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 2015年11月7日(土)/13:30〜16:00/ママチ川//水温9℃/釣果:ブラウン×1
 10月中は、爆弾低気圧だの台風だの雪だので、全くまともな釣りも出来ないうちに終わってしまった。今年は体調も悪いので10月で早じまいにしようと思っていたのに、後半は全く釣りに行けなかった。そんな訳で今日を今シーズンのラスト釣行にすることにした。もう、遠出も、険しい道を歩くのもキツいので、近くのママチ川へ。
 あら、春先には無かった看板が立っている(写真1)。ここも出るのね。春先はずんずん奥に入ってたけど・・・。まあ、こんなものは気にしない、気にしない。すっかり紅葉も終わり、見通しが良くなっている(写真2)。今回も、ルースニングで釣り下ることにする。しかし、反応が無い。昨年の同時期よりも悪い気がする。橋の下をくぐって暫く釣り下ると、ようやく釣れた。15pほどのブラウン(写真3)。何とかラスト釣行でのボウズは免れたな。その後、もう1尾ヒットしたが、キャッチ直前でバラし。くそー。更に釣り下ってみたが、全く反応が無かった。まあ、1尾釣ったしもういいや。辺りも暗くなってきたし。なんともしょぼい結果だが、今シーズンのラスト釣行を終了する。さて、新しくなった千歳の道の駅でも覗いてから帰りますか。






 2015年10月17日(月)/7:45〜10:30/似湾川//水温7.5℃/釣果:山女×9、岩魚、う○い×4
 今週は尻別にでも行こうかなぁ、なんて思っていたら2,3日前に中山峠が20pもの積雪。しかも、今日は快晴の予報。放射冷却のせいで、峠や道北の方は早朝は氷点下かも。とても夏タイヤでは行けないので、峠を越えないで行ける太平洋側に行くことにする。春先に行った、この川。春は結構いい型が釣れたので、秋はもっと大きいかも、などという淡い期待もあったのである。現地には6時半頃到着。が、寒い。車の温度計は1℃しか無い。ちょっと寒すぎるだろう。ちょっと陽が昇るまで待つことに。しかし、1時間ほど経っても気温が上がらないので、始めることにする。陽が差せばグングン気温も上がるだろう。今日は20℃位になるそうだし。
 準備を終え、川に降りてみると、あら、水が少ない。春に来たときの半分くらいだ。うへー、こりゃキツいかも。まずは、前回連発した護岸沿いのポイント(写真1)。うーん、こんなに水が少なくて魚いるのかいな?ルースニングでビーズヘッドニンフを流してみると、2,3投でマーカーが引き込まれた。お!魚は居た。けど、小さいうーやん、その後3連発である。流れが緩やかになってしまって、こいつらに占拠されてるなぁ。ここのポイントを諦め、ラインをリールに回収しようとしたら、あら、リールの取っ手が無い!このリール、ドラグ性能はいいんだけど、取っ手が取れやすいんだよなぁ。10分ぐらい探して奇跡的に発見。事なきを得る。ついでに、もう一度ちょっと上の方を流してみると、ようやく本日1尾目のトラウト。指くらいの新子山女。あちゃー、この時期はこんなサイズしか居ないのかな。
 その後、小さなポイントで小さな山女が釣れる。う○いは釣れなくなった。あそこがうぐ○の上限なのかな。そのうち、ちょっとした深みで、新子サイズ以上の山女をゲット(写真2)。15pくらいしか無いのに大人っぽい顔付き。サビが入ってきて季節を感じさせるなぁ。
 暫く上って、第2の有望ポイント(写真3)。しかし、ここも水が少ない。当たり前だが。さて、ここはどうだろう?数投でマーカーが沈んだ。新子よりはデカいな。どれどれ?お!岩魚ではないか。山女の川だと思っていたのでちょっとビックリ。写真を撮ろうと、もたついていたら針が外れ逃げられてしまった。くそ。その後、更に続けるとまた15p位の山女をゲット(写真4)。この川の水量では、これが最大サイズかな。この川はやはり春先の川だね。
 暫く釣り上がっていたが、水量が少なくなってきたので、ちょいと早いが終了とする。いやー、すっかり暑くなってきた。冬並みの防寒をしたら汗だくである。川から上がり、ちょっとした崖の上から川を眺めると結構な数の魚影が見える。川のサイズの割りには、魚が多いなぁ。こういう川は大事にしないとね。帰りに早来の「レストランみやもと」で夢民豚のハンバーグを食べ、晩飯用にカマンベールコロッケを買って帰路につく。カマンベールソフト旨かった。








 2015年10月9日(金)/8:45〜16:00/音別川//水温11℃/釣果:なし
 あー、全く更新する気が起きない・・・。
 先週末は休暇を取って今年最後の遠征に出ようかと思っていたのに、爆弾低気圧による強風・悪天候のため断念。今週は巨大台風23号による大雨・暴風・洪水・高潮の警報が道東各地に発生。しかし、10月はもう今日しか休めないので、台風だろうが何だろうが釣りしてやる、と半ばやけくそでの遠征である。しかも台風直撃の釧路方面音別川が目的地である。ホントは9月末に来たかったのだが、のびのびになってしまっていた。
 暴風雨で通行止めの危険も考慮し、ちょっと遅めに出発。道中、ほとんど雨には当たらなかったが、やはり風が強い。海岸近くよりはちょっと上流の方が風の影響が少ないだろうと思い、ちょっと上流の方(写真1)に入る。車から降りてみると、奇跡的に風は弱い。これなら釣りになるな。今日は、エッグフライを含むウェットの釣りをしようと思っていたので釣り下ることにする。普段の状況が判らないが、結構濁っている感じがする。あまり生命感を感じない。暫く粘ったが全くダメ。うーん。その後、昼飯休憩も交えて16時頃まで下流に向けてランガンしたが、見かけたのは鮭数尾。しかも、海岸に近ずいたからか、天気のせいか判らないが、身体を持って行かれそうな突風が断続的に吹き始め、非常に釣りづらくなってきた。厚い雲のせいか、16時にはもう薄暗くなってきた(写真2)。
 もうダメだな。初場所には強いのだが、やはり前日までの天候が悪すぎるし、今年は釧路方面の雨鱒の状況が非常に悪いそうだ。里見氏も最近の釣行では釧路方面で1尾も雨鱒が釣れなかったそうな。プロが釣れんのに、俺が釣れるかってーの!
 しかし、最後に救いだったのは、片付けをしていたら、一度は見に行こうと思っていたコイツら(写真3)が目の前に舞い降りてきてくれたこと。(もう少し望遠が欲しいかった。)最低限の運はあったかな?転んでもただでは起きんぞ。
 池田町の「よねくら」でステーキ御膳を食し、帯広の北海道ホテルで一泊。





      10月10日(土)/14:00〜16:00/双珠別川//水温11℃/釣果:チビホウライ鱒
 2日目。朝早く起きて、帯広近郊の川で釣りでもしようかと思ったのだが、気がついたら午前8時。疲れと寝心地のいいベッドのせいですっかり寝坊した。仕方がない、のんびり朝飯を食し、遅めのスタート。近くの帯広川でも行こうかと思ってアチコチ覗いてみたが、イマイチ食指が動かない。そうこうしてるうちに、もう11時。午前中の釣りは諦める。柳月でお土産を買って、鵡川のどこかに入ってみることにし、一路占冠へ。道の駅の「フライパン」でカレーを食って、鵡川本流を見て回るが、ちょっと増水気味。足の調子が悪い私が立ち込むのはちょっとおっくうだ。ということで、支流の双珠別川に入ることにする。10年近く前に、奇跡的に良い型の魚を1尾上げたことがある。そのときは超渇水だったが、今日はちょうど良い感じの水量だ。しかし、全く生命感が無い。諦めて帰る途中、水たまりのような小さなプールで、ようやく小〜さなライズを発見。戯れに#10のビーズヘッドニンフを流してみたら、掛かってしまった(汗)。あら、珍しい。小指ほどのホウライ鱒だ。こんな小さいのは初めて見るわ。今回の釣行、後にも先にもこれ一尾。針を外したら逃げられ写真も無し。たいへん寂しい釣行でした。とほほ。

 2015年9月26日(土)/6:45〜11:30/忠別川//水温12.5℃/釣果:虹鱒×5、ホウライ鱒×1
 今日は同行者が居る予定だったのだが、ドタキャンのためいつも通り独りの釣行。前回、雨で消化不良だったのもあるし、時期的にもラストチャンスだろうということで、忠別に向かう。珍しく、志比内橋には誰も入っていない。あまり良くないのかな?とりあえず、いつものダム上に行く。しかーし、前回以上に減水している(写真1)。なんで?結構雨降っていたのに・・・。これでは魚の付き場がないじゃないか。いつものコースを辿ってみたが、20センチ程度の虹鱒2尾と、あまりに状況が悪いので移動することにする。
 これだけ水が少ないと、水のたまっている所がいいんじゃないかと思い、上流の江卸ダム下のプールに行ってみる。しかしこちらも水が無い。仕方ないのでダム上(写真2)を見てみると、水が少ないおかげでダムの横断が出来そう。なので、ダム上に入ることにする。しかし、このダム、砂がたまってほとんど貯水能力が無いな。
 ということで、そのダムへのインレットへ第1投。するといきなり釣れた。30ちょいの虹鱒(写真3)。こりゃ、さい先いいぞと思ったが、その後ここではほとんど反応が無かった。対岸まで渡り、更に少し上流に良さげな瀬を発見。こりゃ、魚付いてるかも、と思ったら、案の定、魚の反応が結構ある。しかし、フッキングできない×3、フックオフ×2と5連続で失敗。しかも、そのうちフックオフした1尾は30後半くらいのまあまあサイズだったが、ジャンプ数発で外されてしまった。何やってんだか、俺。ラインスラックの処理がうまくいかず、フッキングが甘かった。
 結局、失敗に次ぐ失敗で反応が無くなり、仕方なく対岸側の流れの緩やかなところで20センチ前後の虹鱒2尾とホウライ鱒を釣って終了。今シーズンの忠別は尻すぼみだったな−。






 2015年9月21日(月)/6:45〜11:30/オロウェン尻別川//水温12℃/釣果:ちび山女
 先週は天候も足の調子も悪くお休み。このシルバーウィークも土日は雨の予報で今日にスライド登板。局地的に大雨が降ったりして川の状況が読めなかったので、近郊のポイント探索に充てることにした。
 この川には2、3度入っているが、上流をやったことが無かったのでそこに行ってみることにする。キャンプ場のちょっと上流から入渓。まあ、この川の規模じゃ、いつものビッグドライは無理だろうから、アダムス・パラで実釣開始。釣り上がっていくとわりとすぐに小さい魚の反応はあったが、小さすぎてフッキングしないうえ、単発で終わってしまう。小さいくせにずいぶんスレているなぁ。しかし、数回それを繰り返していると、20pくらいの岩魚らしき魚をヒット。だが、フッキングが甘くバラしてしまう。魚が軽すぎるんだよなぁ。その後、ようやく釣ったと思ったら新子の山女。うーむ。上流は魚が小さいのかと思って、今度は引き返し釣り下ってみるが、ほとんど反応無し。キャンプ場がすぐ側だしな。11時頃まで粘ってみたが、さっぱりなので場所替え。だいぶ下流の橋から入渓。ここは前にも一度来たな。しかし、上流はチャラ瀬ばかりで全くポイント無し。下流の堰堤を試してみるも全くダメ。ダメだなこりゃ。
 お昼も近いので、本日の釣りは終了。帰路、対向車線は定山渓から石山までものすごい渋滞。藻岩の辺りに来ると、突如、もの凄い勢いで雨が降り出した。車も少し綺麗になったし、早め早めに動いて良かった。


 2015年9月4日(金)/8:00〜12:00/忠別川//水温14℃/釣果:虹鱒×7
 本日は休みを取っての釣行。本当ならこんな日に取りたくなかったが、今月は週末に休める日が今日しか無いのだ。水曜日に全道的に結構な雨が降って、また今日も雨の予報。実は夕張の支流のどっかを探索しようと思っていたのだが、濁流になっているだろう。どこに行っても濁流・増水の恐れがある。そこで、前に行ったときに、1日で増水が引いていた忠別ならまだ大丈夫では?ということで、一か八か忠別に行くことにする。ダメなら、美瑛・富良野でカフェ巡りでもしてくりゃいいか。
 忠別に着いてみると、おっ、濁りもないし、増水もしてないじゃないか。雨は本降りだが何とか出来そうだ。素早く着替えて、川に降りてみると、おやおや?増水してないどころか減水してるじゃないか。ちょっと、これはどうなの?前回良かったこの場所(写真1)も水が減って流れが無くなっている。えー、これなら少しぐらい増水してた方がいいくらいだな。流れは無くなっているが前回釣れたポイントに投げてみると、一投目からいきなりヒットしてくれたが、25p位のチビニジだ。やはり、これだけ浅くなってしまうと大きいのは付いてないみたいだ。雨の降る中、前回終了したところより更に上流まで探ってみたが、釣れるのは全部このサイズ(写真2)。
 昼まで粘って釣り続けたが、気がつくと、何だか水かさが増えてる。しかもだいぶん濁りも入ってきた。ここらで潮時かな。本日の釣りは終了。美瑛のランドカフェにでも寄って帰ろう。
 カフェに向かう途中、辺別川、美瑛川を見たが、いずれも濁流。他の小河川も同様。うーん、場所の選択は間違ってなかったな。ただ、日にちの選択は間違ってたな。




 2015年8月29日(土)/9:00〜12:20/空知地方T川/のち/水温19.5℃/釣果:虹鱒×2
 久々にこの川に来てみる。すっかり寝坊し、こんな時間からの開始。でも、全然釣り人が居ない。最近にしては珍しい。先週くらいまで大雨が続いていたのでどうかと思ったが、すっかり渇水気味(写真1)。しかし、岩には増水跡がくっきり付いている。最近までは増水していたようだ。先月来たときはパッとせず、今年のポイントはイマイチな感じがしていたが、今日はどうだろう?
 前回来たときに、今年は魚の付き場だったところが浅くなっている印象だったが、渇水によって更に顕著になっている。前回釣れたポイントも潰れてしまっている。しかも、水温が高い。上流にダムが出来てから、水温が高めに推移している感じがするなぁ。こりゃ厳しいな。案の定、反応がイマイチ。反応してくるのはいずれも15p、20pくらいのこんな虹鱒(写真2)。しかも単発。唯一、30ちょい位のをかけたのだが(魚影は見えた。)、すぐにフックオフしてしまった。 戻りはフライを沈めてみたが、全く反応無し。もうダメだな。消化不良で終了。
 今年は、私が良く行く近郊の釣り場はほぼ壊滅状態。いったい何処に行ったらいいんだろう?調子の悪い足にむち打って、本格的に開拓しないとダメかな?




 2015年8月22日(金)/14:00〜17:00/三階滝川//水温17℃/釣果:虹鱒×3
 先週は、もう、足の調子が悪く断念。本日も、朝に行こうと思って少し早く起きたのだが、右手がパンパンにむくんで、指が曲がらない。むくみが引くまで待っていたので、午後からの出撃となった。ここ1、2週間、大雨だのなんだので洪水警報が出たりしていたので、道北や太平洋側は川の状況が判らない。なので、近場で釣り場探しの探検を行うことにした。
 さて、何処に行こうかと悩んだあげく、行ったことの無いこの川(写真1)へ。このすぐ下流は公園になっている。はて、魚はいるのかいや?と思ったが、入ってすぐの場所で一投目から釣れた。15p位の虹鱒(写真1)。しかし、その後釣り上がるが、とても渋々。カディスには中々反応が無い。プレッシャーがきつそうな場所だし。カディスは見慣れているのか?と思って、アダムス・パラを付けるがイマイチ。今度は珍しくアントなんかを付けてみる。すると、2連チャンで同サイズのニジをキャッチ。まあ、このサイズがアベレージかな。その後は2回も連続でバラシ。リーダーもティペットもぐちゃぐちゃになってしまったので、少し早いがここで終了。
 しかし、ここに来る途中久しぶりに支笏湖畔を通ったが、昨年の大雨の影響がこんなに酷いとは思わなかった。あの台風から回復するのに何十年もかかるのに、また追い打ちとは。ここのところの異常気象で、釣りに多大なる影響が出ているので、今後が心配だなぁ。




 2015年8月5日(水)/12:55〜15:30/石狩川//水温15℃/釣果:岩魚×3
 予告通り、本日から夏休み恒例の2泊3日の宿泊釣行。まあ、夏休みじゃ無くてもやっているのだが・・・。今日は、北海道内猛暑の予報。しかし、雨やら雷やらの予報が出ている。つい2,3日前までは今週は全部晴れ予報だったからこの日程にしたのに・・・。最近の天気予報は全く当てにならん。
 今回の目的地は、3年連続となってしまった温根湯温泉。ホントはオホーツク海側を縦断しようと思っていたのだが、またしても泊まる場所がない。消去法で泊まる場所のあるところから選択したら、ここしかなかったのである。
 しかし、同じ場所ばかりではつまらんので、道中、大雪湖の上流に入ってみることにする。上流の大堰堤の手前の橋から入渓。道が付いていて、足の状態が悪い私でも入りやすい。でも、入りやすいということは、プレッシャーもかなりあるだろうなー。・・・案の定、入ってすぐの淵では全く反応無し。暫く粘ってみたのだが・・・。こりゃ厳しいかな。少し上って、今度は大きめのプール(写真1)。下の方から、流心脇と流心を順々に攻めてみる。しかし、ここも反応がない。こりゃ、抜かれちゃってるのかな?と思いながらも、攻めていくと、突然のアタック。油断していた割には、きっちりフッキングできた。大きくはないが結構引くなぁ。キャッチしてみると25p位の岩魚(写真2)。雨鱒寄りではない岩魚らしい岩魚だな。雨鱒系は良く釣っているが、この手の岩魚はあまり釣っていないのでちょっと嬉しいな。キャパが広いのでまだ居るのでは?と思って、更に2,3m上から流してみると、今度はヘッド&テールで魚が食いついてきた。お、さっきより引きが強い。細いのでそんなに大きく感じなかったが、35p位あるな(写真3)。こっちはちょっと雨鱒っぽい。
 さらに釣り上がると、あっという間に大堰堤まで来てしまった。その手前のプールでライズ発見。こいつを仕留める。しかし、20pくらいの小さな岩魚だった。その後、もう一発ライズがあったが、こっちは一発のみで、全く反応がなかった。まあ、ちょっと早いが今日はこれで終了。一応、大雪湖のインレットの様子も見に行ってみよう。片付けを始めると、雨がポツポツと降ったり止んだり。ちょうど良かったな。
 インレットを見てみたが、いまいち気乗りしなかったのでそのまま終了。本日のお宿、温根湯ホテルを通り越して北見市内まで。ちょっと行ってみたいカフェがあったのだ。しかし、18時に店に到着。入ろうとしたら今日はもう閉店と言われる。食べログには21時までって書いてあったのに(怒)。仕方なく、第2候補の近くのレストランに行ったら定休日。くそっ。もう、候補が無いので、スマホで検索。一番近い「ディアウェンゲン」というカフェで、珍しくハンバーグ・ピラフを食し、お宿へ逆戻り。しかし、こっちの方に来ると、中々お目当ての店に行けないなぁ。





 2015年8月6日(木)/10:00〜12:00、14:45〜17:30/無加川//水温15℃/釣果:虹鱒×4
 二日目。雨である。結構本降り。夜中の間も結構降ったようだ。予報では弱雨になっていたのに・・・。ホテルの前の川を見ると、案の定、濁っている。あちゃー。どうにも、ドライでやるには、雨がキツすぎるのでホテルで待機。甲子園の開会式を見ていたら、9時頃になってようやく雨が止んだ。なんか、すっかりやる気がそがれてしまったが、重い腰というか痛い腰をあげる。上流部の方が濁りが少ないかと思い、15,6q上流の橋から入渓する。しかし、ここまできてもやはり濁りがきつい。ギリギリ釣りになるかどうかって感じだ。他に選択肢があったら敬遠するレベルだな。気温も夏とは思えない。20℃前後だ。
 とりあえず橋のすぐそばをドライで流してみると、いきなり小さな魚の反応があった。おや、こんな濁りでもいけるか?と思ったがその後はさっぱり。下流の方が良さそうだったので、釣り下ってみる。しかし全くノー感じなので、引き返すことにする。引き返す途中、先ほど無反応だったこの場所(写真1)で、沈めれば釣れそうだったので、不本意ではあるが、久々に真っ黒のウェットをアウトリガーで流してみる。2回ほどナチュラルに流しても反応が無いので、今度はスイングさせると、ガツガツというアタリが。おおー、やっぱり居たんだな。22,3pほどのニジ(写真2)。まあ、狙いが的中したのは若干気持ちがいいが、こんな釣り方でこんなサイズを釣りに来たんじゃないわな。ビッグドライでビッグフィッシュだよ。

 お昼休憩と道の駅でのお土産購入を挟んで、午後はちょっと遅めにスタート。少し時間が経てば濁りが治まってくるかと思ったが、そう甘くは無かった。こんな状態(写真3)。ここは、一昨年40位のを2尾上げた所なのだが・・・。おいおい、釣り出来るのかよ?しかし、入渓場所すぐのポイントで、ドライで一投目からいきなりヒット。30p位のニジ(写真4)。おおっ。やる気のあるヤツは居るもんだな。さらにちょっと上で25p位のニジもヒット。お、これはいけるのか?と思ったのだが、その後は釣り上がるも全くダメ。もう17時も回り、また怪しげな雲が近づき薄暗くなってきたため引き返す。入渓地点まで戻り、午前のこともあるので、ここでもちょっと沈めてやってみる。ここではルースニング。数投すると、マーカーが引き込まれた。おや、小さいニジが釣れた。こういう日は沈めた方がいいのかなぁ。でも、私のポリシーに反するからなぁ・・・。
 消化不良気味だが、本日はこれで終了。一度ホテルに戻ってから、近くの蕎麦屋で天丼と蕎麦のセットを食す。なんかパンばかり食ってて、珍しく和食が食べたくなってしまった。さーて、温泉で身体を癒やしますか。







 2015年8月7日(金)/10:00〜14:00/忠別川//水温16.5℃/釣果:虹鱒×9
 三日目。本当は今日は帰るだけの予定だったんだが・・・。一か八か、忠別に寄ってみることにする。しかし、道中の川は結構濁っている。東川に入ってダムの下流、志比内橋から川を見てみると、あちゃー、濁ってる。こりゃダメかな。ダムも真っ白けだ。まあ、美瑛や富良野でカフェ巡りでもして帰ればいいか、と思いながら、一応、いつものダム上流部に行ってみると、あら?全く濁っていないし、増水もしていない。ラッキー。全然問題ないじゃん。
 そそくさと用意をして河原に降り立とうと思ったら、あれ?なんか川が妙に近いな。上流の方を見てみるとすっかり流れが変わっているではないか。どうやら大増水があったようだ。対岸の淵が削れている。しかし、入ってすぐのこの場所(写真1)は、ポイントがいくつも重なって、すごくいい感じ。さて、もちろんビッグドライで第一投。するといきなり魚がアタック。おおっ。前回に引き続き、ここは魚が付いているな。更に数投すると、今度はヒット。しかも、中々強い引きだ。走り回る魚をいなしながら、慎重にネットで取り込もうと思ってケースから引っ張り出したら、網が外れてるー!くそー。仕方ないので岸まで引きずり上げようとしたら、なんとフックアウト。あー、もう!気を取り直して、更にアタック。すると、またまたヒット。しかし、先ほどよりは小さめ。30くらいのニジ(写真2)。さらに順番にポイントを探っていくと、小さめの魚が頻繁にアタックしてくる。こりゃ、結構な数の魚が付いてるな。ここで、30弱位の魚を数尾釣り、すでに1時間以上同じ場所で釣りをしている。そろそろ、場所を移動しようと思い、最後にちょっと流れが強めの場所に、とっておきのイワイ・シケーダを流す。やはり大きめなのは、ちょっと強めの流れのとこじゃないの?と思っていたら、チュポンという小さめのバイト。あら、小さかったか?と思ったら、突如、強烈な引き。おおっと!ちょっといいサイズじゃないの。思った通りいやがったぜ。なかなかのファイトで手こずったが、今度はきちんと直したネットでキャッチ。41pの虹鱒(写真3)。いやー、最終日にしてようやく満足なサイズが出てくれたぜ。
 この場所のひとつ上もいいポイントだったが、こちらは増水の影響で全く水が無くなっている(写真4)。まあ、下があれだけ良くなっていたら、まあいいか。釣り初めは分厚い雲に覆われていたのに、気がつけば青空。油断して半袖出来てしまった。腕が熱いぜ。100mくらい上って、ながい緩やかな淵の続く第2ポイントへ。こちらはそれほど流れが変わっていない。しかし、以前より少し流れが効いて全体的にちょっと良くなっている。前にはこんな緩やかな場所(写真5)にはあまり付いていなかったが、ちょっと流れがあるのでどうだろう?と、大岩の脇にフライを流すと、いきなりガバッと魚が出てきた。すかさずフッキングすると、猛烈な勢いで下流に走りだし、ドラグが鳴る鳴る。おおー、こりゃ、楽しい。1日に何度もリールファイトを楽しめるなんて、久しぶりー!しかし、どんだけ走るんだコイツは。手前まで寄せるのに手間取りそうなので、ちょっと離れた岸際まで引きずり上げた。おー、コイツもさっきのと同じくらいだな。ちょっと大きく見えたが、40.5pのニジ(写真6)だった。
 その後35位を筆頭に小さいニジを数尾釣り、ちょうど10尾目で止めようと思ったが、中々釣れず、既に14時を回っていたので諦めて終了とする。今日は十分に満足いく内容だったしね。やはり、今年から太いティペットに戻したのが功を奏したな。あれだけのファイトでもラインブレイクが無いもんね。しかし、今年の忠別は魚が濃いなー。インレットの工事で心配したのだが、去年よりいいもんな。
 もう、だいぶお昼を過ぎてしまったので、東川の「ラクダカフェ」で軽くスコーンと珈琲で小腹を満たす。その後、ちょっといい気分なので、職場へのお土産に「ロースターコースター」の珈琲を追加し出発。帰る途中、深川の「ムッシュ・サンダカン」で釜炊き銀シャリとソーセージセットを食し、道の駅で米なすやらインカのめざめやらを買って帰路につく。ちょっと機嫌が良くて、財布のひもが緩くなってしまったな。今回の旅、初めはどうなることかと思ったが、終わりよければ全て良しじゃ。まあ、最初から忠別に行けばってのは言いっこなしよ。












 2015年8月1日(土)/8:00〜11:00/ラルマナイ川//水温18℃/釣果:なし
 先週はついにギブアップ。天候も悪かったし、足の痛みが酷く、金曜に遂にMRIを撮って、椎間板ヘルニア死亡を宣告された。まあ、前からだろうけど・・・。病院で薬と大量の湿布をもらい、翌々日には整体と初めての針治療を行った。
 その甲斐があったのか、今週は右足小指の痛みがほとんど出なかった。今日から9連休の夏休みである。中盤には遠出しようと思っているので、リハビリがてら近場のラルマナイの調査に行くことにする。午前中は雨だと言うし、ちょっと遅めに出発。雨ももう上がっている、というか、現場に着いたらもうピーカン照りである。こりゃ、今日も暑くなりそうだ。いつもの場所からいつものとおり釣り下って行く。しかし、前回同様、全く魚の反応が無い。やはり、洪水の影響だろうか?でも、昨年、洪水後に数尾の小物は釣ったのだけどな−。岸際をよくよく見ると、1,2pの小魚の群れが泳いでいる。餌は豊富な感じだけど・・・。釣りきられちゃったか?何にしても、この区間は暫くダメだな。下から釣り人が来たので、そこで終了。



 2015年7月17日(金)/6:40〜8:50/武利川支流その1//水温11.5℃/釣果:オショロコマ×11
 またしても休みを取っての宿泊釣行。我ながら足が痛いのに良くやるわ。今回のテーマは「原点回帰」である。行き先は、丸瀬布にある、昨年たどり着けなかった私のカーティス・クリーク。私がフライフィッシングを始めた場所である。地図で見ても、どの川だったか判らないので、当時の道順の記憶を頼りに目星を付けて行ってみることにする。高速が丸瀬布まで伸びて、ドアtoドアって感じ。2時間半で到着してしまった。目星を付けた川の横を通る林道に入って暫くすると、パトカーが停車していたのでちょっとビックリ。例のあの事件の関係だろうか?まあ、それはさておき、暫く走っていると段々と見たことのあるような景色に。そして、覚えのある別れ道とこの橋(写真1)。あー、ここだ、ここだー!いやー懐かしいったらありゃしない。2000年7月8日以来。15年ぶり。前に来たの前世紀だもの。でも、ここは変わらないなー。かつては、この川が武利川だと思っていたのだが、実はその支流の一つだった。当時はナビもGPSもなく、自分の居場所が確認できなかったので勘違いしてたなぁ。

 ちょっと感傷に浸りながら、釣りの準備。今日は新しいロッド(写真2)のデビュー。名前入り。(ニックネームだけど。)こういう川でやるために買ったロッドだからね。このロッドのためにこの場所にしたってのもあるんだよね。しかし、いい天気だ。本日はこちらも夏日の予報。この川でここまで晴れ渡っているのは、あまり記憶に無いな。さて、まずは定番エルクヘアカディスで橋の下から探ってみる。しかし、反応が無い。あ、そういえば昔もこの橋の辺りはイマイチだったんだ。・・・なんて思っていたら橋脚の淵でヒット。いやー、お久しぶり。サイズは小さいけど丸瀬布産のオショロコマ(写真3)。今年のテーマが一つ達成した。ここのオショロコマの写真を撮ることが、今年の一つのテーマだったのだ。なにせ、このサイトに載せている写真も15年前に撮ったもの。デジカメが出始めの頃のもので200万画素という低画素。そのほかはフィルム写真だからね。最新のもので写真を撮りたかったのだ。

 目的は達したので、後は懐かしんでのんびり釣りをしよう。なんか、こういう気分で釣りをしたのは久しぶりだな。ポイント、ポイントでは20センチ前後のオショロコマ(写真4)が顔を出してくれた。魚影も昔とそんなに変わらないかな。ちょっとした落ち込み(写真5)では一番にいいサイズ。23,4pのオショロコマ(写真6)が釣れた。この川ではこの位が最大サイズかな。過去にはもうちょっとデカいのも釣ってるけど、秋口まで成長を待たないとダメだろうな。まあ、目的は達成したし、他にも色々川があるので、次の10尾目を釣ったら移動しよう。と思っていたらライントラブル。こんがらがってしまったラインをほどいていると、何かラインが動いている。あれ?ちっちゃいのが掛かってる。ちょっと間抜けな釣れ方だったので、これは無し。再度やり直して、11尾目を釣ったところで終了。しかし、見事なくらいオショロコマ一色だったな。かつてもそうではあったが、でも、私の初のフライでの釣果は、この川での尺山女(32p)なんだよね。ホントに奇跡的だったんだなー。あの1尾がきっかけでこんなことになってしまった・・・。私の人生を狂わせた川だな(汗)
 さて、今度は本流の方でもやってみようかな?昨年ちょこっとやっただけだしね。











               /9:30〜11:30/武利川//水温15℃/釣果:岩魚×5
 車で林道を抜け、道道を通って山彦の滝への登山口に到着。ここから先は道路が通行止めでゲートが閉まっているので、ここに車を停めて、ゲートの近くから入渓する。川に出てみると、昨年とはちょっと印象が違うな。やはり、昨年は雨のせいで増水していたんだろうな。上流、下流と見渡してみて、下流の方(写真1)が変化に富んでいて面白そうだったので釣り下ることにする。
 ここはちょっと川幅の規模も大きいので、いつものビッグドライで攻めてみる。ここは岩魚メインのエリアだろうから、岩陰や、流れのよどみを狙ってフライを流すとちょこちょこと反応がある。が、なかなかフッキングしない。魚が小さいのだろうか。それでも暫く粘っているとようやく20pちょいの岩魚(写真2)がヒットした。その後も似たようなサイズを釣ったり、掛けられなかったり・・・。暫くして、ようやく手応えのある魚がヒット。流れもあるので中々の引きごたえだ。上げてみると、本日の最大魚、30ちょいの岩魚(写真3)だった。ん、でも雨鱒っぽい感じもするな。ま、どっちでもいいや。
 この川、規模が結構ちょうど良くて、渓相も変化があるので。じっくり攻めてみる価値があるかもしんないな。下流のダムにはニジもいるので、下流の方に行ったら虹鱒も釣れるかもしんないし。いつになるかは判らんが、そのうちこの川も探索してやるか。もうお昼も近いし、午後もあるので2時間ほどで終了とする。さて、午後はどの川に行こうかな?





               /13:30〜15:00/湧別川//水温21℃/釣果:虹鱒×3、雨鱒×1
 いつものように運動公園でコンビニ弁当を食べ、30分ほど仮眠する。ホント、今日は雲一つ無い青空。気温もグングン上がり26℃くらいになっている。この時間帯はキツいかなとは思ったが、本流の方もやってみたくて早い時間から動き出す。運動公園の脇の砂利道を通って林道の奥まで入り武利川の合流点から入渓。でも、あんまり水質が良くない。水温も20℃越え。こんな状況で釣れるかなーなんて思っていたら、あっさりと20p位の虹鱒が釣れた。その後、湧別川本流に出て、釣り下り似たようなサイズの虹鱒2尾と雨鱒1尾が釣れたが、川が浅く、ポイントも少なく、早々に打ち尽くしてしまった。正直つまらん。昔はもうちょっと変化があったのになぁ。もうここはいいや。移動〜。
               /16:40〜18:00/武利川支流その2//水温14℃/釣果:岩魚×5、オショロコマ、虹鱒
 さて、お次は何処に入ろうか?武利ダム湖も見てみたのだが、既に先客が入った後のようだし、ダブルハンドの準備をするのも面倒くさい。ここは一つ、昨年間違えって入ったあの支流がどんな感じか、様子を見に行くことにしてみる。しかし、もうあまり時間が無い。ここら辺はヤツらのテリトリーだしパパッとやって、パパッとホテルに行こう。
 昨年と同じ、意味のわからない堰堤の所(写真1)から入渓。この堰堤の上で2,3尾小さな岩魚(写真2)を釣っていると、後ろで何やら気配が。パッと振り向くと餌釣りの人が上ってきていた。その人の話を聞くと、下の方でちょっと大きい虹鱒が釣れたそうだ。へえー、下流の方がいいのかなー。
 この場所で数尾釣ったので、一つ上に上ってやってみると今度はオショロコマが釣れた(写真3)。へー、ここにもいたんだ。ここから先はオショロコマのエリアになるのかな。更に数m上ってやってみると、今度は虹鱒(写真4)。あら?なんで岩魚、オショロコマより上流で虹鱒なの?最初に入った支流はオショロコマ一辺倒だったのに、こちらの支流は魚が混在している。不思議な川だなー。さらに上流を試してみようと思ったのだが、ここで、なにやら嫌な臭い。なんか獣臭が・・・。んー、気のせいだとは思うが、勇気ある撤退とする。
 まだ、ホテルのチェックインにはちょっと早いので、この川と武利川との合流点まで下ってみる。何か岸が砂利で護岸されているが、この支流の流れ込み付近でライズが起こっている。イブニングだしな。ライズめがけてフライを投げると、小さな岩魚がヒット。さらに30pくらいの岩魚を釣って、時間も時間なので終了とする。んー、やはり武利川本流をじっくり狙ってみるのも面白いかもな。
 そそくさと片付けをし、本日のお宿、「マウレ山荘」へ。ホントは旭川近郊で泊まろうと思ったのだが、この時期、なかなかホテルが空いていないのだ。ちょっとお高いので、敬遠していたのだが、日帰り入浴しかしたことないので、一度泊まってみるのも良かろうと思ってね。相変わらず温泉はヌルッとしていい感じ。だけど、夕食はコース料理しかなく、食べ終わるまで1時間以上。飯に時間をかけたくない私には性に合わないなぁ。







 2015年7月18日(土)/9:30〜11:30/石狩川支流A川//水温12.5℃/釣果:虹鱒×3
 ホテルで朝食を取り、そそくさとチェックアウト。本日の天気は不安定で午後は雨かもとのことだが、気温は高め。今日はオマケみたいなもんなので、サクッと釣りして、旭川でラーメンでも食って帰ろう。ということで、今年まだ来ていないこの川の下流域でちょこっとやってみることにする。昨年、大物をかけたが転倒してバラしてしまった場所だ(写真1)。しかし、ちょっと水が少ない。掛かってくるのも20pちょいの虹鱒(写真2)。下流に釣り下ってみるが、ポイントがあまり良くない。そのうえ、何度も後ろの草にラインが絡まり、イライラ・・・。さらに絡まったラインを切ろうと思ったら、ラインカッターやらミニナイフを付けていたピンオンリールが無い。フライの交換も出来やしない。あー、もう。やめだやめだ。終了ー。さっさと片付け、旭川まで車をぶっ飛ばす。行こうと思っていたラーメン屋の駐車場が満杯だったので、第2候補の「らーめん蔵」で豚骨塩ラーメンを食って、今回の釣行は終了。一路、札幌へ向かう。しかし、久々にフルで釣りしてしまったので、明日の体調が心配だ・・・。



 2015年7月11日(土)/6:15〜10:15/空知地方T川//水温12.5℃/釣果:虹鱒×3
 6月以降低温が続いていたが、ようやく真夏日近くなるとのこと。天気も雲一つ無い晴れ予報。こんな日は第2ホームのこの川でしょ(写真1)。ようやく清々しい季節になってきたが、私自身の気分は最悪である。右足の痛みが小指から足裏に移ってきて、歩くのに支障が出てきた。なんで、こんなんなっちまったんだ・・・。右足を引きずりながら釣行である。
 草藪になってしまった林道を通り、白樺林を抜け、いつもの場所から入渓。少し水は多いようだが、どクリア。昨年あたりは濁っていることが多く、ちょっと心配だったが・・・。この川は、真夏の青空にクリアな水が気持ちいいのだ。足が痛くなきゃ・・・。まずは昨年、一昨年と良いサイズが付いていた、入ってすぐの対岸のトロ場をビッグドライで攻めてみる。早々に反応があるが乗らない。その後も何度か反応があるが、やはり乗らない。んんー?小さいのか?何度かそんな事を繰り返し、ようやくヒット。しかし、思った通り小さい。20p程度の虹鱒だ。んー、このポイント、今年はちょっと浅い感じがする。だからかなー?
 この場所を諦め、少し釣り上がることにする。足が悪いので、慎重に川を渡って戻り、ようやく浅い川っぷちにたどり着いて、ホッとして歩き出した途端、突然、激痛とともに顔が水浸しに・・・。気がつくと川の中に前受け身状態。右膝と左手の平をしこたま岩に打ち付けていた。痛ーーーっ!自分では右足を前に出したつもりだったのに、出ていなかった・・・。暫くのたうち回っていたが、あんな小物1尾ではこの怪我の代償にはならないので、気力を振り絞って釣りを再開する。
 とはいえ、この状態ではもう長距離を歩くのは無理。普段はあまり攻めない20mほど先のこの場所(写真2)でとりあえず釣り再開。いつもよりは流れがいい感じだし。しかし、流心脇を流してみるが反応が無い。もしかして、もう流心に入っているのか?いつものフライを投げてみると、いきなりヘッド&テールで魚が飛びだした。お、もう夏パターンなのね。しかし、フライを弾かれてしまった。んー、今日の魚は食い方が下手だな。ラバーレッグが邪魔しているのか?しかし、盛夏はビッグドライで釣りたい。というわけで、2つだけ作ってみたイワイ・シケーダに付け替えてみる。蝉も鳴いてるし。すると一発。なかなかいい引きだ。流れに乗られそうになるも、多少強引にキャッチ。やはりティペットを太くしといた方が良いな。35p位のニジ(写真3)。この川のアベレージよりはちょっといいサイズ。まあ、ギリで怪我の代償にはなるかな。
 まだ、何尾か入っているようなので1時間近く粘るが、中々フッキングできず30ちょいが1尾のみ。場を荒らしてしまった。この上のポイントまでは足が持ちそうも無いので、少し早いがこれで終了。さーて、こんな天気のいい日は「かばと製麺所」でぶっかけ(写真4)食わなきゃな。







 2015年7月4日(土)/8:45〜11:00/ラルマナイ川//水温13.5℃/釣果:なし
 金曜日から右足が痛くて仕方が無い。寝れば治るかと思ったが、朝4時に起床したときも治っていなかった。なので、ベッドでゴロゴロしながらどうしようか悩むが、結局、朝7時頃に出かける。先週、遠出したし、この時期の様子が気になっていたラルマナイへ。いつもの場所へ行くも、すでに先客が。珍しい。下流の方に人が見えるので、仕方なく釣り上がってみる。以前は渓相が気に入っていたし、魚も付いていたのだが、昨年の大洪水で今や見る影も無い。案の定、全く反応が無いので戻ってくると、先行者がいなくなっていたので釣り下ってみる。砂防ダム下まで行ってみたが全く反応無し。先行者が居たからか、時期的なものなのか、洪水のせいなのか・・・。定期的に来て検証してみないとダメだな。

 2015年6月26日(金)/6:40〜10:00/渚滑川//水温12.5℃/釣果:虹鱒
 本日休みを取って6月2回目の宿泊釣行。昨年と全く同じ時期だ。ホントはこんな間隔でやりたくなかったが、休める日が決まっているので仕方が無い。目的地は今年初の渚滑川水系。前日の情報では水も下がってきてクリアーとのこと。難しくなってきたとのことだが、私はこういう状態の方が好きなのだ。今回は、入ったことの無い場所を探ってみるのが目的。で、渚滑本流では無くサクルー川探索が主な目的である。
 午前6時半頃到着。なんだよ。天気予報は曇りだったのに小雨が降っているじゃあないか。しかも、ちょっと寒い。とりあえず地図で目星を付けていた場所に行ってみる。しかし、川を覗いてみると、何じゃこりゃ。濁りがきついではないか。ちょっと増水気味だし、川っぷちの林道も崩落気味だ。話が違うではないか。昨晩、結構降ったのか?ちょっとドライの釣りは出来そうな感じがしない。ダメだなこりゃ。仕方がない、本流に変更するか。
 いつもなら6線に行くところだが、今回は未開拓の場所へ行くのが目的なので、人気ポイントの滝西堰堤下流(写真1)に入ることにする。足の状態が悪い私には崖を降りるのがしんどかったが、何とか崖下に到着。やはり、少し濁りが入って増水気味な感じがする。釣りが出来ないほどでは無いが。川は、小さな落ち込みが断続的に続いているような感じで、そこそこはポイントがある。入渓して2番目の小さな落ち込み付近を、いつものラバーレッグパターンで攻めると、何か小さな反応が。更にしつこく流すと、早々に本日1発目。30ちょいの虹鱒(写真2)をキャッチ。しかし、その後が続かない。ドライには全く反応が無い。寒いし(手がかじかんで、こんな時期なのに手袋着用してしまった。)、お腹は痛くなるし、今日の渚滑はいい感じがしないので早々に切り上げ、場所を変えることにする。



               /13:00〜16:00/忠別川//水温14℃/釣果:虹鱒×7
 上川のきよし食堂でラーメンを早めに食し、ホントは明日行く予定だった忠別へ。昨年と同じ工程になってしまったなぁ。なんだぁ?こっちの方は晴れとるじゃないか。今回の旅がポイントの開拓という目的もあるので、今まで入ったことの無い忠別ダム下流の右岸側に入ってみようと思う。ダムと支比内橋の中間ぐらいに駐車スペースがあったので、そこから入ってみる。川に出てみると、わりと開けた場所で流れ込みがいくつか入ってる。なんかイブニングにライズが発生しそうな渓相だな。
 ちょっと川幅も広いので、久々の#5ロッド。昨年はライトタックル化がマイブームだったので、#3メインでティペットも6X、7Xと、どんどん細くなっていった。その結果が多数のラインブレイク。スレたヤマメを狙うんじゃ無いんだから。突然の大物に対応するためにも、今年は以前のように3X、4Xをメインにしていく予定。で、3Xにビッグドライで開始する。真っ昼間だが、結構ライズがある。1投目から20pちょいの虹鱒がヒット。あまりに小さいのはフライを弾いてしまうが、ほぼワンキャスト・ワンフィッシュ。しかし、金太郎飴状態。似たようなサイズばかり。何尾か釣って、ようやく30pちょいのニジ(写真2)が釣れたので、場所替えすることにする。
 イブニングに向けて支比内橋上に入ろうと思っていたのだが、既に釣り人が二人。やる場所が無い。それじゃあ、ということで、いつもの忠別ダム上流に行くことにする。が、しかし、何だこれは。川は真っ白。しかも、結構増水している。どういうこと?下流はクリアだったのに。とりあえずやってみるが全く釣れる気がせん。ダメだなこりゃ。ちょっと早いが、16時で試合終了。東川のオコメシでゆっくりお好み焼きなどを食い、本日のお宿の天人閣へ向かう。明日のために温泉で回復しなければ。しかし、明日は何処に入ろう?



 2015年6月27日(土)/9:20〜11:00/忠別川//水温12.5℃/釣果:虹鱒×3
 ホテルで朝食を取り、そそくさと出発する。ちょっと寝坊してしまったのだ。昨晩考えた末、とりあえず、志比内橋周辺に行くことにする。道中、昨日入ったダム上の様子を見て見る。おやおや。なんだこりゃ。急激に水位が下がっている。しかも笹濁りのちょうどいい状態。しかし、まずは当初の目的地に行ってみる。だが既に先客が二人。うーん・・・。お腹が痛くなってきた・・・。慌てて遊水公園のトイレに駆け込み、踏ん張りながらじっくり考える。ダム下は昨日小さいのばかりだったしなぁ。もしかしたら、上流は昨日の増水で餌が食べられなくて、活性が上がってるかもしんない。でも、昨日の今日だし、新たに小さな堰堤が出来て、魚の遡上に影響が出てないか気になる。うーん・・・。よし、ここは一か八かダム上のいつものポイントに入ってみることにする。
 いつもの駐車場所に車を停め、川まで降りてみる。やはり相当水位が下がっている。岩の水跡からすると50pくらい。上のダムで水量調整でもしたのか?とにかくちょうど良い塩梅だ。入ってすぐの崩れかけの堰堤(写真1)もいい感じ。昨日同様3Xのティペットにラバーレッグパターンのビッグドライを結ぶ。川幅が狭いのでロッドは#3に落としている。まずは、流れ込みの泡の切れ目を流すといきなり魚がアタックしてきた。小さそうだが居るな。よしよし。同じラインをもう一度流すとまたまたアタック。今度はフッキングできた。小さいだろうけどなー。しかし良く引く。中々寄らないなーなんて思って近くまで寄せてみると、わりといいサイズじゃないか。35pくらいのニジ(写真2)。いきなり、昨日の最大サイズよりいいサイズ。さい先いいじゃん。
 今度は堰堤を越えて、複数の流れ込みが入るポイント。下であのサイズが居たとなると、経験上こちらも相当期待できる。魚の出方からすると、そんなに活性は高くないようなので、じっくり粘っこく攻めていると、本日2尾目がヒット。またまた結構強い引き&ジャンプ。先ほどと似たようなサイズの虹鱒(写真3)だった。うん。こりゃ、今日の判断は正しかったな。
 さらに同じ場所で、少しずつポイントを変え流していく。しかし、フライを流している途中でラインがロッドに巻き付いてしまった。何だよ、もー。文句を言いながら巻き付いたラインをはずし、フライを回収しようとリーダーを引っ張ると何やら重い。ん?根掛かりか?と思って思い切り引っ張ると、いきなりラインが走り出した。わー!魚が掛かってるじゃないか。しかも、先ほどの2尾より引きが強い。慌ててラインをリールに巻き取りリールファイト。ドラグがジリジリと鳴る。今年初めてだぁ。中々寄せられずにいると、いきなり魚が方向転換し自分に向かって突進してきた。あわわわ!そして股の間を抜け、後ろの岩の下に潜り込んだ。ティペットを引っ張り魚を引きずり出すと、またまた魚が走り出した。どんだけ暴れるんじゃ。さすがに疲れてきたようで、動きが鈍くなったところをすかさずネットでキャッチ。いやー、てんやわんやじゃ。ティペットを太くしとかなきゃ危ないところだったな。コイツは今までより一回りデカい(写真4&5)。やっと40超えたかなぁ、と思ったのだが1p足りなかった。残念。しかし、まあ楽しませてもらったぜ。情けない釣れ方だったが・・・(汗)。2時間もやってないが、今日はもう十分満足。これで終了とする。
 早くに終了したので、ゆっくり東川を満喫。「ロースターコースター」で早めに昼食をとり、「ゝ月庵」で職場へのお土産を買って帰路につく。今日は1時間半程度でこの釣果。起死回生の一発って感じだったが、昨日休んでまで釣りした意味が無かったような・・・。 










 2015年6月20日(土)/8:50〜11:30/いつもの川//水温14℃/釣果:なし
 さて、1年たってダムの影響はどうなってるんだろう?ということで、ほぼ1年ぶりにホームグラウンドに行ってみることにする。
 午前3時半にアラームをセットし、早めに出発しようと思っていたのだが、一昨日から、原因不明の肋骨痛と右肩痛で、すこぶる体調が悪い。只でさえ足の調子が悪いのに・・・。中々起きれず、結局、現地着は8時半過ぎになってしまった。本日の入渓地点の林道ゲートには、既に車が2台。まあいいや、今日は釣り下ろうと思ってたから。上流は魚影が薄いのはリサーチ済みだし。インレットからここら辺までがどういう風に変化してるか探りたかったのだ。しかし釣り下ろうと思った矢先、下流からルアーマンが。「戻るので、上流どうぞ。」と言われてしまったので、「どうも」と仕方なく釣り上がる。ここら辺は暫く釣れないのよねー。しかも先行者がいるし。案の定、全く生命反応が無い。2時間ほどやって諦める。
 もう少し下流のほうも見てみようと、ひとつ下の橋のあたり(写真1)に入ってみる。10年以上前にリサーチして、ポイントが少なく魚影が薄いのは確認済みだが、もしかしたら変化があるかもしれない。しかし、そんな願いも空しく全く反応無し。ほんと、ダメなっちゃったな。
 帰る前に、以前の入渓場所の様子を見てみようと往復1キロ以上旧道を歩いて行ってみる。うーん、もう昔の面影が無い。ダム湖だ。しかしインレットは何処になるんだ?よくわからん。まあいいや、もう帰りましょ。足も痛いし。でも、やはり、ここに来ると何か落ち着くな。勝手知ったる場所だからなぁ。


 2015年6月13日(土)/8:00〜9:00/尻別川//水温??℃/釣果:岩魚×2
 災厄の日。全ての展開が悪い方へ悪い方へと転がっていく典型的なパターン・・・。
 前回、少し下流をやって全く反応がなかったので、尻別川上流部の最上流に行くことにする。天候は弱雨の予報なので、釣りは出来るだろう。前回は寝坊したが、今回は午前3時半にきっかり起きて現地に向かう。いつもの入渓地点の林道ゲートが閉まっていて、車の方向転換が出来ないので、少し下に停めて、今年初の自転車釣行。
 自転車でゲートに到着。まだ、雨は降っていない。痛い足を引きずり崖を降りて、少し上流の河原で準備を開始する。・・・が、リールが無い!えー!何でだよー!自転車にロッドを縛り付けたときは付いていたのに。なんだよ、もー!何にしても釣りが出来ないので、リールを探しながら車まで戻ることにする。川の中に落ちてたら探し出せねーな。川では見つからず、自転車で林道を探しながら車まで戻る。すると、車のすぐそばに見慣れたリールが!あー、良かった。自転車を止め、リールを拾おうと慌てて自転車から降りようとした瞬間、バキッという音が。ぎゃー!ロッドがー!自転車に縛り付けていたロッドを足で蹴ってしまった。20年来愛用していたダイヤモンドバックのアローストレートのバッド部分がポッキリ・・・(涙)。私がフライを始めた時から使用していた思い出深いロッド。もう二度と手に入らないのに・・・。リールなんか見つからなきゃ良かった。他のロッドを折った時とは比べものにならないショックを受け、暫く放心状態。私の心を表すかのように本格的に雨が降ってきた。
 暫く車の中で放心していたが、ここで釣りをしなきゃ、ただロッドを折りに来ただけになってしまう。雨の中、再度目的地に向かい、1時間後、ようやく釣りを再開する。雨の中ではドライは難しいので、ルースニングで第一投。するとすぐにマーカーに反応が。合わせると今年初の小さい岩魚(写真1)。しかし、この辺りはこれ1尾。魚影が薄い。水温はどうなのだろう?水温を測ろうと思ったら、今度は水温計が無い。は〜〜。
 今度は数m上流の落ち込み(写真2)を流すが、反応が無い。これだけのポイントで反応が無いって事は抜かれちゃってるのだろうか?暫く粘って、先ほどよりも更に小さい岩魚をようやくゲット。もう少し上流に行かなきゃダメかな。しかし、更に釣り上がろうと思った矢先に雨脚が強まり土砂降りに。とても、釣りに出来る状況じゃ無い。増水や林道崩落の危険もあるので、引き返すことにする。車に戻って自転車を積み込み、ウェーダーのまま車を運転して林道から離れ、釣り堀近くの舗装路で着替え。しかし、ここまで来ると雨が止んできた。なんだよ、これ。しかし、もう釣りをする気にはなれず、早々と終了。あーあ、痛い足腰を引きずってまでやっているのに、全然報われない。




 2015年6月5日(金)/7:00〜11:00/音更川//水温10.5℃/釣果:虹鱒×7
 いよいよ6月。本格シーズン開幕だ。これまでは、いわばオープン戦。練習。テストマッチ。なので、釣果の方は二の次だったが、これからはそうはいかん。泥臭くても勝たなければならないのだ。・・・というわけで、週末休みを取って、一泊の予定で帯広方面へ。ホントは中旬に休みを取りたかったが、来週も、再来週も金曜日は会議なので、仕方なくである。しかも、天候は昨日から雨で低温。十勝岳では雪が降ったそうな。当初は渚滑へ行くつもりだったのだが、道北方面は危険な感じがしたので、急遽変更したのである。
 午前3時半過ぎに出発。札幌は暴風雨である。大丈夫かな?第一の目的地は音更川。だって、勝ち星(=さかな)が必要だから・・・。ここなら確実に釣れるでしょ(汗)。こちらは多少風が強いが雨は降っていない。しかし、ちょっと川が濁っているし、5月の高気温が嘘のように低温だなぁ。昨年入った上流部のさらにちょっと上流の橋(写真1)から入渓。プールの先に、小さな落ち込み。おあつらえ向きのポイントだ。今日からは、ビッグドライを解禁。ラバーレッグのいつものパターンを放り込むと、すぐに反応があった。しかし、掛からない。再度、流すとまたまた反応が。しかし、またしてもヒットしない。うーん。魚が小さいせいもあるが、どーも、魚の動きが鈍い感じがする。昨日からの雨で急に水温が低下でもしたのかな?それでも、数回目でようやくヒット。17,8pの虹鱒。ここで数匹小さいのを釣って釣り上がる。すると、またプールと小さな流れ込み。ここで暫く粘ってようやく20ちょいの虹鱒(写真2)を含む数尾を釣る。しかし、やはり食い込みが悪い。フライが大きいせいかとも思ったが、サイズダウンしても同じ感じ。やはり活性が低いのかな?このポイントに見切りを付け、また上流へ向かう。すると、またしてもプール&流れ込み(写真3)。ここら辺はこういう感じなのかー。同じような景色が続くので、場所変えでもしようかなーなんて思いながら考え事をしていると、何やら「ドボン」という音が。今までよりはちょっと大きそうなライズだな。よし、コイツを釣って締めよう。と思ったが、中々反応が無い。時折アタックしてくるのは20p前後。それでも、粘りに粘ってようやくヒット。これまでより少し大きめ。ようやく尺越え(写真4)。狙った獲物を確保したので、午前の部はこれで終了。こういう大場所が続くと、粘りがちになってしまうので思ったほど広く探れなかったな。駐車場所まですぐだった。
 昼飯は「緑のたぬき」。・・・と思って持ってきたのだが、あれ?水が無い。あ、キッチンに忘れてきた。仕方ない。近くのカフェでランチと洒落込みますかぁ。







              /15:00〜16:20/然別川//水温13℃/釣果:虹鱒×たくさん
 割と近くにある「カフェ・ブーオ」で昼飯。食べログに書いてあった住所をナビに入れて向かったのだが、その場所には何も無く、暫く彷徨ってしまった。思わぬ時間ロス。
 午後の目的地は然別川。堰堤がいっぱいあってあまりロケーションが良くないのは判っていたが、前回、上流に行きすぎて、きちんと川を探れなかったのでやってみたかったのだ。適当な橋の横から川沿いの道を走り、川を見て回る。まず、最初の堰堤。ふーん、あまり見たこと無い形だな。この先は?また、同じ堰堤。次は?またまた同じ堰堤。・・・なんじゃこりゃ。ずーっとこのパターンが続き、まるで同じ場所をループしているような錯覚に見舞われる。場所を決めるきっかけがつかめない。しかし、もう自衛隊の敷地横まで来てしまい、川までスロープも付いていて入りやすそうだったので、そこから入ることにする。
 さて、こんなマンメイドだらけの川はどうなんだ?まず定石通り、堰堤の流れ込み周辺にキャストしてみる。すると一発。小さい虹鱒(写真1)。さらにキャストすると、小さいがまたまたヒット。もう、1キャスト1フィッシュ状態だ。サイズは小さいが、活性も高く、魚影も濃いなー。音更とはずいぶん魚の反応が違うな。もうここはいいや。この上はどうなっているのかな?痛い足を引きずりながら堰堤をよじ登り、上流に向かうと、・・・また同じ堰堤だ(写真2)。無限ループだよ。ここでも、小さい魚が1キャスト1フィッシュ。もう、いい加減うっとうしくなってきた。しかし、ラストと思って投げたフライに、ようやく今までよりワンサイズ大きめのニジ(写真3)がヒット。30ちょいだな。キリもいいし、ここの景色にも飽きてきたので、本日はこれで終了とする。
 車まで戻って片付けを終え、ふと振り向くと、大きな馬の顔が・・・。うわっ!この道路は乗馬コースだった。あービックリした。一路、帯広に向かい、トテッポ工房で職場へのお土産を買い、帯広駅の「ぶたはげ」で豚丼を食し、帯広での定宿「北海道ホテル」へ向かう。





 2015年6月6日(土)/10:30〜12:30/岡春部川//水温11℃/釣果:なし
 帯広の朝。まぶしい青空。しかしこれから昼に向かって下り坂で雨らしい。本日はどうしようか?「バードウォッチカフェ」で朝食を取りながら考える。また、帯広川でも探ってみようかなとも思ったが、雨が降るようだし、当初考えていたとおり、春先に行った岡春部川をチェックしに行くことにする。前回、ほとんど探索が出来なかったからだ。
 前回行ったところより、更に上流まで林道を走る。しかし、路肩の陥没、落石、倒木で非常に怖い。なんとか林道の最後まで到着し、そこら辺を探ってみることにする。しかし、川も浅くポイント的にイマイチ。少ないポイントを粘っこく探ってみるが、全く反応が無い。ダメだなこりゃ。林道の状態も気になり、帰り道がふさがったら嫌なので、短時間で終了。もっと下流の方に行ってみることにする。川の様子を見ながら川沿いの道路を走り、結局、沙流川合流点の近くの橋から入ってみる。しかし、ここでも全く生命感が無い。ダメだこりゃ。これ以上やるのは時間の無駄。今回の釣行はこれにて終了とする。
 
 ・・・そうそう、今回の釣行からデジカメが変わってます。オリンパスのTG−4。ようやくオリンパスから私の満足する防水デジカメが出てくれた。一匹狼にはインターバル撮影は必須なのだ。しかも、スマホをリモコンにできるので、これから自撮りが増えるかな?ついでに、ベストもショルダーバッグに変えました。なんか着ぶくれして動きにくいし、雨の時、レインジャケットを上に羽織るとキツキツなんで。

 2015年5月30日(土)/8:45〜11:00/尻別川//水温10℃/釣果:なし
  昨年、この時期に尻別川に行って、状況がいいのに全く魚の反応が得られなかった。今年も同じ時期に行って、状況がどうなのか、確認することにした。しかし、朝早く行って一番乗りしようと思っていたのに、目が覚めたらもう6時。テンションだだ下がりである。しかし、他にもアッチ方面に目的があるので、ダラダラと目的地に向かう。
 着いてみると、案の定、山菜ハンターの車が多数で、林道の最奥は駐車場所が無い。しぶしぶ、ちょっと下流から釣り始める。ここも、これまで釣果が無い訳では無いので、いれば釣れるはず。しかし、全く反応が無い。そこそこ暖かく、水も適量で綺麗、虫も結構ハッチしている。ロケーションは最高。なのに、釣れん。どうなってんだ?この川はこの時期はダメなのだろうか?それとも魚が抜かれちゃったのだろうか?うーん、わからん。
 もう、やる気が萎えてしまったので、終了。もう一つの目的を果たすために、一路ホッと喜茂別に。この時期の喜茂別といったらアスパラ買うしかないっしょ。2,500円分もアスパラを購入し帰札。さーて、今日はアスパラの豚バラ巻きフライだ!

 2015年5月23日(土)/14:00〜16:40/ママチ川//水温14℃/釣果:山女×2、ブラウン×2
 あー、足が痛い。痺れる。まったく足が治らない。釣りにも支障のあるレベルだ。ウェーディングシューズでキツキツに締めると明らかに良くなさそうだ。行こうか、行くまいか、家でうだうだしていたら、午後からのスタートになってしまった。(途中、ラーメン食いに行ったせいもあるが。)
 この時期遠出してもリスクがあるので、何処に行くかもイマイチ決められず、何となくラルマナイに向かう。しかし、いつもの場所に人が入っていたため、そのままスルーして漁川に向かう。しかし、見た感じあまり良くなさそうなので、そのままママチ川まで来てしまった。
 スキー場の辺りに入ろうと思ったが、交通量が多くて落ち着かないので、上流の何かの施設の辺りから釣り上がることにする。水温はすっかり適温になっているが、魚の反応はイマイチな感じだ。相当、人が入っているのだろう。ほとんどライズも見られない。最初はCDCカディスで新子ヤマメ。その後はライズも無いのでビーズヘッドのカディスピューパに変えて、少しサイズアップ(写真1)。暫くはまた反応が無く、日が傾いてきてから、こんな場所(写真2)でようやくライズを発見。カディスピューパを何度も流して、何とか釣れたのは、口が傷ついた小さなブラウン。なんだかなー。この川のブラウンはまともなヤツが居ないのか?
 暫くここで粘っていると、対岸っぷちにまたまたライズ発見。さっきより大きそうだ。ドライに付け替え数回流すとようやくヒット。20p位のブラウン(写真3)。お、コイツは五体満足だな。この川で初めてまともなブラウン。まあ、キリもいいので、これで終了にする。
 なんだか、消化不良な感じだったが、帰り際にタラの木が多く生えている場所を見つけた。もう、タラの芽は無かったが、来年の楽しみができたので良しとしよう。






 2015年5月9日(土)/8:00〜10:30/ラルマナイ川//水温9.5℃/釣果:なし
 GW後半から足の痺れや指の痛みが酷く、本日は整体に行くためあまり遠出は出来ない。仕方が無いので、この時期釣れないラルマナイへ。(行かないという選択肢を思いつかなかった・・・。)昨年試してみてダメだったので、最終確認だ。昨日雨が降ったせいか、雪代か、川は笹濁り状態。いい感じに見えるんだけどなー。いつもの場所から入渓し釣り下る。昨年の記録的集中豪雨のせいで、お気に入りだった上流側はもうダメだ。護岸工事も入っている。下流にしても、昨年爆釣したポイント(写真)は、すっかり魅力が無くなっている。これは、夏場に向けて、新たなポイントのロケハンだな。案の定、全く魚の気配が無い。しかし、夏場には居るのに、この時期どこに行っているんだろう?上流も下流も砂防ダムで魚の行き来は出来なさそうなのに。放流なのだろうか?
 魚は釣れなかったが、2,3夏場のポイントを確認できたので、短時間だが終了。帰りにラーメン食って整体に備えよう。体調もよろしくないし、まだ本番前だし、来週は家でフライまきまき、準備してた方がいいかなぁ?

 2015年5月1日(金)/11:00〜12:00/岡春部川//水温9℃/釣果:なし
 珍しくGWに宿泊釣行。本日休みを取り、引き続き小河川探索。目指すは沙流川支流群。お隣の鵡川支流はもう釣りが出来る状態だったので、こちらもいけるだろうと高をくくっていた。・・・が、全く違っていた。初夏のような暖かさだが、よく考えたらまだ5月になったばかりなのよね。
 岩魚系の魚が釣りたいって事で、第一目標は岡春部川(写真1)。しかし、雪代による濁りと増水。ダメだこりゃ。ということで今度は岩内川に行ってみるが、何じゃこりゃ。川岸が土石流で埋まっとるうえに、林道はダンプだらけ。当然、雪代による増水も。こりゃ釣りの出来る環境じゃ無い。ということで、今度はニセウ川に行ってみるが、こちらもダメ。唯一出来そうな支流には既に先行者。そんなこんなで、もう一か八か岡春部川に戻って竿を出してみる。しかし、どう見ても釣れそうも無いうえに、強風で非常に釣りづらい。1時間ほどで終了。彩未のカップラーメンを食って、午後の計画を練ることにする。

              /13:45〜16:00/パンケウシャップ川//水温13℃/釣果:山女×7
 午後。今度は上流の千呂露川の支流、ペンケユクトラシナイ川を目指す。しかし、こちらも増水と濁りでダメだ。うーん、どうしよう。もう、残りはここしかないので、鵡川の支流のこの川へ(写真1)。町中に近いし、ずっと国道沿いを流れているので、あまりここにはしたくなかったが。
 日高の町中近くの橋の上から川を覗いてみると、今回の旅で初めて濁りの無い流れ。おっ、一応釣りは出来そうだが、魚はいるのかいな?水温は13℃。ドライで行けそうだが、ここは、最近好調なニンフィングでいく。入って早々に、ようやく今回の旅での1尾目。ちび山女のお出ましだ。やっぱ、山女か。町でウリにしてるもんなぁ。釣り上がっていくと、小さな山女がポツポツ釣れた。ほとんどが15,6pだが、中には22,3pの山女(写真2)もちらほら。(一番大きいのは写真取り損ねた。)
 釣り上がっていくと、突然、砂防ダムが現れた(写真3)。あちゃー、こりゃ魚が上るのは無理だな。この上には魚がいるのだろうか?ダムを乗り越え、少し釣り上がってみたが全く魚の反応が無くなった。チャラ瀬が続き、ポイントらしいポイントもないしダメだな。少し早いが、ホテルのチェックインが早いので、本日はこれで終了。本日のお宿、「日高高原荘」にチェックイン。
 そして、本日のもう一つの目的、平取の「じゃんけんぽん」で平取和牛のハンバーグを食すため、25q先まで車を飛ばす。先週、どちらにしようか悩んだのだ。2週続けて平取和牛。ちょっと贅沢かな?
 




 2015年5月2日(土)/9:45〜12:00/ニセイパオマナイ川//水温9.5℃/釣果:なし
 朝、非常に冷え込んだが、本日も晴天なり。20℃越えの予報。昨日の夜、地図とにらめっこして、悩んだあげく第1候補にしたのはニニウ川。しかし、その計画はもろくも崩れ去る。上流も支流も濁りまくりだ。やはり、規模が大きい川は雪代の影響が大きい。
 さて、どうしよう。ここに来る途中のニセイパオマナイ川は割と濁りが少なかったので、行ってみることにする。まだ、道東道が繋がっていないとき、夕張から占冠に向かう途中、いつも気にはなっていたのだ。でも、こんな道路沿いの川だしなぁ。車を停められそうなスペースを見つけ、そこから川に下っていく。道路から見た感じでは、結構良さげに見えるのだが。
 川に降りてみると(写真1)、ちょっと増水気味かな。ちょっと水温低めだが、まあまあ釣りになる温度だ。しかし、魚がつきそうな場所がイマイチ少ないなぁ。ここでもルースニングで釣り下ってみたが、まったく生命反応が無い。魚がいないのかなぁ。ここに居なけりゃダメでしょってポイントでもさっぱり。ダメだなこりゃ。
 仕方なく車に戻り、今度は一気に274号線より上流の方(写真2)に行ってみる。しかし、上流はチャラ瀬っぽい感じのところが多く、更にポイントが少ない。30分ほど竿を出して、すぐに諦める。もうヤメたっと。どうして、泊まりの釣行はいい結果が出ないかなぁ?
 今回は場所の選定をすっかり誤ったな。今年の異常な暖かさのせいで、もう6月始め位の感じで場所を選んでしまった。いくら暖かくても、雪代の影響はそれなりに残るよな。なんか感覚が狂ってきた。数年前まではこの時期釣りしてなかったもんなぁ。まあ、でも色んな川を見て回れたから良しとしよう。今回は探索目的だからね。夕張の「のんきや」で塩ラーメン食って帰ろうっと。




 2015年4月25日(土)/7:30〜11:30/似湾川//水温6.5〜11℃/釣果:山女×8、う○い×2
 先週は余り天気が良くないとの予報だったので、静養のため休止。(結局、そんなに悪くなかったが・・・。)今回は3月末に魚を確認しながら、仕留められなかったこの川にリベンジ。もうそろそろいい頃合いだろう。正体を確認しないとスッキリしない。昨日降った雨による水温低下が気になるが、今日も晴れ予報。時間が経てば水も温むだろう。
 午前7時過ぎに現地到着。下流の方はアチコチ車が停まっているので、人気河川なんだなぁと思っていたら、ほとんど山菜採りみたいだ。前回の場所も空いていた。もう、すっかり雪は無くなっている。これなら、雪代による水温低下の心配はなさそうだが、水温は6.5℃。前回よりちょっと下がってる。やはり昨日の雨の影響か?まあ、晴れているし、これからどんどん上がるだろう。
 前回見つけた魚は水面に反応していたので、とりあえずアダムス・パラシュートで始める。すると、あっさりチビ山女(写真1)をゲット。やはり山女の川か。前回の正体不明魚も山女かな?気をよくして釣り上がるが、反応が無い。そんなこんなで、前回のポイント(写真2)に到着。ここで、あまり虫も飛んでないし、マッチ・ザ・ハッチって感じじゃ無いので、ビーズヘッドニンフのルースニングにチェンジ。岸際のエグレに沿って流すとインジケーターが引き込まれた。お、遂に仕留めた。さーて、正体は何だろう。げっ、う○いではないか。この間見たのはこれか?うーむ・・・。気を取り直して、もう一回。すると、今度はインジケータがピタッと止まったので、すかさずアワセを入れると、またまたヒット。また、うぐ○か−?と思ったが、ローリングしている。およ、なかなかの山女ではないか(写真3)。よしよし、やはり前回のやつはコイツだったか。これで、今回の目的は達成ー。でも、まだ魚がストックされていそうな感じなので、まだここで粘ってみる。この後、う○い、山女、山女、山女って感じで釣れたので、この場所はもう十分。釣り上がることにする。ここで再度水温を測ってみると、なんと11℃。この短時間で4℃以上上がっている。上流の方が水温高いのかな?しかし、ライズないし、アタリも居食いっぽく、魚の活性は上がりきってない感じだ。今日の夕方は爆発するかもね。
 そんなこと考えていたら、いかにもって感じのポイント(写真4)が現れた。間違いなく、ここにはいるだろう。フライを落ち込みの白泡の中に打ち込み、流心脇を流すとまたまたインジケータが引き込まれた。よし。狙い通り。気持ちーねー。100点フッキング。しかも、本日最大だ。25弱の綺麗な山女(写真5)だ。満足じゃ。これより上流はヘアピンカーブが続き、川も細くなってきて、そのうえ右足の痛みが酷くなってきたので林道に上がって戻ることにする。
 車まで到着。あまりの足の痛みに、これで終了しようと思ったのだが、下流への好奇心が勝って、1尾釣ったらやめることにして、また川に入り直す。そして、20ちょいの山女を釣って、正午近いので終了。なかなか、面白い釣行だった。足の痛みを除いて・・・。十分満足できる釣果だったので、自分へのご褒美に、前々から行きたかった平取の「くろべこ」で和牛ステーキ&ハンバーグセットを食して本日の釣行を終了する。










 2015年4月11日(土)/8:15〜11:00/ママチ川//水温8.5℃/釣果:ちび山女
 今週は、水、木と仕事で日をまたぐ残業。金曜も夕方から会議で、治りかけていた足の痛みが再発してしまった。それでもレッドブルを飲んで釣りに出かける。しかし、さすがにダメージが残っているし、先週までよりも気温が低い予報なので、あまり遠出はせず、先週の続きをやることにした。しかし、千歳まで来ると雨がパラついている。ええーっ。今年初の悪天候。札幌は晴れ間も見えていたので、まさか雨が降っているとは思わなかった。この時期の雨はマズいだろー。
 まあ、来てしまったものはしょうが無いので、先週上がったところから始めようと上流に行ってみると、既に先行者。仕方ないので釣り下ることにする。水温は先週と変わらない。しかし、明らかに魚の反応が悪い。やはり日が照ってポカポカしないと魚の活性が悪いのか、誰か入った後なのか・・・。こんないいポイント(写真)でも、全く反応無し。結局、チビ山女を1.5尾(1尾はキャッチ。1尾は合わせた勢いで後ろに飛んでいってオートリリース。)釣ったところで、本日は終了。さすがに疲れも残ってるし。先週どちらに行こうか悩んで、行かなかった「カレーのチカラ」で、またしてもカツカレーを食って帰路につく。


 2015年4月4日(土)/9:45〜12:45/ママチ川//水温8.5℃/釣果:山女、ブラウントラウト
 昨日は強烈な風と雨。天気は良いという予報だが、一晩中吹いていた強い風がまだ残ってるだろうから、ゆっくりめのスタートである。2週続けて「ボ」だったため、今日は魚の姿を見るために、小河川巡礼第2弾で、ママチ川に行くことにした。
 天気はまたしても晴れだ。なかなか良いサイクルだ。ハイシーズンでもこれが続けばいいのだが・・・。しかし、気温はこれまでよりもちょっと低く、まだ少し風が残っている。昨年の最後と同様に下流域に入ろうと思ったのだが、既に車が停まっていたので、上流に向かう。途中にも人が入っていたため、結局、林道が通行止めになっているちょっと手前(写真1)から始めることにする。水温は8.5℃。これなら十分釣りになりますな。とりあえず、いつものようにビーズヘッドニンフのルースニングでアタックする。暫くして本日1尾目。ちっちゃい山女(写真2)が釣れた。ウーム・・・、やっぱり上の方はこんな魚ばっかしかなぁ。
 続いては、こんなカバー手前(写真3)を流してみる。すると、またしても魚がインジケーターを追いかけてきた。おっ、これならドライでいけるじゃないか。ということで、フライチェンジ。何度かフライを付け替え、アダムス・パラを対岸の倒木スレスレを流すと、底の方から魚が飛び出してきた。お、さっきよりはいいサイズ。なんじゃらほい?と思ってあげてみると、17,8pのブラウン(写真4)。おー、こんな上の方にも居たのか。本命ゲットだ。
 なんとなーく、魚の付き場が判ったので、似たような場所を順々に攻めていく。今度はTMC200Rに巻いたCDCフローティングニンフ。なんか、ゲイプの幅が狭くてフッキングが心配だなぁ、と思っていたら、先ほどと同じように魚がヒット。しかし、寄せようと思った矢先にフックオフ。あちゃー、心配が現実になってしまった。フック選択を考え直さなければ。
 今日は2,3時間で終了と思っていたのだが、案外、魚の反応が良いのでもう少し粘ろうかな、なんて考えていたら、木の枝に引っかけてリーダーが切れてしまった。もう12時半過ぎ。キリがいいので、ここで終了にする。千歳の「かつふじ」でカツカレーを食って帰路につく。








 2015年3月28日(土)/8:00〜9:15/イエナップ沢川//水温4℃/釣果:なし
 今日も今日とていい天気。気温も15度近くになる予定。例年より2〜3週間、春の到来が早い感じだ。こんだけ暖かいと、雪の少ない太平洋側の小河川ならいけるかなぁ?なんて思って、昨年やって面白かった小河川巡礼を敢行する。今回の目的地は鵡川の支流だ。余り小さな川だとやりにくいので、支流の中でも、多少は大きそうな所に的を絞る。まずはこの川。
 来てみると、まだ雪が結構残っている(写真1)。もう、雪は無いかと思っていたのだが、ちょっと見当違いだった。しかも、ちょっと浅すぎるなぁ。深場が無い。しかも、水温が4度。だめだなー、こりゃ。1時間ちょいやってみたが、全く反応が無いし、魚が居ないので場所替え−。

 2015年3月28日(土)/10:00〜12:30/似湾川//水温7℃/釣果:なし
 ホントはこっちが本命だったのだが、遠いところから順に攻めようと思って。他の支流も見たかったし。川沿いの林道を車で走ってみるが、川は結構下の方だ(写真1)。夏場だと藪漕ぎが大変そう。走っていると、ちょうど車を停められるスペースがあったので、そこから川に降りることにする。ここも、そんなに広い川ではないが、けっこう魚の付きそうなポイントは点在している。しかも、水温が7度。同じ川の支流なのに、これほど温度が違うとは。これなら居るかもしんない。
 しばらくは反応も無く、やっぱ早かったかな、なんて思いながら、こんな場所に到着(写真2)コンクリートブロックで護岸されてて、流れも緩めで、岸沿いに岩盤のえぐれがある。こりゃ、この時期いるとしたらここだな。ルースニングで2,3回流してみると、何やら水中に白い影が見えたような気がした。おや?再度流してみると、また影が!間違いなく魚だ。どうも、またしてもインジケーターに反応しているようだ。そこで、ドライをとっかえひっかえし、アダムス・パラを流したときに、先ほどとは違う場所からゆっくりと魚が食いついてきた。来た!と思って合わせたが、何故かすっぽ抜け。しかも、手前でもその魚に反応して魚が飛び出してきた。最低でも2尾はいる。くー。その後、更にフライをとっかえひっかえしてアタックしたが、反応が無かった。スレてるのか、活性が低いのか・・・残念。
 気がつけば、1時間以上ここで粘っていた。もう正午過ぎで腹も減ったので、これくらいにしておこう。釣れなかったが、なんか楽しかったなー。あと2週間後くらいがちょうど良いかも。なんせ、まだ3月だからなー。今年の暖かさは季節を錯覚させるぜ。





 2015年3月21日(土)//8:15〜10:15/余市川//水温4℃/釣果:なし
 少し腰の調子が良くなってきたので、マッサンに会いに余市へ。今日もいい天気。二回連続天気に恵まれているが、雲一つ無い青空(写真1)で、朝は相当冷え込んだ。護岸には霜柱がいっぱい。(久しぶりに見た。)河原も凍りついている(写真2)。まあ、時間の経過とともに気温は上がるだろう。10℃くらいにはなりそうだ。
 初めは鮎見橋の辺りに入ろうと思ったのだが、この時期にやるには少し流れが強いような気がして、有名な体育館裏の対岸に入る。一転、こちらはずいぶんと流れが弱い。水温を測ってみると、4℃。ガクッ。テンションだだ下がりである。いくらなんでも冷たすぎるな−。気を取り直して、ロッドを繋げたら、先っちょが無い!振り出しに戻る。
 車から先っちょを取ってきて、組み立て。ダブルハンドのシンクティップで投げてみるが、いきなり根掛かり。流れが弱くて、これじゃ重すぎる。今度はフローティングのティップに変えて投げてみるも、生命反応が感じられん。2時間ほどやってみたが全くダメ。そのうち、腰と右足の指に痛みが出てきた。うへー、だめだこりゃ。早めに見切りを付け、これで終了。
 せっかくここまで来たので、ランチと温泉でも楽しみますか。





 2015年3月7日(土)/9:15〜11:15/勇駒別川//水温13〜15℃/釣果:虹鱒×7
 皆様、お待たせいたしました。いよいよ2015年シーズン開幕です。体調の方は最悪。昨年のシーズン終了時より悪い箇所が増えているのだが、またしても開幕戦が早まってしまった・・・(汗)。だって、今年は暖冬なんだもん!・・・ホントは来週辺りにしようかと思っていたのだが、法事があってできないので1週早まってしまったのだ。
 今シーズンの開幕戦は、前々から目を付けていた勇駒別川。温泉が流れ込んで水温が高く冬でも釣れるという噂なので、真偽のほどを確かめに行くのだ。あと、日帰り温泉も・・・。
 札幌から東川まで、道路にほとんど雪は無く快適、快適。やはり、今年は春が早いな−、なんて思っていたら、目的地に近づくにつれ、どんどん冬景色に。そうでした、旭岳の麓、標高も1000m近いのでした。辺りは完全冬(写真1)。スキーヤーやボーダーがいっぱい。なんか場違いな感じだが、入ろうかと思っていた上流の橋にはすでに先行者が。物好きは居るもんだなー。なので、ちょっと下流の勇駒荘の脇から入ることにする。
 予報ではずっと曇りだったが、どぴーかん。いー天気だ。気温も段々上がってきた。しかし、雪が多くて全く川が見えん。でも、誰かが入った足跡(写真2)が付いていたので、それをたどって雪中行軍。何とか川に降り立った。細い川だとは思っていたが、思っていたより更に細い。小川である。こんなとこに魚居るのかな−?とりあえず噂通りなのか水温を測ってみる。おおー!?手を入れると生ぬるい。13℃もあるぜ。川底の藻は青々しているし、川だけ春だなー。なんとも不思議な感じだ。とりあえず、この日のために数十本巻いた#16のビーズヘッドニンフを結ぶ、むす・・、む・・す・・、あー、くそ!身体だけでは無く、ここ1、2年で目の方も急激にダメになってきたのだ。アイにティペットを通すのは、ほぼ、長年の経験と勘である。
 何とかフライを結び、いよいよ今シーズンスタートである。上は人が入っていたので、釣り下ることにする。しかし所々雪庇ができていて中々歩きづらい。まったく反応が無いまま、雪庇で行く手を阻まれて、仕方なく引き返すことに(写真3)。うーん、やはりそう簡単には釣れないのだろうか?と思いながら最初に打った場所(写真4)に戻ってくると、ボチャンという水音が。ん?何かな?と思ってフライを流すとグングンというアタリが!しかし、アワセきれずにバラシ。あー、くそー!最初で最後かもしんないのに・・・と思ったが、よく見ると、川のあちこちで波紋が。ええー?もしかして、ライズ?目視できないが何かがハッチしているのか?それじゃあ、バブルラバーウイングの黒いスペントミッジを流してみる。すると、バシャッと魚が食いついた。しかも思っていたより引きが強い。場所が狭いし、木の下に潜られたりで、駆け引きを楽しませてもらった。ようやく木の下から引き釣り出すと、今シーズンの1発目は17、8pの虹鱒でした(写真5)。その後は人差し指サイズがパンパンと立て続けに釣れ、2時間あまりで合計7尾。こんな雪の中でマッチ・ザ・ハッチの釣りが出来るとは。今年はさい先いいな。十分満足したので、これで終了。頭上にある温泉に入って、冷えた身体を温めよーっと!












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