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 今年は例年になく、多くの川に行った。いつもの川をはじめ、渚滑、阿寒、尻別、忠別、支笏湖、T川、A川。そして、行ったことのある川でも、まだ、攻めたことのないポイントを重点的に回った。そこで気づいたのが、初めての場所で1尾釣ると、行き慣れた場所で釣るよりもテンションがあがることだ。次の場所はどうだろう、次はどんなのが出てくるんだろう、という期待感が膨らみ、とてもワクワクするのだ。「なるほど、オレって、こういう探険・探索っぽいことが好きなのか。」
 それ以来、こういう方向性で釣りをするようになると、次の釣行が楽しみになり、無性に釣りに行きたくなった。しかも、今年はサイズこそ威張れるものはないが、8割、9割の確率で魚に会えたし、数も相当釣れたと思う。その点では、今年の釣りは、私の理想に近い釣りができたんではなかろうか?なんか、マンネリ化していたのが、一気に目の前が開けた感じだ。これで、サイズが・・・。いやいや、それは言うまい!来年もこんな釣りができればいいです。皆さんも、ちょっと視点を変えてみると、マンネリを打破できるかもよ。
 そんな訳で今年は満足です。来シーズンは札幌からお送りします。

 2007年10月27日(土)/7:00〜12:00/いつもの川//水温7℃/釣果:なし
 もう雪の便りがちらほら。今年の釣行もヘタするとこれが最後と思い、シメにいつもの川へ行く。今日はこの時期にしては気温が高く、15℃位ある。カゲロウのハッチも多少あった。しかし、なにぶん水温が低い。ちょっとドライじゃきつい感じなので、行きはウェット、帰りにドライを試してみることにする。落ち葉も一通り流れきって、川は綺麗だが、やはりこの水温では全く反応がない。やっぱだめか〜。最後は釣って終わりたいんだが、毎年こんな感じで終わっちゃうな。チャンスがあったらもう一回どっか行くかなぁ。

 2007年10月20日(土)/6:00〜10:00/忠別川/のち/水温8℃/釣果:なし
 先週は、雪が降るかも、との予報だったので、ツルツルの夏タイヤを履いていた私は、釣りを断念。今週も同僚の結婚式が昼から入っていたが、どうしてもロッドを振りたくて、家から30分程度でいける忠別川上流へ行ってみる。午後からは雨が降るとの予報だったが、釣りをしている間は何とかもちそうだ。こんなに近くの川なのに、旭川にいる間一度も試してなかったので、どこがポイントかいまいちわからないが、とりあえず上流の方にいってみる。車を走らせていると、景勝地の「大岩」の辺りに車が停められる場所があったので、そこから入る事にする。ここに来る途中に「10/20熊出没」と看板があったが・・・。ま、いっか。川の流れはなかなかいい感じ。しかし、入りやすい場所なので、結構、釣り人が入っているようだ。更に、水温も低く、あまりいい状況じゃない。良さげなポイントはあるのだが、反応が皆無だ。4時間ほど粘ってみたが、さっぱりダメだった。しかし、もう一度ベストシーズンに試してみたいな。釣果がないので、旭川の紅葉をお楽しみください。

 2007年10月7日(土)/6:00〜12:00/いつもの川//水温11℃/釣果:虹鱒
 先週も、先々週の土曜日もいつもの川に行ったのだが、夏場の渇水とは正反対の大増水。天気が良くても釣りにならん。9月の後半からは雨が多く、さっぱり水が引かない。しかし、もうそろそろ回復している頃だろうということで行ってみる。川は水が引いて、多少濁っているがようやく平常時の水位に戻ったようだ。さっそく釣り始めるが、反応がない。水温は9度とちょっと低い。まだ水が引いたばかりで川底が安定していないような感じもする。反応がないまま、滝の辺りのポイントまで来たところで、やっと反応が。しかし、一度フライにアタックしてきただけで、あとはさっぱり。仕方がないのでどんどん釣り下っていくが、途中の支流から白く濁った水が入って、下流の方はちょっとキツイ状況だ。一応、いつものコースを最後まで下ってみるが、どんどん濁りがきつくなり、まったくダメ。諦めて、上流に戻ることにする。途中で、林道の橋を渡る道路工事のダンプにおっちゃんに、「何が釣れるの〜?」なんて声をかけられながら、さっき反応のあったポイントまで戻ってくる。水温も少し上がり、ここら辺を中心に、念入りに探ってみることにする。暫く粘っていると、やっとの事でヒット!体長は31pと小さめだが、やっぱ、ここの魚は綺麗だなぁ。結局、この1尾のみで終了。川が落ち着くにはもう1週間ぐらい必要かなぁ。

 2007年9月21日(金)/5:30〜10:30/渚滑川/のちのち/水温14.5℃/釣果:虹鱒
 なんだか先週に引き続き、道内は天候が不安定。唯一雨の予報が出ていないのがオホーツク方面なので、シーズン序盤以来の渚滑川へ行くことに。C&Rが始まってすぐに渚滑通いを始めたため、ついつい当初の8q区間に足が向いてしまうが、マンネリを打破すべく、今回は上流の6線〜9線間を攻めることにする。地図を頼りにポイントまで行くと、車で河原まで降りられるようだ。こんなに入りやすいと場荒れしてるかな。とりあえず、渚滑では沈める釣りが定番なので、前回釣れたビーズヘッドニンフを付け、ルースニングで釣り始める。しかし、どうも空模様が怪しい。釣り始めると案の定雨が。嘆いていても仕方ないので少し釣り下ってみる。しかし、一度アタリらしきものがあったのみで、反応がない。30分くらいすると、雨が上がってきたので、ここは一発気分を変えて、得意のラバーレッグのドライにチェンジ。ニンフでダメだった場所にドライを流してみる。すると、一発!ちょっといい型だな。渚滑の重い流れも相まって、なかなか良く引くぜ。あげてみると放流物だが38pのニジ(写真1)だ。楽しませてくれたので、まぁ良しとするか。しかし、よくよく考えると、一般的には沈めるフライの方が釣果はいいはずなのに、どーなのよorz。ウェットの下手さ加減にちょっと沈みながら(ウェットなだけに〜。でも、その後ニンフでも1尾釣った。)、今度は釣り上がって行く。これまで入っていた場所より起伏があって、こっちの方が私好みだな。
 上って行くうちに、段々と風が強くなってきた。しかも温風のようだ。雲もすごい勢いで押し流され、すっかり青空(写真3)。気温も急上昇だ。何でも、この時期の観測史上最高気温とのこと。札幌では31度だとか。この日はゴアのウェーダーを忘れて、ネオプレーンを履いていたため汗だくだ。その後は流れる汗を拭きつつ、釣り続け、35〜38pのニジ(写真4)を3尾ほど釣り上げて終了。しかし、放流物ばかりだった。50オーバーのワイルドレインボーを狙ってたんだけどな〜。








 2007年9月15日(土)/5:00〜10:30/空知地方T川//水温16℃/釣果:虹鱒
 天気予報では空模様が芳しくないようなので、遠出は避けT川に行くことに。案の定、道中、ポツポツと雨が降り出し、釣り始めると、激しくはないものの本格的に降り始めてきた。今回は、前回見つけた、上流部の入渓場所から、上流を狙ってみる。渓相はなかなかだが、ちょっと大きめな落ち込みなどの大場所を狙ってみても、なかなか反応がない。流れの筋と筋の間などの、ちょっとわかりにくいポイントを探って、やっと30センチ弱の虹鱒がちょこちょこ顔を出す程度だ。天候のせいかと思っていたら、上流に先行者が。このせいかな?天候も悪いし、後は釣り下りながら帰路につくことにしようと思ったら、下流からも釣り人が。更にその下流にも。何でこんな天気のこんな場所にこんなに釣り人が・・・。俺のせいか?上りはドライであまり芳しくなかったので、下りは珍しくルースニングを試してみる。フライはヒゲナガ・ピューパを意識したビーズヘッドパターン。この状況ではあまり期待できないと思っていたら、あらっ、30pくらいのニジが釣れてしまった。今回の釣行では何も得る物がないと思ったが、これは収穫かな。





 2007年8月31日(金)/15:00〜18:00/いつもの川//水温19℃/釣果:虹鱒
 宿直明けで、せっかく休みを取ったので、午後から釣りに行くことにする。どこに行こうか迷ったあげく、結局、いつもの川へ。川に着いてみると、渇水が更にひどくなっている。こんなに減っているのは初めてだ。ここ1ヶ月まともな雨が降っていないからなぁ。とりあえず、いつもの場所から釣り始めてみる。しかし、平水時ならポイントだった場所が、ことごとく干上がって、限られた場所しか攻められない。しかも、釣れるのは20〜25p位の虹鱒ばかり。結局、いつものコースで釣り下り7尾ほど釣ったが、満足するサイズは出ず、気がつくとすっかり日が落ちていた。ずいぶん日没も早くなってきたなぁ。真っ暗になる前に戻らなくっちゃ。戻りながらもポイントを探ろうと思ったが、すっかり暗くなりそれどころではなくなってしまい、くつろいいでいる鹿を警戒させただけで、あえなく終了。大物は何処に?

 2007年8月21日(火)/4:00〜10:00、14:00〜17:30/阿寒川/時々/水温16℃/釣果:虹鱒
 夏休み恒例の温泉泊釣行。今年は久しぶりの阿寒川。5年ぶりくらいか。暫く来ない間にC&R区間なんかできている。2泊3日の予定で真ん中を釣行日とする。もう、体力的に徹夜で釣りをするのはきついのだ。(昔は、夜中に6時間以上車を走らせ、そのまま釣りに突入していたもんだ。)しかし、昔よりも高速が延びたおかげでずいぶんと早く着くようになった。チョット早めに着いたので、明日はどこら辺に入ろうか、当たりをつけておく。その後ホテルにチェックインして夕食をとり、一人貸し切り状態で温泉に入り、早めに就寝。
 翌日、早朝から狙った場所に入り釣り始めるが、さっぱりダメ。漁協におじさんに、「ここは餌釣りOKだから、もっと上流行かないと。」と言われ、車で上流に向かう。しかし、平日だというのにあちこちに人が入っている。本当は温泉跡に入りたかったが、近くに漁協管理の駐車場ができて、数台、車が停まっている。こりゃだめだと思い探していると、雄観橋付近は人がいないようだ。ここから釣りあがってみることにする。暫く歩くと幾つかの流れが集まる場所に出る。中々良さそうなので、アタックしてみるがさっぱり。人がたくさん入っているので、誰でも目に付きそうなポイントはダメなのかなと思い、今度は対岸の小さな流れ込み(写真1)にカディスを流してみる。すると突然、ガバッと魚が出てきた。アワセに失敗し、その後何度か流してみるがさっぱり出てこない。こんな時は、あの必殺フライだ。ラバーレッグのでかいフライに付け替え、再度流してみると一発でヒット!おおっ、割とデカイ。珍しくこの日はネットを持っていたので、それを取ろうとしたがなかなか取れない。そんなことをしているうちに、木の下に潜られ、あっという間にラインブレイク。あ〜、もう!慣れない事するからだな。がっくし。その後はさっぱりなので、橋まで戻り、そのちょっと下流でフライを流してみると、すぐにヒット!しかし、すぐにばらしてしまった。またか!もうだめかも・・・。でも、橋の下流の方が流れが良さそうなので、イブニングに攻めてみよう。何かケチが付いたので、ちょっと早いが午前中は終了。ホテルで昼飯食ってお昼寝たーいむzzz。
 1時間ほど昼寝をしてから、ポイントを押さえるため、チョット早めに動き出す。雄観橋から少し下ったところで、やっとの事で本日の1尾目をゲット。30p弱の虹鱒だ(写真2)。ボウズも覚悟していたので、ひとまず胸をなで下ろす。どうも、流れの筋に魚が着いているようなので、そこを重点的に攻めることにする。今度は10mくらい下って、何の変哲もない直線の筋を攻めてみる。するといきなりヒット。これはチョット大きい。ロッドが柔らかいので、なかなか寄せられない。疲れさせようと魚を泳がせていると、進行方向に倒木が沈んでいるのが目に入る。しまった!と思ったときにはもう手遅れ。木の下に潜られプッツリ。またかよー!もう頭にきた。ティペットを4Xから3Xに変えてやる。#3ロッドに3X。アンバランスだが、背に腹は代えられない。ティペットを付け替え、さっきのところから、流心を流しながら少しずつ下っていくと、30p前後のニジがまたヒット。更に続けて流していくと、またまた、魚がヒットした。おおっ。さっき逃したのと同じくらいの引きだ。重い〜。いくらロッドを立てても全く寄らない。3度も失敗しているので、慎重に魚を泳がせ疲れを待つ。10分近く経ち、魚も疲れてきたようなので、手元に引き寄せランディング。ふー、疲れた。どんな奴かと思ったら、44pのでっぷりとした虹鱒(写真4,5)。一応面目は立ったかな。放流物だったので素直に喜べないけど、楽しませてくれたし、良しとするか。その後3、4尾30p程度の虹鱒を釣り、日没サスペンデッド。
 なんだかんだ言って、盛夏にこれだけ魚がヒットするのだから、昔に比べて魚影は濃くなってるね。これまで夏休み中はさんざんだったので、今年は成功かな?などと思いながら、またまた貸し切り状態の温泉につかる。あっつ〜!!(翌日に続く)











 2007年8月22日(水)/15:00〜18:00/尻別川//水温15℃/釣果:なし
 ちょっと早くに目が覚めてしまったので、経費削減のため、散歩がてらコンビニに朝飯を買いに行く。ホテルの食事は高いのだ(素泊まりだった。)。食事を終え、ホテルのロビーで、何故かここでしか売っていない旭川のお菓子「真冬日U」を買いチェックアウト。途中、土産物屋で職場へのお土産と自分用の「まりもっこり」ストラップを買い阿寒を後にする。今日の予定は、千歳川でイブニング。平日の空いているときに人気河川を攻めてみたいのだ。千歳に着いたのがちょうどお昼。コンビニ弁当を青葉公園の高速下で食い、釣りを始めようかと思ったが、人が入っている。違う場所を探そうと思い、あちこち回るが人が多い。平日とはいえ、夏休み時期はやっぱ混んでるな。そうこうしているうちに良さげな場所を見つけたのだが、車を停めたとたん、でかいブヨがうようよ。すっかり怖じ気づき、ここを諦める。仕方なく、支笏湖方面に向かうが、この時期の支笏湖ではつらい。そこで、入ったことのない尻別川の上流部へ行くことに。ここも人気河川だけあって人が入っている。何とか、人のいないところを見つけ、いざ川へ。水温も低く、なかなか良さそうな流れだ。しかし、反応がない。時折、小さなうぐいっぽいアタリはあるものの、まともな反応がない。何故?こないだ入ったラフティングコースでさえ山女が釣れたというのに。人気の場所だけに、抜かれちゃってるのかな。全然ダメだ。だんだんと疲れもたまってきたので、夏休み釣行もこれにて終了。今日は久しぶりのボウズだなぁ。

 2007年8月18日(土)/14:00〜17:30/空知地方T川//水温19℃/釣果:虹鱒
 夏休みの初日。時間もあることだし、行ったことのない川を探索しようと思い、早朝から留萌方面の川に行ってみる。しかし、何カ所か回ってみたが、心惹かれる川が見あたらず、すごすごと家に戻る。仕方がないので、いったん家に戻り、仮眠をとってから、T川でのイブニングをねらうことにする。いつもの場所から川に入り、釣り始めると早速ヒット。しかし、20p程度の虹鱒。その後2,3尾釣れたがみんな同サイズなので、前回良い思いをした上流部に行って釣り始める。が、しかし、さっぱり反応がない。先行者がいたのか、水温が高いせいか全くダメだ。結局、全く釣れずに終了。あたりをよく見ると、この上流部まで林道が来ており、入渓が可能みたいだ。林道に出るとたき火の後がある。やはり、先行者がいたのか。でも、ここから入れるなら、もっと上流部も探れそうだな。今度は更に上を探索してみよう。

 2007年8月11日(土)/5:00〜10:00/尻別川/時々/水温15℃/釣果:山女、雨鱒
 先週に引き続き天候が不安定。どこに行こうか迷ったあげく、今週は出張で木曜日から札幌にいたこともあって、札幌から近いへ尻別へ。京極のあたりがいいという情報があったので、ふきだし公園の下流、ラフティング用に整備してある駐車場に車を停め、そこから川に入る。下流だとラフティングが来ると思ったので、上流に釣り上がる。大きめな石が点在していて、割と良さそう。水温もこの時期にしてはずいぶん低い。前日の雨のせいか、はたまた、上流の吹き出し公園の冷たい水が流れているのか?とにかく、割と条件は良い。それになんか小さい魚がライズしている。うぐいかな?と思いつつ、とりあえずポイントらしき所を探っていくと、アタックしてきた。しかし、大きなフライを付けているので、咥えられないみたいだ。そのうちなんとか1尾がヒット。しかし小さい。うぐいかと思ったら、あら、20p弱の山女だ。山女は今年初なので、ちょっとうれしい。また、釣り上がっていくと、今度は同サイズの雨鱒がヒット。その後は手のひらサイズの山女がスレでかかる。うーん、こんなサイズしかいないのかなぁ、と思いつつ、さらに釣り上がっていくと広いプールにでた。ここはあまり流れがなく、ちょっとポイントらしき所が見あたらないので、その上まで川の中をずんずん突き進む。しかし、どんどんと深くなり、水が胸の辺りまで来そうだったので、仕方なく引き返す。引き返しがてら、先程攻めたポイントを今度はダウンストリームで流してみると、また魚がヒットした。今度はちょっと大きめ。よく引くぞ。大きいうぐいかなと思って寄せてみると、山女じゃないか(写真1,2)。しかも、そこそこの型だ。26〜7pってとこか。久しぶりにこのサイズの山女を釣って満足。更に釣り下ろうと思ったが、ラフティングの集団が大量に押し寄せてきたので、ちょっと早いがこれにて閉店。しかし、まぁまぁの山女が釣れたので良しとしよう。





 2007年8月4日(土)/7:00〜11:00/いつもの川/一時/水温19.5℃/釣果:虹鱒
 週末は天候が不安定で、台風も近づいているというので、安全策で近場の美瑛川の支流に行くことにする。朝起きると、やっぱり雨。しかし、釣りができないほどじゃないので、とりあえず出発。しかし、目星を付けていた場所はポイント的に今ひとつ。辺りをぐるぐる回ったが、いい場所がないので、結局いつもの川へ。雨は降っていたが、小雨だったので気にせずスタート。しかし、前回よりも渇水が進み、更に水温も20度近く。とても厳しい。時間もいつもより押していたため、大場所のみを攻めながら釣り下っていったが、虹鱒20p程度が2尾と32〜3pが1尾、でかいう○いが1尾だった。さすがにもうちょっと水位が上がってくれないとちょっときついな。最後に、すっかり干上がってきている滝ポイントの、泥水で濁った場所でライズがあったので、フライを投げ込んでみたら、いきなりヒット。何か大きそうだと思ったら、フックがはずれてしまった。あれは何だったんだろう?(うぐいっぽいけど・・・。)最近、大物っぽいのを逃がすことが多いなぁ。ちょっとたるんどる。引き締めないと。

 2007年7月27日(金)/5:00〜11:30/空知地方T川//水温16℃/釣果:虹鱒
 昨年開拓したT川に行く。ここもいつもの川と同様、初めてきたときに何か感じるものがあったのだ。昨年来たときは、チョット水量が多くて、遡行に抵抗があったため、あまり上流部に行かなかった。どうしても上流部が気になり、今年は全道的に渇水で遡行も楽だろうと思い、渇水状態を逆手にとった作戦で再チャレンジ。まずは、昨年2回の釣行で、2回ともヒットしたポイント(写真上2)でカディスを流してみる。すると、いきなりヒット!昨年は20p台しかつれなかったが、こいつは明らかにそんなサイズではない。スローアクションの#3ロッドを使用しているため、バッド付近から曲げられる。ジャンプされまくりだったが、何とかキャッチすると中々いい型のニジ(写真1)。うわー、こいつめちゃくちゃカッコいい。顔が尖って体高があり、胴回りが太い。サイズを測ってみると34p。あれ。こんなもん?そのスタイルのせいか、もっと大きく感じられる。思わず何度も計り直してしまった。サイズは平凡だがあまりのかっこよさに満足し、昨年の上限だった護岸ブロックポイントへ向かう。途中では、20p台のニジがちょこちょこ顔を出してくれた。ポイントに到着し、昨年2度も失敗している同じところからキャスト。すると、一発で出てきた。よし、今回はフッキングしたぞ!と思ったら、あっさりとフックオフ。3度目の正直とは行かなかった。
 まあまあ、ここまでは準備運動。ここから上流が本番さ。案の定、水が少ないため楽々渡河できる。狙いどおり。しかし、ここはトンボが多いな。油断してると、体やロッドにトンボがまとわりついている。これも捕食対象になっているのだろうか? 暫く行くと、ちょっとした淵があり、25〜6pのニジがヒット。また、暫く行くと今度はちょっとした落ち込みとプール(写真3)があり、ここではライズも見られ、30p前後の魚がヒット(写真4)。更に暫く行くと、またまた落ち込みとプール。ここでも同様のサイズを数尾ゲット。いやはや、上流はずいぶん魚影が濃いぞ。ちょっとビックリ。100m間隔ぐらいでポイントが点在し、ここだと思うところには確実に魚がついている。サイズこそ30前後がアベレージのようだが、スタイルはいいし、引きが強いので十分満足。次はどんな感じだろうと、ワクワクする。新しい場所に入った時の、このワクワク感がいいんだよね。途中、珍しくタヌキに遭遇したりしながら、ずんずんと釣り上がって行く。すると、またよだれもんのポイントが。落ち込みと小川の合流点の複合技だ(写真5)。よく見てみると、複数の魚がライズしている。カディスを流してみたが、いまいち反応が良くないようなので、ここでとっておきのいつものラバーレッグパターンにチェンジ。流心を流すと一発!速い流れの中にいただけあって良く引く魚だ(写真6)。あげてみると30pちょい。更に同じサイズの魚をもう1尾ゲット。いやー楽しいねぇ。
 気がつくと、厳しい日差しが照りつけ、気温も急上昇。全身汗だくだ。手持ちのお茶も底をつき、このままでは脱水症状になってしまうので、名残惜しいが下ることにする。下りながら、さっき攻めた場所で、また30p位のニジを釣り、これで打ち止め。またまた二桁到達かな。いやぁ、ここはいい川だなぁ。懐が深いし、水は綺麗だし。よし、ここを第3のカーティス・クリークとする。というわけで名前は伏せさせていただきます。(昨年の日記を読んだ人にはわかっちゃうかも。)探せばあるもんだね、こういう川。











 2007年7月21日(土)/5:00〜11:00/いつもの川/時々/水温18.5℃/釣果:虹鱒
 なんか天候が不安定なので、実績のあるいつもの川へ。現場は時折霧雨が降る程度で、かえって釣りにはいいくらい。しかし、ひどい渇水状態だ。この川に通い始めてから一番かもしれない。渇水のため、ポイントも絞られてしまっているので、一つ一つこまめに探っていく。すると、どうでしょう。結構魚が反応してくるんだよね。人が多く入っていて普段は魚がいないような場所でも、あちこちで魚が反応してくる。しかし、やはり魚のサイズが小さい。ほとんどが30pあるかないかってとこ。いつものコースをたどって、結局、最高は32p。数はまた二桁だったんだけどね。そういえば、このポイントを見つけたときも同じような感じだった。大きいのは上流にでも逃げ込んだかなぁ。

 2007年7月14日(土)/4:30〜10:30/石狩川支流A川//水温12℃/釣果:虹鱒、雨鱒
 3連休なので、ちょっと遠出して天塩川でもと思っていたが、まだ情報が足りなくてどこに入ったらいいのかわからないので、近所の川を探検することにする。職場の人から薦められて、石狩川の支流へ。家から40〜50分位の小さな川で、大きくはないが魚はいるみたいだし、遡行しやすいとのことなので、#3のライトタックルでアタックする。ティペットも5X位でいいだろう。いつもの川なら、念のためちょっと太めを選択するところだが、ちょっと迷ったあげくこのサイズに。しかし、この選択が、後にあんな悲劇を招くことになろうとは・・・。川に入って、すぐに魚の反応があった。ポイントだらけといった川ではないが、魚は教科書どおりの場所に付いており、ライズはないがドライフライにアタックしてくる。しかし、サイズは20〜25p位。体高があって、サイズの割には良く引くがイマイチ物足りない。2時間くらい釣っていると、ちょっとした落ち込み(写真中上)に出た。フライを落とすと、すぐに魚の反応が。数尾が付いているようなので、ここで粘って最後にするか、という気持ちでキャストを繰り返す。何度かアタックがあったが掛けられず、そうすると暫く出てこない。ちょっと意地になって、同じ場所にキャスティングを繰り返す。20分近くたっただろうか、数十回目のキャスト。これはいい感じで流せているぞ〜と思った瞬間、これまでとは明らかに違う、巨大なピンクの魚体がフライをひったくっていった!えーっ!こんなサイズ想定外だよ。アップで狙っていたためラインが手前に流され、すぐにテンションをかけられない。あわててラインをたぐりよせ、テンションを掛けた瞬間、ジャンプ一発でラインブレイク。ちくしょー!またしても、同じような失敗を繰り返してしまった。がっくし。あまりのショックで急にお腹がーっ(>_<)・・・・・・(~o~)。その後、何故か体も軽くなり(^_^;)、すっかり闘争本能に火がついて、更に上流に向かって釣り上がる。しかし、サイズはこれまで釣ったのと似たり寄ったり。それでも何とか30p位の虹鱒を釣り上げ、雨鱒が出てきたところで終了。気がつくと6時間ぶっ続けで、結構な距離を釣り上がってきてしまった。結構入りやすい川なのに、そこそこ魚がいて、初心者向きな川だね。運が良ければ、主みたいなのに当たるかもしれないし・・・。また、行ってみようかなぁ。





 2007年7月7日(土)/5:00〜11:00/いつもの川//水温15℃/釣果:虹鱒、○ぐい
 中3週間あけたので、いつもの川の様子を見に行く。そろそろ渇水と水温上昇が始まってくるので、厳しい戦いが予想される。早速現場に入ると、水温の方は大丈夫そうだが、案の定、水が非常に少ない。いつもこの川に来ると実績のあるポイントばかり探っているが、そのポイントも干上がってしまっている所が多そうなので、今回は細かいポイントも丹念に探っていくことにする。いつもは素通りする小さなポイントを探ってみるといきなりヒット。・・・と思ったら、奴だ!えーと、これは内緒にしといて、いつもの滝のポイントの手前、ウェットで何尾かあげたことのある場所で、ドライを流してみる。ちょっとよそ見をしていたら、なんかラインが張っている。アワセてみると、うおっと、かかってる。しかも、久しぶりの重量感。畜生、ヒットの瞬間見逃した!4回、5回とジャンプを繰り返す元気な奴だ。相手が疲れるまでいなして、浅場まで引き寄せる。40pジャストのニジ(写真1)だ。威張れるサイズじゃないが、さい先いいぞ。その後も、細かく攻めていくと、出てくる出てくる。が、小さい。20p程度のサイズばかり。気がつくと2ケタに到達していた。この川で小さいニジをこんなに釣ったことがないので、逆にとても珍しい。世代交代してるのかな?何にしても魚が多くいるのは良いことだ。気がつくと、快晴の下、6時間も釣りしていたので、腕や首筋が日焼けで真っ赤だ。あまり、場所を荒らすのも良くないので、これにて納竿。



 2007年6月29日(金)/5:30〜10:00/渚滑川/時々/水温16℃/釣果:うぐ○
 そうだ渚滑へ行こう。・・・ということで休みをとって渚滑川へ行くことに。しかし、前日から雲行きが怪しく、現場は霧雨が降ったりやんだり。しかも、気温が低い!この時期に13度しかない。前日までは25度以上の中に身を置いていたのに、とても体がついて行かない。その上、霧雨で濡れるため、手が痺れて動かない。せっかく休んだのに最悪の状況だ。それでもがんばって、珍しくウェットを流し続けたが、さっぱりダメ。あきらめて帰ろうと思ったら、バシャバシャとライズが。う〜ん、これは例の奴等じゃないのか?とは思ったが、見過ごすわけにもいかず、ドライに付け替えしばらく粘ってみる。しかし、中々フライに反応しない。フライをとっかえひっかえ、チャレンジしているうちに何とかヒット。しかし、予想通りあいつでした。がっかり。手も麻痺してきたので、これで終了。
 追伸。旭川から滝上までの道中で、遂に私も野生の熊と初遭遇!(サクルーのあたり。)運転中、道路を横切っていきました。ここら辺で釣りや山菜採りをする人は気をつけて!

 2007年6月23日(土)/5:00〜11:00/支笏湖、オロウェン尻別川/時々/水温:14℃/釣果:なし
 最近はガソリン代がバカにならず、その上燃費の悪い車に乗っているので、遠出は控えて、支笏湖に行くことにする。そろそろ支笏湖もいい頃合いだろう。・・・と思ったのだが、2週間前とたいして状況が変わってないではないか!どういうこと?例年ならチビアメがうるさいくらいなのに、それすら全くない。霧雨が降ったりであまり天気が良くないせいだろうか?セミの声も聞こえない。ダメそうなので、早めに見切りを付け、尻別川まで足を伸ばしてみる。しかし、主なポイントは釣り人だらけ。あちこちぐるぐる回って、支流のオロウェン尻別川に入ってみる。しかし、全く反応なし。水は綺麗なのだがダメだった。仕方がないので、これで終了。帰りに、大滝の道の駅で、青唐味噌にんにくと行者にんにく山椒漬けを買い、おにぎりときのこ汁を食べて札幌に戻る。(ある意味こっちの方が目的だったかも。)その後、整体に行き、DVDを借りて、夕食にココイチへ行く。結局、相当な距離を走ってしまった。何かハードスケジュールだったなぁ。 

 2007年6月16日(土)/5:30〜10:00/いつもの川//水温12℃/釣果:虹鱒
 本格的な釣行は今日から開始といっても過言ではない。ドキドキしながらいつもの川へ。何故かというと、道路工事の影響か、昨年は初っぱな以外は全くダメだったからだ。今週、旭川は概ね快晴だったが、時折スコールのような大雨が降ったりしたため川の状況を心配したが、2週間前の濁流が嘘のようにグッドな状況だ。入川する場所が限られているため、いつものポイントより上流から入って釣り下る。まず、一つめのポイントである、滝のある場所で試してみる。昨年はここでは全く反応がなかったが、今年は開始早々、ファーストヒット。サイズこそ30pそこそこだったが、丸々とした虹鱒(写真1)。これで、なんとか一安心。今年も魚が居てくれた。その後支流との合流点の第2ポイントで数尾、そこから更に釣り下って数尾がヒット。(サイズは全て30弱位だが・・・。)最後に、私の最も信頼するポイントで、この日最大の34pの虹鱒(写真3)をキャッチ。結局、この日は9打数6安打2塁打1本って感じ。いつもなら、数が釣れても、サイズが悪けりゃ満足できないのだが、川の状況が心配だったので、そこそこの数がヒットしてくれたことが嬉しかった。サイズを狙うのは次の機会に。





 2007年6月9日(土)/5:00〜7:00/支笏湖//水温11℃/釣果:なし
 今年初の釣行。実は先週もいつもの川に行ってみたのだが、寝坊したうえ、川は増水しておりとても釣りができる状態ではなかったのだ。1週間程度では川の状態は落ち着かないだろうということで、支笏湖へ。6月に入ってからというもの、旭川はずーっと夏日が続き、真夏のような暑さだったので、支笏湖もいい時期だろうと思ったのだが、道中、霧雨が降っており気温も15度くらいしかない。虫もあまり飛んでないし、ちびあめ達の活性も低く、しかも湖は満水状態で、自ずと水の中に立ち込んでの釣りになるのだが、旭川でのうだるような暑さに慣れていたため、ゴアのウェーダーをはいてしまい、10分も水の中にいると寒くて寒くて・・・。釣りにならんかった。

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