりの疲れと眠気が襲ってきたのでね。帰りに温泉でも入ってくかなぁ。(幾つか回って、結局、入れず余計疲れた・・・)







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 2020年10月10日(土)/8:00〜11:30/長流川//水温:10℃/釣果:虹鱒×6
 いつの間にやら、すっかりシーズン終盤。ヘルニアのせいで、一番いい持期を逃してしまったので、なんか消化不良感が強い。今日は旧体育の日。私の感覚的には、この日がシーズンのピークだと感じているのだが・・・。先週ホームリバーで竿も出せなかったので、先週に引き続き来てみた。が、増水してるやんけ!濁りこそ無くなったが、水が引いていない。なんで?しかも、いつもの場所に人が入ってるやん。寝坊して出遅れたからなぁ。仕方ない。久しぶりに入渓場所から釣り下ってみる。昔はコッチばかり入ってて、50のニジも上げたんだけど、工事ですっかりダメな感じ。行けるとこまで釣り下ってみたが、こんなサイズ(写真2)のニジが2尾のみ。なんだかなぁ。入渓場所まで戻り、いつもの場所を見てみると、さらに車が増えてる。が、工事関係者か?さっきと車が違う。釣り人がいないのなら、コッチもやってみるか。たぶん、今シーズン最後だし、やっとかないと。しかし、コチラも普段の倍の川幅(写真1)だ。ここは水が多いとポイントが減ってしまう感じがする。魚が付きやすい流速の場所が減ってしまうのだ。なんとか丁度良い流速の場所を探し、ビーズヘッドニンフを流し、なんとか4尾ほどゲット。しかしサイズはみんなこんなサイズ(写真2)。まあ、せっかくのシーズンのピーク時に、この悪コンディションだもなぁ。しかも先行者ありだし。まあ、我ながらよくこんだけ釣ったもんだ。先週に引き続き、ごうかーく!


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 2020年10月3日(土)/9:20〜12:00/尻別川/のち/水温:10℃/釣果:虹鱒×3、山女×1
 このところぐずついた天気が続き、ホームリバーの方も少し水が増えてチャンスかもしんない。このタイミングを逃したら、今シーズンはダメかもと思って、慌てて行ってみるが、雨降ってるし、濁りが入って増水しすぎ。途中の尻別は、綺麗な水だったのに・・・。じゃあ、しゃーない、尻別でも行くか。前からちょっと気になってる場所もあるし。
 気になっている場所とは、オロウェンとの合流点。昨年、オロウェン尻別川を釣り下って、ここに出た時、結構、魚がライズしていたのだ。その時は立ち位置も悪く、ライトタックルで攻めきれなかった。今日は対岸から入ってみる。おや、思ったよりも水が少ないなぁ。魚の気配も感じられない。まあ、たくさん人も入ってそうだし、夏場に散々叩かれただろうから、もう魚も残ってないかな。合流点を境に、上下流を攻めてみたが、こんな良さそうなポイント(写真1)でもm出てきたのはこんなサイズ(写真2)1尾とバラシたのが1尾。結局、半日やって、似たようなサイズ1尾と、新子サイズのニジと山女1尾ずつしか釣れなかった。とほほ。しかし、よく考えてみると、小さいながらもこんな状況で魚をキャッチできたのは、少しは上達してる?・・・というか年の功かな?若い頃なら、こんな状況の時は絶対ボウズだったもんなぁ。



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 2020年9月25日(金)/6:40〜12:00、14:00〜17:00/音更川水系、士幌川水系/一時/水温:11〜13℃/釣果:虹鱒×10くらい?
 前日の夜から車中泊をし、本日は休みを取り今年のテーマとしている音更川の調査釣行&真冬のポイント探しを行うことにする。前夜は、公園の駐車場で車中泊中に、いきなり警官に声を掛けられビックリ。何事かと思ったら、近所で行方不明になった方を探しているとか。見つかっただろうか?それはさておき、もうこの時期になると早朝はかなり寒い。せっかく電気毛布を買ったのに、使わずに寝たら寒くて早起きしてしまった。丁度良いので、そのまま音更に向かう。今年何度も入っている同じ場所(写真1)に入渓。今週は雨が多かったせいか、なんだか増水気味。深場はちょっと危ないな。下流の浅いところから入って、徐々に釣り上がるが・・・、全く反応ナシ。初夏にあれだけ爆発した場所なのに。ドロッパーで、タングステンビーズヘッドのニンフを付けて底を探ってみたのだが、釣り方が悪いのか?いつもの場所では釣れず、少し上流でようやくこんなの(写真2)。ダメですなこりゃ。この調子では、来月は難しいだろうな。音更調査はこれで終了かな。この後、先月良かった支流の方に行ってみるが、平日だというのポイントには車が停まっていたので、仕方なく上流の方に入る。しかし、チビニジが釣れただけで、イマイチやる気の起きない流れだったので、すぐに撤収する。
 士幌のAコープの中に出来た「じろう食堂」で昼飯を食って、今度は小さい川を回ってみることにする。今年も12月に来るつもりなので、冬でも釣れそうな場所の当たりを付けておこうという魂胆だ。音更水系は何本か候補はあるので、士幌川水系を回ってみることにする。まずは士幌川本流に入ってみるがパッとしない。小さいニジが幾つか釣れた程度。しかし士幌川ってブラウンの川っていわれているのに、本流では虹鱒しか釣ったことがないなぁ。暫く釣り上がったら、上流から人が来たのでここまでにする。小さい川でも回るかってことで、いくつか回ってイマイチだったので、以前来た時に妙に魚影の濃かった、この細川(写真3)に入ってみる。前回は足下を逃げていく魚影が見えたのだが、今回はいないなぁ。しかし、この奥の落ち込みは絶対に何か付いてるだろう。ここの魚はえらく神経質だったので、抜き足差し足忍び足。できるだけ波を起こさないように近づきキャスト。しかし一投目はティペットが絡まり、静かに直してから二投目。すぐ手前でマーカーが沈んだ、すかさず併せると、結構な重量感。おおっ、こんな細い川で本日一番のサイズ。こんな狭い場所でジャンプしやがる。長引かせると、こんな狭い場所ではトラブルが起きるので、多少強引に取り込み。中々良いサイズのニジ(写真4)だ。40弱ってところ。しかし、音更のようなあんな大河川で手のひらより小さいサイズしか釣れんかったのに、こんな跨げるような場所で40弱とは・・・。川の大きさに魚のサイズは比例しないんだな。まあ、ギリでここまで来た元は取れたって感じかな。
 この後も少し他の場所も回ったが、すぐに日没サスペンデッド。結果はイマイチでした。さて、いつもなら、ここで一泊だが明日はかなり天候が悪いようなので、このまま帰る。っとその前に、清水町の人気店「みしな」でとんかつ食って帰ることにする。(しかし、選んだのは串カツでした。あまり置いてる所ないので、どうしても食べたかった。)







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 2020年9月19日(土)/7:50〜11:30/忠別川/時々/水温:13℃/釣果:虹鱒×11
 なんと、三週間以上ぶりの釣行である。・・・実は、全会の知床釣行から帰宅した翌日、ただソファーに座っていただけなのに、腰が逝ってしまったのである。数年ぶりにヘルニアを再発させ、とても釣りの出来る状況では無かったのである。まだ、7割程度の回復状況だが、北海道の一番良い時期の9月が終わってしまうので、見切り発車である。とは言え、普段から足がまともに動かんのに、その上腰も逝っちゃてるので、河原が広く、アップダウンの少ない所ということで、いくつかの候補の中から忠別に行くことにした。こっちの方は季節の進行が早いので、そろそろシーズン終わっちゃうし。まあ、釣果の方はあまり期待できそうもないが、数年前の土砂災害の護岸工事が一段落したようなので、以前入渓していた場所(写真1)を確認してみたいというのもあったのだ。しかし、まあ、すっかり深場が無くなってしまって、大物がいそうな気配がないよね。ほどほどにしようと思ったが、以前のコースをほぼ同様に釣り上がり、脱渓ポイントまで来てしまった。大場所ほど反応が薄く、かなり抜かれちゃってる様な感じだ。結局、この脱渓ポイントのすぐ脇で釣れた35pくらのニジ(写真2)が本日最大。竿抜けしてたのかな。その後、暫く釣り上がってみたが小さいのしか釣れんかった。
 もう昼近いが、他の川も見てみようと足を伸ばしたが、狙いの場所にはすでに先行者が。もう時間も時間だし、今日は腰の療養のため温泉にも入っていきたかったので、これで終了とする。なんとか釣りは出来たが、足のダメージがかなり大きい。腰をかばって変な歩き方してるからかなぁ。



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 2020年8月25日(火)/10:00〜11:15/陸別川//水温:22℃/釣果:虹鱒×9
 夏休み旅行3日目。出発時はどこに行くか決めずに出発したが、結局、釣行2日目は十勝まで戻って釣りすることにした。今月の音更の様子も見たかったし。その途中、まずは陸別町に立ち寄ってみる。最低気温の町に来てみたかったのだ。ホントは冬に来たいが、中々難しいのでね。で、陸別の街に立ち寄る前に、町内を流れるこの川で釣りしてみる。しかし、川がチャラ瀬ばかりで、しかもかなりのピーカンで、どうにも釣れそうな気がしない。案の上、釣り下ってみたが反応が無い。イマイチなので、最後にちょっとした深場が現れたので、そこを最後にしよう。それまで、パラシュートで反応が無かったので、カディスに付け替えてみる。すると、どうでしょう。途端に、魚が反応してきた。サイズは小さいが虹鱒だ(写真1)。しかも、行きが嘘のように好反応。しかも、結構魚影が濃い。サイズがサイズなんで満足は出来ないが、魚がたくさんいて悪い気はしない。まあ、これ以上サイズは望めそうもないので、短時間で終了とする。
               /14:20〜15:30/音更川支流N川//水温:18℃/釣果:虹鱒×5
 足寄の道の駅で道の駅で昼飯を取り、さて、どこでやろうか考える。音更川は朝の方が良い気がするので、明日の朝にして、冬に爆釣した支流のN川に行くことにする。春や初夏はイマイチな事が多かったが、もしかすると、湧水なので本流よりも水温が低く、魚が入ってきているのでは無いか?という推測である。
 で、いつもの橋の前後を探ってみることにする。まずは橋の下流。冬に爆釣した支流の流れ込みから始める。数投で魚が反応。小さいが虹鱒をキャッチした。魚が居ないことは無いようだ。しかし、ここではこれ1尾だけだったが、いつもはあまりやらない橋の下でもう1尾追加。しかし、ここは本命では無い。過去数回、大物をゲットしているこのポイント(写真1)が本命である。春頃よりも水量があって、魚が付きそうな深さになっている。夏なので渇水かと思っていたが、コレは意外。
 それでは、まずは、何度か大物が付いていた虹鱒のなる木の下から。フライをせり出した木の下をすと、一発!おうおう!ジャンプしまくりじゃ。なんとかジャンプが収まり、取り込もうと思ったら、ラインやロッドが木に絡むは、下流に下られるわ、追いかけてすっ転ぶはで、なんとも無様な姿だったが、無事取り込みに成功。45pくらいの虹鱒だ(写真2)。いやー、予想通り魚が入ってきていたな。こりゃ大正解。更に数m上の深みにもキャスト。ここにも付いてることあるんだよな。数投するが反応が無い。いないのか?流す筋を変えて見ると突然魚が出てきた!さっきほどじゃないが、また良いサイズじゃ。これ位ならさっきみたいな苦労をしないなと思ったら、またしても木の枝をくぐられ、枝を除去しに自分から近づいていくことに。さらに木の枝を取っていたら、今度はロッドまで木の枝に絡まりロッドが動かせなくなってしまった。結局、取り込みは手釣りのようになってしまった。今日はスマートに出来ないなぁ。
先ほどよりは小さいが、40p位のニジ(写真3)。まあ、2尾も釣れれば、今回の釣行の元が取れた気がするわ。今日は川の状態が良い感じがするので、更に釣り上がってみよう。しかし、先ほどのポイントの上流でニジを釣ったところで、ラインが穂先に絡まってしまう。それを外そうとしたら、またしてもガイドティップが折れてしまう。何だよ、全く。まあ、十分満足な釣果が得られたので、コレで終わりにしとくか。また、漫画でも買ってから、久々の北海道ホテルにチェックインじゃ。





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 2020年8月26日(水)/8:15〜11:15/音更川//水温:20℃/釣果:虹鱒×1、う◎い×2
 夏休み旅行の最終日。3日目の釣行。本日も晴天なり。更に気温も上がって34℃くらいになるかも。そんな中、3日連続の釣行。かつて、3日連続は無かった様な気がする。体調面を考慮するとやり過ぎかとも思うが、まあ、アクシデント・トラブルで、1回の釣行時間が短いから大丈夫でしょ?たぶん。
 それでは昨日決めたとおり、音更川へ。昨日の川の続きをやった方が釣果は確実に上だろうが、今年は季節ごとの比較を行うことにしているので、コレまで何度も入っているいつもの場所に入る。水温は20℃。やはり支流の昨日の川の方が水温が低いな。まずはドライでやってみたが、全く反応ナシ。先月よりも更に厳しい感じだ。そこで沈めて釣ることに。ドロッパーにインジケーターを付ける複合システムで。#5ロッドを使っているが、ちょっと重たくてまともに飛ばんなぁ。こういうシステムなら、スイッチとかにしないとダメかな。それでも、粘っていると何とかヒット。しかし、う○いでした。さらに2尾目。今度は小さいながらも虹鱒(写真1)でした。しかし、その後はまたうぐ○。だめだこりゃ。ここを諦め少し釣り下る。天気が良いせいか、梅花藻がすごいことになっている(写真2)。西別みたいだ。ちょっとこれでは沈められないな。
 下流方向はサッパリだったので、上流側を見てみる。上流のちょっとした落ち込みから瀬が続くポイントで、複数尾の魚の反応があった。ようやく、たまり場を見つけたと思ったのだが、何度かアタックがあったにもかかわらず、すべてフッキングしない。そのうち、魚の反応も無くなってしまった。やはりスレているせいで食いが浅いのだろうか。正午近くなり、陽が高くなり気温も30度を超えている。体調面を考慮し、これ位にしておくか。状況確認という目的は果たしたし。さて、汗でビショビショなので温泉でも入ってからランチにするか(→ブログへ)。夏休み釣行はコレにて終了。




 2020年8月24日(月)/8:40〜10:00/知床半島の川//水温:17℃/釣果:オショロコマ×1、山女×11
 今年は数年ぶりに8月中に夏休みが取れた。先週の土曜から9連休である。しかも期間中はほぼ晴れで真夏日の予報。折角良い天気だし、ここ数年、夏休みは北海道の最南端、最北端と先端を訪問しているので、今年は東の端っこということで、40数年ぶりに世界遺産・知床に行くことにする。数年前から知床のオショロコマが釣りたいと思ってたんだよねー。しかし、この選択であんな恐怖を味わうことになるとは・・・。
 前日に知床入りし、主な観光地をさらっと見物。ウトロのホテルで一泊して、ゆっくりめの出発した。早朝や夕方はヤツが出やすいからね。今回選んだ場所も、結構車通りの多いホテルへの通り道の横を流れる小河川(写真1)。久々に熊撃退スプレー(期限切れだが)を装着し、熊鈴を付けて、武器(折りたたみ鎌)も持参し、最大限の安全策をとって突入する。入りっぱな、いきなり目的のオショロコマ(写真2)をゲット。よし、幸先良いな。さらにオショロコマをゲットするぞー、と意気込んだものの、その後釣れるのは山女(写真3)ばかり。なんでじゃ?うーん、もう少し上流に行かないとダメかな?車で数百メートル移動し、川の様子を見ていると、車で通りがかった観光客に声を掛けられた。「ここら辺は熊が出ないんですか?」、「まあ、車通りが多いので他よりは出にくいと思いますけど」なんて会話をした後、川に突入する。
 入ってすぐに魚がヒット。しかし、またしても山女。しかもチビ山女。クッソーと文句を言いながら魚を針から外し、上流に目線を向けると、何やら黒い物体がノシノシ川を渡ろうとしている。「マジか・・・」。20mほど先に現れたのはヒグマである(写真4)。一瞬、何かモフモフしてて可愛いと思ってしまったが、冗談では無い。慌てて熊撃退スプレーを取りだし、初めてセーフティーを外す。しかし、再び上流に目を向けると熊の姿が無い。よし、今のうちにゆっくり急いで川を下ろう。さっきの観光客との会話は完全にフラグだったなぁ。暫く川を下り後ろを振り向くが、熊の姿は無い。もう大丈夫かな?、ここだけ打っていこうかな?と思い、フライを付け替える。さて釣ろうかと目線を上流に向けると、なんと熊が付いてきているではないか!ヒィー!ついてくんな!お前を傷つけたくはないのだ・・・。慌てて、また少し川を下って後ろを見ると、また、熊の姿は消えていた。なんか目が合うと隠れるみたいだ。ふぃー、さすがにもう釣りはしてられないな。一目散で車に乗り込む。無理して早歩きしたせいで、だいぶ足がヤられたぜ。どうも、まだ若い熊のようだったので、好奇心で付いてきたのか、餌を期待して付いてきているような印象を受けたな。過去に餌をもらった経験があるのでは?と感じてしまった。熊に限らず、野生動物への餌付けは絶対にやめましょう。しかし、川のアチコチに車が停まっていたので、出て来ないと思ったんだがなぁ。さすが知床。熊の宝庫。危うく世界遺産の一部になるところだったわ。(汗)







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               /15:00〜16:30/斜里川//水温:16℃/釣果:オショロコマ×4、山女×3
 午前中のショッキングな出来事でかなり動揺しているが、午後は予定通り斜里川で釣りをすることにする。以前、斜里出身の後輩に聞いて、釣りしてみたかったのだ。しかし、川の様子を実際に見てみると、川岸が少なく。両岸とも河畔林がせり出しているところが多く、フライにはかなり不向きな川だ。入れそうな場所を探している内に、最近観光名所となっているさくらの滝まで来てしまい、折角なので見物。おうおう。いっぱい飛んでどるがな。遡上のベストタイミングだったみたいだ。あんなの釣れたら良いなぁ。ここら辺は釣り禁止みたいなので、少し下った橋のたもとから入渓する(写真1)。
 入ってはみたが、どうにもポイント的にあまり良くない。瀬が続いていて、魚の休める場所があまりない印象だ。それでも背の中の流れの緩やかな場所を狙ってフライを投げ込むと、何か掛かっている。しかし、最初に釣れたのは小指くらいの山女。川の規模は午前中の川の10倍くらいあるし、上流でデカい魚が滝登りしてるのに、こんなサイズ?ガッカリ・・・。その後、少し釣り上がって、オショロコマ(写真2)とチビ山女が交互に釣れたが、サイズがいかんともしがたい。知床まで来たのは、デカいオショロコマが釣りたかったからなんだけどなぁ。オショロコマの魚影も思ったより薄いし。ま、別の場所に行けば、また結果は違うのだろうが、これなら私のカーティスクリークである丸瀬布の川の方がオショロコマの魚影が濃いもんな。午前中、無理して早歩きをしたので、足がもう限界だ。あまり期待できそうも無いし、これで知床釣行は終了とする。久しぶりの知床は、かなり衝撃的な体験でした。




 2020年8月8日(金)/8:50〜9:30/長都川/時々/水温:??℃/釣果:ちび山女×1
 シーズンも中盤を過ぎ、先月は宿泊釣行を2回も行って、かなり体力が消耗したせいか、疲れが酷いし、突然眠気が襲ってくる。ちょっと無理をしすぎかと思い、今日は遅めの出発で、札幌近郊での釣りにすることにする。最初は、千歳川支流の小河川を巡ったが、とにかく川岸の藪がひどくて(写真1)、藪漕ぎで疲れてしまう。なんとか、新子の山女を1尾釣ったが、これでは体力温存のために近場にした意味が無い。この後、祝梅川も見てみたが、同じような感じなので、大きく場所変えすることにした。
             /11:00〜13:00/ラルマナイ川//水温:18℃/釣果:虹鱒×9
 ここから割と近くで、楽に釣りが出来るところはどこか?と考え、同じ恵庭市内なので、ラルマナイ川に行ってみることにする。ここ最近は、あまり魚が釣れず、人も多く入っているだろうから、全く期待できないが・・・。運が良ければ、1,2尾釣れるかも、という思いで川に向かう。運良く、いつもの駐車場所には車は停まっていない。もう昼近くだし、入った後かな?いつの間にやら、川までの下り道が歩きやすくなっている。それにしてもゴミが多い。どうしてこんなとこに不法投棄するのだろう。良心が痛まないのだろうか?神経を疑うね。
 川に下りて、まずはいつものこの場所(写真1)。すっかり埋まってしまい、ポイントとしての魅力は無くなっているが、かけ上がり付近にフライを投げ込むといきなり魚が飛び出してきた。おわ、こんな浅くなってるのに付いてるんだ。サイズは数年前のアベレージよりはるかに小さいが、さっきの新子山女に比べたら全然マシだ(写真1)。ま、1尾でも釣れれば来たかいがあるな。釣れると思わなかったから。その後は暫く反応が無く、砂防ダムを高巻きしてその下流の岩盤のえぐれを攻める(写真3)。ここで予想外の結果が。なんと、同じポイントで4連チャン。こんなに魚が固まっているとは思わなかった。さらに、一つ上のえぐれで1尾、ダムの落ち込みで1尾、ここだけでなんと6尾も釣れてしまった。まさか、こんな入れ掛かり的な状況になるとは思いもしなかった。ま、サイズ的は24、5pばかりで満足にほど遠いが、過去に例を見ない魚影の濃さだ。あまり人の入った形跡が無かったので、手つかずだったのかな?
 更に釣り下って、私が大曲りと名付けたポイントもすっかり流れが細くなってしまったが、そこでも2尾追加する。その先はあまり期待できないのでルースニングなどをしながら戻るが、釣り切っちゃったのか反応無し。またダム下で釣りをしていると、下流から沢登りらしき団体が現れた。こんなツアーやってるのか。時期が時期だけに、あまり集団に関わりたくないので、一気に釣り上がる。入渓地点近くで、釣り残した場所を攻めると、ようやく魚がヒット。しかしGoProのスイッチを入れ忘れ、そちらを気にしているうちに木に巻かれてアウト。この1尾でツ抜けだったのに。くっそー!まあ、しかし予想外に大漁だったので満足。ここは期待して来ると返り討ちに遭うが、やむにやまれず来た時には結構見返りがある。やはり、困った時のラルマナイだな。





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 2020年7月31日(金)/8:15〜17:30/無加川//水温:15℃/釣果:虹鱒×15くらい?、岩魚×2、オショロコマ×1
 今月2回目の休暇を取っての釣行。コロナのせいで、いまだ在宅勤務が割り当てられているが、家で出来るような仕事じゃないので休暇にしたのだ。折角の3連休で、ようやく夏らしくなってきたので、少し遠出をして宿泊釣行。前々から考えていた無加川だ。昨年大物を逃したリベンジと、リニューアルした後行けていない塩別つるつる温泉に行きたかったのだ。
 と、まあ邪な考えで場所を選択したのだが、釣りのほうはストイックに一日いっぱい通しでやるつもり。昼飯もランチパックで済ませる。最初に入ったのが、昨年大物をバラしたポイントのある、いつも入る橋の下流域(写真1)。しかし、年々、この橋の回りはポイントが浅くなって魅力が無くなってきている。しかも盛夏の渇水だし。とりあえず、期待して釣り下っていったが、期待したあの淵では何も釣れず、結局、虹鱒(写真2)と岩魚(写真2)が2尾ずつ。ここまで来てコレかよ。ここもご多分に漏れず夏枯れか?下流の橋までやって脱渓する。ここはイマイチだったので、今度は6,7q上流の入ったことのない場所(写真4)に。国道近くだったが、思いのほか数は釣れた。サイズの方は小ぶりだったが、ここではオショロコマも釣れた(写真5)。昼を回ったところで、午前の部を終了。昼飯を食いながら、次の場所を物色。太陽も照りつけ、かなりの暑さになってきた。
 午後からは、先ほどより少し上流の、また入ったことのない場所に入ってみた。しかし、ここでは陽が高いせいか、場所が悪いのかパッとしなかったため、実績場である昨年最初に入った富士見橋まで移動。あまり残り時間も無いので昨年オショロコマがたまっていた所までやってみることにする。しかし、ここも反応が薄い。昨年同時期はポコポコ釣れたのに。やはり一降り雨が降らないとダメかな。昨年は夜に雨が降っていたし、にわか雨降ったりしてたしな。予定のポイントまで来たがパッとしないので引き返す。試しにルースニングをしながら戻るが、途端に魚が反応してきた。熱くて底の方に潜んでいたのか、日が傾いてきたのが原因か?ドライで反応が無かったポイントから、ドライで出るよりも大きめの魚が出てきた。うーん、面白い。夏だとドライに固執しがちだが、沈める釣りも春先並みに有効だな。なんだかんだで、やはり数だけは結構釣れたなぁ。さて、チェックインの時間があるので、つるつる温泉にレッツらゴー。








(動画1) (動画2) 
      8月1日(土)/9:30〜11:30/石狩川//水温:14℃/釣果:雨鱒×3、オショロコマ×1
 旅館で朝食を取り、8時くらいに出発。本日は、お昼までの2時間限定で石狩川の上流部、大雪湖の上流側に入ってみる事にする。なぜかというと、昨日、年甲斐も無くフルタイムで釣りをしたため、夜にまたしても両足の内ももが痙り、のたうち回ったのだ。運良くダメージは残らなかったが、これ以上やると取り返しが付かなくなる。それから、折角、途中に層雲峡温泉があるのだから入りたいじゃない?と、まあ、またしても邪な考えで釣行計画を立てる。
 最初は、以前入ったことのある少し上流まで以降と思ったのだが、インレット近くが少し気になったのでそこに入ることにする。こんな入りやすいところ、かなり叩かれてるだろうな。釣果の方はあまり来た出来ないだろうなと思ったが、痙り始めてすぐにこんな場所(写真1)で、いつの間にやらヒットしていた。岩魚、というより雨鱒の小さいのかな。斑点も大きめだし。さらに釣り上がるが、途中何度か代え損ね、ようやくまたまたヒット。さっきより少し大きめの雨鱒(写真2)だ。さらに同じ場所でまたヒット。岩魚だと思ったら、オショロコマ(写真3)では無いか。サイズは小さいが、かなり厳つい顔をしたヤツだ。カッコいい。まあ、複数尾釣れたし、カッコいいオショロコマも釣れたので、短時間限定の釣行としては満足じゃ。疲れもかなり残っているので、コレにて終了。さて、層雲峡で温泉入って、飯食って帰ろう(→ブログへ




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 2020年7月25日(土)/6:30〜10:40、14:00〜16:30/忠別川 その他/のち/水温:13℃/釣果:虹鱒×5、オショロコマ×1 他
 東京オリンピックのためにできた折角の4連休だというのに、オリンピックも無いし、天気も悪い。最初の2日間は自重し、唯一、良い天気の予報が出ていた本日の釣行にした。(しかし、出発は前日の夜にし、またまた車中泊。車中泊用の車内のセッティングも煮詰めていかないと。)ホントは遠出したかったのだが、結局、忠別にした。最近はあまり期待できないが、今年まだやってなかったし。
 しかしながら、いまいちパッとせず、正直、取り立てて書くことが無い。いつものコースで釣り上がったが、ニジが6尾、オショロコマ1尾が釣れたが。いずれも尺にも満たないサイズ。ダムまで上がりきってしまったので、下流に入ってみようと思ったが、すでに車が停まっていたので、そのあと石狩川水系の大小の支流3カ所を巡ったが、美瑛方面の川でニジ2尾、上川方面の小河川で新子山女2尾、コレじゃあダメだと思い、久しぶりに良く行くA川に行ったが、数年前の河川の氾濫で、すっかりポイントが消失し、小さいニジが1尾。これで日没サスペンデッドである。前回の十勝釣行から、すっかり夏枯れ状況にはまり込んでしまった。もう少し遠くに行けば、釣れるところもあるのだが、往復がキツいんだよな。なんか、最近は新たにポイントを発見しても、行く度にダメになっていくなぁ。また、そろそろ新しい河川の開拓が必要だなぁ。でも、体力的に限界が近い。以前から悪い足に加えて、右腕が常にパンパンに張るわ、しびれるわで酷い状態。なんか良い治療法は無いかなぁ。こんな体調なので、帰りに自重していた北村温泉にでも寄ろうと思ったら、リニューアル工事中だった。とほほ。



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 2020年7月17日(金)/5:30〜10:00、15:00〜17:30/音更川/のち/水温:14℃/釣果:虹鱒×6、山女×2、う○い
 本日は休暇を取って、またしても十勝釣行。今シーズンは、少し十勝方面、特に音更を多めにして、少しポイント探索をしようと思っていたのだ。いつも、右往左往して、結局、釣りにならないことが多かったので。前日夜に出発し、本日は車中泊。ベッドを少し改良したのと、サンシェードをプラダンで作ったので、お試し泊。シェードには網戸の小窓も付けたので、窓を開けて寝たら寒くて、早くに目が覚めてしまった。外を見ると、霧雨が降っており、12、3℃しかない。おかしいなぁ。今日は夏日の予報だったのに。ま、早めに目が覚めたので、他に人が来る前に釣り始めることができたが。
 まずは、前回爆釣したポイント(写真1)に入ってみる。時期を変えて比較してみないと参考にならんからね。しかし、前回ライズが多発していたが、今回は全くない。前回はここで半日過ごしてしまえるほどの魚影だったのだが、なんとか1尾釣れただけ。その後、この場所に見切りを付け釣り下る。前回は下流に釣り人がいたため、ほとんど動かなかったからな。暫く釣り下って、ようやくちょっと良いサイズ(写真2)。とはいえ、40pに満たないサイズ。結局コレが最大サイズだった。一ヶ月前に来た時より5倍くらいの距離を歩いたが、釣果は半分くらい。大きく移動しようかと引き返すが、ここでまたトラブル。足を滑らせ、前のめりに川にダイブ。全身がビチャビチャになってしまった。身体は良いのだが、帽子がぐっしょりなので車まで引き返さざるを得ないので。もう午前中はこの位にして、ちょっと河岸を変えることにする。
 早めに昼飯を食った後、本別方面の気になる川をのぞきに行くが、どうもイマイチ。結局、音更まで戻ってくる。いつもまにやら、日差しが照りつけ暑くなってきた。さきほどより、7,8q下流(写真3)に入ってみるも、釣れたのはう○い1尾のみ。それ以外は全く反応無しだった。抜かれまくったのか、夏枯れなのか、一ヶ月前の絶好調から
比べると、何とも物足りない釣果だった。
 さて、豚丼でも食べて、また貴久屋書店で、退屈しのぎのコミックを買ってホテルに行くかぁ。





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 2020年7月18日(土)/9:45〜12:45/サホロ川//水温:16℃/釣果:虹鱒×2、山女×4
 釣行2日目。どこに行こうか迷ったが、今年まだ行っていないサホロに行くことにする。6時に起きようと思っていたのだが、目が覚めたら7時過ぎ。昨日はあまり寝れなかったのでガッツリ寝てしまった。すっかり出遅れ気味だが・・・。いつもの抜け道は何か工事をしているので、この際入ったことのない場所に行ってみることにする。いつもより、ちょいと上流。丁度良く、護岸が改修されていて広い駐車スペースがあったので、そこに車を停め釣り上がってみる。渓相的にはまずまずな感じだが、ここぞというポイントでもなかなか肴が出てこない。何とか虹鱒を釣るも(写真1)サイズは小さい。さらに釣り上がるがアタックしてくるのは、フライを咥えられないような小さいサイズが多い。それでも何尾かキャッチするが、上に行くほど山女(写真2)が増えていくような感じだ。これ以上釣り上がっても期待出来そうもないので、いつもの場所まで釣り下ってみようと思い、駐車場所を通り過ぎ下に向かうが、すでに釣り人が。ダメだ、こりゃ。もう昼も回っているので、もうやめることにする。
 片付けをしていると、他の釣り人に「YouTubeやってますよね?」と声を掛けられた。おおっと!こんな登録者数も少ないチャンネルをよくご存じで(汗)。その方の話を聞くと、上流の方に熊の糞があったそうな。危ない危ない。サホロではあまり熊に警戒してなかったが、やはり出るんだな。ま、ベア・マウンテンがあるくらいだからな。
さ、また馬でも見ながら、サラダ山盛りのオムライスを食べて帰ろう。



 

 2020年7月11日(土)/10:30〜12:30/夕張川支流//水温:16℃/釣果:雨鱒×2、虹鱒×1、う○い×1
 次週、次々週とちょっと遠出を考えているので、今日は近場で済ませる事にする。久しぶりに、かつてのホームだった夕張川のかつてのポイントを覗いてみることにした。しかし、近場で油断したのか、すっかり寝坊。もう6時前じゃないか。ま、いいや。今日はのんびりとやろう。ひさしぶりに三笠経由で夕張の上流部へ。試しに最上流の林道を覗いてみたら、5台も6台も車が停まっている。なんじゃこりゃ。集団で来てるのか?なんで、みな同じ所に入りたがるのか?ちょっと理解できないなぁ。なんで釣れなくなってから、こんなに人が来るようになったのか、ホント不思議だ。こんなとこには入れないので、当初の目的どおり10年前のポイントに行ってみる。本日は電チャリ持参。電チャリを飛ばして。かつて車で通った廃道を飛ばす。懐かしきポイントに到着したが、しかし、やはりダムに沈んだ後では、もはや釣り場としての魅力は皆無。とても釣れそうもない。チャリで他のポイントも見て回ったが、どこもかしこも人だらけ。ダメだ、こりゃ。
 もう仕方が無い。単独ではヤツが怖いので、これまで敬遠していた支流の上流部に行ってみることにする。かなり上流まで行き、入れそうな場所があったので覗いてみると、こんなとこまで人が入っている。どーするかなぁ?戻る途中の橋から簡単に入渓できそうで、人もいないの入ってみることにする。熊鈴をジャラジャラ鳴らして・・・。案の定、こんな入りやすい場所には足跡がたくさん。こりゃダメかと思ったが、橋の直上の淵(写真1)で、いきなり何かが釣れた。うへぇ、う○いではないか。しかし、魚がいるなら、他にも残っているかも。さらに少し上の払い出しにフライを流すと、魚が飛び出してきた、おお!少し良いサイズじゃん。何かと思ったら35p位の雨鱒(写真2)。コレが釣れると、夕張に来たなって感じがする。この後下流の方が流れが良さそうだったので釣り下り、小さめのニジとアメをゲット。更に釣り下ろうと思ったら上からも下からも人が。なんじゃこりゃ。なんで、人の後付け作るのかなぁ。人が入ってたら、離れた場所に入るのがマナーだと思うんだがなぁ。仕方が無いので。橋の上流に行くことにする。これだけ人が入っているのだから、ま、熊の心配はしなくて良いかな?(汗)暫く釣り上がって、何度か魚のアタックはあったのだが、キャッチできず。しかも釣り上がっていると、河原に何やら大きな糞が・・・。むむむ。まだ半乾きだなぁ・・・。さっき、草むらも不自然にガサガサいってたんだよな・・・。他の釣り人が入ってきたのかと思ったのだが・・・。よしっ、撤収〜。どっかで昼飯食って帰ろうっと。



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 2020年7月4日(土)/8:00〜12:00/空知地方T川//水温:15℃/釣果:虹鱒×8、山女×2
 今週は長雨が続き、道内各河川の状況がイマイチよくわからんし、明日は急に仕事に出る羽目になってしまったので往復で疲れないよう、そこそこ近い第二ホームリバーであるこの川に今シーズン初釣行である。雨の影響が心配だったが、少し水量が多いかなって感じるくらいで、ほぼほぼ平常水位である。
 この場所(写真1)は、林道が崩落してしまったため、15分近くかけて、かつて林道だった道を藪漕ぎしなければならないのが難点だ。足の悪い私にはかなりキツいが、そのかわり人は少なめかな。さて、本日は夏日の予報。この川は真夏の暑さがよく似合う、と勝手に思っている。上流にダムが出来たせいで、清流って感じじゃなくなったのはマイナスだが。さて、入ってすぐのこの写真の場所で、さっそく魚が反応。しかし、なかなか乗らない。風も強めで、思ったところにキャストできず、かなりイライラ。それでも何とか1尾をゲットしたので、釣り上がっていく。ちょっと水が多くて流れが強くなっているためか、盛夏の渇水時に魚が出るポイントでの反応がイマイチ。それでも、1時間ほどで数尾を釣り上げ、さてこれからと思った矢先、まただ・・・。ロッドのガイドトップがポッキリ。今回は何も無茶してないのに・・・・。たった1時間でやめるわけには行かない、仕方が無いので、あの藪を往復してロッドを交換する。十勝でトーマスの#5ロッドを折ってしまったので、私が一番最初に買ったブランド品、セージの9ft#5を持ち出す羽目に。もう20数年前に買ったロッドで、今時見ない2ピースロッドだ。うーん、このロッド使うの久しぶりだ。10年以上ぶりかな。やはり2ピースの方が良いな、なんて思いながら釣りを再開。結局、虹鱒に山女を交えてツ抜けとなったところで終了にする。明日の仕事のために体力を温存しとかないと。余計に一往復しちゃったし・・・。
 なんだかんだで、結局2桁も釣れた。魚影は例年より濃い様な気がするが、全体的に痩せた魚ばかり。餌が少ないのかなぁ?音更のマッチョなニジをつい先日釣ったばかりだから、余計に感じるわ。さて、あれだけ歩いて汗だくなので、私の知る、ほぼほぼ貸し切りの温泉でも入って帰りますか。(→ブログへ)



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 2020年6月27日(土)/7:25〜11:00/長流川//水温:15℃/釣果:虹鱒×3
 この川の夏前のベストシーズンは過ぎた感はあるが、今年は巨大ブラウンを仕留めただけで、虹鱒を1尾も釣っていないので、行ってみることにする。本日は雨や風で天気が良くない予報だったので、あまり遠出するのもはばかられる感じもしたし。
 ここのところ雨が続いていたので、少し増水気味なのを期待していたのだが・・・、かなりの渇水(写真1)。コレは厳しいなぁ。タダでさえ散々叩かれているだろうし。いつものコースを釣り上がってみたが、アタックこそ8回ほどあったが、全部小っちゃくてフライを咥えられない様なヤツばかり。そのうち針掛かりしたのは3回で、そのうち2回はキャッチする前に外れてしまった。さすがにこれではなぁ・・・。
 思い切って、今まで入ったことのない少し下流に入ってみる。ちょっと下流に来ただけで、かなり水量は増えたが何やら白っぽく濁っている。上の工事や、土がむき出しの崖などの影響だろう。魚が付きそうな流れもあったが、生命感がまるで無い。ちょっとだけ釣り下って、すぐに諦めた。この先厳しい夏を迎え、しばらくこの川は無理かな。
 まあ、いいや。今日は温泉入りたいと思ってたので、早上がりして、また貸し切り状態の温泉に入ってから帰るか。ちょっと動画にしても面白くなさそうなので、うPはやめようかな。




 2020年6月19日(金)/7:30〜11:30、14:00〜17:00/音更川/のち/水温:14℃/釣果:虹鱒×14、山女×1、う○い×1
 本日は久しぶりに休みを取り、音更川を攻める計画を前々から立てていた。十勝方面に来るといろんな所に行きたくなるので、半日とか、まずめ時とか短時間しかアタックしてこなかった。しかし、広大な川を把握するにはもっと長い時間やらねばダメだ、ということで、本日は音更川一択。ガッツリやってやるつもり。・・・なのだが、天候はイマイチの雨予報。特に十勝地方が。うーむ・・・。しかし、釣りをするには良いぐらいだし、過去2度の50upは雨模様だったし、初志貫徹だ。
 朝7時頃到着。まだ雨は降っていない。今にも降り出しそうな空模様だが、このままもってくれりゃ、釣りには良いんだがね。しかし、平日だというのに、アチコチに車が刺さっている。さすが超人気河川。しかし、川が広いので、入る場所は確保できるだろ。お!前々から検討して、入りたいと思っていた辺りは丁度よく空いている。草をかき分け川に出ると、流れ込みがあり良い感じだったのだが、反応ナシ。結構離れているが、上流側には人が居たので釣り下ってみる事にする。少し下ると、表面上は一見何も変化がないようなこんな場所(写真1)に出たが、ここがアタリだった。アチコチでライズが。しかし、スレた魚たちが多いのか、中々フッキングしない。それでも、なんとか1尾目をゲット。30ちょいくらいのニジ(写真2)。その後、小さいのを数尾釣ったあと、ちょいと良い型がヒット。久々にドラグを鳴らされ走られたが、そうでもないかな?と思ったが、上げてみると、40ちょいはあるようだ(写真3)。60近い魚を釣って間もないので、少し麻痺してるな。十分良いサイズではないか。その後は、ライズに誘惑され、このポイントの上下を攻めるだけで午前の部は終了してしまったぜ。結局、午前中は虹鱒6、山女1(写真4)、ウ○イ1だった。出方が渋いので、魚のストック量はもっと多いのではないだろうか?ホントこの川は上から見ただけじゃポイントの善し悪しが中々わからない。実際に行ってみて、川底や水の流れを見てみないと。だが、何せ川が広く長いので、一見さんはポイント探しが難しい。ジモティーにはかなわないんだよなぁ。でも、ようやくポイントらしき場所を一個確保できた。んじゃ、昼飯でも食うか。
 上士幌に道の駅が新しく出来たので、そちらで何か食えないかと思ったのだが、あるのはテイクアウトの店とコース料理のレストランで、しかも平日だというのに結構混んでいて、ゆったり食えそうになかったので、士幌の道の駅まで戻って昼飯。しかし、こちらのレストランも満杯で、結局、一人イートインスペースでピザを食す。ピザに夢中になっていたら、いつの間にか外が土砂降りだ。雨は夜からじゃなかったのかよー。
 昼飯を食い終わり、午後の部。雨を避けるため、少し空が明るい下流方向の以前見つけた場所に行ってみる。しかし、パッとせず小さいのしか釣れないので、午前中釣ったポイントの少し上流側に入ってみることにする。しかし、いざ始めようと思ったら、小康状態だった雨がまた土砂降りに。雨が多少弱まるのを待って入渓する。ここは先ほど人が入っていたようだしどうかと思ったが、小さいのはちょこちょこは釣れてくる。そして、30ちょいのちょっと良いサイズが釣れ、写真を撮り、さて次、と思いロッドを持ち上げると、アレアレ?ロッドティップが真っ二つ・・・。なんでー?トーマスのお高いロッドがー!・・・ということで、これで強制終了。ま、永久保証なので修理代はタダだがね。
 しかし、これだけ人が入っている超人気河川で魚はスレた感じなのに、これだけ釣れるというのは、相当な魚がストックされてるんだろうなぁ。あの、数年前の大洪水が、魚には良い方に働いたのだろうか?さて、少し早く終わったので、また貴久屋書店で漫画でも買ってこうっと。







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 2020年6月20日(土)/14:00〜17:00/鵡川支流&本流/のち/水温:16℃/釣果:岩魚×1、山女×2
 今日も十勝近郊を釣り歩こうと思っていたのだが、雨。今日は雨の予報じゃなかったはずなのに。前回来た時に気になった、小河川とか、サホロとかに行ってみようかと思っていたのだが、雨雲のない西の方まで移動することに。最初は、空知川の支流に入ろうと思ったのだが、川の様子がイマイチなので、鵡川水系で探すことにする。十数年前に気にはなったが、結局ロッドを出さなかった支流に来てみた。見た感じはちょっと良さげだったので、この川に入ることにしたが、もう正午を回っている。近くに店もないし、道路っぷちでお湯を沸かし、カップヌードルを食ってから、川に入る。
 下流に気になる流れ込みがあったので、まずは釣り下ってみる。そこで、小さいながらも幸先良く岩魚(写真2)をゲット。更に粘ると、今度は小さい山女(写真3)が釣れた。魚は小さいが、魚影は濃いのかな?2,30mおきに、割と良い流れが現れるので、ちょっと期待してしまうが・・・。結局、その後は小さい山女1尾で打ち止め。国道沿いだし、釣り人が多く入っているのかな?この川に見切りを付ける。
 あまり時間もないが本流の方も見てみたいので、占冠の辺りに入ってみたが、小さな虫の大量ハッチがあるにもかかわらずk、川面はウンともスンとも言わない。こんな入りやすそうな場所では抜かれ切っちゃってるんだろうな。今回はいつも以上の長時間釣行なので、さすがに疲れた。今回の釣行はコレで終了とする。




 2020年6月13日(土)/8:20〜12:10美瑛方面の川//水温:10℃/釣果:虹鱒×5、オショロコマ×1
 日高方面の川に行こうと思っていたのだが、なんか山女しか釣れないようなので(山女が釣りたくなるのは、年に数回しかない。)、急遽場所を変更。かなり早すぎる気はするが、忠別に行ってみることにする。が、思った通り早すぎた。白濁した水で増水。とても川の中を歩けそうもない。細かいポイントを打っていけば釣れるかもしれないが、ゆったり出来ないので即座に移動することにする。ダメな可能性が高いのに何故強行したかというと、こんな時の避難場所を昨年見つけていたからだ。昨年。パラダイスかと思ったこの川(写真1)。昨年秋にしか来てないので、この時期釣れるかどうか確証はないのだが、川の感じからこの時期でも行けるかも?と思っていたのだ。
 川に到着して見てみると、昨年に比べて多少水が多いかな。もう少し減った方が良い感じがする。とりあえず、また入りっぱなのポイントでいきなりヒット。尺ぐらいのニジ。今年も行けるか?と思ったのだが、まだ、ちょっと水温が低いのか、この1尾のみ。昨年はほんの少しの区間で、気持ちよくポンポン釣れたのだが、目立ったポイントでポツポツ釣れる程度。少し釣り上がると、すぐに大きな砂防ダムにぶつかって、川からは遡上できなくなってしまった。うーん。入渓場所に戻って、今度は釣り下ってみる。昨年は下流は全然ダメだったんだよなぁ。と思っていたら、小さめなニジがヒット。暫く下ると、中州で分岐していた川の流れ込みを発見(写真2)。こっちの方がクサい感じがしたので細い分岐の方を釣り上がってみる。試しのフライを投げ込んでみると、魚が飛び出してきた(写真3)。長さ的には今日一番のサイズだな。33,4ってとこかな。さらに、少し上流で、また魚がヒット。ちょいと小さいなと思ったら、なんとオショロコマ(写真4)ではないか?この川にオショロコマが居るとは思わなかった。しかし、忠別もそうだが、ここら辺のオショロコマは、色が薄い。私が一生分釣ったと思っていた湧別川水系のオショロコマは、もっと色が鮮やかだ。ホントにオショロコマかな?ブルックっぽい感じもするが、ブルックだと朱点周りがもっと青みがかってるよなぁ。上川地方と道東方面では、同じオショロコマでも随分違うなぁ。
 ここら辺はコレで打ち止め。先ほどの大きな砂防ダムの上も見ておきたいと思い、車で移動する。ダムの脇を下り、川に出てみたが、もう山岳渓流のような渓相で、水量も多く、川通しで歩くのは困難そうだ。流れの緩い場所をピンポイントで流してみたが、反応も無かったのですぐに引き返し、コレで終了。
 昨年はパラダイスに見えたこの川だが、パラダイスだったのは短い一定区間だったな。それにもう少し水温が上がらないとダメかな。ここは、魚の避暑地の様な気がする。下流の水温が上がると、冷たい水を求めてここら辺まで上がって来てるのではないだろうか?あえて、ここを目指して来るという場所ではない気がするが、夏以降、機会があったらまた試してみよう。
 






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 2020年6月6日(土)/10:30〜12:30/夕張川支流/時々/水温:16℃/釣果:虹鱒×7
 4時起きのつもりが、すっかり5時過ぎ。鵡川の支流探索でもしようと思っていたのだが、出遅れたので少し近場に変更。夕張川の支流探索に変更する。先週の満足感の余韻がまだ残っているのか、まだ不抜けているなぁ。(ホントは先週こちらに来ようと思っていたんだよね。結果的にこちらにしなくて大正解だった。)本日は、入ったことのない支流を幾つか探索するのが目的。1本目に入った谷間を流れる小さな川。しかし全体的に浅すぎで、サッパリ生命感がなかった。1時間ちょいやってみたが何もないので場所替え。2本目の候補も、更に小さい川でやる気が失せた。
 こんな時の押さえとして、行くつもりだったのが、昨年、見つけた支流。春先に来た時は、サッパリダメだったのだが、この時期、魚は居るのか確認するのと、このポイント(写真1)のリベンジ。ここには必ず魚が付いているのだが、えらく神経質で、見つかってしまうとサーっと逃げられてしまうので、気配が消せる雨の日しか釣ったことがない。前回も魚に見つかってしまい、全く相手にしてくれなかった。ま、ここはメインで取っておいて、少し上流の方から入ってみる。まずは魚が居るのか確認だ。魚抜かれちゃってるような気がして心配だったのだが、入った場所からすぐに魚が反応してきた。ほっと一安心。こいつら先月までどこに居たんだ?しかし、かけ損なうとすぐに出てこなくなった。それなりにプレッシャーが高いのかな。小さそうなのでここはスルーして、次の期待のポイント。昨年、尺オーバーが出たところだ。しかし、随分埋まって、細く浅くなってしまったな。しかし、ここにもキッチリ魚が付いており、バラシもあったが8寸ほどのニジをゲット。ボウズは免れた。その後は、昨年来た時ほど魚影が濃い感じはしないが、深場からは魚がアタックしてきて、それなりに楽しめた。暫く釣り上がって数尾ゲットして、いよいよこのポイント(写真1)へ。見つからないように、抜き足差し足で近づく。カディスを投げ込んでみる。しかし、足下から魚が1尾逃げていった。また見つかったか・・・。カディスにも反応がない。こうなったら、奥の手だ。やはり、1番の自信のあるフライのラバーレッグパターンに付け替える。そして、水の落ち際にフライを落とすと一発。やはり、このフライは良く効くなぁ。24,5のニジ(写真2)。その後は、暴れさせ過ぎたのか、一度反応があったきり。
 一応、リンベンジは達成したので、少しポイント移動。ほぼほぼ、ここら辺が釣れる上限なので、来る時ちょっと気になった下流の護岸地帯に入ってみる(写真3)。あー、ここは確実に居るな。絵に描いたようなポイントだもの。案の定、数尾の魚が付いていた(写真4)。さらにこの上の小さな落ち込みには、魚が集団で付いていた。しかし、1尾掛けたら、警戒して魚群が一斉に逃げてしまった。うーむ。さすがに警戒心が強いな。まあ、そこそこ釣ったし、昼も過ぎたので今日はこれ位でお開きに。昨年ほど魚影の濃さは感じなかったが、そこそこ魚が居て、思ってたよりもアベレージサイズが大きかったので、結構、引きを楽しめたな。







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 2020年5月30日(土)/6:30〜10:30/長流川//水温:11.5℃/釣果:ブラウントラウト
 5月も残り二日となって、ようやく良い天気&夏日の予報。ま、5月に夏日ってのも、昔からしたらおかしいのだが、なんせ昨年の5月は夏日連発だったからなぁ。昨年はこのタイミングで釣れ始めたので、本日は満を持して長流川へ。しかし、最近人が多くなってきたので、ちょいと早めに釣りを開始する。川は2週間前の増水が嘘のように、いつも通りの水位に戻っている。ようやくこれで釣りになるなぁ。今日はここがダメだったら、新たな場所をを開拓する覚悟である。
 急激に気温が上がって、ミッジやヒゲナガが頻繁にハッチしている。が、しかし、ライズがない。うーむ、嫌な予感。ライズがないので、今日もやはり#10のビーズヘッドニンフをルースニングで。1つめのポイントでは、ここで出るだろうと思っていたところで反応ナシ。うーむ・・・。1つ上のポイント(写真1)へ。ここでも、いつも魚が出てくるところでは全く反応なし。むむむ・・・。水温も、水位も丁度良いんだが・・・、やはり、人が多くなって抜かれちゃってるのかなぁ?なら、ちょっと見逃しがちな場所を流してみるかと思い、このポイントの、岩と岩の間を流してみる。数投流すと、インジケータがスッと沈んだ。ん?魚かな?半信半疑でアワせてみると、確かに生命感が。よし、ボウズは免れたな。しかし、動きがスローモーだが、全く動かない。むむ?何かに絡んでるのだろうか?少し引き寄せて、魚影を確認してビックリ。デ、デカいじゃないか!ゴーマルはあるぞ!それからは、正に根比べだった。これまでの釣り人生の中で、最長のロングファイトをするはめになった。使ってるロッドは、ライトロッドでもパワーのある方だが、やはり#3だと魚の重さに負けて、兎に角寄ってこないのだ。少し寄せては逃げられの繰り返し。しかも、ここのところ右腕の調子がすこぶる悪いので、プルプル震えてくる。それでも、何とか目の前まで寄せてきたので、ネットで救おうと思ったのだが・・・、これは、入るサイズじゃない!そうこうしているうちに、また、離れていってしまった。もう、10分以上格闘を続けている。腕が限界だ。ティペットもそろそろヤバいかも。ここは勝負だな。魚の力が抜けた瞬間を見計らって一気に岸近くまで引き寄せ、足でブロックしてようやくキャッチ!なんと、ニジと思ってファイとしていたが、ブラウンではないか!昔、放流されて大型が居たとは聞いていたが、ここに通い始めて数年、一度もブラウンなど見たことなかったのに。しかも、かなりデカい!測ってみると、59p!イトウ以外の魚種では自己最高記録である。あと1pでロクマルだが、そんなことはあまり気にならない。3シーズンぶりに自己記録を超えられたのがとても嬉しい。いやー開始数十分で今日はもう満足である。
 もう、今日の運は使い果たしちゃっただろうなぁ、なんて思っていたら、案の定、その後2尾を掛けて、2尾ともバラシ。その他はまったく反応なし。うん。間違いない。今日のMPはゼロだな。ということで、少し早めに撤収する。まあ、良いのが1尾釣れちゃうと、その他サッパリってのは、釣りあるあるだしな。でも、魚の反応が少ないのがやはり気がかりだな。さて、MPがゼロなので、事故に注意して帰ろうっと。





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 2020年5月18日(土)/7:00〜11:00長流川&尻別川支流の支流//水温:9.5℃/釣果:山女、岩魚
 5月に入ってから一度行っているのだが、あまりにヒドい結果なのでダイアリーも更新しなかった。当然、動画にするようなネタも無し。この時期ってどこに行ったらわからず迷走している。一昨年は5月は行ってないもんな(。昨年の5月は、真夏日になったり、季節の進行が早すぎて異常だったのだ。)このため先週は少し自重してみたのだが、釣りに出てない方がよほど感染リスクが高い場所に行ってしまうので、釣りは平常通りすることにした。(寄り道は多少自粛気味だが。)
 本日は前回惨敗した場所に再訪問。まずはホームの長流川に来てみた。透明度こそ高いが、かなりの増水。渡河できないくらい。今までで一番の増水傾向だ。水の勢いも結構強い。しかも水温はまだギリで二桁に届いていない。魚の良く付くポイントを幾つか試してみたが無反応。やはりまだ早いか。やはり水温が二桁超えて、渡河できるくらいまで水位が下がらないとダメだな。
 とういことで移動。いつもの尻別の支流の枝川だ。ここも前回惨敗だった。増水していた水位は平常時に戻ってるが、気になるのは新しめの足跡があること。昨年はあまり人が入った形跡はなかったのだがなぁ。入って最初のポイントでチビ山女を掛け、その後同じ場所でバラシた後は、案の定、めぼしいポイントから魚が出てこない。橋の上流側でなんとかちび岩魚1尾。その後の大場所でもさっぱり。昨年は4月中からポコポコ釣れたんだがなぁ・・・。ダメだなこりゃ。車のカスタムのためディーラー行かなきゃだし、ちょこっと他の川のロケハンして帰ろうっと。



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 2020年4月24日(金)/8:30〜11:00、13:00〜15:30/音更川水系//水温:11℃/釣果:虹鱒×10くらい
 ここ1ヶ月、全く釣果が無い・・・。先週も胆振、日高地方を走り回って、ロッドを出したのは30分程度。HPを更新もする気も起きなかった。コレまでの日記を見ると良い天気のようだが、この前後に冷たい雨が降ったり、強風が吹いていたり、昨年に比べると天候はイマイチだったし・・・。やはり4月は鬼門かな。あまりに釣れないので、魚がたくさん居そうな十勝方面に行くことにする。しかし、前回、小河川を回って撃沈したので、音更川本流が第1目的地。以前入ったことのある上流の方に行ってみる。4,5年前の大増水で氾濫した後、入るのは初めてだ。しかし、昔よりも直線的でフラットな流れなってあまり魅力が無くなってしまった。しかも、まったく反応が無い。なんかあまり生命感を感じない。水温もまだ1桁だし、まだ早いのかな。この時期は小河川の方が良いかな。もう泥水も引いているだろうし。
 ちょっと早めにランチを取り、午後イチで前から目を付けていた小河川(写真1)に行ってみる。冬にこの川の下流に入った時は全くダメだったが、どうだろう?少し上流の橋から釣り下ってみる。暫く釣り下って、ようやく本日の1尾目、チビニジが釣れた。こんなサイズでも1ヶ月ぶりの釣果だ。その後、そこそこのアタックがあり、20pちょい(写真2)のを最大に10尾程度が釣れたのだが、畑の横まで来た途端サッパリ反応が無くなってしまった。なので、今度は橋から上流もちょっとやってみたが、こちらも反応が無かった。人が入ったのかな?魚が居たのは一定区間だけだったな。ま、もっと釣り上がってみないとわかんないけど。
 その後、移動途中にもう一本入ってみたが、こちらはさっぱりだった。次の水系に移動〜。



 
                /16:00〜17:00/士幌川水系//水温:10℃/釣果:虹鱒×4
 もう、残り時間もあまりないので、さっさと釣りを始めなければ。航空写真で目星を付けていた士幌川水系のとある場所に入渓。しかし、川に下りてみると、三面護岸じゃねーか。こんなとこに魚いねーべや。と思いながら川の中を遡行していたら、倒木の陰に多数の逃げていく魚が。おおっ!こんな場所でも、たくましく生きているんだなぁ・・・。ということは、こんな場所(写真1)なら魚居るだろうな。こんな時期なので、当然、ルースニングで狙っていたわけだが、今シーズン初、インジケーターい飛びつく魚が現れた。その後も何度かアタックがあるものの、フッキングが甘くバラシが多発。うーん、コレならドライの方がキッチリフッキングできるかも。ということで、今シーズン初のドライフライフィッシング。#10のCDCエルクヘアカディスでアタック。すると一発。35pくらいの虹鱒だ・・・。が、しかし、えらく痩せ細って、尾びれが欠損している。うーん。周りが畑だし、農薬とかの影響だろうか?かわいそうなのですぐに放流。フライを乾かして、またキャスト。すると、またすぐにフィッシュオン。ここの魚はめちゃくちゃ活性が高いな。先ほどよりちょっと引きが強い。今度も35pほどの虹鱒。今度のは五体満足だが、やはり細い。餌が足りてないのか?なんかいっぱいありそうだけどなぁ。同じ場所で何度もアタックしていたら、さすがに音沙汰が無くなった。もう、時間も時間なので、コレにて終了とする。
 翌日、良い天気だったので、然別川水系の支流を回ってみた。渓相の良い場所を見つけたのだが、稚魚は多いが、釣りの対象となるサイズがいない。入りやすい場所なので、抜かれちゃってるのか、時期が悪いのか・・・。また。今度来てみよう。さて、次は昨年見つけたバリバリ川支流に行ってみよう。しかし、日勝峠のあたりで天気が急変。十勝はあんなに温かかったのに、寒い。しかも霧雨。何カ所か入ってみたが、サッパリ。やはり時期が早いか。ここはもう少し暖かくなってからだな。車内でカレー麺とパンを食って帰路につく。



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 2020年4月4日(土)/8:30〜10:00/長流川//水温:8℃/釣果:なし
 2,3日前の天気予報では暴風雨で大荒れとの予報だったので、人の居ない温泉にでも行こうかと思っていたのだが(足繁く通ったので、人の居ない時期と場所と時間帯がわかるようになってきた。)、昨日の天気予報では、風は強いものの晴れ予報。これならばと、先日帰りに見た、長流川上流部や支流などはどうだろうということで居てみたが、早すぎた。まだ林道が雪では入れなかった。では、いつもの中流域はどうだろう?見た感じは、もう、いつも通りの釣りが出来るような感じだが、こちらもまだ早かった。やはり水温が低すぎるか。全く反応ナシ。もういいや。当初の予定通り、今日は温泉に入ろう。ということで、目の前の「湯人家」で、温泉をひとりじめして入浴してきました。詳しくはブログで。

 2020年3月28日(土)/8:50〜11:00/尻別川支流の支流//水温:3.5℃/釣果:なし
 2週続けて、週末は未明に暴風雨。晴れ間は出るが、気温も低く、またしても暴風注意報。今年の春先は、週末の転向が悪いローテーションに入ってるなぁ。週の初めは晴れて気温も高いのに・・・。それでも、街中の雪はほとんど無くなり、尻別川水系も行けるんじゃねーか?と思い、支流の支流であるこの川に行ってみたが・・・、結論から言うと、まだ冬でした。とほほ。
 ご覧の通り(写真1)、雪もたっぷり残って、水温も4℃を切ってた(汗)。それでも、いつもの入るところより橋一つ下流から(いつもの駐車場所に雪山が残ってて停められんかった。)、一番のポイントのここ(写真1)まで粘ったが、無反応。何度も倒木で行く手を阻まれ、その度ラッセルしていたら、息が上がって、もう無理。この悪い足での雪中行軍はかなり厳しく、早めに退却。2,3週間後にまた来よう。しかし、今シーズンの出だしは打率悪いなぁ。


 2020年3月20日(金)/8:30〜11:00、14:00〜16:00/音更川支流N川、士幌川支流群/のち/水温:4〜6℃/釣果:虹鱒×3
 3連休の頭だというのに、朝方は暴風雨、午後からも強風。世の中は、車の新発売かっ!ていうほど、新型コロナの話題ばかり。家に閉じこもっていようかとも思ったが、耐えられずに強行した。折角、少し休みが長いので、ちょいと遠出。冬に良い思いをした十勝方面の河川に行ってみる。冬にあんだけ爆釣したのだが、暖かくなってどう変わるのか?ちょいと確認したいと思ってね。
 道中、多少の雨は降っていたが、ほぼ雨の影響は無いようだ。まず最初は12月に爆釣した、音更川支流のこの川(写真1)。この川のイメージとしては、暖かくなればなるほど釣れなくなるイメージだ。前回と同じ場所から入渓するが、割と新しめな足跡がある。いきなりのマイナス要素。しかし、釣り始めて数投で小さめの虹鱒をゲット。お、まだ行けるのか?と思ったのも束の間、その後はパッとせず。少しマシなサイズが掛かったが、アワせ切れずにバラシ。その後、最初の場所から釣り上がり、良く車で入る上流の何かの施設の所まで来てしまったが、虹鱒2尾のみ。一番まともなのが、このサイズ(写真2)という情けなさ。せっかく、来たのに・・・。やはり、暖かくなって、釣り人が増えて抜かれてしまうのかな?早めに切り上げ、せっかくこんな遠くまで来たので、地元の旨いものでも食ってやろう、ってことで、居辺にある蜂蜜屋が経営するハンバーグ屋「トバチ」でランチ。小学校を改装して作られたレストランだ。ロクな釣果も上げれてないのに、豪勢なランチにしてしまった。
 午後は士幌川支流の畑の中の小河川を巡るが、コレが失敗だった。この時期、畑の中の川は泥水が流れ込み全滅。冬に必ず魚の居るこの場所(写真3)も、コーヒー牛乳どころか、ブラックコーヒー色だ。だめだこりゃ。こんなことなら、音更の上流の方にでも行けば良かった。そんなに濁ってないみたいだったし。風も強くなってきたので、早めに終了。帯広の貴久屋書店で時間を潰し、カフェ「アルシノエ」で晩飯を食って帰宅。早めに札幌に着いたら、日帰り温泉でも行こうかと思ったが(夜遅くなら空いてるし)、トマムの辺りで猛吹雪に見舞われ、札幌についても暴風雨だったため、結局直帰した。結局、また車に勲章(キズ)を増やした(風にドアを煽られ、ガードレールにぶつけてモールが欠けた・・・)だけだったな。





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 2020年3月14日(土)/8:00〜13:30/胆振地方小河川群&ママチ川/時々/水温:4〜7℃/釣果:なし
 続けて先週と同じ所には行きたくないので、本日は胆振地方にある小河川(写真1)をランガンしてみようということで、航空写真で目を付けた場所を回ってみる。しかしイマイチ。4カ所回って、2カ所ほどで竿を出したが、生命感が無いので、1カ所10分ぐらいで終了した。取り立てて得るものも無く、白鳥の大群と渡り鳥の大群を撮影できたのが収穫かな(汗)。まだ時間もあるので、仕方なくママチ川に行ってみる。もう昼近くなので、人もいっぱい入っている。先週と同じでは芸が無いので、少し下流側に入ってみるが、やはり下流は魚影が薄く、1尾バラシたのみ。今日は、もういいや。
 今日は釣り意外にも目的があるので。先週、千歳の道の駅に行ったら飲食店街がえらく空いていて、黒松内で並んで買った覚えのある、「ピザドゥ」もガランとしていたので、ここで旨いピザを食ってやろうと思っていたのだ。こういう時にこそ、地方や店にお金を落とさないと。うむ。リーズナブルだし、ウマいし良いよね。さて、来週はどうしようかな?


 2020年3月7日(土)/9:20〜13:20/ママチ川//水温:7℃/釣果:山女×4、ブラウントラウト×2
 道内は新型コロナウイルスの感染で緊急事態宣言。人混みには行かないよう指示が出ている。こりゃ、人の多い温泉にも行けないなぁ。ならば、人の居ないところに行くしかあるまい。ということで、今シーズンの初釣行へ。まあ、この時期行く場所といったら限られてくるが、今シーズンはママチ川からスタート。昨年は小糸魚川からだったが、チビ山女しかいないんで。こっちの方がブラウンもいるしね。今日は朝方は氷点下だが、プラスに上がる予報なので、それに合わせて少し遅めにスタート。天候は快晴。フリースとダウンを来たら暑くて。フリースは脱いでしまった。シーズンのスタートを切るにはおあつらえ向きの天気だ。雪は昨年より残っているな。昨年は特に雪解けが早かったからなぁ。しかし、釣り人がいないな。昨年は結構入っていたのに。やはりコロナの影響か?だからこそなのにな。
 今日はお試し釣行。いわばオープン戦といったところか。装備や撮影機材の使い勝手を確認する意味合いが強い。身体もまだ慣れていないので、2,3時間で切り上げるつもり。さて、スタートはいつもの場所(写真1)から。水温は7℃。釣りをするには十分な温度。ドライでも行けるかもと思う温度だが・・・。しかし、いつも釣れる中州の左岸で反応が無い。ムムッ。やな予感。人が入った後か?しかし右岸に回り、何とか今年の初物をゲット。今年の初物はやはりチビ山女でした(写真2)。その後、釣り上がるが、コレまでの実績場からも反応が無い。先日の大雪で水温が低下したとは思えないが・・・、やはり先行者か?暫く釣り上がると、岸際に真新しい足跡が。入り口には無かったのに、どこから入ったのだろう?しかも、良いポイントでも川に下りた形跡が無い。山菜採りか?まだ早いと思うが。ならば、遠慮無く行かせてもらいます。昨年も釣れた一番の実績場でようやくブラウンをゲット(写真2)。やはり、チビ山女を釣りよりはこちらの方が面白いぜ。さらに釣り上がって、もう1尾ブラウンをゲット。その後は、チビ山女を3尾ほど釣る。気がつくと、もうすでに13時を回っている。しまった。シーズンインから飛ばしすぎたな。これくらいでやめとくか。
 結構汗をかいたので温泉に入りたいところだが、今日は自重しとこう。でも、どうしてもラーメンが食いたいので、近くの「ラーメン泰我」で稲庭中華そばを食す。店には行ったらガラガラだったので、やはりコロナの影響か?と思ったが、後から続々と客がやってきた。入れ替わりのはざまだったみたい。こんな状況でも、みんなラーメンは食いたいんだな(汗)。





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